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有翡 第19話「名声の行方」あらすじとネタバレ感想

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有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
目次

あらすじ

李妍を南刀の継承者だと思い込む楊瑾(ようきん)だったが、行脚幇(あんぎゃほう)の徐舵主(じょだしゅ)に勘違いであると知らされ、本物の継承者である周翡を訪ねに羽衣班の滞在場所・樵雲居(しょううんきょ)へと向かう。門前でにらみ合う羽衣班と行脚幇。徐舵主と楊瑾は李妍の腕輪を見せ、挑戦を受けるよう周翡に迫る。楊瑾は擎雲溝(けいうんこう)の主(あるじ)で断雁十三刀(だんがんじゅうさんとう)の使い手だった。周翡は挑発に乗ることなくその場を去るが、ひそかに楊瑾たちを追って李妍の居場所を探る。李妍は大事な人質としてもてなされていた。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

楊瑾(ようきん)に連れ去られていた、というか、保護されていた李妍(りけん)。
ても楊瑾は、李妍を南刀の継承者だと誤解したままで、李妍に向かい刀を抜こうとします。なぜ女子の私に刀を抜こうとするのと言われ、仇天晋(きゅうてんしん)と青龍主を倒した侠女殿に挑戦しに来たんだと楊瑾。そんなの知らないと李妍。

うーん。おバカな2人の会話は、ずっとおバカ。笑うところなのかもしれませんが、どうなの、これ。面白い?
楊瑾は、別人って可能性に気付かないし、李妍はそんな大物を倒した噂が、既に山を下りてしばらく経つ周翡のものだと気付かない。

南刀の侠女は下山後、地煞と四象山(ししょうさん)を倒したと、江湖の者なら誰でも知っるって、周翡が聞いたらまた、母上に殺されるーとか思うんだろうか(^m^)
講談師の話を本気にしてるの?もしや本物のバカ?って言う李妍は、自分のバカを棚に上げてさあ。
やっと楊瑾が、他に南刀の女子がいるのかって言い出しました。そこでよーやく周翡かもと気付く李妍も、相当なもんだ。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
賢そうなフリしてるけど、アホよ、お嬢ちゃん。

祖父の孫はまだいる、教えを受けた者は四十八寨中にいるし、各地にも散らばってる、ゆっくり探すといいと言って、出て行こうとした李妍を、楊瑾は止めました。
嘘をつくな、私では相手にならぬと?
かー、めんどくせーな、おいっ ←失礼(笑)

李妍と楊瑾が言い合っているところに飛び込んで来たのは、行脚幇(あんぎゃほう)の徐舵主(じょだしゅ)でした。楊瑾に依頼されて、南刀の継承者を探してたらしいよ。
本当にこの人は人違い、継承者は周翡という名前で、この町にいらっしゃいますって、徐舵主が言うと、やっぱり阿翡ねー、会いたいわ、案内してと、李妍が騒ぎます。
徐舵主は、出向くことはない、ここに案内しよう、でも李妍の持ち物を借りる必要があるって言うんだけど、それって、人質を預かっている、助けたければここに来いってヤツじゃないの?その手段はどうかと思うけど。それやって、死ぬまで後悔した紀雲沈(きうんちん)の話をしてやりたいわ。

楊瑾と一緒に外に出た徐舵主は、あの人は李徵の孫娘、でもあんなふうに騒がれて続けては面倒、美味い食べ物で引き留めましょうて。なんなんだ、この人達(^m^)

周翡は、どこでも馴染んで寛げる謝允にちょっと嫌味を言って、すぐ馴染む能力は物乞いをしながら鍛えたと聞かされます。
幼い頃の師匠は、謝允がひ弱だからと武芸を教えず無一文で物乞い修行に放り出した。3年餓死しなければ、身を守る武芸を教える。
ホントかなあ(笑)

謝允は、丐幇(かいほう 物乞いの結社)で過ごした時期もあると言います。丐幇は自称正道だが、ろくでもない輩も大勢いた。弱い者いじめをして威張り散らすヤツら。嫌気がさした謝允は、歌ってお金を稼ぐようになり、暮らしは楽になったんですって。だってほら、充分、オトコマエだし?とか言うから、周翡、なんも信じてないわ。
せっかく話したのに、全く女ってヤツは…なんて言った途端、霓裳夫人が現れた。
女が何?あーん?
ふっ、強いぞ、霓裳夫人(^m^)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
あわわわわ。

霓裳夫人と周翡は、お互いに回復したことを喜び合います。周翡は命の恩人だって礼をするんだけど、やめなさいと言った夫人は、きっと千載憂が素晴らしいお礼をしてくれるはずだから、だって。
でも謝允も、お礼は用意していたようだよ。

歩いていく夫人を見て周翡は、女性としての美しさみたいなものに、やっと気付いたらしいな。こういう人もいるんだなあ、美しいなあって、憧れの目で見てる。美しい眺めならここにもいるって言った謝允は、見飽きたと一言で切り捨てられたけども(^m^)

霓裳夫人の部屋で「寒鴉の声」という詩を手渡した謝允。それを読んだ夫人はすぐに感じ入り、感動して涙ぐんでます。どんだけ素晴らしいお話だったんだ。
でもなんとなく、話ぶりからいくと、謝允の昔話が題材になってるような気がする。悲劇の少年皇帝だったんだもんなあ。

霓裳夫人は、李徵の孫に興味深々のよう。でもかわいいかわいいと言いながら、李徵なら、もう少し逞しい子を選ぶはずよって言います。
ちょびっとムッとしたかな、周翡。天性の素質だけで決まるなら、何かを学ぶ者はいなくなるのでは?私はまだ学んでいる最中です、破雪刀も未熟で見かけ倒しに過ぎないと言いました。
夫人はちょっと笑って、今の話し方は李徵にそっくりだわと。

周翡、なぜか急に謝允の後ろに隠れる。夫人の前のめりっぷりが怖かったの?(笑)
でも夫人は、懐かしそうに楽しそうに昔話を始めました。

周翡の話しぶりは、李徵と知り合った頃を思い起こさせる。
行動を共にし始めた頃、師伝の技かと尋ねると、李徵は、師伝などとは呼べぬ、家伝の刀法だがまだ未熟だと答えた。夫人はまぬけな人だと思ったらしい。家伝さえ未熟なまま、世に出るとはと。
でも実際に見た李徵の戦いぶりは、驚くばかりだった。

あなたも謙虚ねと夫人。
周翡は、祖父は温厚で寛容だったそうです、だから未熟と言ったのは謙虚さゆえのこと、でも私は謙遜ではなく本当に未熟なんですと言います。
激しく反発し合う2つの気を体内に留めている、それで未熟だと言える?と夫人に言われて、周翡はまた謝允の後ろに隠れる。そうか、この子、褒められ慣れてないのか。ちょっと照れ臭くなると、謝允に隠れるんだ。しかも仲良さそうに甘えるように(笑)

そこに霊雨がやって来ます。
大勢の者が押しかけて、門を塞いでいると。あー、行脚幇の人海戦術かなー?
謝允は、私と夫人、どちらが標的でしょうと言うんだけど、夫人にも心当たりはない。じゃあ、沈天庶かしらと周翡。でもそういうことはあの人はしないよね。謝允も、沈天庶も馬鹿じゃない、再び羽衣班に手を出しても無意味だと言います。私がバカだと?と周翡。

2人のとぼけた会話を無視して、夫人は、私が受けて立つわよと出て行きました。
その人達の恰好を霊雨から聞いた謝允は、何者かには見当がついたっぽいけど。

案の定、門前にいたのは、さっきの徐舵主を中心とした行脚幇のみなさん。
霓裳夫人は、さすが行脚幇ね、私を探し出すとはと言ってますが。
周翡も、白先生があなたに用があるとか?と。でも謝允は、白先生なら、こんな仰々しく探しに来ないぞってさ。

徐舵主が、人を探しているのです、仇天晋と青龍主を立て続けに殺した娘ですと言いました。周翡は、やばっと思ったみたいだけど、夫人は驚きながらも大喜び。
あなたがやったのぉ?痛快だわっ、大丈夫、私に任せて♪
なんっか、オモロイな、霓裳夫人。いいキャラです。

徐舵主にキリッと向き合った夫人は、南刀のお嬢さんは私の大切な客、文句なら私が聞くと言いました。遠慮は無用、かかってきなさい。
一斉に構えた背後のみんなを止めた徐舵主は、腰の袋から腕輪を出して見せます。覚えがあるでしょうと。周翡にはそれが李妍の腕輪だと分かったのね。李妍も山を下りたのをここで知る。
周翡は、雇い主は誰、腕輪はどこから?と聞きます。死にたい?
さっきまで、ヤバヤバって感じで謝允の後ろに隠れてたのに。身内が絡んでると知った途端、死にたい?と前面に出て行く周翡も、オモロイな。
それにしても、ヤヤコシイことしてくれるよ、この人達も。

徐舵主は、雇い主は高名で、明かしても問題ないと言います。擎雲溝(けいうんこう)の名を聞いたことは?と言われて、霓裳夫人は途端に、なーんだ、みたいなつまらなそうな顔になり(笑)周翡は、なにそれ、知らないと言います。
腕輪は従妹のもの、雇い主は世間知らずで四十八寨を知らないの?
従妹が何をした?恨みや訴えなら、四十八寨の李当主に伝えればいい。
擎雲溝とやらは、もぐりの門派なの?

そう言った時、後ろから大きな刀を持った楊瑾登場。
君が南刀か、擎雲溝をもぐりと言ったな?
羽衣班のみなさん、ぷっと笑ってます。
擎雲溝の主だと名乗った楊瑾は、南刀は天下一の刀法だとか、自分はこの断雁で20年間鍛錬を続けた、ぜひ南刀に挑戦したいと言いました。
挑戦を受ければ、勝敗に関係なく仲間の安全は約束する。私の刀はこれだ、君の刀は?

周翡は思わず謝允と顔を見合わせてしまいます。
ないわ。
刀を折りまくり、ダメにしまくりだからな(^m^)

謝允は、紀雲沈は殷沛(いんはい)を攫い、山川剣に挑んだ、君が同じ目にあうとはなって言います。殷聞嵐(いんぶんらん)は真の達人で、私ははったりよと周翡。
嘘をつくな、刀を持ってこいって、楊瑾はほんっと、めんどくさいな。根はいい人っぽいけどねえ。
霓裳夫人が、羽衣班がいたぶるわよって言っても、いつでも相手になるとか言っちゃって、霓裳夫人とモメるのはマズイと思ったのであろう徐舵主に、つつかれてます。

若気の至りです、お許しをと徐舵主。
門前で戦う気はありません、南刀の継承者は大金では動くまい、だが約束は必ず守る人だと信じる、3日後に、ここで会うのはいかがかな。

謝允もさすがに口を出しました。
随分狡猾な話し方だな、こちらが勝負を受けたみたいだ。
霓裳夫人も、呆れた笑い。

周翡は階段に座り込み、言いました。
絶技を誇る擎雲溝の主と、天下を旅する英雄豪傑の集まり行脚幇が、仇討ちでもない勝負のために女子を攫った、なーるほど、恥知らずは無敵だと、よぉく覚えておくわ。

言い返そうとした楊瑾を遮って、謝允も、違うとでも?羽衣班と私でこの件を歌にする、今日は周翡が覚え、明日は天下の皆が記憶すると言います。
周翡は嬉しそうに笑ってるよ。

謝允は霓裳夫人に、羽衣班は行脚幇の口封じを恐れますか?と聞きました。夫人は笑って、私の歌を理解する男達は20年前に皆死んだ、残った者達は語る価値もないし、この世に未練もない、なんなら私の首を沈天庶に献上したら?犬として飼って貰えるでしょうって。

謝允は徐舵主に、3日後に李妍をここに連れてこいと言いました。さもなくば、徐舵主は賢い、どうなるかお分かりだと。
ふふふ。擎雲溝と行脚幇の評判はズタボロ、江湖の笑い者になっちゃいますわな。
全く、なんでまたこんな策に出たのやら。大金貰っちゃって、焦ったのかもしれないけど。

そこらへんの危機感が理解できない楊瑾は、勝負を受けぬのかと言います。
周翡が、そのやり方では義侠の士とは呼べない、勝負する資格がある?と言うと、霓裳夫人がすかさず、よくぞ言った!見送りをと言って、周翡を連れて中に入っちゃう。
楊瑾は、私は十里街の行脚幇処にいる、いつでも来いとか叫びますが、徐舵主に止められます。ふは、居場所まで吐いちゃって。李妍、すぐ周翡達に見つかっちゃうよ。それはそれで、徐舵主も楊瑾もホッとするかもしれないけどね、あの面倒娘。

「十里街の行脚幇処」を頭に入れていた周翡に、霓裳夫人は、ほらね、あなたは謙虚だわと言います。ともかく数日ここにいれば、あのネズミ達も悪さはしないわって。

霓裳夫人は、霊雨に楊瑾の来歴を調べることを指示してました。でもまだ体が完全ではないみたいで、血を吐いてるねえ。でもこれは確かに、まだ完全回復ではないってことでいいみたいだけど。

帰り道、楊瑾は徐舵主に叱られてました。言動には注意しろと言ったのにって。でも言動だけじゃないよね、まず人質を取っちゃったのが問題なのよ。偶然とはいえ、李妍を使おうと思っちゃったところが。それは楊瑾じゃなくて、徐舵主の責任ですよ?

そんな2人の後を、周翡がしっかり付けています。そこに謝允も。
またポニーテールを引っ張って、手を捻り上げられてるよ。だいぶ周翡が懐いたなーと思ったけど、咄嗟の時は乱暴。
周翡は、李妍が酷い目に逢ってるかもしれないって思ってるけど、甘い甘い、逆よー。

李妍はもりもりオヤツを食べながら、本を読んでました。ひとりでいても、ウルサイ。
そこへ楊瑾がプンプンしながら帰ってきます。桃が食べたいと言われて、まったく筋が通らぬとか言うんだけど、まあ、口で李妍に勝てる訳がない。

言い合いをしている2人を、塀によじ登った謝允と周翡が眺めて笑っちゃってます。
慌てて徐舵主が宥めに飛んで来たりしていてね。
謝允、あの子を救う必要があるか?って、ほんとソレ。
仕方ないでしょと周翡は答え、謝允に2人の気を引いてと頼みました。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
・・・あの子を救う必要があんのか?

外の鍛治場みたいなところにいた徐舵主に声をかけ、謝允は楊瑾を呼び出して貰います。
周翡も李妍の元に行きますが、李妍は、楊瑾に周翡と勝負をさせると約束したし、ここは食事が良い、楊瑾相手に遊べるから行かないって言う訳よ。勝手に約束した上、楊瑾を叩きのめしてなんて言うから、怒った周翡。それなら自分で勝負しろ、殴られたいの?って言うと、うわーん、またいじめたーと逃げ出す李妍。

こういうさ、ちょっと何か言うと泣き落としで人を操縦しようとするヤツ、大っ嫌いなんですよう。それに負けて懐柔されるヤツもバカとしか。どぅあーっ、め、ん、ど、く、さっ!
謝允の言う通り、助けることなんかないよねえ。探してる馬吉利(ばきつり)は可哀そうだけど、あの人も自業自得。こんな子を連れてきた、自分の責任。

周翡の元から逃げ出した李妍は、謝允と話す楊瑾の元へ。
謝允を見て、伯父上を攫った人だーと騒ぎます。
楊瑾は、私が放さないのではない、3日後、必ず連れていく、安心せよと言って、中に戻っていきました。こんな面倒な娘は必ず返すから、てか、こっちも困ってるんだから、引き取ってくれよな、必ずだぞ?って感じの目(大笑)謝允も呆れて溜息です。

だけどさあ、李晟(りせい)といい李妍といい、李瑾鋒(りきんほう)の子供達のポンコツさって、これ、どうなの?やっぱり李瑾容(りきんよう)、甘やかし過ぎたよねえ。

その李晟兄さん、呉楚楚(ごそそ)がいてくれるお陰で、この人を守って四十八寨に連れていかねばって使命感とええかっこしいで、ちょっとはマシな行動がとれている模様。
呉楚楚に男装させて、妙安薬舗って店に入ります。
ここは瀟湘派(しょうしょうは)の人の店らしい。多分王夫人のものだったのだろう竹を模った簪を見せると、店主は店を閉め、仲間だったかと言います。李晟は瀟湘派ではないが、瀟湘派の人達と一緒に山を下りた、当主に急ぎ伝えたい、四十八寨が狙われるから備えるようにと答えました。店主はすぐに沈天庶かと、20年前、沈天庶は李徵に大敗しているのだと言って、伝書鳩を用意すると奥に入って行きます。

でも呉楚楚は、華容の拠点で大変な目に遭ってるからね。拠点だと気付いた途端、警戒しましたよね。信じ切ってる李晟に呉楚楚は、華容の拠点が裏切った話をし、さっき何か言う前に、店主は自分から沈天庶の名前を口にしたと言います。
楚楚たんの観察力と勘は当たるぞぅ。

謝允は周翡に、きみの従妹は本物の愚か者か?と呆れてますね。ええ、そうですよ。
周翡も、もういい、助けない、あの擎雲溝の主とやらに世話させると言いました。
謝允は、心配しなくても3日後、楊瑾は必ず李妍を連れて来るし、周翡が姿を見せなければ勝負も諦めると言うんだけどね。周翡は、擎雲溝について尋ねます。まー、何でも知ってる謝允だよ。

擎雲溝は南境にあり、瘴気が多く草木が茂り、武芸は盛んではないが、神医を多く輩出していて、小薬谷とも呼ばれている。
その中にあって、楊瑾はかなりの変わり者。熱心になっている刀術に天賦の才があり、医術はまるでダメ。主となれたのは、同輩を次々に殴り倒したからかも。以前からあちこちで勝負を挑んでいて、先行き暗い武林の期待の星と言える。一流に挑み続けた者として、周翡の突然の出現を見逃せなかったのだろう。とはいえ、悪評とは無縁の人物で、無意味な殺傷もしない。

納得ですよねえ。要するに、小薬谷には場違いな、真っ直ぐ過ぎる武芸バカ。このややこしさは、徐舵主が張り切っちゃったせいだなあ。とはいえ楊瑾だけでは、霓裳夫人の元にいる周翡には近づけなかったでしょうけど。

どうすると聞かれた周翡。
勝負する。
は?な謝允、再び。青龍主の時もそうだったねえ、トオイメ。

さて、妙安薬舗。
案の定、刀を手に手下を連れて出て来た店主。閉めたはずの店の扉が開け放たれており、逃げられたっと慌てて外へ飛び出して行きます。
でも店内の、衝立の陰に隠れていた李晟と呉楚楚は、そっと裏口から外へ。

2人は林の中で野宿ですな。
李晟は、名門の令嬢なのに、危険を回避する能力があってスゴイと言います。思ったより逞しいと。
呉楚楚は笑って、華容ではロクに走ることもできず、ずっと周翡に守られていた、周翡は魂になっても私を守ると言ったけど、私のために死なせたりしないって。李晟は周翡は脅かすことばかり言うって言うんだけど、でも無事に決まってる、昔から丈夫だし、伯母に鞭打たれて育って、回復力も誰よりすごいんだって言います。
苦手に思ってる従妹でも、アイツは大丈夫って信頼感は確かにあるんだね。

謝允は周翡に、李妍が危害を加えられることはない、負けを認めてヤツに名を売らせてやれと言うんだけど、周翡はさあ、やりたいんでしょ?
謝允は、叩かないなら正直に話すよって言います(笑)叩かないなら(^m^)

楊瑾の断雁十三刀は、無敵ではなくても一流。大物の掌門達をも負かす。
回復したばかりの君では戦えない。

試さなきゃ分からないと周翡。
青龍主との戦いは道義のためだったが、今回は?と謝允。
自分の名声ならどうでもいい、噂とは違う未熟な姿を晒しても構わない、でも、徐舵主も楊瑾も霓裳夫人まで、私を南刀と呼び、私の名など誰も気にしない、問題は私の名声じゃない、南刀の名がかかっていると周翡。
謝允は名声など拘る価値もない、無駄な戦いだ、それほど祖父君の墓前に手柄を報告したいのかと言います。聞く耳持たぬなら、私も関わるつもりはないと、怒って謝允は行っちゃいました。

周翡の言い分もちょっと変だよな。自分の行動に南刀の名がかかっているのなら、未熟な姿を晒したら、南刀の名折れなんじゃないのかね?自分の名声なんかどうでもいいと言うけど、既に自分の名声=南刀の名声になっちゃってるんだよ。
楊瑾の挑戦を、武芸者の端くれとして、受けて立ちたいと言ったほうが潔い。南刀云々を持ち出すと、それを、やってみたい自分への言い訳に使ってるように見えちゃう。

それでも謝允は、どう説得しようと頭を悩ませてますねえ。この人も、苦労性だな。
その頃、李晟と呉楚楚はまったりと夜空を見上げて、心を通い合わせておりました。

翌朝。めっちゃ分かり易く、謝允のご機嫌を取ろうとする周翡。
作り笑いはみっともないと言われても、もともと大した顔じゃないわと、笑顔笑顔。おい、どうしたっ、謝允じゃなくても、気持ち悪い(笑)
昨日、怒らせたことを謝りたいって言うんだけど、謝允は、節操がない、謝罪に誠意が感じられないと手厳しい。でも、美味しいお酒を振舞われて、なんだかんだ許しちゃう謝允ですが、勝負は受けると聞いて、またも、は!?
周翡は、あ、受けないと言い換えます。こりゃダメだな。やっちゃうな。

周翡は、昨日小薬谷の話をしてたけど、大薬谷もあるのかと聞きます。
大薬谷は毒の扱いに長けているんだそう。小薬谷の知識は大薬谷からの師伝、でも今はないんだって。地煞に滅ぼされて、多くの毒薬と解毒剤が消失してしまったんだとか。

それを聞いてどうする?と謝允。
小薬谷は、どんな武芸を学ぶのかと思ってと周翡。
謝允はまた、周翡がどうしても挑戦を受ける気だと気付いて、このもてなしには裏がある、もう飲まないって、行っちゃいます。

霓裳夫人の元には、霊雨が報告に来てました。
楊瑾は問題のない、ただの武芸バカですって、その報告っ(笑)
勝負に他人を巻き込まず、敵も黒幕もおりません。

純粋に、名声を聞いたから挑戦したいってだけのことね。
でも霓裳夫人は、愚かなことの繰り返しねと言います。また若者が名声のために、命を賭ける姿を見届けるのか。北刀が殷氏に挑んだ悲劇の二の舞になるのか。

周翡は謝允の部屋の前で、なにやら扇いでますね。
寝ていた謝允は、懐かしい酒の匂いだって。また周翡か、こんな手を使うとは、悪い遊びを覚えたなって言ってるけど、寝てるのに、外で扇いでるお酒の匂いが分かるアナタがすごすぎる。というか、伝わると思ってやってる周翡も、変すぎる。

外に出て見ると、お酒の壺を重ねて扇いでいる周翡がいました。
美人さん、夜中、男の部屋の前に美酒を置く意味が分かるかなんて言ってるけど、そんなこじゃれた言い回ししたって、この子には豚に真珠みたいなもんでな。
周翡は、断雁刀と戦いたい、手を貸してと、ようやくストレートに言いました。
最初からそう言えや。なんじゃかんじゃ取り繕った言い方して、カッコつけてないで。

謝允は、あっと遠くを指して、周翡がよそ見をした隙に、酒壺を取って逃げようとしますが、追いつかれて扉が閉められなくなります。ずんずんずんっと迫って入って来る周翡。
こりゃ、負けたかな(^m^)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
み、身は売らぬっ! 何言ってんだかっ(笑)

あ、そーそー、この上着羽織って出て来たところ、ちょっとあおりの撮り方ではあったものの、なんってスタイルいいんだと思って、測ってみたんですよ。
ほぼ八頭身でしたよ、イボくん。びっくりしちゃうわー。

さて、次回は、とうとう挑戦を受けちゃうぞっと。
だけど、ある意味、頭脳戦(^m^)

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