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有翡 第27話「魔の薬」あらすじとネタバレ感想

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有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
目次

あらすじ

霍家堡(かくかほう)の霍連涛(かくれんとう)が打倒地煞(ちさつ)を旗印に武林の者を集め、滅煞(めっさつ)大会を開催することになった。しかし四十八寨(しじゅうはちさい)当主・李瑾容(りきんよう)は四十八寨の立て直しのために手が離せず、代理で李晟(りせい)が参加することになる。殷沛(いんはい)は武芸を磨こうと鍛錬を積むが、体質的な限界を感じ悩んでいた。その時、沖霄(ちゅうしょう)が話していた鳳凰丹(ほうおうたん)を思い出し、沖霄の部屋から盗んで服用すると猛烈な効果が得られた。だが鳳凰丹は、むやみに飲めば命を縮め、飲んだ者の心を崩壊させる魔の薬だった。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

塞を離れ、水辺でひとり笛を吹く謝允。
どうやら、毒の影響で寒気が襲ってきはじめたみたいですよ。

その頃、呉楚楚と共にお使いに出ていた周翡。休憩したお店で講談師が話していた内容が、以前謝允が書いて霓裳夫人に渡した「寒鴉の声」でした。羽衣班もいないのに、話だけ伝わったのかと不思議がる周翡。

幼少時に故郷の国を滅ぼされ、江湖を彷徨う身となった青年。一人の道士がその実力を見込んで弟子にし、彼に不死身の武芸を授けた。
数年後、青年は祖国復興の決意を持って俗世に戻り、参軍。幾多の戦で功を立てたが、不運なことに、悪党に陥れられ、毒を盛られてしまった。
無念にも再び俗世を離れた青年。毒が骨髄に入ったその時、空から鴉の群れが現れた。
鴉は道士の送った救いの使者。
青年は鎧を脱ぎ、名声を捨て、鴉と共に姿を消し、出家したそうな。

というお話だったらしいよ。あの時、内容分かりませんでしたもんね。ただ、謝允の過去が題材になっているみたいって匂わせだけでした。逃亡兵の話というのもこれかな。
国を滅ぼされる。道士に保護され武芸を伝授される。祖国復興に立ち上がる。毒に侵される。それとは知らず、謝允の辿って来た流れが頭に入る周翡。

呉楚楚はこの話が、武術書にあった注釈の内容によく似ていると言います。確か蓬莱と関係があると。
蓬莱の散仙?と周翡。

蓬莱は世外にありて、旧夢の冷なり。
日落ち、推雲して、過ぐれば痕なし。

呉楚楚は自分には意味が分からなかったって言うけど、よく覚えているもんだー。
私にも全く分からなかったので、少し調べましたが。
蓬莱とは道教の流れをくむ神仙思想で説かれる仙境のひとつで、東の海上にあるらしい。
山東半島の東部に見える蜃気楼のことだとか、台湾のことだとか、その節も色々。
散仙は、何かの役に任じられていない神仙や、縛られずに自由に生きる人のこと。
世外は俗世を離れたという意味。
うん、なんとなく、ニュアンスは掴める感じです。
でも「寒鴉の声」に、これを結び付ける呉楚楚のサイキック度よ(^m^)

四十八寨に戻った周翡が謝允を捜すと、既に下山した後でした。

李瑾容の元には、霍家堡の霍連涛(かくれんとう)が滅煞(めっさつ)大会を開くとの知らせが入ります。
李瑾容は、気にすんな、そんなもんほっとけの姿勢(笑)
でも、招待状には水波紋の印が押してあったと。

李瑾容は、霍連涛(かくれんとう)は無能の癖に野心が大きいと一刀両断して、四十八寨の再建がなければ、私が行きたいわと半笑い。とことんバカにしてない?
隠れて話を聞いていた李妍(りけん)が飛び出してきて、私が行くとオネダリしますが、李瑾容に、教えた刀法を習得したら下山を認めてあげると言われてしまいます。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
この兄妹に接する時は、周翡を見る時みたいな険がない李瑾容。

そこで李晟(りせい)が代理を買ってでました。
亡くなった霍家堡の大堡主、霍長風(かくちょうふう)は、沖霄(ちゅうしょう)道長の旧友。道長が最期を看取ったが、死の間際まで水波紋の話をしていたらしい。滅煞大会でその死因を究明できれば、きっと道長も喜ぶはずだと。

その頃、道長は刀の鞘の絵を職人に見せていました。殷沛(いんはい)の山川剣の鞘の複製を作りたいらしいんだけど、実物がないとそっくりには出来ないと言われてしまいます。
道長は、いずれあの鞘は狙われるから、複製を作って攪乱させたいと思っているみたい。でも殷沛は道長を信じてないし、鞘を手放さないから、なんとかこっそり持ち出そうと考えてる。

いやあ、ダメでしょ、それ。どうせ気付いちゃって、殷沛が逆上するでしょ。
殷沛込みで海天一色の品のひとつ、山川剣の鞘を守りたいのかもしれませんが、なんかさー、よかれと思ってっていう、ある種の身勝手さで当人に内緒で動いたことが、まるっと裏目に出るっていう、厄介な予感しかしないよね。
だってこの原作、山河令と同じ作者なんですよ。瑠璃甲の複製問題、ありましたね。意図は違うけど、結果ロクなことにならんのは一緒な気がするよ。

霍家堡では、霍連涛の元に部下から報告が入っていました。
霍連涛を恨む武林の者は、沖霄の奇門遁甲林に足止めされていると。
誰それ(^m^)
そういえばこの部下、最初に張晨飛(ちょうしんひ)を騙して、牢に入れたヤツだね。
霍連涛は、四十八寨を狙って失敗した地煞は、次は霍家堡を狙うと考えて、自分達だけでは危ないから、滅煞大会で武芸者集めをしようとしてるって感じ?

夜。山川剣の鞘を手に、膝を抱えている殷沛。自分の弱っちさを、これでもかって自覚して、悩んでるところみたいよ。
でもさー、アンタ、この年になるまで、何一つ気付かなかったん?紀雲沈(きうんちん)に育てられた10年ほど?の間に、鍛錬めいたこともしたことなかったん?紀雲沈が、殷沛の体質に気付いてなかったはずはないよね。
でもまあ、あのグズグズ紀雲沈なら、その事実を殷沛に突きつけるのも、避けて避けて隠してきたのかもしれませんね。そのうちに野望を膨らませちゃって、今になって、うそ!ガガーン!ってほうが、どんだけ衝撃が大きいかしれないのに。罪深い。

殷沛は道長の家に行き、家探しします。
道長に見せられた鳳凰丹っていうのを探してたみたい。で、枕の下から見つけて、飲んでしまいました。そこに道長が帰って来て、鳳凰丹を飲んだのか、愚か者って、大慌てでいろいろやるんですが。

はー。道長もさあ。
飲んじゃいけないってものを、なんでわざわざこの男に見せたの?
なんで、これを飲むと体内が浄化されるなんて言ったの?
その上、簡単に見つかるような場所に、ほいっと置いておくなんて。
どんだけ迂闊なんだ。殷沛って人間の拗れ方を、甘く見過ぎてたんじゃ?

楊瑾(ようきん)も、李晟に挨拶されて、塞を出て行くんですが、待ち構えていた李妍に捕まります。周翡に挑みに行くと聞いて呆れる李妍だけど、なぜか楊瑾を連れてどこかへ。旅支度みたいなの背負ってるので、楊瑾を用心棒にして、塞脱走を図った?

一方、沈天庶のところでは、六荘主、童天仰(どうてんぎょう)が慌てて許しを乞いていました。
滅煞大会の邪魔をしたかっただけですって言ってるってことは、さっき霍家堡で報告されてた、奇門遁甲林で迷ってたの、アンタかーいっ(大笑)
沈天庶は、溜息をついて、ならば楚天瑜(そてんゆ)に行かせようと言いました。
四十八寨が深手を負って、危急存亡の秋(とき)なら、まさにあの者が適任だと。

その四荘主、楚天瑜は、兪聞止から地煞に行けと言われて入ったみたい。だから沈天庶なんて関係ない、下山しろなんて命令は聞かない、だそうな。あくまでも兪聞止に従ってるってことかな。
でも部下から、沈天庶は海天一色の品の略奪に失敗して、兪聞止を怒らせた。だから今、霍家堡から慎独印を奪えば、称賛を受けるはず。沈天庶に代わって大荘主になれるかもと言われ、ぴくぴくっとなります。部下、自分とこのボスの転がし方を心得てるよ。チョロイ(笑)

その頃、周翡は、行脚幇(あんぎゃほう)の牌をぐるんぐるん回しながら、街を歩いてました。それを見た道端の店のにーさんが声を掛けてきます。ふむ、周翡は行脚幇に、謝允捜しを頼んだのね。
お尋ねの人はすばしこいので、行脚幇の仲間内ではイタチと呼んでいますて(笑)
確かにイタチ顔かもしれないけど…って、顔のコトじゃない(^m^)

彼は零陵のほうに向かったらしく、零陵客舎の青蝙蝠が見張っているらしい。
周翡はそこでお焼きを買って、零陵に向かいます。

零陵方面への道を歩いている人は、みんな貧しそうでヨロヨロ。お腹を空かせた親子の近くに、さっき買ったお焼きを置いて、先を急ぐ周翡です。
零陵がどういう土地か分からないけど、この辺りも霍家堡の縄張りなんだとしたら、霍連涛が近隣の民の生活になんか目もくれてないってことでしょうね。王夫人と一緒に泊った村も、霍家堡の縄張りで、そんな感じでしたもんね。

さて、ひっじょーに危険な追い詰められ方をしている殷沛。
留守中の道長の家にまた忍び込み、隠し部屋を見つけてしまいました。中には、鳳凰丹がたくさん。
間一髪、道長が戻ってきます。
以前、道長が鳳凰丹を見せた時、一粒しかないと言ったみたいなので、これでまた殷沛は、この嘘つきめと更に疑う訳だ。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
人は良いのに詰めの甘いおっちゃんと、周囲がみんな敵にしか見えない自暴自棄のヘタレ。

この鳳凰丹というのは、斉門の師祖、呂潤(ろじゅん)が作った魔の薬なんですって。
飲めば武芸の力が増すけど、達人が内力を使って血脈に封じなければ、血脈が破壊されて命に危険が及ぶ。凡人の経脈では体が持たず、正気を失い、血脈が破裂して死に至る。
かつて大薬谷の弟子が服用し、魔と化した。無数の人々を殺し、2年後、体が破裂して死んだ。

だから、そんな危険な薬の存在をなぜ知らせた?
うっかり見られちゃってって感じの映り方じゃなかったよね?紹介してたよね?

夜、魘されて目を覚ました殷沛は、刀の鞘がなくなっていることに気付いてしまいました。急いで道長の家に向かうものの、道長は留守。そしてあの隠し部屋に、そのまま鳳凰丹はある。
ほんっとに、どーちょー!詰めが甘過ぎー!ありえなーい!
殷沛は鳳凰丹を急いで一粒飲み、残りを奪って外に出ます。最初の時みたいな、うおわーって衝撃はなかったんか?事後、ふっつーに動いてますけど。

そこに道長が戻って来ました。
殷沛の様子がおかしいことに気付くけど、うん、これを後の祭りと言う。殷沛だけが悪い訳じゃないよねえ。
元々殷沛は道長もまた、大事な鞘が欲しいだけの俗物にしか見えてなかった。
生活する中で、沖霄道長!なんて呼びかけるようになったくらい、ちょっと信じようかなと思うと、鳳凰丹はひとつだけじゃなかったって嘘がバレ、ちょっと説明してもらってケアして貰って納得しかけると、大事な鞘を持ち出され。

信頼関係もないのに、何一つ事情も説明せず、大切なものを一旦持ち出すなんて、決裂するに決まってる。レプリカ作戦を考えるなら案だけを出し、殷沛主導で実行されるべきだった。
鳳凰丹はひとつだけと嘘をついたなら、簡単にバレる場所に置いちゃいけなかった。バレた後、同じところに置きっ放しなんてのは、愚の骨頂。
鳳凰丹のことだって、もしかしたら後に、安全な形で殷沛に少し武芸の力をプラスしてやろうとしたのかもしれないけど、それを知らせるのは時期尚早。知らないものなら、無造作に目の前にあったって飲もうとはしないよ?
殷沛のためを思って行動しているように見えて実際は、殷沛黒化、破滅への道を全てアシストしちゃったんだよなー、道長。

また鳳凰丹を飲んでしまったことに気付き、慌てて手当てしようとした道長を、殷沛は弾き飛ばしました。鞘はどこだと言われ、道長が背負っていた包みを解くと、中から複製した物と共に鞘がバラバラと。
これを見て、何も聞いてない殷沛は、本物が狙われるからレプリカを作って、敵を惑わそうとしたとは、絶対に思わないでしょ。道長が自分を複製で騙して、本物を奪おうとしたとしか、思わないでしょ?
はあ。鳳凰丹で手に入れた殷沛の危険な力は、道長に向かいました。

道長は自分の払子を李晟に渡せと言い、中に仕込まれているものでおまえを救えるかもと言うんだけど、殷沛はおまえの指図など受けないと言って、去っていきます。
道長は最期まで、これ以上鳳凰丹は飲むな、忘れるな、余命は2年だと言い続けました(涙)
殷沛は、余命2年で何をするつもりなんだ?

隠れ里を飛び出した殷沛の前に、早速現れたのは、あの道長と李晟を狙った封無言(ほうむげん)。黒判官と呼ばれている、なんて自ら申告(笑)
お前は白無常を名乗ってみぬか?とか、スカウトしてますけど。同じ作者の山河令、黒無常、白無常がいましたっけねえ。

おまえは武芸の腕は立つのに、なぜ道長はおまえを守ろうとしたのだ?と言われて、吠える殷沛。封無言は余裕です。
道長の払子を奪おうとしたんだけど、道長は山に隠遁しちゃって、突然下山したかと思えば鍛冶職人のところで同じ鞘をいっぱい作らせたんだ。斉門の掌門がなぜそんなマネをしたと思う?それもこんな青二才のために。

道長に何を言われても、ずっと疑ってた殷沛、初対面のヤツの言うことは信じるの?
道長を殺したのか?と言われて、その通りだ、この手でいとも容易くなと笑った殷沛を見て、封無言は、はーあ、哀れだなあ…って顔になった。多分、殷沛も、道長もだね。

零陵の客舎で、謝允はガタガタと震えながらお茶を飲んでいました。
それを遠くの席から観察している人物がいるっぽい。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
さ、さむーい…って、真夏らしいよ。

店内には、滅煞大会に向かう商人の兄妹と番頭さん?もいました。南方での商売を、霍連涛に保護してもらっている商家のよう。
兄の朱晨(しゅしん)が、謝允の様子に気付き、妹の朱瑩(しゅえい)に綿入れの着物を持って行かせます。いい人達なのね。またいい人ぶってーって朱瑩の言葉に、番頭も笑っている。

謝允は素直に感謝して受け取り、お金を置いて店を出て行くんだけど、置いたお金が凍っていました。懐から出した金属がコレじゃ、普通死んでますて(笑)
そのお金を手にした店員が驚くと、横から手を出してお金の冷たさを確認したのは、最初に遠くから謝允を監察していた男。その背中の箱からは、蛇が顔を出します。
男は謝允を追って、店の外へ。何者かが追ってきているのに気付いた謝允は、急いで雑踏の中へ。

この人。めっちゃ怪しい変人だけど悪人ではないのです(^m^)

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
しばらくの間、なんなんだオマエは!って態度なんだけど、後になってね。

んで、コイツとすれ違って、零陵客舎に入っていく周翡。
店にいた朱晨が、わっかり易く一目惚れ(大笑)
余りにもあまりにも見惚れちゃっているので、番頭が、武芸者に関わるのは禁物ですと苦言を呈するくらいですわ。

テーブルに案内されて、そこに行脚幇の牌を置くと、さっき謝允のお金に驚いた店員が、擎雲溝(けいうんこう)の仲間ですねと声を掛けました。この人が青蝙蝠だったのね。この牌は、行脚幇の徐舵主(じょだしゅ)から、擎雲溝の楊瑾に渡されたものだからね。
青蝙蝠は、さっきイタチと思しき客が来た、払ったお金は氷のように冷たかったと言います。
今どこにいるのかは分からないものの、行脚幇は必ず見つけると聞き、周翡はここに宿を取ることに。
詳細は聞いてはいなくても、謝允の体に毒のせいで冷えが来ていることも、分かっていたのかな。状況から、きっと毒だと気付いたってことかな。普通なら暖かい南方に行くだろうにと考えてます。

そこへ、楊瑾と李妍が入って来ちゃった。やっぱりか。
李妍は周翡がいるのに気付き、急いで顔を隠して静かに座ります。楊瑾はこんな店内でも、周翡だ!って刀に手を掛けて向かおうとして、李妍に止められる(笑)案の定、李妍は楊瑾を用心棒にして、滅煞大会に忍び込もうとしてるんだね、だからここで周翡に会ってしまっては、追い返されると。

そこに、見るからに怪しい顔を隠した変なヤツらが入ってきました。
店内を見回し、まっすぐにあの商人たちの元へ。あの商家は興南門(こうなんもん)というらしく、彼らから、滅煞大会の招待状を奪おうとしています。この怪しいヤツらは、四象山(ししょうさん)玄武(げんぶ)主の配下らしい。
興南門は、先代までは武芸の門派だったけど、先代が亡くなった後、みんなで商人になった人達のよう。今の主人の息子である朱晨は、武芸は全く使えないみたいね。で、お世話になっている霍連涛からの招待状に、お土産を持ってやって来たと。商人としては、悪人だろうが臆病者だろうが、御贔屓さんの招待を無下にはできませんよねえ。
それを、霍連涛の犬だと蔑み、玄武主の配下は招待状を狙ってきた模様。

今にも飛び出しそうな楊瑾を、必死で止めている李妍。
もくもくと食べ続けながら、だけどしっかり背後を観察はしている周翡。

朱晨が果敢に言い返したものの、朱瑩に刀を突き付けられちゃった時。
周翡が、かんかんかんっと箸で小鉢を叩きました。
飛び出したと思ったら、あっという間に、気持ち悪い仮面の男を吹き飛ばして撃退します。頭の飾りも切り取ったよ(^m^)

李妍の話では、この滅煞大会は、地煞の撲滅とは名ばかり、宝を奪う集まりだと噂されてるんだって。招待状に水波紋を入れたのは、宝を奪えという意味だと。
あの欲の深そうな霍連涛に、それはないとは思うけど。ほぉら、これがあるよ、だからみんな集まってごらん。そしたら結果的に私は守られるよ♪だと思うけど。どんな噂だって、自分の近くに武芸者が集えばいいんだろうけどさ。

周翡は、持ってもいない水波紋をどうやって奪えとって言うんだけど、霍家堡は持ってるんだよ。慎独印(しんどくいん)ってやつを。周翡はまだ、呉家の長命鎖と、李家の腕輪と、殷家の山川剣の鞘しか知らないけど。慎独印の他に、も一個あるぞ。

周翡と李妍は朱晨の元に行き、招待状を見せて貰いました。表紙に水波紋の模様が入ってますね。
朱晨は既に、うざいくらい懐いた子犬みたいな顔してるんだけど、周翡は全くクール。朱晨が自分の事情を話し始めても、それ、どーでもいいんだケド?が、態度に出てましたよ(笑)お礼に御馳走すると言われても、周翡は気遣いは無用よっていなくなっちゃう。李妍が代わりに私が頂くわって残るもんだから、困る子犬の図。
だって招待状を見て、あいつの狙いねって言った周翡の頭は、ずっと謝允のことで一杯だからねえ(^m^)

謝允は林の中で寝転んでました。でもあなた、そこ日陰。
寒いんでしょ?せめてひなたぼっこしなさい。
と思ってたら、霓裳夫人が現れた。なんか野生のポケモンみたいな言い方になってしまったケド。
霓裳夫人も、滅煞大会に集まった1人なのね。
なんで1人なの?周翡は?と聞かれ、心にもないことを口走ったお陰で、霓裳夫人にぐいぐい詰め寄られちゃって、さすがの謝允もタジタジです。

有翡
画像出典 Shanghai Fanstory Works.
ふふふ、お姉サマには勝てません。

自分に嘘をついてはいけないわと言われるんだけど、実を結ばないと分かるから避けるのですと謝允。霓裳夫人は、あなたが求める結果は他人とは違うのかもねと、素直に生きなさいと言ってくれました。

街に戻った謝允は、白先生と甲辰を目撃。え、眉毛皇子も来てるの?
白先生は、周翡に会おうとしてるみたい。華容で仇天晋(きゅうてんしん)をやっつけた時、皇子を先に逃がして、白先生は周翡達と行動を共にしましたしね。白先生は行脚幇の人なので、周翡が謝允を捜していることを知ったんだね。結局白先生も謝允を捜してるってこと?
そういえば華容では、眉毛皇子が霍連涛なんかと、うっかり手を組んだから、沈天庶に狙われたんじゃなかったっけ?あの牢を作るのに出資したんじゃなかったっけ?もしかして、またも繰り返すの?アホ皇子、霍連涛主催の滅煞大会に参加するの?バカですか?

あ、そーそー、先日気付いたんですが、白先生。琅琊榜の刑部尚書、蔡荃でしたねえ。戸部尚書、沈追役の方はあっちこっちで見かけてたけど、蔡荃も二周目の時に、あれ、この人、どこかで見たーと思ったら、ココだった(^m^)

1人で隠れていた眉毛皇子の部屋には、既に謝允が。
白先生がいないうちに手短に話すと謝允。白先生に会いたくないのは、行脚幇の白先生に見つかれば、周翡にも居場所がバレるからってことみたいよ。
零陵には、霍連涛に呼ばれて来たのかと聞く謝允。眉毛皇子は、そんなところですと言います。はっきりしないな。滅煞大会に乗じて孟嘗君を気取り、義士を味方につけようと思ってと皇子。
孟嘗君って、たくさんの食客を味方につけたことで有名な斉の国の王族です。
義士をまとめて信用を得れば、陳に有利だと思ってと言う皇子を、謝允は鼻で笑いました。義士などいるものかと。少なくとも、義士は滅煞大会になど来ないって。

まあな、霍連涛だからな、主催が。
そこら辺のことも全然分かっていないのに、安易な考えで江湖に首を突っ込む皇子自身が「危険物」みたいなもんね。謝允は、零陵は危険だ、早くここを出ろと言って、去ろうとします。
引き留める皇子は、白先生と謝允と霍連涛がいれば何も怖くないとか、もー、本気で霍連涛って人を信じてるのか、このバカは。いつも勝手なことして窘められてもなかなか納得しなくて、結果周囲に尻ぬぐいさせてるよなー、この眉毛。
でも白先生が周翡に会いに行ったと聞いて、周翡も零陵にいると知った謝允は、途中で消えてしまいました。眉毛が、華容では周翡が地煞を足止めして私を助けてくれましたなんて語ってる間に。いや、別に周翡、アンタを助けようとなんかしてなかったよ?(笑)眉毛は周翡と謝允の関係を知らないみたいだけど、アンタなんかより何十倍もよく知ってるわよ、謝允のほうが。

周翡のところには白先生。華容では世話になったからご挨拶を、なんてのは口実で、やっぱり謝允を捜しているんだってよ。理由は、水波紋と聞いて滅煞大会に出席する気になって来ちゃった、バカ眉毛を、白先生達側近ではどうにも止められないから、謝允に止めて欲しいんですって。

やーっぱり迷惑ばっかかけるアホ皇子だー。
そして次回は、謝允の毒の秘密がだいぶ明らかになります。アイツのお陰で(^m^)

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