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有翡 第22話「四十八寨の異変」あらすじとネタバレ感想

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有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
目次

あらすじ

四十八寨の麓、春回(しゅんかい)鎮でのにぎやかな夜、喧噪から外れるように屋根の上で酒を飲む周翡と謝允。そんな時、馬吉利が慌てた様子でやってきて李妍が消えたと伝える。李妍も街のにぎわいが気になり、楊瑾に手伝わせて宿を抜け出したのだった。それを確かめた周翡たちは安心し、四十八寨を望む場所で飲み直す。楊瑾に付きまとわれながら宿に戻った李妍が兄・李晟と再会し、呉楚楚と出会っていた頃、周翡は四十八寨の異変を感じ取っていた。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

春回鎮の夜の賑わいを、お酒を片手に屋根の上から眺める周翡と謝允。
四十八寨に送り届ければ、これでお別れだからって謝允が誘ったんですよー。
周翡は謝允の故郷の話を聞きます。
建康はとても寒いところらしい。
南京って、緯度的には九州あたりと同じくらいだけど、寒いんだね。

でも皇宮は、いつも炭が用意されていたから飢えも凍えもしなかったけど、面白みもなく、規律に縛られる場所だった、成長して南方に逃げてみたけど、宿は銭を惜しみ火をおこさないから、南境で日光浴をした、とか。どこまでが本当だよー(笑)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
秘密めかして誤魔化すなって!

惨事の記憶は、幼過ぎてほとんど覚えていないから、そう悲惨ではないと言った謝允に、周翡は、何でも胸にしまい込んで秘密めかさないでって言います。そなんだよね、いろいろ隠し過ぎるからなあ。真面目な話になりそうになると、茶々入れて誤魔化すしさ。
でも「その好奇心は私への興味だ」ってのは、間違いないんでしょうけどね。
周翡は、自分は家に帰れるけど、よりどころなく放浪するあなたを心配しただけって言うんだけど、心配ご無用、放浪には慣れてる、むしろ一か所に留まると落ち着かないって、謝允。でも李瑾容(りきんよう)から娘婿にと熱望されたら、逃げようがないって笑います。

その時、下から馬吉利(ばきつり)が、李妍(りけん)が二階の窓からいなくなったって。
周翡と謝允は、あの高さからあの子がひとりで消えるのは無理と笑ってます。だいたい予測はつくよね。楊瑾(ようきん)の手を借りたわ。

案の定、楊瑾は、行脚幇(あんぎゃほう)の五蝠令を返せと李妍に付きまとってました。この子に言ったってダメだろう、周翡に渡してあるんだから。
仲良く口喧嘩している2人を眺めて、周翡は特に声もかけません。武芸バカでメンドクサイけど、楊瑾がいればむしろ安心ってか。
謝允と周翡も、月がキレイだからと、まだどこかでお月見するらしい。

その頃、李晟(りせい)と呉楚楚(ごそそ)も、ようやく春回鎮に到着。
楊瑾とわいわいしていた李妍が2人を見つけて、李晟に飛びつきました。

呉楚楚を伴って馬吉利に会った李晟は、馬吉利から褒められて、でも当初、呉楚楚を守ったのは周翡、周翡にも感謝しないとって言います。これは呉楚楚の前でのええかっこしいか、本音か分からないけども、少なくとも塞を出た頃より、この人も成長したんだと思いたい。
ケガをしていた李晟は、拠点が裏切っていて追われていた話をします。だからここも、早く出たほうがいいと。

さて、洗墨江。崖の上には、四十八寨の見張りがいます。
魚老の江心亭には寇丹(こうたん)。カラクリの動く音を聞きながら、仕掛けが止まるまで、あと一時かかるわねと言った寇丹は、背を向けて座っている魚老を覗き込みます。
師叔、長い間、この時を待っていました。
あああ。これは、もう。

寇丹がカラクリを止めるためにハンドルを回していた頃、見張りの数人は、寇丹の手下から、江心亭で争う声がしたと嘘の報告を受け、向かおうとしたところを殺されてしまいました。この独特の形の武器と牽機線(けんきせん)。鳴風楼(めいふうろう)の謀反。
考えたら、そもそも密偵を生業としていたんだから、拠点も基本は鳴風楼が運営してたんだろね。だから次々裏切られたんだわ。

周翡と謝允は、月が綺麗に見える丘に座ってるんだけど、周翡、うとうと。それを嬉しそうに見ている謝允。ふと目が覚めた周翡は居眠りを誤魔化すように、あそこが私の家よと、四十八寨が見えることを教えます。月が洗墨江を照らすと浮かび上がるんですって。
以前行ったよと言われて、素直に笑い合うんだけど、いつもこうならいいのにね、周翡さんよ。

いい雰囲気ではあったものの、謝允が鳥が騒ぎ過ぎてると気付いてしまいました。四十八寨に何かあったのではと、急いで客舎に戻る2人。

洗墨江を見下ろす崖の上では、寇丹が部下を従え、告げていました。
師叔は既に逝去された。門派を再興できるかは我らに懸かっている。我々は江湖が恐れた密偵組織。だが今や林に閉じ込められ、四十八寨の手先にまで落ちぶれた。これより鳴風楼を再興し、恥をすすぐ。

崖の向こう側には、地煞、谷天顕(こくてんけん)がいました。
一時後、仕掛けが止まると鳴風楼からの報告を受け、谷天顕は襲撃の命を下します。

客舎に戻った周翡達は、李晟と呉楚楚とも再会。でも急ぎ、四十八寨の異変を伝えると、李晟も予兆はあったと言います。華容の客舎の地煞への寝返りと、張晨飛(ちょうしんひ)達が亡くなったことを話す周翡。王夫人も童天仰(どうてんぎょう)に殺されたが、達人に救われて自分だけが助かったと李晟。
一行は予定を早め、今晩のうちに出立するみたいよ。間に合うかな。

その頃、既に谷天顕は山門の守衛を始末していたらしい。
報告を受けた寇丹は、勝利か敗北か、これで決まると。

門には牽機線が張られ、麓の拠点も襲われて、信号弾が上がります。山の中で襲われた見張りが、ぎりぎり得物を投げて銅鑼を鳴らすと、四十八寨の中にも、異変が伝わりました。
槍を持って出て来た、長老の張博林(ちょうはくりん)の元にも報告が。山門の支援に向かうよう伝えたものの、急いで向かった兵達は、牽機線に引っかかって倒れてしまいます。

安平軍では、聞煜(ぶんいく)将軍が周以棠(しゅういとう)に、兪聞止(ゆぶんし)が3日前、私兵と共に発ったことを伝えていました。どこに行ったかは、まだ分からないらしい。ま、地煞と合流でしょうな。
周以棠は任務で、北の軍営に行かなくてはならないらしいよ。駆けつけるのは無理ね。
そういや、李瑾容はまだかー!

朝一番で山門に着いた周翡達は、守衛や警護の仲間達がたくさん殺されているのを見ます。山門は少しだけ開いているものの、そこから入るのは危険。一行は脇道へ。

潜んでいた谷天顕らは、仕掛けが停止したのを見て侵入開始。
北の陣営に向かっていた周以棠も、四十八寨の異変には気付くものの、ひとまず仲間を信じてそのまま任務へ。

脇道にも、仲間達がたくさん倒れています。傷口から、裏切ったのは鳴風楼だと言う馬吉利。そしてやっぱり、裏切った拠点も皆、鳴風楼よ。
馬吉利は、周翡と女の子達を下山させようとしますが、周翡を始め、みんな納得しません。謝允も、ここは周翡の家だからとアシスト。そして周翡と行動を共にすると言います。馬吉利の目は、何かを知ってるのかな?
伯母が不在の今、乗り切るには俺の力が…と言って、みんなの力が要ると言い直す李晟。言い直したからまだマシだけども、俺の力がねえ。へえ。周翡がいると、どうしてもこうなるのね、この人は。
呉楚楚に、麓も不穏でしょうと言われ、馬吉利もしぶしぶ折れます。

昔、四十八寨では塞主達が反乱を起こしたことがあったらしく、既に主だった李瑾容は長老達の助けを借りて、それを抑えたことがあるらしい。でも今は李瑾容がいないため、頑固な長老達は互いに張り合うはずだと馬吉利。
周翡はみなをまとめるために、まず長老堂に行くことに。
李晟は、各所の様子を確かめに行くことに。
おお、なんちゅーか、ようやく手分けして組織の役に立てるようになった。

李妍に呉楚楚を頼み、呉楚楚からも気を付けてねと言われてる李晟を見てる謝允の目っ。
どうしたっ(大笑)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
ぐいーんと、見開く(^m^)
陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
思わず並べたった、陳情令の藍湛(笑)

先日は「陳情令」を書いていて、しかも教化司焼き討ちの、髪をなびかせてひとり階段を上ってくる美しい藍湛を堪能していた訳ですよ。だから今日の謝允と比べてしまうとさ。おかしい。同じ人っ(^m^)
ここは、李晟と呉楚楚の関係に気付いて、ん?んんん?って、冷やかす顔なんでしょうけどね。

年寄りの協力を得るには、力ずくでなく知恵を絞れって、謝允。
案の定というかナンというか、年寄り連中、言い合いになってました。
趙秋生(ちょうしゅうせい)と張博林を、鄧甄(とうしん)が慌てて止めてますが、自分にも火の粉が降りかかって来て、ピキキッとなってるよ(笑)やっかいなジジイ共め。

そこに周翡が入ってきます。
言い合っている間に、また誰かが命を落とします。
鋭く正論をぶつけられて、気まずそうなジジイ2人。確かにさ、昔はすごい人達だったのかもしれないけど、今やいちいち偉そうに口出して引っ掻き回す、めんどくさい長老達だわ。

長老達は馬吉利に事情を聞きますが、事前に謝允は馬吉利に伝えていました。周翡に話をさせてくださいと。馬吉利が代わりに説明してしまうと、周翡がお荷物に見えてしまうからと。
周翡を一人前だと認識させ、発言権を持たせ、この非常時に、頭の古くて硬いジジイを黙らせつつ協力させる策ね。更に周翡にも、話の持って行き方を教えてたよ。

今の急務は、鳴風楼の反乱の阻止。外の山門も恐らく破られましたと毅然と言う周翡。
門外で亡くなった門弟達の致命傷が、鳴風楼の技の痕だと知り、ようやく事態の深刻さに気付く長老達。
周翡は鄧甄に、洗墨江の仕掛けが止まり、そこを越えてくる敵を李晟が探っているから、援護をお願いしてもいいですかと伝えます。
瞬間、師兄としては、周翡に指示されるのか?って点が気になったんでしょうね、鄧甄も返答を思案した感じ。でも趙秋生じいさんが、小娘が指図する気かって反発してくれたお陰で、塞に籠って世の中から取り残されてるジジイ達の的外れさにも気付いていたんだろう鄧甄は、部下に控えの歩哨を動かして守りを固めることを指示し、残りは長老堂に集めて、洗墨江探索のための要員としてくれました。若手の臨機応変さよ。謝允も周翡もホッとしてます。

さて、次の謝允のアドバイスは、若輩者として下手に出ること。ジジイ達を上手く動かすには、ゴマスリも忘れてはならないってか。
周翡、かわいい笑顔をここで使ったよ(笑)謝罪をしてプライドをくすぐって持ち上げて、上手く長老を転がすことに成功。チョロイ。
鄧甄も、山門と歩哨所は自分と李晟が見る、洗墨江は周翡と長老達に頼むと言って出て行きます。
謝允、おべっかの使い方まで教えてないぞって囁いてますが(笑)

その頃、谷天顕と寇丹は合流していました。禁林の牽機線の配置図を渡す寇丹。でも谷天顕はまだ、完全に信用はしてないかもしれないな。そもそも沈天庶(しんてんしょ)サイドは、兪聞止とも互いに利用し合ってるだけで信頼はしてないし、寇丹ともまだまだ様子見って感じもする。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
次期当主感が出てきましたよ。

長老堂に集まった手勢の前で、周翡はセンターの位置から言葉を発します。
こりゃあ、長老達を従えた四十八寨、次期当主の初仕事みたいな感じになりましたねえ。長老2人も、当主の風格が漂ってきたなとか言い合ってるもの。それを聞いた謝允のニンマリ。
長老堂に李妍と呉楚楚を残し、周翡達も出発。

禁林には、牽機線の配置図を持った地煞達が入り込んでいます。地図を見ながらなので、進みが遅いのは幸い。
鄧甄達が隠れて監視しているところに、李晟も合流。
地煞は少数部隊にして、複数入り込んでるのかな。ここから侵入されれば、洗墨江からの敵と合わせて包囲されると言う鄧甄に、李晟は策がありますと。
どうやら、牽機線の配置を変えに行ったみたいですな。

周翡達は林の中で、谷天顕の部隊と鉢合わせしました。
そこへ、寇丹達、鳴風楼が現れます。先祖も師も裏切ったかという長老に寇丹は、鳴風楼の掟では、新たな楼主を立てる時、旧楼主を殺して威厳を示すと言いました。その言葉に、はっとする周翡。魚老は?って、思ったよね。

寇丹の回想シーン。
師匠と師叔は、仕掛けの設計図を他者に渡さぬため、わざわざ私を呼び戻したって言ってるんですが、この意味が分からなかったなあ。去るなら止めるつもりはないと言った魚老を、針を使って殺した寇丹。海天一色の秘密は、あなたからも得られない。
狙いはそれか。だとしたら、寇丹は地煞というより、兪聞止に先についたかな?仇天晋(きゅうてんしん)の後釜かいな。

寇丹は、鳴風楼が四十八寨に入ったのは、助けられた李徵への誠意のしるし、洗墨江で仕掛けを作り貢献してきたのに、建造に関わった門弟達はずっと禁林に閉じ込められ、すっかり四十八寨の番犬だ、当主は各門派を平等に扱う気があるのかと言います。これだけ貢献したのに閉じ込められ、虐げられている鳴風楼ってことを言いたいみたいよ。
でも謝允が、あれぇ?みたいな感じで言いました。
当時、鳴風楼の掌門は仕掛けのために、俗世に逃げた師弟達を呼び戻し、優秀な密偵になるまで育て上げたそうだ、優秀になり過ぎたようだなと。
あなたは余計なことを知り過ぎているようねと寇丹。

わかりにくっ。
要するに寇丹は、この反逆は、虐げられている鳴風楼復興のためって大義名分を掲げてるんだけど、謝允は、決して鳴風楼は四十八寨に閉じ込められ虐げられていた訳じゃなく、塞に守られながら、ちゃんと優秀な密偵を育てることも許されていた、門派としての存続を図って子弟を育てることも自由だったと言ってるんだよね?多分。

魚老を亡き者にされたことで、周翡の怒りが燃え上がっているのを見て、謝允は周翡の刀の柄を握って止めるんですが、周翡に睨まれて手を放します。

寇丹は、鳴風楼は四十八寨を抜けるが恐らく当主は応じない、ならば人質を取って交渉するしかないと、周翡を人質にするつもりのよう。怒り心頭の周翡を、長老の張博林が止め、まず自分が行くと寇丹に向かうんだけど、そこに谷天顕が割り込みました。

禁林のほうは、入り込んだひとつの少数地煞部隊が、後ろから鄧甄部隊に襲われ、ひとまず1個全滅。

張博林と谷天顕の一騎打ちをみんなが見ています。こういうのは武林の掟なのかしらね。一騎打ちは邪魔しない。張博林もじいさんにしては強いんだけど、やっぱり谷天顕にはちょいと力及ばなかったよう。飛ばされたところで、今度は周翡が刀を抜き、寇丹に挑みます。
さっき謝允は、経験の差があるから勝てないって止めたけど、周翡も山を下りてしばらく、随分といろんな人から鍛えられてきたからねえ。複合技も持ってますし。
雨みたいに針を飛ばされても全部、弾き飛ばしてましたが、近くで見てる人達、流れ針に当たるよ?と思ったら、謝允が木の枝で避けてました。ほっそい枝に数本きっちりと刺して、太い枝で助かったって、アナタ(笑)その動体視力も相当なもんだな。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
今やこんな余裕で見てるけど、最初は勝てないって止めたクセにー(笑)

結局、針も牽機線も、周翡にはさして通用せず、靴に仕込んだ刃物も折られてしまう寇丹。勝負あった。長老も周翡が強くなってるーと喜んでる(^m^)

その時、信号弾が上がり、麓に大軍が現れて包囲されているとの知らせ。
谷天顕が笑い出し、千鐘(せんしょう 張博林の門派かな)と南刀の達人技を堪能させてもらい、訪ねた甲斐があった、英雄として敬おうと言います。この人の余裕と、ちょっとした紳士面は、沈天庶の一番部下だからかなあ。元はこの人も沈天庶と同じく、安平軍の人だったんだよね。後で出て来ますが。

手合わせで時間を稼いでいる間に、沈天庶の精鋭が山に入った。到着すればここは地獄と化す。だが私は無駄な犠牲を出したくない、腰を据えて話し合おう。だってよー?

だけどその間に、禁林の地煞部隊は、鄧甄隊に潰されたり、李晟に牽機線の配置を変えられて配置図を持った先頭が死に、撤退したりしています。地煞と寇丹の計画も、少しずつ綻び始めてるぞ。

李晟と鄧甄は、次は鳴風楼に奪われた山門の奪回だと話し合ってます。
鄧甄、王夫人と張晨飛(ちょうしんひ)のこと、まだ知らなかったんだね。それを李晟に尋ねたところで、次回となりました。
李晟はこの状況で、師兄に更に本当のこと言えるのかなあ。

次回は兪聞止が到着して更に引っ掻き回すけど、周翡だって魚老の教えを思い出して頑張るぞっ。

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