Wordpressテーマ変更後作業中 まだまだ修正箇所がいっぱい

「有翡」作品情報、主な登場人物、あらすじ感想一覧 全51話(完)

当ページのリンクには広告が含まれています。
有翡
目次

所感

とにかく、へらへら笑っている王一博が見たぁいっ!
見始めたのは、これが一番大きな動機でした。
役柄のせいもあって、イボくんが笑っているところって余り見ない気がして。「天天向上」見るといっぱい笑ってますけどね。
で、U-NEXTでポイント視聴ではなくなるのを待っていました。分割で解放になっていて、2023年3月現在40話まで、最終話までポイントいらなくなるのは、2023年4月5日予定のようです。

「有翡」視聴はこちらから(U-NEXT) 23.3.27現在のリンクですU-NEXT

U-NEXTU-NEXT

有翡
画像出典 百度百科

まず序盤、王一博演じる謝允(しゃいん)、いーっぱいへらへらへらへらしてます。
それだけで目的は果たしたようなもの。ふふ。

お話そのものもね、悪くはないのです。役者さんたちもみんな、いいのです。
ただ、途中、20話台くらいかなあ、ちょっとテンポが悪くて中だるみ気味に感じました。
遅々として進まずなんだよね、その辺り。

大変だっ、急がないとっ!って言いながら、ずっとタラダラ宿屋にいたり、敵に追われて逃げているのに、立ち止まって延々と会話を続けていたりっていうのが、ちょいと気になって。
これは脚本なんでしょうね。もちょっとなんとかならなかったのか。
ったく、アンタ達、ぐずぐすしとらんと、はよ行けや!と何度思ったことか。
周翡(しゅうひ)自身が、逃げるより戦いたいってわざと残って、襲われるの待ってたなんてこともあったけど。

ちょっと調べたら、脚本にクレジットされてる名前がたっくさんありました。若い脚本家を育てようと関わらせたのか、なかなか上手いこといかずに、いろんな人の手を入れたのか分かりませんが。そのせいなのか?

お話前半は、周翡のRPGみたいな感じでした。
偉大な祖父の恩恵を受けて、いろんな人に出会って、どんどん力をつけていきます。
中盤は、謝允の秘密、後半は宿敵との戦い。
ベースにあるのは海天一色(かいてんいっしき)という、前朝の秘宝の謎とその奪い合い。

カップルは複数できるんですけど、恋愛模様はさほど印象に残らず。というか、自然で爽やかに描かれています。
謝允は最初から周翡のことを気に入っちゃって、水草の精♪なんて言ってるんだけど、口の上手い軽いタイプなのでサラッとしてるし、周翡も侠女って言われるくらい、そっち方面に振り切っているのでベタベタしてないし。私自身はそのほうが好みなので、丁度良かったです。
むしろ最初は、年齢的に子供ってこともあったのでしょうが、おいおいってくらいに周翡がつっけんどん(笑)後半、自分の気持ちを認識してからは和らいでいくので、それも変化のひとつでしょうか。

だからか、周翡に横恋慕する2人の視線が粘っこく感じちゃってさー。それぞれ、めんどくさい子と可哀そうな子なんですけどねぇ。
そもそもあの第三王子ってなんなのさっ!←嫌いらしい(^m^)

全体的には、若者の成長譚ですよね。
特に顕著だったのは、周翡の従兄の李晟(りせい)。最初は、うっわ、コイツ、めんどくさっ!と思ったんですけど、気付けば、なかなか頼りになるヤツになってました。

李晟の妹の李妍(りけん)も、よくいる引っ掻き回しお騒がせキャラなので、キャンキャンしてる我儘娘の登場人物が嫌いな私、最初は、地雷がいたかーと思ったんですよ。主人公じゃないから我慢できるけど。でも後半は、なんだかんだと彼女なりに頑張るのが、微笑ましくなりました。変わらずやらかしますけどね(^m^)

大人しいお嬢さまだった呉楚楚(ごそそ)も、もともと聡明な子だったと思うのですが、守られているばかりではダメだと気付いて、自分ができることを探して見つけて、周囲の役に立っていきます。ただ弟関連は、ちょっとあっさりし過ぎてたかもね。でもこれも脚本。

こういうところは、素直にほっこりしましたねえ。
みんな、周囲と自分を比べなくなって、自身の強みを見つけてそこを伸ばしていけるようになって、成長していきます。これってドラマだけじゃなくて、普通に生活している私達にとっても大事なことなんだけど、なかなかそう舵を切るのは難しいところだったりしますよね。隣の芝生は青いからね。

王一博演じる謝允は、しばらく謎の軽巧男、体も身軽、言葉も軽いって人なんですが、訳アリ過ぎる出自と境遇で、それをなんとか隠そうとしています。徐々にバレていくんですけど、かなり重いものを背負ってるんですよね。そしてそのせいで戦えない。ヒロインを盾にして後ろに隠れるヒーローっていう、なかなか斬新な姿(笑)
でも前半は、王一博のヘラヘラ、充分堪能させて頂きました♪
謝允がニッと笑ったりする場面で、なんだろうこの顎のラインはっ、みたいに見てたよ。
きゅうっと細いんですよねえ、以前どこかの絵師さんが、完璧な骨格って言ってらしたんですけど、本当にこの人は、骨の形からキレイなんでしょうねえ、羨ましい…
後半寝込んじゃうのは、きっとハラハラするところなんだと思うんですが、これ絶対大丈夫だろ、って思って見てたピュアじゃない大人なので、すいません、そこは全然ハラハラせずに。顔に「王八」って描かれるスッポンの落書きはどこだ?まだか?みたいな。可愛いのよ、あれ(^m^)

趙麗穎(チャオイーリン)は、王一博よりも10才くらい年上で、このドラマの周翡は多分10代半ば。この方、かなり童顔ではありますけど、やっぱり時々ね、うーん、女30代って、こういうところに出るのよねえ…と思っちゃってだね、ごめんね、頑張って脳内変換はしたんだよ、したんだけどもさ。
瞼に出るのよ、二重の上に入る線。元々年関係なく三重気味の人もいますけど、この方の場合は、年齢でしょうねえ、写真だと手を加えられるでしょうが、動画だとそこは誤魔化せない訳ですわ。それさえなければなあ。撮影時は出産直後だったみたいなので、余計に出ちゃってたのかもしれませんね。

他の登場人物もなかなか魅力的でした。
魚老じいちゃんは着ぐるみみたいな可愛さがあったし、ちょっとアホだけど楊瑾(ようきん)もいい味出てましたし、どこからどう見ても胡散臭い応何従(おうかしょう)も面白かったし、この2人の「李妍被害者の会」みたいな妙なコンビ感も良かったです。
周翡の祖父の李徵(りちょう)はやたらカッコいいし、段九娘(だんきゅうじょう)役は「三国志 Secret of Three Kingdoms」の任紅昌をされていた董璇(ドンシュアン)さんで、李徵役の胡兵(フービン)さんと並ぶと、あら、郭嘉と任紅昌風味?みたいでね。お似合い。このドラマでは、娘ほども若い段九娘が李徵に惚れちゃって追いかけ回し、李徵は上手いこといなすんだけどって流れなんですけど、結局のところ、段九娘を救って自分が命を落とすという、何も知らずに残された段九娘はどれだけ後悔するだろうか、そりゃ、忘れろったって無理、みたいなお話になってます。

殷沛(いんはい)はなー、しょーもないヤツなんですが、悲哀を感じるところもあったりして。何よりこの方の口元が気になって気になって。すんごく特徴ありますよね。この人、目元隠す仮面してても口元で一発でバレると思うのよ。キミ、隠すとこ違うと思うのよ。
あと地煞山荘(ちさつさんそう)のみなさんがね、ヒゲを三つ編みにしてたりするんですよ。キモカワ可笑しいんで、ぜひ見つけてください(^m^)

そういえば、邦題は「有翡 -Legend of Love-」となっているんですが、本国での英文タイトルは「The Legend of Fei」こっちのが良くない?LOVEつけなくてよくない?
名前も「周翡(しゅうひ)」なので「翡(ひ)よ」って呼びかけが多いんですが、フェイちゃんのが良くない?中国語では「阿翡(アフェイ)」ってみんな呼んでるんだからさ。

実はこれを書いている時点ではまだ、ラストまで見ていません。
どう終結するのか、楽しみです♪

作品概要

  • 制作 中国 2020年発表 全51話
  • 原題 有翡/The Legend of Fei
  • 原作 Priest 「有匪」
  • 監督 呉錦源(ウージンユアン)「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」

あらすじ

時は南北朝時代。江湖で孤高の地位を保つ門派「四十八寨」の当主の娘・周翡は、義侠心に溢れる性格で刀術「破雪刀」の継承者。ある日、彼女は寨の固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。彼の届けた文により、周翡の父親は山を下り離れ離れになってしまう。修練を続け成果を認められた周翡は、任務のために下山した先で謝允と再会。そんな中、宿敵の地煞山荘が民を苦しめている現実を目の当たりにし、彼らを倒すため謝允と行動を共にすることに。道中で武術の達人たちと出会い成長しながら、襲いくる様々な敵に立ち向かい、2人の距離は次第に近づいていくがー

 (C) 2020 Shanghai Fanstory Works. All Rights Reserved.
NBCユニバーサル アジア
-スポンサーリンク-

メインの登場人物とキャスト

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.

周翡(しゅうひ) / 趙麗穎(チャオイーリン)

四十八寨(しじゅうはちさい)当主、李瑾容(りきんよう)の娘。寨の中で守られながら、修行を続けて来たが、父親の周以棠(しゅういとう)が四十八寨を離れることをきっかけに山を下り、世間を知ることになる。正義感も気も強く、武芸の才能に溢れ、様々な困難を乗り越えて更に強くなっていく。母から破雪刀を伝授された南刀の継承者。
めっちゃ刀を折る子。力と技に刀の強度が追い付かないのか、使い方がまだ未熟なのかは分からないが、こりゃ何本あっても足りないぞと思わされる。最終的に、とある秘術を使った謝允の打った刀に落ち着く。

趙麗穎(チャオイーリン)
1987年10月16日生まれ 中華人民共和国 江西省廊坊市出身 165cm
「楚喬伝 〜いばらに咲く花〜」「明蘭 〜才媛の春〜」
weibo

謝允(しゃいん)、蕭川(しょうせん) / 王一博(ワンイーボー)

口も身も軽い、謎の軽巧使い。出自と境遇に大きな秘密を抱えているが、序盤から周翡のことが気に入り、助けたり助けられたりしながら、共に運命に立ち向かっていく。訳あって、内力を使って戦うことができず、戦力にはならないものの、元々は推雲掌(すいうんしょう)という技の使い手。
頭が切れ、千載憂(せんざいのうれい)というペンネームで詩や脚本を書き、絵も描け、刀鍛冶もできる多才な人。後に、全ては生き延びるために、様々な経験を重ねてきたからだと分かるが、この若さで出来すぎ感。

王一博(ワンイーボー)
1997年8月5日生まれ 中華人民共和国 洛陽市出身 180cm
「陳情令」「風起洛陽〜神都に翔ける蒼き炎〜」「無名」「熱烈」
weibo Instagram

その他の登場人物

有翡も、どこそこの誰それという派閥と人物が入り乱れます。
ざっくりと纏めていきます。今後も追加整理ありです。

四十八寨(しじゅうはちさい)

  • 李徵(りちょう) 故人
    四十八寨の創立者。南刀の使い手。周翡の祖父。
    武芸、人格共に秀でていたため、あちこちに李徵に恩を感じる人々がいる。
  • 李瑾容(りきんよう)
    四十八寨の現当主。李徵の娘。周翡の母。当主としての重責により、特に周翡に対して非常に厳しい。
  • 周以棠(しゅういとう) 甘棠公(かんとうこう)
    李瑾容の夫。周翡の父。安平軍時代、訳あって力を廃した。王麟(おうりん)の遺志により、安平軍を率いるために軍に戻る。
  • 李晟(りせい)
    周翡の従兄。李瑾容の亡くなった弟の子。次期四十八寨の当主と目されているが、武芸では周翡に全く及ばず、そのため序盤では腐り気味で、ヒネクレたトラブルメーカーとなっている。尻ぬぐいは周翡の役目。徐々にリーダーとしての才を発揮し始める。
  • 李妍(りけん)
    李晟の妹。真面目に鍛錬するでもなく、勉強するでもなく、そのクセ、あちこちに首を突っ込みたがるちゃっかり者。兄妹共に、序盤は周翡の多大な足手纏い。
  • 魚老(ぎょろう)
    四十八寨の洗墨(せんぼく)江に作った仕掛けを守る、鳴風楼の元隠密。
  • 張晨飛(ちょうしんひ)
  • 馬吉利(ばきつり)
  • 鄧甄(とうしん)
  • 寇丹(こうたん)

地煞山荘(ちさつさんそう)

  • 大荘主 沈天庶(しんてんしょ)
    鉄製の義手をしている。元安平軍。
  • 二荘主 谷天顕(こくてんけん)
    沈天庶(しんてんしょ)の忠実な部下。元安平軍。
  • 三荘主 仇天晋(きゅうてんしん)
    野心が強く、沈天庶と仲が悪い。三つ編みヒゲ。
  • 四荘主 楚天瑜(そてんゆ)
    元宦官。
  • 五荘主 胡天瑛(こてんえい)
    元大薬谷。毒に魅せられ、人を害する毒ばかりを追求し放逐される。沈天庶の愛人。地煞山荘のため兪聞止(ゆぶんし)に協力したことで、結果見捨てられる。透骨青(とうこつせい)という最悪の毒の作成者。
  • 六荘主 童天仰(どうてんぎょう)
    隻眼。昔、海天一色(かいてんいっしき)の鍵となる腕輪を四十八寨から盗もうとし、幼い周翡に片目を潰された。三つ編みヒゲ。
  • 七荘主 陸天曠(りくてんこう)
    雪狼(せつろう)の異名を持ち、寒いところが得意。胡天瑛を崇めている。

四象山(ししょうさん)

  • 朱雀主 木小喬(ぼくしょうきょう)
    赤い人。
  • 青龍主 鄭羅生(ていらせい)
  • 玄武主 丁魁(てんかい)

霍家堡(かくかほう)

  • 大堡主 霍長風(かくちょうふう)
  • 二荘主 霍連涛(かくれんとう)

山川剣継承 殷家

  • 殷聞嵐(いんぶんらん) 故人
  • 殷沛(いんはい) / 清暉真人(せいきしんじん)
    殷聞嵐の息子だが、山川剣を継承できない理由がある。

朝廷、安平軍

  • 現王朝第三王子 陳子琛(ちんしちん)
    呑気にあちこち首を突っ込み、毎度謝允が助けねばならない、大層ハタ迷惑な王子。
    王朝のモデルは南北朝時代、南朝の「陳」ではないかと推測。前王朝は多分「梁(蕭梁)」
  • 柱国 兪聞止(ゆぶんし)
    柱国は官職名。
  • 王麟(おうりん)将軍 故人
  • 呉費(ごひ)将軍 故人
  • 呉楚楚(ごそそ)
    呉費将軍の娘。
  • 聞煜(ぶんいく)将軍

大薬谷、小薬谷、その他

  • 楊瑾(ようきん)
    小薬谷、擎雲溝(けいうんこう)の主。断雁十三刀(だんがんじゅうさんとう)の使い手。
    李妍からは、楊黒炭と呼ばれている。
  • 応何従(おうかしょう)
    大薬谷の生き残り。蛇使い。
  • 沖霄(ちゅうしょう)
    斉門(さいもん)の道長。
  • 霓裳(げいしょう)夫人
    羽衣班(ういはん)の班主。若かりし頃、李徵と殷聞嵐と懇意にしていた。
  • 段九娘(だんきゅうじょう)
    枯栄手(こえいしゅ)の使い手。
  • 紀雲沈(きうんちん)
    北刀の継承者。
  • 同明(どうめい)大師
    蓬莱(ほうらい)という孤島に住むお坊さん。幼い謝允を預かり育てた。
  • 劉有良(りゅうゆうりょう)
    海天一色の宝の守り人。
  • 朱晨(しゅしん)

ネタバレ感想一覧

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

有翡(ゆうひ) -Legend of Love- Blu-ray
     
有翡 SET1  有翡 SET2(特典disk付)  有翡 SET3  有翡 SET4(特典disk付)

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次