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有翡 第34話「奇妙な友情」あらすじとネタバレ感想

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有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
目次

あらすじ

李晟は沖霄の安否を確かめに斉門(さいもん)の迷踪林(めいそうりん)へと入った。李晟を追ってきた呉楚楚は、封無言(ほうむげん)に声をかけられ迷踪林へと案内されるが進み方が分からず、封無言は怒って去っていく。その様子を殷沛が陰からうかがっていた。火蓮を求めて雪山に登った周翡は陸天曠の攻撃と雪崩を避け、木小喬と共に洞穴にいた。腹を割って話すうちに、木小喬との間に奇妙な友情が芽生え、慎独印を渡す代わりに火蓮を摘む手助けをしてもらうことにする。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

奇門遁甲林(迷踪林っていうのね)で李晟(りせい)を見失った封無言(ほうむげん)が休んでいた茶屋に、李晟を探して、呉楚楚(ごそそ)がやって来ました。
封無言は、呉楚楚に声をかけた気色悪いナンパ野郎を追い払い、訪ね人を知っていると言います。呉楚楚に案内させようって魂胆?(笑)

それと同時に、ちょ、殷沛(いんはい)ってばっ。部下を使って、人知れず呉楚楚を守ってたー!
とは言え、呉楚楚をナンパしようとしたヤツは舌を切られちゃったらしいよ。やり方っ!
なんでここまで執着するようになっちゃったのかは分かりませんが(単に性格?)、道長に止められたのに鳳凰丹飲んじゃって、余命2年ですからねえ。悲恋でもあるんだよねえ。
ただそれまでがそれまでだけに、いまひとつ同情するところまではいかないのが残念(笑)

更に殷沛は、呉楚楚が封無言と共にどこか林に入ってったと聞いて、急いで自分も向かっちゃうよー。
見張りもついてるから大丈夫でしょって言う部下を、叱り飛ばして。

だけど呉楚楚を禁林に案内した封無言は、彼女が道案内はできないと知って、なんだよなんだよってふてくされた子供状態で、呉楚楚を置いてさっさといなくなったわよ(笑)

一方、周翡と木小喬(ぼくしょうきょう)。
木小喬は、霍長風(かくちょうふう)ゆかりの品だから、慎独印(しんどくいん)を取り戻したいみたい。
それは本心のようだけど、周翡は、海天一色の品を欲しがるアンタもその辺のやつらと一緒じゃんと。違うと言われても信じないって言う周翡に、好きにしろと木小喬。

海天一色の中にも、絶世の武芸の秘密が隠されてるって噂なんすか。ほう。
ますます「山河令」と一緒ね。原作者一緒だしねっていうか、映像化されてるこの方の作品の登場人物はみんな、いつも何かを探しています。山河令の瑠璃甲、有翡の海天一色の品、鎮魂の聖器。

木小喬は、自分には百劫手(ひゃくごうしゅ)があれば十分だと言います。他の武芸など価値はないと。
ああ、いいですね、こういう人。
周翡も、木小喬と百劫手について、今ではそれなりに情報は持ってたのね。最初は謝允に、赤い人を見たらすぐ逃げろ、とっても敵う相手じゃないからと言われて、何、赤い人?って感じだったのに。

木小喬は類まれなる資質を持った逸材だけど、若い頃はかなり残虐だったんだって。で、身に付けたのは敵も己も傷つける異端の武芸。上り坂の時はいいけど、達人だとしても下り坂に差し掛かると、その技は身を切る訳だからねえ。今やそこに、陰りが見えているのも周翡は見抜いている。
四象山(ししょうさん)の首領は巷の噂では青龍主、鄭羅生(ていらせい)だと言われてるけど?って木小喬姐さんに、あんなのたいしたことない、四象山(ししょうさん)の首領は木小喬だと言い切る周翡。

笑った木小喬は、べっぴんさん、私に取り入る気?それとも脅し?ん?って。
こういうとこ、好きなんだよなあ、木小喬姐さん。
ちなみに、姐さん役の郭鑫(グオシン)さん、百度にあった動画に、現代劇でもちょっとオネエっぽい役をされてるのがありました。お上手なワケだ。

慎独印は霍家堡(かくかほう)の物だから取り戻したいだけ、卑劣なヤツらには渡さないと再度言った姐さんの言葉を、今度は信じたらしい周翡。
お互いに認め合ってる感じがとってもよいシーンです。

外にはまだ雪狼、陸天曠(りくてんこう)がいるけどな。
火蓮の花も、まだ開花途中。これを置いて逃げはしないだろうと。
摘むタイミング、だいじょぶかいな。

呉楚楚は薄暗くなった林の中でひとり、迷っていました。
霍家堡の陣より複雑だと分かるあたり、この子も鋭い。
と、そこに、木こりに扮した殷沛が助けに(^m^)
ただの木こりだって、そんなヤツが迷踪林の中をウロついてるものかっ(笑)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
どこからどう見てもアヤシイ木こり…

だけど殷沛は、呉楚楚を李晟のいる斉門の禁所に案内して、去っていきます。
本当にただ、道案内をして黙って消えるんだよねえ。過去は過去として、健気っちゃー健気。

李晟は、仕掛けに水を注ぐと、仕掛けが回って石造りの門の扉が上がるっていう、あの場所にいました。
外で呉楚楚の声がして、にっこり招き入れるんだけど、どうやってこの林を抜けてきたのかってところ、いまひとつツッコミが足りない。斉門の跡取りのはずだった封無言なんか、どう頑張ったってたどり着かない場所なのに(^m^)
あ、でも殷沛は道案内できるんだから、単に封無言がダメダメってだけのこと?

李晟は、沖霄(ちゅうしょう)道長の無事を確かめたかったって言うんだけど、道長はそもそもここにはいなくて、滅びた大薬谷のあった場所の隠れ里にいたんだけどな。

困難は分かち合おうと約束したのに、勝手にひとりで行くなんてって拗ねる呉楚楚が可愛い。
だけどさ、ほんとドラマの中のみなさん、相手を巻き込みたくないとかって理由なんでしょうけど、関係者にいろいろと説明しなさ過ぎるよね。不要な隠し事ばっかりする(笑)

禁所の石碑の前で、殷沛と封無言が出会ってしまいました。封無言は殷沛が道長を殺したのを知っている唯一の人間。でも殷沛は木こりを通す気かな。
だけど、封無言が斉門の術を会得したよそ者は殺すと言ったので、殷沛にしてみれば、大事な呉楚楚を持ってくいけ好かない李晟だしな、こりゃ、手助けしちゃうかもな。

ここは斉門の旧跡なのに、誰もいないなんてって李晟は言ってますが、最初に道長と来た時も、誰もいなかったじゃんか。斉門はあの時ほぼ、道長と封無言しか残っていなかったのでは?
そこへ、案の定来ちゃった封無言。
道長の払子は、斉門掌門の印なんだそうで。それが欲しかっただけなん?封無言は、払子に隠された秘密までは知らないのかな?

呉楚楚を逃がし封無言と対峙した李晟は、道長は殷沛に殺されたと知らされました。
封無言の武器はでっかい筆なのね。剣と当たっても切れないってなんだ?鋼鉄製か?
そして李晟は、封無言にも勝てないんかー。
だけど、斉門の掌門になるなら、俺は殺せぬと言う李晟。道長の死が真実なら、八卦陣も遁甲術も解けるのは李晟だけだから。

でもここで李晟が放ったご先祖さまってキーワードに、封無言が反応します。
この人もこの人なりに、自分のしてきたことを悔いていたんだねえ。意外に純なとこあるんだ。
だけど、立場がありながら家業のことをバカにして真面目に修行せず、並ぶ立場の人間に嫉妬して家出した、なんて封無言の告白を聞いた李晟、自分にも覚えがあるって、共感してしまっておる(大笑)

さて、雪山のほう。
みなが血相変えて欲しがる慎独印もあっさりと人に預けてしまうほど、周翡に欲がないことを知った木小喬姐さんは、慎独印と引き換えに、周翡が火蓮を摘むのに協力すると言ってくれました。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
そんなに欲しけりゃ取ってこーいっ!で、わんわん走ったのは雪狼でしたとさ。

仲良く約束した2人のお芝居開始(笑)
洞穴の中から、戦いながら飛び出した2人。
周翡が慎独印を持っているテイで、それを渡せ、ならば自分で拾えと、小袋を崖から投げ捨てます。
うお、慎独印だ!と陸天曠が飛び降り、だいぶ下まで落ちたのね、ごろんごろんしてやっと掴んだ小袋に入っていたのは、ただの石。
周翡は、ゆったりと開いた火蓮の花を摘めたみたいよ。

で、李晟は封無言に斉門の術を伝授しておりました(笑)
サブタイの「奇妙な友情」っていうのは、周翡と木小喬だけでなく、李晟と封無言のほうもなのかな。
だけど、地頭がイマイチっぽい封無言(^m^)
李晟は刀法の才能がなく、賢くもないと思っていたけど、斉門の術は、たちまち理解できたと言います。封無言は逆だったと。人にはそれぞれ向き不向きってのがあってだなって話よね。
それでも掌門なら覚えないとって、ぽいっと払子を投げて李晟の持っていた紙を読み、頑張ってみる気の封無言。

傍らの払子に目をやった李晟は、払子の端の蓋が開いているのを見ます。
中に入っていたのは、青い水波紋。
海天一色の品がここにもと、李晟は気付きました。
封無言は海天一色の話は、聞いたこともない様子。

そこに、谷天顕(こくてんけん)が来てしまいます。呉楚楚は外の林を抜けられず、木に印をつけてウロついていたせいで、谷天顕にヒントを与えてしまった模様。
殷沛に案内されてここにたどり着いた時は夜だったのに、もう外は昼間だね。

私は巨豹(きょほう)こと、谷天顕だって、自分で二つ名言うんだ(笑)
封無言のことは、黒判官であったかって。ったく、巨豹だの黒判官だの雪狼だのと。
封無言は、違う、私は斉門の掌門だって名乗ったわ。谷天顕は沈天庶(しんてんしょ)から払子のことを聞いているので、なんとかうまいことを言って奪おうとしてます。

2人がやりとりしている隙に、李晟は呉楚楚に払子が水波紋の品だと伝えました。
谷天顕に煽られて、自分の武器、判官筆を捨てて払子で戦う封無言。
李晟は言葉で封無言にアドバイスしてたりするよ。

戦いの中で飛ばされた払子を呉楚楚が広い、谷天顕に弾き飛ばされますが、李晟が助けて逃亡。
地煞は封無言をほっぽって払子を追い、李晟は入り口の仕掛けから杯を飛ばして、石の扉を閉め、封無言共々中に谷天顕達を閉じ込めました。
ほ、封無言、どうなるー?

ああ、呉楚楚は殷沛から貰った暮雲紗(ぼうんしゃ)を着てたんですね。ここでも殷沛に守られた。
それでも谷天顕の気で吹っ飛ばされたので、重傷の模様。李晟は霓裳夫人を尋ねるつもりみたい。

零陵客舎では、李妍(りけん)があの五言律詩を暗唱してました。
そこに、あの廃寺にいた子供達の林先生が、お礼を言いに現れます。
おや、この先生、安之(あんし)って言ったわよ。四十八寨の娘さんは素晴らしい、安之が命を賭けて守る訳だって。ありゃー、林先生、謝允の師叔なんですってー。蓬莱の人だったんかー。
謝允が推雲掌(すいうんしょう)を使ったと聞いて、こりゃ毒が暴れると急いで助けに来たら、同明大師に先を越されたって。急いで蓬莱に帰ろうとしたところ、あの子供達に出会って、お世話しちゃってたんですと。いい人や。
だけど李妍は、あの詩のことを林先生に話してしまいたいのに、先生は聞いてくれないよ(笑)

周翡と木小喬が山を降りると、雪山を走れなかったあのお馬さんが、繋いだ場所で待っていてくれました。かわいい。馬は誠実だと言う木小喬もかわいい。
いずれ零陵客舎で慎独印を渡すと約束して、2人は別れます。百劫手は身を切る技、控えたほうがって言う周翡を笑い飛ばした木小喬は、私が人を信じるのはこれで最後だ、裏切るなって、微笑み合って。
でも、確か二度と会えないんじゃなかったっけ?(涙)
周翡と別れた木小喬は、ひとり、雪の上に血を吐いてました。相当きてるってことねえ。

で、多分零陵の客舎に呉楚楚を運び込んだ李晟は、そこで周翡を探していた、興南門の朱晨(しゅしん)に会います。衡陽(こうよう)の樵雲居(しょううんきょ)に引きこもったらしい羽衣班霓裳夫人のもとに、朱晨が馬車を飛ばしてくれることに。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
霓裳夫人はどこー!?

あはははは、封無言は谷天顕達と一緒に、迷踪林を彷徨っているよー。突破できない封無言に、谷天顕が分かり易く呆れてるのが可笑しい。

さて、胡天瑛(こてんえい)のところに来たのは、あら、久々ね、兪聞止(ゆぶんし)だわよ。
失敗続きの地煞とは別れるつもりみたいな兪聞止に、胡天瑛は言ったぞ。恩を仇で返すつもりか。
当時、あなたは簫川軍に大敗し、私が透骨青(とうこつせい)を用いて助け舟を出した。
そーゆーことかー。要するに、大元はコイツかよーっ(怒)

だが死んでいない。
簫川の強運も私の失敗だと?
毒の花を投げられ、凄まれて慌てる柱国(笑)

なるほどな。胡天瑛はその毒で、李徵や簫川を手にかけ、大薬谷を滅ぼした。
だから兪聞止は、海天一色を追うために手を組んだと。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
へえ、少年簫川軍にすっかり負けてたんかい、この人ぁ(^m^)

長年毒を扱い続けてきた胡天瑛は、体の調子を落としていてほぼ隠居の身。でもそれを兪聞止に煽られて、自ら動く気になったっぽいね。海天一色の中にある、沈天庶の望んでいる物だけは、アンタには渡さないからねって言いつつ。
そんなこんなも、沈天庶には報告が入ってます。会話の内容は聞き取れてないみたいだけど。

そして沈天庶の元には、胡天瑛だけでなく、雪山から失敗して戻った陸天曠と、なんとか迷踪林を抜けた谷天顕も集まってました。ぷぷっ。ホント、みんな失敗続きだわね。

童天仰からの知らせで、海天一色の守り人には沖霄道長も含まれていたと沈天庶。
劉有良(りゅうゆうりょう)が燃やしたあの地図に書かれていた図に、払子があったからね。絵だけは童天仰、思い出したからね。
沈天庶は、宝は大薬谷の周辺とあたりをつけ、谷天顕に付近を探らせることに。

沈天庶と谷天顕の会話は、ついじっと聞いてしまいますね。声、同じ人だからさー。
谷天顕の中の人、范哲琛(ファンジェチン)さんは声優さんでもあって、琅琊榜(ろうやぼう)の蒙挚(もうし)将軍の配音も担当されてます。ええ声なんだわよ♪

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さて、蓬莱。
どこにあるんだか分かりませんが、周翡、ひとりであんな小さな船でたどり着いたんかー。
ふらふらしながら入ってきた周翡を、陳俊夫が見つけてくれました。安之がうわ言で何度も呼んでいたと。
陳俊夫に火蓮の花の入った箱を預け、周翡は倒れてしまいます。お疲れさま。

洞窟の中で周翡が目覚めると、同明大師がいました。
謝允は、火蓮のお陰で命は取り止め、一旦目覚めたものの、また休息に入ったんですと。
結局お互い、意識のある状態では会えていないけど、でも謝允は周翡が命がけで自分のために火蓮の花を摘んできてくれたことも分かったでしょうし、周翡もこれでちょっと一安心。
さて、じゃ次は、朱明火尾草(しゅめいかびそう)ですねと。

それは南境にあるらしい。小薬谷に近いところ。
ツテはありますわな、楊瑾(ようきん)も応何従(おうかしょう)も、何か知っているかもしれません。
どんなに急いでも、行くだけで半月以上かかるんだそうだよ。もっと体を休めてからと言われるけど、期限があるって最初に言われてるじゃん、周翡はこのまま行っちゃいそうだよ。

と、そこに林先生が戻ってきました。
あいつは他はだけでも人を見る目はあるって、謝允のことかな。四書だの五経だの言ってますが、なんなの、今関係ないでしょって顔の周翡(笑)そしてこの人は書物には縁がない。
同明大師と林先生、陳俊夫と謝允を助けて亡くなった師叔、この4人が蓬莱の四散仙なんだそうな。
謝允の命を救うって切羽詰まってる時に、とことんマイペースなご仁だ。

沈天庶は内傷が癒えていないらしい。四十八寨を襲って、謝允に推雲掌を叩き込まれた時のヤツだな。
既にだいぶ前みたいな気がしてたけど、謝允の推雲掌の威力ってすごいのね。

次回はこの2人の関係だけでなく、もうすこし海天一色の謎が見えてきます。

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