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ロング・ナイト 沈黙的真相 1話「終わりの始まり」あらすじとネタバレ感想

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ロング・ナイト 沈黙的真相
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.
目次

あらすじ

2010年江潭市。地下鉄駅で爆発を起こすと騒いだ男・張超が取り押さえられた。しかし、男の持っていたスーツケースの中身は、元検察官・江陽の遺体であった。張が殺害現場だと自供した部屋からは凶器と見られるケーブルが見つかり、事件は解決したかに見えた。ところが裁判の場で、張は全てを覆す供述を行い、事態は混乱を極める。真相を解明すべく特別捜査本部が置かれ、そこに招かれたのは敏腕で知られる刑事・厳良だった。

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ネタバレ感想

2010年、江譚(ジャンタン)市。
大きなスーツケースを持つ、ちょっとくたびれた感じの男が、地下鉄の駅前で缶ビールを飲み干し、駅へと入って行こうとしていました。スーツケースは重そうで、入り口前の階段を持ち上げるのにも一苦労。男の首には、2本の赤いひっかき傷みたいなもの。
エスカレーターで地下に向かったところで、手荷物検査をしている声が聞こえます。

普通の地下鉄でも、手荷物検査してるんかな、中国って。
あ、ちなみに、このドラマのロケ地は重慶らしいですね。高低差で有名なところなので、立体交差している道路がとても印象的。

検査をせずに通り抜けようとした男は、検査員に止められ、ただの布団だと答えますが、検査員は規則だからと、男を引き留めます。
男がいかにも怪しげに検査員を見上げるのと、検査員が連絡用のマイクに手を掛けたのが同時。男は検査員を突き飛ばして、走り出したものの、人の多い駅の構内。大きな荷物。とても逃げ切れるものではなく。

追い詰められた男は、手にリモコンのようなものを持ち、爆弾だと叫びました。

ロング・ナイト 沈黙的真相
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この、いかにもくたびれた犯罪者然とした顔がー(最後の画像へと続く)

荷物の中身は不明、狙撃も出来ず、警察は包囲したまま。
狂ったように叫び続ける男の前に、拡声器と水を持って歩み寄った一人の女性刑事は、公安局、捜査課の任玥婷(レンユエティン)。
彼女は銃を置き、車を用意しろとの要求を呑むと言って、ペットボトルの水を、自分で一口飲んでから床に置きます。男が水に手を伸ばし、一瞬視線が反れた瞬間、任玥婷は背後に隠し持っていた拳銃で発砲。腕を撃たれ、リモコンを飛ばして倒れた男は、無事逮捕。

駅の外では、爆発物処理班がスーツケースの確認に。
ゆっくりゆっくりと開かれたスーツケースの中身を見て、爆発物処理班の担当者はその場に座り込んでしまいます。中に入っていたのは、爆弾ではなく、ひとりの男の死体でした。
これが「終わりの始まり」

ロング・ナイト 沈黙的真相
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うう、辛いな…

どうやら、このシーンはCGだったという話みたいですね。
白宇さん、身長あるしなー。いくら大きいスーツケースでも、開くシーンだけと言っても、あれだけ体を縮め続けているのは、ちょっと厳しいよね。

たくさんの警官が、河川敷で捜索中。女子高生殺人事件の死体遺棄現場のよう。
あちこち掘っても一向に見つからないらしく、そこに要請を受けてやって来たのは、刑事、厳良(イェンリャン)。
厳良は竹の棒を大量に用意させ、先を尖らせて地中に差し込み、先についた土の匂いを嗅いで、異臭のする場所を捜索するよう指示。まもなく遺体は見つかり、厳良はその場を離れていきます。

経験豊富なだけでなく、常套だけではなく、少し違う視点で事件を見られるって感じなのかな。だから、進退窮まったーって事件には、ちょいちょい応援要請が入るって人ね。
そんな厳良の元に、地下鉄事件への協力要請が入るのは、事件から三か月後の、初公判の後です。

容疑者である張超(ジャンチャオ)は、江潭市でも有名な敏腕弁護士でした。
取り調べにおいても、金銭トラブルによって自分が殺害したと素直に認め、地下鉄の駅に運んでいたのは、死体遺棄のためと供述します。

死体遺棄に地下鉄を使うヤツがどこにいる!?って、まるっこい刑事、顧一鳴(グーイーミン)が可笑しかった。確かに、まずいないと思うよねえ(^m^)

車を使えなかった理由も語る張超。
殺した後、怖くなって酒を飲んだ。飲酒運転の取り締まりも厳しいため、タクシーを呼んだものの、そのタクシーが事故。仕方なく地下鉄を選んだ。検査員と警察官に囲まれ、気が動転して爆弾だと口走ってしまった。起爆スイッチのように持っていたのは、酔っていつの間にかポケットに入れていたらしい、オモチャのリモコン。

別室で取り調べを見ていた任玥婷は、張超は刑事事件の専門家、口車には乗るなと指示。
張超は、絞殺に至った経過は覚えているものの、絞殺した時の記憶は曖昧のようです。

張超を連れての現場検証。
凶器は捨てる予定だったケーブルで、殺害後はベランダに。
いろいろとガラクタが放置されていたベランダの、抽斗の中からケーブルが発見されます。

監察医の馬(マー)先生の元に、検視結果を聞きに行った顧一鳴。
被害者の爪に付着した皮膚片と血液は、張超のもの。
ケーブルに残る指紋は張超のもの。
ケーブルは、被害者の首の索状痕と合致。
状況証拠は全て、張超の供述と一致していたものの、馬先生は余りにも完璧すぎる状況に疑問を覚えていました。更に、ケーブルについた線状の傷を指摘。こういった傷は、通常の使用では付かないものらしいのですが、顧一鳴は、その疑問を一蹴してしまいます。

専門家の指摘を、簡単に考えてないがしろにする顧一鳴ね。
この人のキャラは、ちょいちょいこういう感じで挿入されます。現場ではそこそこ使えるのかもしれないけど、自身はプライドも高そうなんだけど、その実、かなり考えの浅い刑事として。

張超に面会する任玥婷。張超は任課長のことを覚えていたらしい。
任玥婷の語り出した張超の経歴から、彼が名実共に兼ね備えた有名人であったことが分かります。
29才で大学て教鞭をとり始め、31才で史上最年少の教授、34才、政法学院の副院長、あと数年で院長というところで、教え子を愛してしまい、キャリアと地位を捨てる。36才で法律事務所を設立、10年間で1116件の弁護を受け、江潭市の法曹界に名を轟かせた。そのうち敗訴はたったの1件。被害者であり、かつて検察官だった江陽の弁護のみ。

かなりのエリートの経歴ですわな。なんでそんな人が?と、きっと誰もが思うような。
で、ここら辺から、それまで気弱そうな犯罪者を装っていた張超の表情が変わり始めるんですよ。おおお、と思いました。ふてぶてしさと共に、敏腕弁護士としての威厳みたいなものまで、チラホラと垣間見えるようになってくるんだよね。だけど自慢の教え子だった江陽って名前を出されると、複雑そうな心情が滲む顔になる。だからこそ、この事件には何かある、って空気が醸し出されていきます。
そしてそれを、任玥婷も肌で感じている感じ。この課長は、逮捕劇の時にもそうだったけど、冷静沈着でキレる人みたいね。

ロング・ナイト 沈黙的真相
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頼りになる姐さん。

任玥婷は、自慢の教え子だった江陽の弁護にも関わらず、控訴もしていない、そこにどんな恨みがあったのか、後悔はしているかと問い質します。
張超は、やったことに、後悔はしないと言って、去って行きました。

記者説明会で、任玥婷によって語られる事件の概要。
被害者、江陽は平康(ピンカン)県の元検察官。
事件の数日前、2人は激しい言い争いをして通報されている。

説明会が放映されているテレビをしり目に、大量の飲料水が積まれている間で、もくもくと麺を食べるヒゲだらけの男。帽子を目深に被り、左手には軍手。
三輪車で飲料水を運んだり、新聞を運んだりする仕事の人達の詰所のようです。
被害者の江陽は元検察官で、不正行為により服役した過去がと、アナウンサーの説明の途中で、同僚達の見ていたテレビを勝手に消して出て行ってしまうようなこの男は、まんま変人と目されているらしい。

この人、訳アリ臭プンプンですわよ(^m^)

それにしても、このドラマも、麺だの、あとで出て来ますが、火鍋だの、食べたくなるんだよなあ。中国のドラマは時々、麺好きには堪らなくなりますね。でも、辛いのはイマイチ得意じゃないんでなー。先日、「奇妙之城」というドキュメンタリー番組で、肖戦の重慶編を見たんですけど、やっぱりそうか、辛いんだな?そうなんだな?わたしゃ、本場は無理かーと、めっちゃ納得致しました。あ、白宇編はこれから見ますデス。
更にものすごく余談ですが、高低差のある重慶で育った肖戦は、自転車に乗る機会がなくて、乗れなかったらしいですよね。ドラマの撮影で練習してる動画が落ちてました。フラフラで可愛かった(^m^)

江譚晩報(ジャンタンワンバオ)社では、記者の張暁倩(ジャンシャオチェン)が上司に地下鉄事件の号外を要請し、承認されていました。
彼女は長い間、江陽を取材し続けており、取材メモも充分持っているらしい。

その頃、任玥婷は、公安局の趙(ジャオ)局長に電話で、自身の感じた違和感を訴えていました。事件の裏には何かある気がする、何か別の目的があるのではないか。
証拠が揃い、送検される直前の事件、急ぎその違和感を検察官とも共有するよう、局長は指示します。

こういう上司がいてくれたらと、後になってつくづく思うんですよ。ネタバレですけど。

さて初公判。
それまでしていなかった眼鏡をかけ、被告人席に座る張超は、ここにきて突然犯行を否認し、当日のアリバイを語り始めます。私は殺していない、事件当日、江譚市にはいなかったと。

省公安庁では、趙局長と高副庁長が、人民第一の理念の元、効率を求めず、徹底的かつ迅速に調査するため、特別捜査本部を立ち上げることを決定していました。副庁長から、腕利きだが問題児だとされている厳良の参加を求められた局長は、それを承諾します。

その頃、雨の中、厳良は墓地にいました。厳暁東(イェンシャオドン)の墓と書かれた墓石。彼の息子は、1年前、9才で亡くなっていたらしい。

行きつけの店に集う男達数人。そこに合流したのは趙局長。厳良もいます。
そこは、雲吞が絶品の、明洋(ミンヤン)という人物の実家の店のようで、老いた両親が店を切り盛りしていました。
家のことは片付いたかと声を掛けた局長に、地下鉄事件の話だろと厳良。
相変わらずお見通しだなと笑った趙局長は、高副庁長から直々の指名だと告げます。厳良は、この店の息子、明洋の件を、何やら局長に依頼していた模様。地下鉄事件が終わったら、上層部に掛け合うと約束した局長。引き換えのように、厳良は特別捜査本部に参加することに。

この店の息子、明洋は、潜入麻薬捜査員だったらしく、捜査の間に精神を病んでしまい、入院しています。厳良とはかなり近しい間柄だったみたいで、この人は彼の両親の店を時々利用し、明洋への手土産に雲吞を持ち帰ったりしています。変人とか問題児とか言われていても、そういう恩情のある人物なんだよね。きっと業務上の疾病ということで、なんらかの措置を頼んでいるんでしょう。

朝、任玥婷が出て来ると、部屋の隅のソファで寝ている厳良がいました。嬉しそうに、厳良?と呟く任玥婷は、趙局長が、特別捜査本部への合流を決めたのだと聞かされます。趙局長の紹介後、握手しようと手を差し出した顧一鳴をスルーして、傍らのドリンクに手を出す厳良。挨拶もそこそこに、事件の内容が書かれた黒板に向かい、張超の写真を睨んで、なぜこいつが?と呟きました。

握手をスルーされた顧一鳴、なんなんだコイツ感を持っちゃいましたね。これ、しばーらく続いていくんだけど、だからと言って、別に嫌がらせする訳でもなく、面白くない気持ちを持ち続けつつ、たまに反発するものの、普通に一緒に捜査していきます。これが普通。これで普通。
ドラマでの黒い人達を見慣れてしまうとさあ、あ、コイツ何か悪さするんじゃ?ってすぐ思っちゃうようになるんだケド(笑)
片や、任玥婷は非常に好意的。多分既に彼の力量は知っているのでしょう。

張超の取り調べ。厳刑事だと紹介された張超は、ゆっくりと顔を上げて、反応します。
知っている、厳良と言えば「雪だるま殺人事件」を解決に導いた刑事だ。あなたが来てくれて嬉しく思う。一日も早く真犯人を見つけて、冤罪を晴らしてくれ。
微笑んでいるかと思うくらいに表情を和らげて、本当にほっとしたように言った張超。厳良はいきなり、いい眼鏡だなと言い、価格やレンズの度数を聞き始めます。
それを別室で見ていた趙局長は、厳良は凡人とは一線を画す、腹の内が読めんと。
顧一鳴が、ふんふんと頷いているぞっ(^m^)

すらすらと近視の度数を答えた張超に、厳良は、取り調べの時はかけていなかったと続けます。張超は裁判のための資料を読むためだと答えるのですが、事件の写真を手元で見ていた厳良は、事件当時、張超が眼鏡をかけてはいなかったことに注目していました。それを、突然初公判からかけ始めたことに。

厳良は、通勤は車か等、一見関係のなさそうなことを聞いて話をさせ、なぜ殺してもいないのに自供したと続けます。
遺体が見つかったのはうちの家。混乱と恐怖の中で認めてしまった。
数か月間も、頭の中に霧がかかっていたものが、初公判で突然晴れたのかと厳良。

私は法医学の元教授で刑事専門の弁護士。類似事件に詳しいため、考え過ぎるところがある。身に覚えのない罪を認めてしまい、後悔したが、騒ぎは大きくなる一方、留置場で自供を覆すのは至難の業。公の場で告白することで、身の保身を図った。

では、なぜ被害者の爪に、張超の皮膚片と血液が付着していたのか。
それはおそらく、数日前に争った時のもの。余りの騒ぎに通報されている。
とすると、江陽は不潔な男なんだな。手を洗っていれば皮膚片は残らない。

張超は、真偽は定かではないがとして、おそらく江陽は殺されるまで拘束されていたのではと言います。厳良は、それも一理ある、新しい思考の扉を開いたと受け入れて、殺してもいないのに地下鉄の駅で騒いだことの説明を求めました。
自供は覆せても、世間を騒がせた罪で3年から5年の実刑を食らうはず。狙いは何だ。

あなたが捜査に加わり、希望が生まれた。
調べる時間は24日間ある、上手くいけば、最終日の24日目に全ての真相が明らかになる。
顔を上げ、落ち着いて静かに告げる張超です。

ロング・ナイト 沈黙的真相
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ほら、すっかり弁護士の顔になりました。

張超には明確に、別の狙いがあったことが分かりましたねえ。
大きな大きな計画、これはいわゆる背水の陣ってやつです。それを、この人なら必ず暴いてくれる、真相を詳らかにしてくれると、期待していたからこそ、張超は厳良を紹介された時、ほっとした顔になった訳です。首尾よく、この人を引っぱり出せた、と。実は最初から、厳良ありきの計画でした。そのための攪乱、騒ぎを大きくすること、それも張超の使命でした。目的は単純に自分の冤罪を晴らしてくれるだなんてことではなく、亡くなってしまった江陽を中心とした、彼ら仲間達の無念を晴らし、全ての真相を白日の下に晒すことでもありました。

次回はやっと、2003年の、若くて可愛い江陽が出て来ますよっ。
暗い画面がちょっとだけ、明るくなる、かな、少しの間だけど。

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