Wordpressテーマ変更後作業中 まだまだ修正箇所がいっぱい

ロング・ナイト 沈黙的真相 7話「沼」あらすじとネタバレ感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
ロング・ナイト 沈黙的真相
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.
目次

あらすじ

2010年、市のトップ企業である卡恩グループが事件に関係していると考えた捜査班は、まず朱偉を捜し出そうと聞き込みを続けていた。厳良は江陽の死亡現場となった部屋を再び捜索、ある異変に気付く。2003年、証人となるはずの丁春妹が行方不明になったことを知った江陽と朱偉は、岳軍を逮捕。しかし再び李建国の妨害を受ける。追い詰められた朱偉は、後ろ盾と思われる卡恩グループの孫伝福と胡一浪を連行するが…。

(C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.

「ロング・ナイト」視聴はこちらから(U-NEXT)23.6.27現在のリンクですU-NEXT

U-NEXTU-NEXT

ネタバレ感想

2010年、江潭(ジャンタン)市。
江譚晩報(ジャンタンワンバオ)の紙面には、卡恩(カーン)グループ資金ショートの記事。
隆盛を誇っていた卡恩グループに、陰りの兆しですねえ。

捜査本部では、車のナンバーを確かめようとしてます。っていつのかな、あの写真の切れ端に写り込んでいたんでしょうか。過去に流行った車種だって話をしているので。でも厳良(イェンリャン)は、先に卡恩グループを当たれと言ってます。この会社は闇が深いと。
財務状況を調べさせてると言った任玥婷(レンユエティン)は、朱偉(ジューウェイ)や張超(ジャンチャオ)は被害者かもと考えたことはない?と言います。卡恩グループとの間に、なんらかの関係があるはず。

そこに顧一鳴(グーイーミン)が戻って来て、朱偉の目撃情報が入ったと、若手を2人連れて行きました。

どこかの地下駐車場みたいな場所の車内では、李建国(リージェングオ)と胡一浪(フーイーラン)もまた、なんとしてでも警察より先に朱偉を探し出さないとって話になってます。

通報を受けた顧一鳴が聞き込みをして回っていると、その周辺の店を、別の男達もまた、朱偉の写真を持って聞き回っていました。顧一鳴のほうが後手になったりしたために、店主に、さっきも言ったが見てないと言われるんだけど。胡一浪の手の者ってコトでしょうね。

その朱偉は、誰かからの電話を受けていました。
まだ終わっていない。安心しろ。世捨て人は街に隠れる。
俺の嗅覚は奴らより鋭い。江陽を無駄死にはさせん。
そう言って、携帯のSDカードか、SIMカードかを外し、コンクリートでこすって証拠を消しました。

2003年。
江陽は車を尾行し、卡恩グループの本社にやって来ます。
車から降りたのは、岳軍(ユエジュン)と、丁春妹(ディンチュンメイ)のところにいたあの男の子。
朱偉に電話をするものの、朱偉は出ません。

江陽は急いで丁春妹の店に行きますが、店は閉まっていて、近所の人も数日姿を見ていないらしい。
そこでまた朱偉に電話をすると、ようやく出た朱偉。電波の届かない山奥にいたみたいよ。
江陽は、丁春妹が多分逃げたと伝え、急いで苗高(ミアオガオ)郷に来てくれと言います。すぐ行くって言ってるけど、別の地域への出張でしょう?広い中国、どれくらいで駆けつけてくれるのか。

その頃、呉愛可(ウーアイコー)は呑気に自宅でお菓子を食べてました。
そこにやって来た父親の呉(ウー)副検察長は、北京にある人民最高検察院が優秀な検察官を探している、女性でも高みを目指せなんてことを言っています。
これはさあ、平康(ピンカン)県から娘を外に出して、危険な事件に足突っ込んじゃってる江陽から、引き離すつもりじゃないのかなあ。
この人、きっと悪い人ではないのでしょうが、江陽や朱偉ほどには、強い正義感はなさそうなんだよね。どんなに優秀な人でも、役職につくと徐々にそうなっていく感じというか。
江陽と一緒に試験を受けろと言ってはいるので、江陽共々でもいいから、とにかくこの事件から遠ざけたい様子なんだけど、でももう江陽は、後戻りできないところまで来ちゃってる。
ってか、この娘、優秀?結婚するまでの、腰掛け就職くらいにしか見えないけど?

夜になって、ようやく朱偉がやって来ました。陳明章(チェンミンジャン)も連れて。
丁春妹の家の中は、鏡がかかっていたところに血痕があり、割れた破片が床に落ちています。丁春妹に何事かがあったみたい。

ロング・ナイト 沈黙的真相
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
丁春妹に何かあった!?

江陽は、ここで会った子供が、岳軍と一緒に卡恩グループにいたことを話します。
朱偉は、岳軍逮捕に踏み切りました。

李建国を入れるなと部下に指示し、岳軍を取り調べる朱偉ですが、岳軍は俺の後ろ盾が黙っちゃいないトカ抜かしています。腹立つー。

朱偉からの知らせが来ないことで、ジリジリしながら火鍋をつついていた江陽と陳明章の元に、朱偉が来ました。
岳軍はプンプン匂うけど、なかなか頑固で夜中まで口を割らなかったらしい。でも丁春妹の隣人からの証言を得たんだそう。夜の11時頃、ガラス割れる音と女の叫び声を聞いたが、飼い犬の鳴き声でかき消されてしまい、どこかの夫婦喧嘩だと聞き流したと。

そういうことなら、望み薄だと陳明章。複数人の犯行で、現場を掃除した形跡もある。
朱偉は言います。
丁春妹の家に行ったあの日、岳軍と出くわした。あの日、公安局にぶち込めば、丁春妹は簡単に落ちた筈。だがよりによってそんなタイミングで、李建国から出張を命じられ、丁春妹は消えた。

つまり私達の行動は相手に筒抜けだと?と陳明章。
朱偉は、それを逆手に取り、取調室で一芝居打ったと言います。側にいた警官に岳軍の仲間を装わせ、携帯を渡して1人にした。岳軍がどこかに電話をしたことは確かだが、相手はまだ分からない。でもこれから自分に電話がかかってくれば、岳軍が泣きついた相手が分かる。

と言ったそばから電話です。李建国みたいよ。
岳軍を捕まえたか、弁護士が釈放を求めていると。
チンピラに顧問弁護士か?おまえが手を回したな、と朱偉。
口の利き方に気を付けろ、釈放しろと怒鳴る電話を切っちゃいます。
見たか?電光石火の早業だ。
ここからジワジワ追い詰め、一気に畳みかけようと乾杯した途端、もう一本電話が。
岳軍が電話したのは、胡一浪だと調べがついたようです。
そして胡一浪は「S」という人物に連絡、李建国も「S」と20分弱電話し、すぐに朱偉に電話してきた。
朱偉はもう「S」が、卡恩グループの孫伝福(スンチュアンフー)だと分かってたのね。

2010年。
捜査本部でも、任玥婷が孫伝福の写真をボードに貼っていました。
卡恩グループの会長孫伝福の身辺を洗ったところ、若い頃はやんちゃだったみたいだと。
90年代に製紙工場が民営化され、資金を工面して買い取った孫伝福は、卡恩紙業に改名して債務超過から黒字に転じさせ、平康県の財政を支えた。5年後に上場を果たしたのを機にグループ化し、8社の子会社を抱えている。財務状況は今、調べているところ。

さすがの厳良も苛ついてるのかな。オレンジのテニスボールを、欠伸をしていた顧一鳴のカップにぶつけます。
まるで底なし沼だ。地下鉄事件は序章に過ぎない。
黒幕は沼に石を投げ入れ、しぶきを飛ばして様子を見ている。

厳良達にとっての黒幕は、張超(ジャンチャオ)や朱偉達、地下鉄事件からの一連を計画したみんなってことになるんでしょうが。
ドラマは同時に過去、同じように沼でもがく江陽や朱偉達が描かれているので、沼の二重構造が面白いね。沼の奥に、もひとつの泥沼。

朱偉の聞き込みは手がかりなし。相手はベテラン、もっと鼻を利かせてと任玥婷は言うんだけど、ちょっとっ、顧一鳴っ、アンタ、大事なこと報告してないっ。朱偉を探す、別の勢力に気付いたんじゃないの?こういうことをスルーする、大雑把な人だよなー。

馬少林(マーシャオリン)は、厳良に指示された手すりを探していました。
ようやく製造工場を見つけた馬少林は、2008年以降、手すりには裏側にロットナンバーが刻印されていることを聞き出します。

馬少林と一緒に、劉明洋(リウミンヤン)の両親の店に行った厳良は、ボケ始めている父親がヤカンを空焚きしてしまって叱られているところから、廃ビル爆発現場の残骸に思い当たります。
そのまま、店を飛び出してしまう厳良。

捜査本部では、顧一鳴が厳良のボールを手にしますが、任玥婷に亡くなった息子の形見だと言われ、慌てて手放してます(^m^)
そこに、分かったぞと言いながら、厳良が帰ってきました。

廃ビルの爆発。
あの晩、犯人は窓一面をシートで覆い、密閉空間を作り上げた。練炭コンロの上にアルミのやかんを置き、蓋をせずに空焚きさせて、部屋中に小麦粉をまき散らす。乾電池式の扇風機を回して、小麦粉の粉を部屋中に充満させると、数分後、焼けたヤカンが粉塵に引火して爆発。いわゆる小麦粉爆弾ですね。
それが最初の爆発。2回目は、衝撃波で窓が割れ、入ってきた風でもう一度粉が舞ったことによる爆発。

誰だか知らないが、思ったよりも手強いと厳良。
まあなあ、知恵者が参加してますので。

厳良と歩く馬少林、いつもの黒い服じゃなくて、白いシャツを着ています。彼女の親と夕食の予定なんですって。行けるといいんだけどねえ、この人達、夜10時でも11時でも、詰めてるもんなあ。

江陽の死んだ現場のマンションに行くと、李静(リージン)が荷物を運び出し、賃貸のために模様替えをしようとしていました。介護手すりも一昨日外し、捨てたと。
2人が到着した時、マンションの外には、ゴミ収集の人が来てましたよね。
急いで出て行く馬少林ですが、既にゴミ収集車は行ってしまった後。
収集車を追って、ゴミ処理場に向かう2人を窓から見ている李静は、どこかに電話。

てか、マーくんの運転、怖い怖い(笑)
彼女の親との会食があるから、急いでいるのかもしれないけどもっ。
厳良、よく黙って乗ってるよね(^m^)

マーくんのトンデモ運転のお陰で収集車に追いつきますが、踏切に阻まれて急ブレーキ。車は横になってギリギリで停まりました。あっぶねー。
でも厳良、上手いぞって褒めたっ。だけど言った途端、外に出て吐いてる(大笑)

ロング・ナイト 沈黙的真相
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
ここから探せとなー。

ただ踏切で足止めされてしまったお陰で、収集車の中身は既にゴミの山の中に。
仕方なく、その中から手すりを探す2人です。生ごみと不燃ごみ、分けられてないのね。
間もなく手すりを見つけ、ロットナンバーの写真を撮ります。

ゴミの山から帰って来た2人。臭いらしいよ(笑)
任玥婷が、食事の約束は?って聞いてるー。知ってたのか。そしてマーくん、何も言わずに仕事優先したんだねえ。
シャワーを浴びて着替えているマーくんのところに、工場のおっちゃんから電話が入ります。手すりは、2009年6月の生産分で、翌々月には店頭に並んでいたらしい。
製造時期が予想通りなら、厳良の仮説に信憑性が高まるらしいんだけど。

2003年。
朱偉は江陽を連れて、孫伝福と胡一浪の逮捕に向かいます。
江陽は根拠が薄いと反対するんだけど、朱偉は、岳軍が黙秘を続けていられるのは、後ろ盾が幅を利かせているからだ、2人を捕まえれば岳軍はすぐに落ちると言うんですが。
証拠がないのに逮捕なんて、裏目に出るだけだと江陽は反対します。でも朱偉の熱血が暴走しちゃうんだなあ。朱偉の上司が検察院との共同捜査を承認してくれたみたいだけど、令状があるとは言わなかったし、さてさて。

ロング・ナイト 沈黙的真相
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
思いだけで突っ走るなよー

今気付きましたが、パトカー、ワーゲンなのね。ちょっと調べたら、中国のパトカーは現地生産されているフォルクスワーゲンが多く、数は少ないものの、日産車も使われてるらしい。へえー。

卡恩グループに入っていった朱偉は、一緒にいた2人を連行します。令状はと言われて名前の入った書類を見せてたけど、本当に取れた本物なのかな?
ああ、令状は胡一浪のものだけなのか。そこを胡一浪に突っ込まれ、仕方なく孫伝福を置いていこうとすると、孫伝福はなんだかんだと正論っぽいことを言って、捜査に協力すると同行することに。

朱偉は江陽を検察院に戻し、待機しろと言います。何かあればそこで中止、どうにでもなれだって。うわ、結構大変なことになりそう。不当ナントカとかそういう。朱偉は何かあったら、ひとりで被るつもりなのかな。

偉いさん達の並ぶ会議室で、ワタシは地元の名士、これから地元待望の上場企業になる、みたいなことを言う孫伝福。でも自分には悪意ある噂がある、朱偉はきっとそれを信じてしまったんだ、なんてことも。
朱偉は秦(チン)副県長に、職務に忠実なのは分かっているが、捜査は政治的な観点から大局を見て進めるべきだと言われてしまいます。なんだその政治的な観点からってのは。

朱偉は、偽善者ぶるヤツはタチが悪いな、この世の功績を独り占めかって嫌味を言います。岳軍と胡一浪の自供を待とう。
孫伝福は、胡一浪は信頼できる補佐だ、捜査に踏み切ったからには目ぼしい成果をあげてくれ、クロだと判明した時には、庇いだてしないと言います。だがシロだった時は、悪意ある噂を黙殺しない、上層部に掛け合うと。

ロング・ナイト 沈黙的真相
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
すっかり騙されてる両脇のエライさんの顔よ。

江陽と会った朱偉は、腹を立てていました。
岳軍と胡一浪は半日黙秘。5時過ぎると、状況確認のエライさん達からの電話が次々に入り、弁護士が釈放を要求してきたらしい。結果、証拠不十分で釈放。

まあなあ。そこら辺は熱血朱偉より、知性派江陽の読み勝ちだったなあ。用意周到に挑まないとダメだと、分かっていたのに。これが後々、どんな不利な状況を生んでしまうのかー。
証人も証拠もない、万事休すだと落ち込む江陽だけど、朱偉は諦めてはいません。なんとしても岳軍を捕まえる気だわ。

その頃、車の中から飛び降り、藪の中に逃げていく人物と、それを追っていく人物が。
うーん、今度は岳軍が口封じされそうになってるんとちゃうか?これは。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次