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有翡 第8話「犠牲となる者」あらすじとネタバレ感想

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有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
目次

あらすじ

県衙内院に身を隠した周翡と呉楚楚。客舎の火事で生き残った者を捜しに外へ出ようとした周翡の前に、中庭で歌っていた女が姿を現し、たやすく行く手を阻む。その女は周翡が繰り出した破雪刀を見ると李徵との関係を尋ねるのだった。一方、謝允は白(はく)先生と共に火事の現場へ行き、痛ましい姿となった張晨飛を見つける。地煞山荘に痛めつけられながらもまだ生きている張晨飛を救うため、動こうとした謝允。それを止めた白先生は意外な行動に出る。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

県衙内院(けんがないいん)の一室に隠れ、呉楚楚(ごそそ)と語り合う周翡(しゅうひ)。
呉楚楚はお母さんから、しっかりした教育を受けている子なんだね。

第三皇子の従者、白先生が偵察から戻ると、皇子の反対を振り切って、謝允(しゃいん)が外に出ようとしています。謝允は第三皇子に、決してここを離れるな、帰ってから話があると言って、白先生を借りて出て行きました。

町では、沈天庶(しんてんしょ)を真ん中にして、地煞が場を作っていました。仇天晋(きゅうてんしん)も県令も連なっています。磔みたいなのが用意されてる、うわあ。
仇天晋や沈天庶、その部下達、更に民衆に紛れた手の者も、集まった見物人達に目を光らせているのは、それぞれ、これで探し人は来るだろうと踏んでるってことね。

しっかし腐ってるよなあ。金品強奪だの殺人だのって、あらゆる罪のてんこ盛りをなすりつけて。逃げた仲間の情報を持って来た者には褒美を与えようって、箱の中いっぱいのお金や、食料を見せてるけど、偽証しに来る人達も多いんじゃない?

謝允と白先生もきて広場を眺め、噂通りだなって謝允。沈天庶と仇天晋の不仲に気付きます。
仇天晋の部下が、生き残った悪人をどう処罰すべきだと思う?と叫ぶと、民衆に紛れている部下の扇動で、殺してしまえのシュプレヒコール。

中国ドラマあるあるのこのシーン。拳を振り上げて声を合わせてのシュプレヒコールね。見るたびに思うけど、すっごい違和感なんですよ。これだけは毎度、なんとかならんのかなあと思ってしまう。わいわいと口々に叫ぶだけでいいじゃないか。国民性なのかなあ。実際によくやってるのかな。

謝允は、これは周翡を誘い出すための罠、ここにいてこれを見て、彼女は耐えられるだろうかと思ってます。や、きっと無理。県衙内院からうかうか出て来ませんように。

その県衙内院では、本宅の使用人が食事を運んで来がてら、使用人のおばさんと噂話をしていました。火事で生き残った賊の、公開処刑があるとかなんとか。周翡と呉楚楚がそれを聞いちゃった。
生き残った人達を探しに行くという周翡に、一緒に行くという呉楚楚。
周翡は呉楚楚を危険に晒せない、呉楚楚は周翡に何かあったら生きていけない。
ていうか、呉楚楚連れてったら、周翡の危険は増すけどね?

呉楚楚を置いて、外に出た周翡。そこに、どこから出て来たのか、あの県令の妻妾が。
出歩かないで、外に出たら狼に食われる。がぁお♪(笑)
周翡は、お邪魔させて頂きました、いつか恩返しをって言って行こうとするんだけど、立ちふさがれてしまいます。一瞬で移動するこの人、やっぱりタダモノじゃない。拳で打ち合っても強い。
周翡が刀を抜くんですが、その技を見て、妻妾は目を丸くしました。破雪刀を知ってる人だ。

そして、周翡、負ける。全然歯が立たなかったねえ。
首に自分の刀を突きつけられ、驚いた、破雪刀が使えるの、誰に教わった?と聞かれる周翡。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
完全なる敗北。だって名高い達人だったのさ~。

家伝です。
李徵(りちょう)との関係は?
私の祖父です。

嬉しそうだったりびっくり目になったり、腕は確かなものの、やっぱり精神的な病を抱えていそうですね、この人。
そこに呉楚楚が飛び出して周翡を庇い、屋敷の使用人のおばさんも来ちゃった。
妻妾は、李徵の孫なら、私はあなたのおばあさんだわって言うんだけど、この様子を見ても普通じゃないなってことには全く気付かないお子ちゃま周翡。ぺいっ、祖母は叔父を生んで死んだ、家族を貶めるなら、かなわなくても懲らしめてやるとか、めちゃくちゃ好戦的。
でもそうよ、勝てないよ。破雪刀使ったって、素手で刀掴まれて突き付けられるんだから、多分コテンパンにされるよ。

妻妾は、空を見上げて、ねえ、あなたはどう思う~?なんてやってから、おっかない♪継祖母だって、おばあさんでしょ?って言います。それを聞いてようやく周翡も、正気じゃないのかもって。
でも、ほっぺをつんつんってされて、カワイイわね♪なんて言われた途端、血を吐いて倒れちゃう。妻妾は、私は何もやってない~なんて逃げて行きますが、手合わせしたことで、彼女の持つ強い気にあたったみたいなことでしょうかねえ。そしておじいちゃん、李徵を知る人なら、どこまでまともに話せるか分からないけど、話は聞いてみたいよね。
でもこれで、鉄砲玉周翡は守られます。あのまま出て行ってたら、きっと大変なことになってた。絶対に助けに入っちゃってたであろう謝允共々。

広場に連れて来られたのは、傷だらけでボロボロの張晨飛(ちょうしんひ)でした。
生きてた!って動き出しそうになる謝允を、白先生が宥めます。どこで地煞が観察してるかもわからないから、驚いて知り合いだとバレるのも危ない。そして、宿の主人が寝返ったことを知る謝允。

拳を握り、今にも飛び出しそうになる謝允を、白先生が止めました。さすがにこの中から、張晨飛を救出するのは厳しい。
生きていると分かったのに、ただ見ていろと?って謝允は言うんだけど、白先生は、もう虫の息です、長くは持ちませんって。第三皇子の側近だけのことはある、冷徹な見極め。そして白先生は、足元の石を張晨飛の額に飛ばし、張晨飛にとどめを刺してしまいました。うわあ、師兄(涙)

広場から即離れた2人。謝允は憤っていますけど、言葉を荒げたりはしません。
白先生も、やむを得なかったのですと言います。
分かるけどね。あそこで更にいたぶられたら、謝允を押しとどめることも難しかっただろうし、長くは持たない張晨飛を最期まで不要に苦しめるだけ。

謝允は、霍家堡(かくかほう)は江湖の一派、周辺の小門を合わせても、多少勢力が増す程度、教えてくれ、なぜ突然兵を置き、私腹を肥やせた?霍連涛(かくれんとう)の背後にいる者は?と言います。
あ、そこからか。あの霍連涛の暴挙には、皇室が関わってるの?

白先生は、殿下はこの地に来たばかり、霍家堡の堡主と手を組むのは、共通の敵、兪聞止(ゆぶんし)に対抗するためですと言いました。霍家堡は玉石混交ですが、配下の顔触れや行動など、殿下はご存じありません。
ん?手を組んだのは間違いないんだ。で、既に支援もしてるってことだな?あの洞窟牢での狼藉は、第三皇子の金でやったことかいな、クソ皇子。…あら、失礼。だって金出しといて、相手がそれでとんでもない悪さしたからって、何も知りませーん♪が、言い訳になるものか。犯罪幇助でしょ。
霍家堡に足止めされなかったら、張晨飛は多分ここで死ぬこともなかったぞ。

言い訳は不要だと謝允。いえす。
江湖の輩との交流は誰もが持つ。だが、しかと心に刻め。
先ほどの者がなぜ死んだのかを。

歩きながら謝允は考えています。いろんな言葉を思い出して、あの周翡なら、どうするか。生きていれば、どう考えても仲間の救出に向かうはず。なら、既に死んでいるのか。

白先生は、この騒動が落ち着いたら、ご遺体を引き取りに行かせますって言うんだけど、それまでに地煞に遺体が踏みにじられないことを願うと謝允。
乱世の人命は軽い、尊いのは義と友情のみ、嘆かわしいと白先生が呟いた時、謝允は血を吐いてしまいました。このショックなのか、前回内力を失っているって言ってたから、そもそも体に何かダメージを受けているのか。

ともあれ、皇室は、もしくは第三皇子個人は、柱国、兪聞止を敵認定しており、霍家堡もそれは同様。兪聞止は、地煞と結託してはいるものの、手強い沈天庶よりは、小者のアイライン仇天晋のほうを唆してるって感じかな。そして霍家堡は、第三皇子と手を組み、更に四象山(ししょうさん)の朱雀(しゅじゃく)主、木小喬(ぼくしょうきょう)を引き入れている。
勢力関係が複雑っ。未だに分からないのは、周翡パパ、周以棠(しゅういとう)の安平軍が、どういう軍隊なのかです。現朝廷の軍なのか、前朝廷の軍なのか、それとも朝廷には所属していない、独立した軍隊ってのがあるのか。

さて、こちらも血を吐いて倒れた周翡。覗き込むようにして、妻妾が言います。
この小娘、武芸の腕はまあまあで見た目も悪くない、でも李徵にも私にも似てないわ、やっぱり実の祖母似なのかしらー、て。血も繋がってないアナタに似るはずもない(笑)
呉楚楚が、周翡は父親似なのでしょうって、お上手。
呉楚楚に聞かれて、ようやく彼女は、段九娘(だんきゅうじょう)だと名乗ります。誰もいない空に向かって話しかけたりしているので、やっぱり病気なんでしょうが、時々、まともなことも言うのよね。彼女の言う、想い人ができても意地悪されるっていうのは李徵のことで、受け入れて貰えなかったけど、今でも想っているんだろうなってのは分かるよね。
ただ、そんな訳アリの段九娘だったからこそ、このまま匿って貰えてるんだろうなあ。

夜になり、心配でソワソワしていた第三皇子の元に戻った謝允と白先生。謝允がぐったりしているのを見て、病がぶり返したなら、白先生に診察をという皇子。ほう、側近兼医者でしたか、白先生。
でもその白先生は、跪いていました。私は罪を犯しました、罰してくださいと。
皇子が白先生から事情を聞き、詫びようとするんですが、謝允はそれを止め、白先生にも早く立ってくれと言います。
もしあの場に、私の尋ね人がいたなら、白先生の行いはその人への警告になったはず、それに晨飛殿はかなり痛めつけられ、死によって楽になれたかもしれない、私なら躊躇うが、白先生だから手を貸せた。
分かってるのよ。だけどさすがに、ショックは隠せないってことなのよ。
白先生は、謝允とご友人に負い目がある、今後命には死んでも従うって言いました。

謝允はお酒を持って跪き、それを撒いて張晨飛を弔います。
晨飛殿、私が必ず周翡を見つけると決意して。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
詰めの甘い兄さんだったけど、いい人だったよ。きっと周翡は無事見つけるからっ。

謝允が周翡とのことを思い出してたのと同様、周翡も謝允の夢を見てたみたいよ。
目を覚ました周翡は、開口一番、謝允に呼ばれた気がするって言います。ほおぉ、既に心が繋がっている(^m^)呉楚楚に、火事の時は出かけていたから大丈夫だと聞いて、ほっと一安心。

その頃、謝允はへろへろになりながら、町中を探していたんでしょう。戻って、周翡のために買った刀に触れます。コインを投げて、占っちゃおうかとした時、外が騒がしくなります。どうやら地煞が、一軒一軒、調べて回っているらしいぞ。

仇天晋は呉費将軍の遺児達を未だ見けられていないと報告を受けた沈天庶は、仇天晋は聡明ぶっているが、獲物を生け獲りにもできないと言います。城門を封鎖して県の役人に見張らせているけど、見つからない、きっとただ者ではないと部下。沈天庶は、それには構うな、我らの調べを進めよ、華容に来た目的を忘れるなって。

華容でいきなり第三皇子が出て来たからね。地煞が兪聞止サイドだから、沈天庶が探してるのは、兪聞止と敵対している第三皇子では?霍家堡との繋がりも分かってて、霍家堡の牢に入ったんだろうか。でもあの時は、アイパッチ童天仰(どうてんぎょう)が「慎独印(しんどくいん)」と「水波紋」って言ってたから、海天一色の品も狙ってましたよね?だから呉楚楚のペンダント狙いでもおかしくないんだけど、そこは仇天晋の好きなようにさせてる。霍家堡でも、そっちは童天仰に任せて、自分は霍家堡と第三皇子の繋がりを調べていたのかもしれないけど。

第三皇子のところに、探りを入れに行った部下甲辰(こうしん)が戻ってきました。
沈天庶の部下と仇天晋の部下は、同じところを別々に探しているらしく、仇天晋は呉費将軍の子供達、特に弟を、沈天庶は似顔絵を持って戸籍と照合させながら、男を探しているって。

それを聞いた謝允は、やっぱり沈天庶と仇天晋の仲は上手くいってないことを確信。きょとんとしている眉毛に向かって、おまえを探していると分かっているな?って言うんだけど、全く分かってないな、この眉毛。霍家堡なんかと組んだもんだから、沈天庶にターゲットにされてるんだよ、キミ。

でも白先生、華容に来てから、偽の戸籍は作ってあるらしい。甲辰と親子3人の設定なんですって。謝允は眉毛に隠れろと言い、自分が出ることに。勝手なことをすると父君に叱られる、私なら叱られないって言う謝允です。ううむ、前王朝の皇帝と現王朝の皇帝の関係とは?多分普通は、簒奪した者とされた者のはずなんだけどな。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
ほぉわ、隠し部屋とは用意周到っ!深刻な内容の回でも入る謝允の顔芸♪

てか、隠し部屋まで作ってあるっ!こんな用意周到な白先生がいながら、なんでまた霍連涛なんかと組んじゃったのかねえ。眉毛の勇み足では?本人は言い訳したいみたいだけど、地煞がそこまで来てるってのに、今話すことか、馬鹿者。不承不承、隠し部屋に入る眉毛を見るイボくんが、とっても「お兄さん」に見えましたよ。

眉毛眉毛って、この第三皇子をついけなしてしまうのは、この人のやらかしはコレだけではないからなんですよぅ。その度に、謝允が尻ぬぐいしなくちゃならない、短慮の癖に動き回る厄介者なんだよぅ。

周翡のところには、宗おばさんが食事を運んできてくれました。
段九娘はもう10年以上前から、あの状態なんだそう。辻褄の合わないことばかり言うけど、悪く思わないでって、にこやかなおばさんに、真顔の周翡。おかしいとは感じなかったと言うんだけど、やっぱり波があるみたいね。そして周翡は彼女が、以前李瑾容(りきんよう)の話していた、失踪して10数年経つという枯栄手(こえいしゅ)の段九娘だと思い当たります。
李瑾容は、南刀、北刀、山川剣、関西の枯栄手、蓬莱の散仙と、江湖の達人を挙げてくれてたのね。後から全部出て来ます。

でも、あり得ない、伝説の枯栄手が役人の妾だなんて、しかも冷遇されてるって言い放つ周翡。宋おばさんは、ずっと段九娘についていた人っぽいんだけど、その人に向かって、真顔でコレかあ。時々周翡、物言いだの態度だのが相手に失礼なんだよね。愛想がないってだけじゃないなあ、子供ってだけじゃないよなあ。もしかして李晟(りせい)は、あの子も絶賛拗らせ中だけど、こういうところをいちいち不遜と感じて、腹を立ててたのかもしれないなあ。

そこにひょっこりと現れた段九娘。遊ぶ前に食べなさいって言って、外は危険よ、狼に食われちゃう、がぁお♪とやって去っていきます。

その頃、謝允は、まず仇天晋の部下の調べを滞りなく終え、見送っていました。腰を低くして、なんでもない普通の民の息子っぽい雰囲気を出してるけど、顔が整い過ぎてる(^m^)
入れ替わりやって来たのは、沈天庶の部下。すれ違う双方の部下達も、不仲は歴然。

沈天庶の部下は、眉毛の似顔絵を謝允と比べています。似顔絵、かなり似てるからねえ、比べるまでもなく違うと分かるのに、じっくり時間かけましたね。
白先生も甲辰も、上手に親子3人を演じ、地煞達が家を出て行こうとした時、隠し部屋の中で咳をしてしまうバカ眉毛。っっっったく、おまえはぁっ!ただ隠れていることすらできんのかっ!

戻ってきちゃった沈天庶の部下。
咄嗟に謝允が咳をして、白先生が長男を労わる演技をしたものの、音の聞こえる距離感とかねえ…沈天庶の部下は、隠し部屋のある戸棚のほうを見て、近づいて行きます。内心冷や汗で見守る謝允と白先生の視線がさあ、一般市民のソレじゃない。鋭すぎて(^m^)
部下があの動物を模った隠し部屋の押しボタンに触れようとした瞬間、謝允は激しく咳き込み、膝をつきます。白先生が咄嗟に、息子は労咳なのですと言うと、地煞のみなさん、急いで鼻と口周辺を覆います。結核ですから、感染しますから。てか、それを早くやってよー(笑)
華容にたくさん流れてきた流民から、うかつにもうつされたらしい、医者を呼んでくださいと白先生が言うと、咳き込みながら縋り寄ろうとした謝允を避けて、地煞のみなさんは逃げるように出て行きます。慌てたふりの3人の三文芝居が可笑しかった。

座り込んで溜息ついて、水をーなんて謝允が言った時、そっと出て来たアホ眉毛。白先生は、お辛い目になんて声かけてるけど、どこがだよっ。

謝允は眉毛を自分の隣の床に座らせます。床を指差されて、直に座るのを戸惑ってるみたいなぼっちゃん眉毛。いいから、おまえ、ちょっとここに座れっ。
こんな事態は予想外でしたと言う眉毛に、謝允は語って聞かせます。

沈天庶が霍家堡の牢を襲ったのは、霍連涛を捕えるため。でも木小喬の邪魔が入り、あっさり引き下がった。霍連涛の後ろ盾が第三皇子、陳子琛(ちんしちん)だと気付いたから。
仇天晋は客舎から逃げた呉費将軍の遺児達を探し、沈天庶は霍連涛の後ろ盾を探す。
華容にこれほど流民が多いのは、おまえがいるからだ。おまえがいるから、霍連涛の配下も華容では騒ぎを起こさない。だから流民達は華容を安全だと思って、集まり出した。更に眉毛は、頼ってくる流民達を哀れんで食料を配っていた。

ボク、ここにいるよ~\( ̄▽ ̄)/ってな行為だった訳ですね。理由はあれど。
民を見殺しにはできないと思う気持ちは一応汲んでやった謝允ですが、そんな行動で今、お前は沈天庶に封じ込められている、突破する手があっても、それは危険だと白先生に止められると言います。ちょっとだけ、チクリ(笑)

自分を閉じ込めたって無意味だ、自分を殺す気はないはず、自分を盾にとって霍連涛を従わせるのも無理、手は組んだが、霍連涛とは別に親しくもないって言う眉毛。
謝允はちょいと呆れたように言います。
おまえの軍は国境付近にいて、ここから8日で往復できる。お前の苦境を知れば、それが罠でも父君は動く。沈天庶に王朝に敵対する動機はないが、その背後にいる兪聞止には動機がある。敵の国境で皇子が問題を起こせば、それに兪聞止は付け込む。おまえは無邪気過ぎる。

んもー、言ってやれ、言ってやれ。無邪気なのではない、バカなのだと(笑)
とはいえ、見ているこちらも、ふぇー、そんな理由が!でしたけどもね。
どうやら白先生は、華容に長居することは危険だと、早く離れようと言ってたみたいね。眉毛は俯瞰での状況判断が出来ずに、それを聞き入れなかったと。兪聞止は皇位簒奪を企ててるのかも。

謝允は、霍連涛に手紙を書いて、地煞に分かるように霍家堡に届けろと言います。霍家堡が動けば、すぐに脱出の機会は訪れると。
たださあ、誰もが謝允みたいに、各方面の思惑や情勢が読める訳じゃないわな。この人が平均値より抜きん出て鋭く、眉毛が第三皇子という立場としては、考えが浅過ぎるのよね。

さて、周翡と呉楚楚。部屋を出ようとすると、目の前に段九娘が立ちはだかっていました。
外には狼がいて、食べられちゃうわよって言う段九娘に、呉楚楚が、狼に対抗する方法は?と聞きます。ナイスアシスト。周翡にそんな機転は効かない(笑)
段九娘は言いました。
簡単よ、私から10手、奪えばいい。でも無理か、私の技は破雪刀を倒すためのものだから。
んでまた空に向かって、李兄さん、また私と勝負する?って微笑んで行ってしまいます。
そうか、この人、いつも虚空に李徵を見ているのね。なんだか切ないな。

やって来た宋おばさんに周翡は、段九娘と李徵との関係を教えてくださいと言います。
当時、宋おばさんは高貴な家に仕えていたんだけど、そこの主人が誰かの恨みを買い、雇われた地煞に襲われた。おばさんはその家の赤ちゃんを抱いて逃げたものの、地煞に追いつかれてしまい、偶然、段九娘に助けられた。赤ちゃんを片手に戦う段九娘が危機一髪だったところを、更に助けたのは、李徵だった。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
おじいちゃんでっす。カッコえ~♪

いやーもう、またもや、李徵じいちゃん、登場がカッコ良過ぎるっ。
これは惚れるなと言うほうが無理かもしれないっていう、2人の交流の続きは次回。

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