2023年8月– date –

紫電が自然に解け、急いで蓮花塢に戻った魏嬰達。師姐を林の中に残し、よじ登った塀の上から見たそこは、凄惨な戦いの後。手を握り合ったまま亡くなっていた両親を見て、動揺した江澄は逃げ出してしまう。

司理理の部屋に戻った范閑は、司理理がただの芸妓ではないことに気付き、アリバイ作りに協力させる。翌日、郭保坤事件の容疑者として審理の場に呼ばれた范閑。

治療が始まり七爺達と和んでいた阿絮の元に、成嶺が谷主は老温だと知り動揺しているとの情報が。阿絮は老温と相談しようと鬼谷に向かうも、途中で谷主が追い詰められているとの噂を聞き、急いで白鹿崖へ。

侯貴平の写真は、李大北にネガごと奪われ胡一浪に売られてしまう。写真館に侵入し、なんとか一枚だけ手に入れた侯貴平は、教授張超に相談するものの、力になっては貰えなかった。

霓裳夫人の元にやって来た沈天庶だが、海天一色のことを夫人もそう多くは知らないと分かり、比較的素直に帰って行く。夫人のお陰で傷が癒えた周翡は…