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陳情令 第46話「金丹の真実」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

金光瑶の恐ろしい事実を告げた妓女 思思と秦愫の元侍女 碧草。2人は何者かに金光瑶の悪事を暴くように仕向けられていた。声高に打倒金光瑶を叫ぶ各世家の仙師たちをあとに、魏無羨は藍忘機を連れて江氏の祠堂を訪れ、亡き江一族の位牌にお参りする。ところが藍忘機や温氏を守ったことで江氏を犠牲にしたと江澄が魏無羨を罵倒、霊力を消耗していた魏無羨はその場に倒れてしまう。すると温寧が現れ、江澄に魏無羨の剣“随便”を抜けと迫り…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

とうとう来ちゃった、この日が。金丹の真実。

試剣堂では、一気に旗色が変わって、みんなが口々に金光瑶(ジングアンヤオ)の悪口。
金光瑶が地位を盤石にするには、秦愫(チンスー)の父親、秦蒼業(チンツァンイエ)の後ろ盾が必要だったと欧陽宗主。あんな悪党の右に出る者はおらぬと姚宗主。
まったく毎度毎度、人を叩く時だけ先頭に立つコイツらは…

魏嬰は藍湛に、だから阿松(アーソン)は死なねばならないと秦愫に言った訳だと内緒話。

姚宗主が鬼の首を取ったみたいに、だから私が言った訳だ、あの息子は他人が殺したのではない、己で手を下したのだって、アンタ、いつそんなこと言ってたよ?
兄妹間に出来た禁忌の子供だから、成長すれば何か影響が出て来るかもしれない、妓女の血を引く子だからと噂になるかもしれない、しかも金如松(ジンルーソン)を毒殺したとされた者は金光瑶の仙督就任に反対した家主。だから自分で息子に手を下して、反対派の一族を討伐したんだと。

魏嬰は碧草(ビーツァオ)に、金鱗台の清談会で秦愫に会ったのかと聞きます。
言い淀む碧草。
魏嬰は続けます。
あの日、芳菲殿(ほうひでん)で秦愫と金光瑶はモメていた。秦愫曰く、ある者が自分に真実を告げ、文を渡したのだと。その者は騙しはしないと。君のことか?

認めた碧草に、魏嬰は、なぜ長年秘密にしてきたことを突然告げようと思ったのか、しかも公にしようとするとはと、畳みかけました。
碧草は、秦愫に夫の正体を知って欲しかった、公になどしたくなかったが、秦愫の死は謎の自害で片付けられた、だから奥様とお嬢さまの敵をとりたかったと、義憤に駆られたテイで話します。
でも魏嬰に、自覚はあるのかと突っ込まれました。碧草が話したせいで秦愫は自害したのだと。

姚宗主…(笑)
その言い方はいかがなものか、だとよっ。けっ。

その時、魏嬰は、碧草の腕につけられた上質な翡翠の腕輪に目を留めます。それは一介の侍女がするには不相応の高級品だったみたいね。透明感のあるいい玉です。
要するに、もう1人の黒幕から相当なお金を貰って、告発したのだろうと気付いたよん。

聶懐桑(ニエホワイサン)が、2人をここに連れて来たのは一体誰なのだと言いますが、姚宗主に、些細なことはどうでも言い、義憤に駆られた人物で、必ずや我らの味方だと言われてしまう。些細じゃねーでしょーがー。

実に疑わしい。
ぽつりと藍湛が言います。
どこがと藍啓仁(ランチーレン)。
どこもかしこもと魏嬰。

まず、金光瑶がそれほど非情なら、なぜ思思だけを生かしたのか。
今、証人はいるが、物証はない。

だけど姚宗主はじめ、モブのみなさんが口々に金光瑶黒幕説をまくし立てます。
金光瑶が赤鋒尊と沢蕪君に取り入らなければ、妓女の子が今の地位まで登れなかった。
赤鋒尊の命を奪い、今や沢蕪君も手中にある。何もなければいいが。
その上、金光善(ジングアンシャン)が死ぬ数年前、己の座を守るため、金光瑶は隠し子達を次々に抹殺していた。追い出された莫玄羽(モーシュエンユー)はむしろ幸運だったと言える。
金子軒(ジンズーシュエン)の死にも、ヤツが関係しているのでは?
薛洋(シュエヤン)が逃げたのも、金光瑶が関与している。
傀儡を操る陰虎符も薛洋が作った。
今日のことも、妓山温氏のように討伐されるのを恐れて、我々を一網打尽にしようとしたのだ。

陳情令
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全く、なんだかなー…

こうして、他人が追い込まれているのを、魏嬰は不思議な気持ちで見ていたでしょう。
以前はこうして、あることないこと言われて、自分が追い詰められていたのに。
でも金光瑶のは、あることあることではあるんだけど。
昨日まで、ここで騒いでいる人達は、斂芳尊斂芳尊とヘコヘコしてたっていうのにね。
やれやれだわね。

退出しようとする魏嬰を、姚宗主が止めました。
魏先生、魏先生!て。あ?センセイ、だとおう!?
金光瑶の持つ陰虎符はお任せしたぞって、はあ?

この道で、夷陵老祖に勝る者はいない。
これで金光瑶も撃沈だ。
無責任なモブ達に言われてもさ、魏嬰は呆れるばかりよ。

廊下を歩きながら、話す魏嬰と藍湛。
手紙を書いた者は誰か。
思思を救って説得し、碧草を抱き込んで秦愫に真相を告げ、この機を選んで公にさせた。
その周到さと綿密さは、金光瑶にも負けない。
俺たちを赤鋒尊の骸へと導いた、黒衣の男では?

でも証拠がないと藍湛。
敵か味方か、動機が何かも分からないが、ただ金光瑶の悪事だけは真実。
藍湛も、兄上に慎重を期すよう伝えると言うんだけどね…

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2人は、そっと祠堂に入り、江家の位牌にお参り。
魏嬰は一旦、やめておこうとしたけど、どうしてもその場を去り難く。

以前はよく、虞紫鳶(ユーズーユエン)に罰を受けてここに来ていたって魏嬰が言うと、耳にはしたって藍湛。魏嬰が散々罰を受けてたのが姑蘇藍氏にまで伝わっていたとはっ(笑)
虞夫人ほど気性の荒い女性は見たことがないって言ってから、あ、罰当たりだったって手を合わせる魏嬰。

江澄に告げぬのかと藍湛は言います。
別の笛の音が、窮奇道でも不夜天でもしていたって話よね。あの時の温寧も、魏嬰が操ったのではないってこと。
魏嬰は、江澄と袂を分かって長いから、簡単じゃないと言います。

そこへ、来ちゃったよ、どうせ暴言吐くんだよ、江澄だよ。

だけど気付かない魏嬰は、続けていました。
しかも、最初の陰虎符は俺が作った。金光瑤がいなくても、その事実は変わらない。

江澄が言うた。
まるで身内のように来たい時にやって来て、連れまで引き入れる、ここの主人は誰だと?
ふん、知ってるわ、オマエだわっ←

魏嬰は、含光君を機密の場所には入れていない、おじさんと虞夫人に線香をあげただけだ、すぐに去ると、出て行こうとすると、確かに跪くべきだ、祠堂に乗り込み、眠りを妨げたのだからなと江澄。
すんっとしていた藍湛も、言葉に注意せよと言っちゃったわよ。
人に言われて、はいそうですかという江澄じゃないのは、誰でも知ってるけどな。
ガンガン続ける江澄と、一歩前に出ようとした藍湛を止めた魏嬰です。

あー、なんかもう腹立つー。
このシーンの苛立ちが後のシーンで昇華される形ではあるんだけど、足りないのよ、ムカつく分量のほうが多くて。ごめんね、江澄ギライでー(^m^)

魏嬰は、そのまま出て行こうとしたんだけど、江澄が藍湛までも愚弄する言い方をしたからね。
ふざけた仲間どもと我が一族の前に現れるな、と。
さすがに魏嬰も怒りましたなあ。自分のことは何を言われてもいいけどと。
大人になっても、ヒートアップしちゃうと、言って良いことと悪いことの区別がつかなくなっちゃう宗主って、どうなの?あれっだけ、江楓眠(ジャンフォンミエン)がそこを注意していたのに。自分こそ、江家の宗主として、性格の悪さで恥を晒して雲夢江氏の品位を落としてるじゃないのさー。

江澄の言い分。
魏嬰が藍湛を助けたせいで雲夢江氏は滅ぼされ、両親は死んだ、その上、大梵山温氏も助けたせいで、師姐まで犠牲になった。そして驚くほど寛大な心で、鬼将軍を蓮花塢まで連れて来て、藍湛には焼香をさせる、それはあてつけか、だそうです。藍湛のことも、夷陵老祖と徒党を組むとは恐れ入る、さぞかし叔父上と兄気味も誇らしいだろう、だーとさっ。
ほんっとに、嫌味を言わせたら、これ以上の人はいねーな o(-”-)o

誰かのせいにしたいのは分かる。でもあの流れだと、次に雲夢江氏がターゲットになるのは目に見えてた。金子軒(ジンズーシュエン)が亡くなったのは、温寧が黒幕配下に操られたせい。師姐が巻き添えになったのも、黒幕配下の笛のせい。温寧がああなってしまったのは、金氏のせい。師姐だって、魏嬰が心配でいてもたってもいられなかったとはいえ、あんな危険なところに飛び込んで来ちゃいけなかった…
全てを魏嬰のせいにして恨んでいれば、そりゃ、楽でしょうね。まあ、本当のこと知らないからね。
とはいえ、今、魏嬰が別の笛の音の話をしたところで、この人、聞く耳持たないでしょ。この人はこの母譲りの苛烈な性格で、真実や大切な話を聞く機会を逃してるんだよね。言うだけ無駄と思われちゃうタイプは、そうしてどんどん孤立していく。ハダカの王様。

さすがに怒った魏嬰が、江澄の襟首を掴みますが、ここは祠堂よ。
場に気付いて手を離した魏嬰だけど、乱葬崗での傷もまだ癒え切ってはいませんからね…
ふらつく魏嬰を藍湛が支えて、2人は出て行くんだけど、ヒートアップしている宗主さまは追いかけるんだよ、全くよー。

江澄に掴みかかられ、藍湛が阻止するものの、魏嬰は、たらーっと鼻血を出してしまいます。一瞬、はっとなったっぽい江澄だけど、アンタさあ、自分だって魏嬰に体を張って助けられたこと、忘れたんか、馬鹿者め。
藍湛、行こうと言われて、藍湛は、わざとらしく江澄にぶつかってった(大笑)

待てと言って紫電を出した江澄を、振り向きざまに藍湛が打ち払います。
その拍子に、意識を失い倒れ込んだ魏嬰を抱き留める藍湛。
振り返りざま、もう一度打った紫電は、随便(スイビェン)を手に飛んで来た温寧が受けました。
温寧は厳しい顔で立ち上がると、真っ直ぐ江澄に歩み寄ります。
何を言われても、再度打たれても、立ち上がり、江澄に歩み寄る温寧。決して攻撃はせず。
その表情を見て、江澄も、何がしたい?と。
温寧は、随便を江澄に突き出し、抜けと言いました。
もう一度打たれる温寧。それでも立ち上がり、ただ随便を突き出します。
いいから抜け。

抜いたら何だと言って、随便に手をかけた江澄。随便はするりと抜けてしまいました。
驚いたのは藍湛だよ。江澄もだけど。

陳情令
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ほおら、抜けちったっ。

温寧は言いました。
封印は解いていない。今も剣は封じられている。他の者が抜こうとしても、抜けない。
江澄が抜けたのは、剣が魏嬰だと思っているからだ。
なぜなら、その体内で霊力を生み出す金丹は、彼のものだから。

久々に温情(ウェンチン)の回想シーン。あの日。金丹を譲渡した日。

パニックになる江澄。
温寧は、江澄の金丹は抱山散人が修復したという話になっている、魏嬰は誰にも漏らしてはいない、自分が知っているのは、その場にいたからだと言います。
そしてあの日の流れを、寸分の違いもなく語り出しました。

自分と魏嬰、それだけではなく、姉の温情もその場にいた。
あそこが抱山散人の隠居の地だと思ったのか?ただの夷陵の山に過ぎない。
あなたの金丹は修復されてなんかいない、金丹が修復されたように感じたのは、妓山温氏最高の医師、温情がいたため。姉が魏嬰の金丹を取り出して、あなたに移したからだ。

ほとんど半狂乱になった後、呆然として、縋りつく子供みたいな顔になってる江澄。
藍湛は、気を失っている魏嬰を見ながら、ポロリと涙を零します。
藍湛にとっても、ああ、氷解…だったんだろうなあ。あの頃の魏嬰のわざとらしい変化を思って。
魏嬰が詭道(きどう)術法を編み出したのは、金丹を無くした彼の苦肉の策だったのに、何も知らなかったとはいえ、それを咎めてしまったことまでも、一瞬で過っただろうなあ。

ちなみにこの涙は、台本にはなかったようで。
イボくんの自然な演技だったらしいデスよ。

温寧の告白は続いています。
魏嬰が隋便を使わなかったのは、若気の至りだと思うのか?
礼儀知らずだと白い目で見られ、陰口をたたかれるのを望んでいたというのか?
剣を佩いても、金丹がなければ霊力もない、剣を抜いても持ちこたえられないんだ。

江澄も涙を流しながら、魏嬰が剣を渡しても佩かなかった時の反応を思い出します。

詭道術法もそうだ、なぜ突然誰からも敵視されるような夷陵老祖になったか。
金丹がないから剣の道には進めない、だから他にどうしようもなかったんだ。

江澄は思い出します。
ちょっと突き飛ばしただけで、転んでしまった魏嬰に、酒の飲み過ぎて霊力も弱くなったか、そのザマで江氏の再興を手伝うだと?と吐き捨ててしまったこと。目隠しをして山に向かう自分に、最後まで注意の言葉をかけてくれていたこと。

藍湛は、避塵(ビーチェン)の鞘を床に強く叩きつけると、魏嬰の腕を自分の肩に回して、支えながら歩き出しました。でもこのドンッは、見抜けなかった自分への怒りも含んでるんでしょうねえ。

陳情令
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とはいえ、もう一瞬たりともこんなヤツの側にいたくねえっ!にも見える藍湛だ(笑)

温寧は、落ちた隋便を鞘に納めて江澄に差し出し、この剣を持って誰か抜けるかどうか試してみろ、そうすれば嘘かどうか分かるはずと言います。
あなたは負けず嫌いで、常に誰かと競っている。でも本来、あなたは永遠に、あの人には勝てない。

嘘だ、あり得ぬ、みんな私を騙してるんだって、江澄は逃げてったよー。
それでも隋便はしっかり持っていきましたとさ。

温寧と共に舟に乗り、未だ気絶している魏嬰を膝に乗せる藍湛。
温寧は藍湛に、金丹の話をしてしまったことは、しばらく魏嬰には内緒にしてくださいと言います。
遅かれ早かれ、知る事にはなるだろうけど、口止めされていたことだからと。
藍湛は、安心せよと言いました。

んもー、いいのよいいのよ、温寧は悪くなあいっ!

温寧は言いました。
かつて金鱗台で味方してくれましたね、あの時の恩は忘れません、そして何より、長年阿苑を世話してくれた。てっきりうちの一族は皆殺しになったと思っていたのに、阿苑が生き延びていたとは。

おおお、藍湛が話し出したぞぅ。
あの日、温氏が処刑され、魏嬰を捜しに乱葬崗に行くと、そこは既にもぬけの殻で、長く隠れていて熱を出し、病にかかっていた阿苑だけが残っていたらしい。
そっか、不夜天の直前だったか。あの時、ちょっとだけ遅れて来た藍湛は、みんなが決起大会で集まっている隙に、乱葬崗に行ってたんですね。

実はこの32話で、あれ?と感じていたのは、温情と温寧が、一族のみんなと乱葬崗を出る時、阿苑も、おじさんとお祖母ちゃんに手を引かれて、一緒に出て行ってるんですよ。ここではまだ、隠されてはいなかった。
金鱗台の階段を上ったのは、温情と温寧の2人だけで、一族のみんなは階段の下にいました。だけど、そこに阿苑が並んでいたかが、ちゃんと写っていなくて分からないの。おじさんが抱いているようにも見えるんだけど、2人が前にいて、後ろに一族がピンボケで映っているところは、カキワリか?みたいな感じになっててなー。
後に藍湛が乱葬崗に隠れていた阿苑を助けるならば、一旦一族は魏嬰と入れ違いに乱葬崗に戻って阿苑を隠し、乱入してきた討伐隊に捕えられて処刑されたって流れになるんですよね。

阿苑は、その高熱のせいで、以前の記憶を失ってしまったらしい。
温寧と話した阿苑はずっと、藍湛の話ばかりしたんだそう。幼い頃、魏嬰の話ばかりしていたみたいに。私の話は一度もしなかったですがって。うう、温寧…(涙)

でもここで、ハッとなった藍湛は、告げてないのか?って。
えー、話しちゃっていいのぅ?んじゃなんで、藍湛はずっと黙っていたのぅ?

だけど温寧はね、今彼は幸せだから、気が重くなるような過去を知るより、今のままでいたほうがいいって言うのよっ。ほろり。本当に阿苑の幸せを思うならば、それもそうだよね。
とはいえ、思追(スージュイ)は自力で、あの蝶のオモチャを懐かしんだ。少しだけ、夷陵茶楼での記憶の風景も蘇った。乱葬崗で傷付いた魏嬰を見て、何かこみあげてしまった。もうじき、思い出してしまうだろうって感じですが。

だが、いずれは知ると藍湛。
温寧もそれには同意します。金丹のことを江澄が知ってしまったように。

藍湛は魏嬰を見ながら、唐突に、痛むのか?と言いました。
金丹を取り出すことだね。
多分、かなりの痛みだったのでしょう。どうやら温情も、麻酔効果のある薬を用意したみたいだけど、体から取り出す時、麻酔のかかった状態だと金丹にも影響が出るため、使えなかったのだそう。
ずっと意識のある中で、苦痛に耐えただけでなく、霊脈と結合していた金丹が体から分離され、体内に湧き上がっていた霊力が少しずつ鎮まり、やがて消えていくのを静かに感じていたらしい。
覚悟の上だったとはいえ、そりゃあ、どんな絶望だったことか。

藍湛は、成功の確率は5割だったと聞き、驚きます。
方法は分かってはいても、過去それを試したことのある人はいない。だから温情だって最初は拒んだ。
でも魏嬰は、5割なら半々、自分は金丹を失っても他に道はあると言った。けど江澄は違う。負けず嫌いで損得を重んじ、修行の成果は命も同然、金丹のない普通の人間になれば人生は終わってしまう。

ここで藍湛が魏嬰を責めた時の回想シーン。
魏嬰に、他人行儀に、藍二公子と言われてしまった時のこと。
藍湛の苦言は心配からのことだったんだけどね。
今考えれば、なんで言ってくれなかったんだとは思ったでしょうが。

魏嬰が目覚めます。
どうやって外に出たと聞かれて、藍湛は戦ったと言いました。
魏嬰は、江澄の言うことなんて気にするなって、藍湛にまでも及んだ暴言のほうを気にしてる。
自分が気遣われてしまって、藍湛はちょいと心苦しそうだ。

蓮花湖の中を進んでいると言われて、そこに師姐の幻を見てしまう魏嬰。
蓮の実、よく剥いて貰ってたっけね。

ぽろっと涙を零して、腹が減ったと笑った魏嬰は、湖から蓮の実のついた花托をひっこ抜き、藍湛と温寧に渡します。いい時期に来たって(笑)
だけど藍湛ってば、この湖の持ち主は?だって。真面目かっ。あ、真面目だったね(^m^)
分かったよ、食べないよとフテ腐れた魏嬰。
それを見て、藍湛が自ら花托をぽきんと折り、魏嬰に渡します。
今回だけだ。
啊ー?
もぐもぐしながら、成り行きを見守ってる温寧が可愛いよ(^m^)

そして、めっちゃいっぱい食べてる3人でした(大笑)
みんなお腹が空いてたのね。そうよね、蓮花塢に行っても、何も食べ物出して貰えなかったもんね。藍湛も静かにもぐもぐもぐもぐしているよ。

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息の詰まる展開の中のほのぼのシーンでしたよ。

そこに光の蝶が飛んできました。
金光瑶が雲夢に来たってお知らせらしい。金光瑶が追い詰められて自暴自棄になったのではと魏嬰が言うと、藍湛も頷きます。更に未だ藍曦臣(ランシーチェン)からの連絡はなくて、心配そう。
魏嬰は、芳菲殿の密室で見た雲夢、雲萍城(うんへいじょう)の土地権利書を思い出しました。
金光瑶の行先は、雲萍城だと。

雲萍城は染物の盛んな土地なんでしょうね。いろとりどりの布が干されていてキレイ。
先を行く2人は放って置かれるのに、後をついていく温寧は、町のゴロツキにまで絡まれる始末。なんでなんだろねえ(笑)
藍湛は懐から魏嬰の呪符を取り出して渡します。まだ持ってたのかって、いつ渡したんでしたっけ?16年前?以前も持ってたシーンあったんだけど、あの時も疑問だったのだが。私がまた見逃したんでしょか。
ともあれ、魏嬰は呪符を投げて光の蝶を出し、ゴロツキ含めた町の人達がそれに気を取られている隙に、温寧は逃げ出しました。

さて、次回はいよいよ金光瑶のネタバラシ?回。
まー、彼はよく喋るのだ。
だけどやっぱり上手いよなあと思いましたよ、あの人。人の心の隙に付け込むのが。

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