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有翡 第38話「夜明け前」あらすじとネタバレ感想

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有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
目次

あらすじ

己の命が短いことを悟った謝允は、運を天に任せようと心に決める。謝允が周翡に贈る刀の名に選んだのは「夜明け前のかすかな光」を意味する「熹微(きび)」であった。謝允は周翡と共に蓬莱を出て、かつて過ごした建康(けんこう)へと向かう。一方、四十八寨へ戻った李晟は、殷沛を討つべく江湖(こうこ)の達人たちと手を組み、決戦に備えていた。武芸書をまとめる務めにいそしむ呉楚楚の姿を見た李瑾容は、父の遺した破雪刀(はせつとう)を書き記してほしいと呉楚楚に頼む。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

ふと傍らを見た謝允が手に取ったのは、陳師叔が残しておいた周翡の描いたスッポンの落書きでした。
師叔、とってもお上手(^m^)
ふっと笑った謝允だけど、いまひとつ体調は良くなさそうね。

三味湯は全て飲ませた…という言い方をした同明大師。
どういう意味だって陳師叔に、謝允は、私の命はあとわずかですと。
それでも、今までは歩くのが精一杯だったけど、少し力が沸いてはいる模様。
同明大師は、三味湯は命を繋ぎ、最後の力を絞り出させるのみ、消えるように死ぬことはないが、根本を治すことはできないって言うのよ。まあ、最初から延命だけって話だったかもしれないけどさあ。
この猶予期間に、解毒の方法が見つからないといけないっぽい。
がっかりする陳師叔に、謝允は、透骨青に冒されても3度も命を繋いで貰ったのは、きっと私だけ、充分満足ですって。

冗談を言い合いながら、あまり深刻にならないようにわちゃわちゃしてる2人が、哀しいけどあったかいね。
謝允は、蓬莱を出て周翡と共に旅することを決めました。
体のことは、ひとまず内緒で。どうしても持たなくなったら話すと。

眠っている周翡の元に行った謝允、筆を持って、仕返ししようとするんだけど、できませんでしたね。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
こんな悪っい顔して筆を持ったものの、結局描けずに周翡をなでなで。

謝允は、海を眺めながら、ひとりで酒瓶片手に町を彷徨っていた時のことを思い出していました。
蓬莱で透骨青を閉じ込めて貰った後、蓬莱を出ていろいろ経験してた頃のことね、大人謝允なので。
聞煜将軍に出会ってしまい、戻って指揮してくれと言われるんだけど、誰が皇帝になっても同じこと、戦をすれば民達が苦しむと、そのまま去った謝允。
でもその後、目の前で倒れた流民が、王将軍が包囲されてしまって、もうじきここも危ないと言ったのを聞き、安平軍の陣営に急ぎます。

怪我の手当てをして貰っていた将軍は、差し迫った時に、なぜここへと聞きます。
謝允は、武芸は使えなくなったけど軽功があるから、一人くらいは連れ出せると言うと、将軍は、お気持ちは感謝しますと言いつつ、仲間を置いてひとり逃げることはできないと答えます。
既に覚悟を決めていた王麟将軍は、謝允を、戦死してしまった仲間達の墓に案内します。
そこには、王麟将軍自身の墓もありました。
将軍は、苦戦となり、たくさんの仲間達を死なせてしまったのは、私が策を誤ったから、先帝とした国を守るとの約束を果たすために、最後まで戦い抜く、命を懸けると言います。
それが自分の願いでもあり、悔いはないと。

ひとつだけあった気がかりもなくなったというのは、謝允の安否だったんでしょうね。
将軍は、安平軍の令牌を出し、これを周以棠(しゅういとう)に渡し、安平軍を任せてくれと言いました。
この遺言を果たすために、謝允は四十八寨に忍び込んだって訳ですね。
これを届けて、安平曲を吹けばいいのですって、そこまで指示済でしたか。だけど、当主の李瑾容(りきんよう)を決して怒らせぬようにて。うん、そりゃ、無理だったよね…
私の名前も伏せるのです、昔の恨みに巻き込まれます。
うん、これも無理だったね(笑)
ともあれ、周翡パパは安平軍に戻ってはくれましたが。

将軍は、謝允の経脈を突き、半時動けないようにして、死出の道に向かって行きました。
にっこり笑って拱手して跪き、陛下、どうぞご無事でと言い残して。

謝允は起きている間、周翡の絵の他に、物語も書いていたんですね、白骨が主人公なんだって。気付いたら、あれ、墓の中にいないぞ?って白骨が戸惑うお話、白骨伝。なかなか面白そうです。新しい羽衣班の演目になりそうよ。
それを読んだ同明大師も、安之は聡明過ぎるって言うとりま。

その後、陳師叔の元に行った謝允は、周翡のためにまた刀を作るつもりのよう。
相変わらず、禅問答みたいな話の後、謝允はこれから作る刀に熹微(きび)という名前を考えました。夜明け前の光って意味なんだって。

2人の前では明るく振舞っていても、1人になれば覚悟を決めようと自分に言い聞かせているみたい。
私は熹微についた1粒の朝露にすぎぬ、永遠に共にいる。
覚悟は決まったらしい。悟ったらしい。

謝允は同明大師に話します。
江湖の者も普通の民もいたし、善人も悪人もいた。だけど誰1人、水波紋が何かを知らない。海天一色を隠した先達は、全てを終わらせたかったのかも。子孫を禍に巻き込ませないように。いずれにしろ、海天一色の中身は誰も知らない。

そこに、ひょっこり周翡が来ちゃった。
気付かないまま、謝允は続けてしまいました。
私は三味湯を飲み終えた、余命は1年ほど?
大師は、長くて1年だ、内功を使ってはならぬと。

周翡は驚いていなくなっちゃうんだけど、その後、謝允は、周翡に自分の故郷の建康を見せてやりたいって言うんだよね。約束したもんね。今、行かないともう機会がないって。

周翡には内緒にしていたい謝允と、知ってしまっても黙っている周翡は、共に蓬莱を出立しました。

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さて、四十八寨。戻っていた李妍(りけん)と李晟(りせい)。
李晟は、柳家荘の荘主の母の誕生祝いの招待状を持っていました。李妍も行きたい行きたいとしつこい。
こりゃ、忍び込んでもついてっちゃうかもねえ。

呉楚楚(ごそそ)は、毎日籠って武術書を調べていたみたい。この子には内容をまとめ、記して残すという才能があります。
そこに、めっちゃ笑顔の李瑾容が来て、呉楚楚がまとめた文書を良くできていると褒めてくれました。
呉楚楚も自分にも役に立てることがあると気付いて、嬉しそう。
李瑾容は、李徵(りちょう)の残した破雪刀の話をします。李徵が会得したのは九式のうちの「無鋒(むほう)」だけ、だから書物がなく、自分も見よう見真似で学んだだけ、だからそれを呉楚楚にまとめて貰いたいと。
喜ぶ呉楚楚ですが、ちょっと山を降りて柳家荘に武芸を学びに行く予定なんだって。李晟と一緒にいくんだね。なので、少し待ってくださいと言います。快く了承してくれる李瑾容。
この母もさあ、この半分でもいいから、周翡にも笑顔を見せてくれたらいいのにねえ。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
だけど、いつも仏頂面だったこの人がこれだけ笑うと、まさかフラグか?となあ…

そこに李晟。李瑾容とばったり。
李瑾容は、李晟と呉楚楚を応援してくれている模様。大切にしなさいだって。嬉しそうな李晟です。
本当に、この母もさあ…二度目(笑)

李瑾容は李晟を部屋に呼び、殷沛討伐の覚悟を確かめます。
そこでようやく、周翡のことを尋ねる母。李晟は謝允と蓬莱にいるのではないかと言います。
李瑾容は、あなた達も自分で江湖を渡る年だと。やっと一人前扱いして貰えたねえ。

ひとりで思い出して、にまにましていた呉楚楚のところには李妍。
あれ、呉楚楚が柳家荘に行くのは、李晟とは別口でしたか。今李妍から聞いて初めて知ったっぽい。一緒に行けるんだ♪って喜ぶ呉楚楚と、こりゃ何としてでも一緒に行かなくっちゃ、みたいな李妍。ほんっとにもう、未だこの子は。とはいえ、たまに役には立つんだけどもねえ。李妍は海天一色の秘密の詩の内容を暗記しているので、ま、このまま無事に済むとは思えないんだけどさ。

周翡と謝允は建康に到着。
周翡は真っ赤な衣装、謝允は内に赤を重ねて真っ白。以前の黒や紺と比べて、病弱っぽい感じが出てますが、何気に色を合わせてるっていうね(^m^)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.

過去は忘れて、もう戻らないと思っていた、記憶の建康より寒いなって言う謝允を、既に涙目で見る周翡は、思わずって感じで両腕を回して、暖かくなった?って聞きます。周翡の手を取って、ありがとうって言った謝允は、私の言葉を覚えているか、天下の美食の半分は建康にあると言います。
霍家堡の牢で言ってたね。約束した時ね。
覚えてるわと周翡。薬入りのお焼きを食べながら言ってた、建康一の酒楼に行こうって。
あれは4話だったんだよねえ、既に遠い記憶。

相変わらず、小さな言い合いを楽しみながら天灯店に飛び込んだ2人。
新郎新婦で灯籠をお買い求めですかって、店主に言われてしまう。ほぉら、赤白で揃えてるから(^m^)
違う違うと慌てる謝允に、まだ婚礼は挙げないだけよと周翡。謝允の口の端が上がった(笑)
周翡が四十八寨の令牌を見せると、店主は慌てて、すまなかった当主の娘を忘れるとはって、やっぱり四十八寨の拠点だったんか(笑)
そしてここにも、南刀の継承者が地煞と四象山相手に堂々と立ち回った話が届いてます。四十八寨の仲間として鼻が高いって言う店主に、笑っちゃう謝允。

周翡は店の中を見ながら、七夕に使うらしい灯籠を気に入った?あげるわって。店ごとだってあげるとか、めっちゃ笑顔で言う。
謝允は内心、自分が口説かれる立場になるとはなーなんて思ってますが。君の愛の証なら受け取ろうだってよ(^m^)途端に照れる周翡。

謝允は揺れてるね。余命いくばくもない自分と一緒にいても、周翡は幸せになれないと思っているから。
だけど、それを知ってなお、周翡はむしろ以前よりも素直に謝允に向かおうとしています。余命僅かでも、それでも生きている間は、そして最期まで、一緒にいようとしているんだよね、きっとね。

屋根の上に作られた酒楼の席に座って楽しむ2人。建康の夜は賑やか。
建康を離れて、この店の酒が何より恋しかったという謝允に、周翡は、三味湯は根本から治してはくれないと言い出します。でもと続けようとしたところで、謝允に興を削ぐような話はしなくていいと、止められてしまいました。

だけど、私を目覚めさせた美女を娶ることもできぬと呟く謝允。それでも、美女が口づけでもしてくれたら、浮かばれるだってよ。
屋根の上から突き落とされたい?
頭から?ダメだ、品がない、なんて笑った謝允は、妃にしてやると言ったな、でも冗談だ、君の1年を無駄にさせてしまったって言うんだ。
周翡は、うぬぼれないで、あなたがいなくても私は自分の一年を過ごしたって。
でも、陸天曠(りくてんこう)に会うこともなく、雪山に行くこともなかったと謝允。
地煞と戦える絶技を会得することもなかったと周翡。

そうなんだよ、マイナスばかりじゃなかったんだってば。謝允に助けられながら進んで来なければ、周翡はここまで強くなってはいなかった筈なんだよ。謝允がいなければ、今の周翡はないのよ。

ふてぶてしいな、まるで私のようだと言われて笑った周翡は、夜空を眺めて自身の命と周翡のことを想う謝允をじっと見つめました。

余命を知っても仲良しさんな2人だけど、謝允がそれでもやっぱり周翡を諦めきれないと、腹をくくるのはもう少し後なんだよね~。ま、分かるけどさ。だけど周翡の心はもう決まっていると思うぞ。
そういえばと、「琅琊榜(ろうやぼう)」を思い出してしまいました。あのお話の舞台も蕭家の梁でした。あちらも余命いくばくもない梅長蘇(ばいちょうそ)は、婚約者だった霓凰(げいおう)とは共に歩まない選択をします。霓凰は最後まで一緒にいたかったのに。あれも哀しい選択でしたけどね。
こちらは、あのお邪魔虫が、最大の厄介ゴトを運んで来て、それでもまあまあいい働きをしてくれますので。

次回は柳家荘、清暉真人(せいきしんじん)の騒ぎです。

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