白宇– tag –

評判に違わなかった「風起隴西」複雑な内容でしたが、面白かったです。歴史に名の残らない間諜の悲哀。切ない。

全てが白日の下に晒される最終回。江陽の決意、仲間達それぞれの決意。見応えのあるドラマでした。

張暁倩もまた朱偉と繋がっていた。厳良が陳明章の関与を疑い会っていた頃、江譚晩報の新聞輸送車が行方不明になり、江譚晩報の掲示板には爆破予告とカウントダウンが投稿される。

息子を攫われた江陽が奔走している間に、王海軍の遺体は火葬されてしまう。そこにも胡一浪の金が動いていた。

3年の研修を終えて戻って来た朱偉を迎える２人にも変化が。陳明章は監察医を辞め、株で儲けた資金で江潭市で起業を決意、江陽は結婚して2歳になる息子がいた。

釈放された後、消されそうになっていた岳軍を助けて捕まえた江陽と朱偉だったが、またもや李建国に邪魔され、朱偉は3年間研修の処分を受けることになってしまう。

2010年、捜査本部も胡一浪も、朱偉を探していた。ひょんなことから廃ビル爆発の仕組みに気付いた厳良。更に厳良は自身の仮説を裏付けるため、李静のマンションにあった手すりの製造年月を探っていた。

2003年、朱偉の協力を得て、侯貴平事件の再調査を再開した江陽。侯貴平を通報した丁春妹を尋ねるが、岳軍に邪魔をされ、丁春妹は口を閉ざしてしまう。

侯貴平の写真は、李大北にネガごと奪われ胡一浪に売られてしまう。写真館に侵入し、なんとか一枚だけ手に入れた侯貴平は、教授張超に相談するものの、力になっては貰えなかった。

2000年、やる気に溢れて苗高郷に赴任した侯貴平は、成績が良くても機会を与えられず田舎で埋もれてしまう優秀な子達を残念に思い、補修を始めた。

2010年、江陽が調べていた侯貴平の捜査資料を取り寄せるも、そこには検視報告書がなかった。顧一鳴は直接、平康県に向かう。

江陽の話を聞くため、元恋人の呉愛可と会った厳良と任玥婷。2003年、平康県の検察官となった江陽は、恋人の呉愛可と同じ部署に勤務し、実力を買われて科長になっていた。

2010年、江潭市の地下鉄駅構内で、爆発物騒ぎが起きる。逮捕された男は、刑事事件の弁護で有名な弁護士、張超だった。

作品情報、主な登場人物　あらすじとネタバレ感想一覧。白宇沼第三弾。胸が痛くなるドラマでした。

最終話。夜尊との争い、鎮魂灯の灯心、地界と地上との問題、それら全てに決着が着き、海星という星は崩壊からも守られることに。でもそこには沈巍と趙雲瀾２人の、大き過ぎる犠牲があった。