66話の途中から。
雅楽(ヤーロー)を横から掻っ攫った南衣(ナンイー)が、孫弘(スンホン)に会いに行くよ。
こちらを書き続けている間に「慶余年2」も見終えて「雲之羽」に入っているのですが。
「慶余年2」はサクサク見終えたのに、「雲之羽」がなかなか進まない。1話が長いってのもあるのかもしれないけど。つまらない訳じゃないんだけど、進まないのよー。
メインの2人に余り興味が持てないからかもしれません。ううむ。
▶ 「鳳凰の飛翔」視聴はこちらから U-NEXT(25.7.20現在)
所感 ネタバレです
火鳳幇(かほうほう)のアジトで孫弘に剣を突き付け、私の師匠宗宸(ゾンチェン)はなぜ死んだ、おまえの目的はと聞く南衣。
この都で辛うじて生きている自分に何が企める、とか言ってるけど、ガンガン企んでますがな。
確かに宗宸を死なせた。彼は血浮屠の首領として大成の皇子を救わんとし、寧弈に捕らわれた私のために自らを犠牲にした。
げっ。前回、ちっさい伏線だったなーと書いたけど、アレだけじゃなかったー。
自分は寧弈に捕まってたんだよーの形が欲しかったのか。
寧弈が大成の残党を皆殺しにするつもりだって嘘に、真実味を持たせるため。
その嘘は、自分達の存在を利用して、天盛を引っ掻き回して復讐するためか。
火鳳幇が守りたいのは大成の民、だけど天盛の後継争いに巻き込まれ、大成の忠臣が命を落とした。生き残るために第七の命で雅楽(ヤーロー)を攫って隠したが、雅楽は行方不明。これで寧弈も第七も火鳳幇を許さない。長孫(ジャンスン)氏である自分と知微は、寧氏の手で殺される。私が死んでも知微を守って欲しい。
だってさ。
あー、腹立つタコ坊主。巻き込まれてなどないわ。自ら火種ガンガン投下しといて。
南衣はそのまま去って行き、まんまと火鳳幇の尾行が付けられましたよ。
寧弈が走って来た崖の上には、馬車と南衣。
南衣は寧澄(ニンチョン)を殺した後で、雅楽を返すと言う。
寧弈は南衣が第七と組んで雅楽を攫ったとは思えないと言うけど、南衣は真相も語らず頑な。
雅楽と話して、問題の根底にあるものには気付いてたってのに。
大成の亡霊に憑りつかれた2人が画策した犯罪で、片方が命を張っただけの話。
アンタの師匠は無辜の者じゃなく、卑劣な誘拐犯。
それを逆恨みされるなら、むしろ寧澄のほうが被害者。
師匠が無辜の者は殺さないってのも、血浮屠の首領だと考えれば、その実どうだったのやら。
南衣って結構な純粋培養だったんだね。
寧澄が遅れて駆けつけ、争うことはない、すぐに夫人を解放すれば自分は自害すると、自分の首に刀を押し付ける。
止めようとした寧弈は、南衣に殴られて倒れてしまい、寧澄と南衣が戦い始めたその隙に。
南衣を付けていた火鳳幇が、雅楽の乗っていた馬車に縄をかけます。
あああ、南衣、なんで自分が付けられてたことに気付かなかったかなー。
そこに知微も駆けつけて、南衣を止めるんだけど。
火鳳幇は馬車を崖下に落とそうとしてます。驚いた南衣が必死で縄を掴むけど、もう遅い。
後悔したでしょうね。でもこれが自分のしたことだわ。
その間の事情を鑑みない南衣の理屈で言えば、何の罪もない無辜の者、雅楽を殺したのはアナタよ。
その頃、辛子硯(シンズーイエン)は王順儀と対峙してました。
雅楽を救いたいなら、第七が密約を結んでいるのは誰か教えろと。
何も知らないと言う王順儀。ホントかいな。
ショックで泣き崩れる寧弈。側には知微。
これにはきっと裏があると言われても、寧弈は、都合よくあの場所に知微が現れたことで、知微をも疑ってます。
でもそれもそう。知微がなんで南衣の居場所を知ってたんだ。しかも説明せずに誤魔化そうとするから、寧弈の疑いも晴れやしません。目の前で母親を殺された人に、その原因を作った人間を傷つけないと約束してなんて言って引き渡しも渋れば、そりゃ、更に。
知微は、雅楽が握っていたらしい遺品を寧弈に渡します。寧弈にも見覚えのあったもの。日落(リールオ)族の何かでしょうかね。
寧澄も来て、南衣を引き渡すまで帰さないと言うけど、寧弈は二度と会いたくない、出ていってくれと叫びます。
皇帝もまた、雅楽の死にショックを受けていました。
カツラの白髪配合も増やしてるよね。一夜にして、めっちゃ老け込んだ。
いっそ自分の手で殺せば良かった、て。病み系の人が言うセリフだなあ。
そこに、これを好機と見た月泠(ユエリン)が現れ、皇帝を身も心も籠絡。はぁあ。朕、チョロい。

おじいちゃんと孫。
凌英(リンイン)によれば、雅楽の遺品は、日落族の神女の霊符らしい。神女の使命が彫られているんだとか。何か伝えたいことがあったのかもと言われて、寧弈は、直接聞きたかったと。
雅楽は間際に、いついかなる時も、己の心に従ってこそ、己の人生に背かずにいられる、いくらでも母は待てると呟いてました。
己の心に従って、周囲への警戒を怠り、ベタベタマザコンになってたんだけどねえ。
そこで呉英(ウーイン)から、王順儀が殺されたと伝えられます。犯人は不明。
うーん、辛子硯、2人で会ってましたわよね。
火鳳幇が引っ掻き回しているとはいえ、先に雅楽を攫う指示を出したのは第七。その雅楽が殺されたんだから、王順儀が報復されても第七には当然の報いではある。雅楽と王順儀は哀れな被害者だけど。
ただ、王順儀に全く非はないかってのは、微妙なところだよねえ。何かしか気付いたいたはず。
月泠は一品の位を貰い、慶妃となって、廃貴妃のいた招慶殿を使うことに。
異例の大出世ってところでしょうかね。
寧弈は辛子硯を呼び出してました。
誰が王氏を殺したか知っているかなんて聞くけど、分かっていての顔だね。
辛子硯は笑って、靴の中から師匠から貰った短剣を出してみせます。
どうしてだと聞かれた辛子硯は言います。
二花(アーホワ)はなぜ死んだ?生まれる前に死んだ私の子のことも忘れたか?
寧弈はさあ、二花の件は自分にとっても辛いことだったとか、子供のことも忘れる訳はないと言うけど、やっぱり妙に他人事に見えてしまう。涙を流してはいても、自分を蚊帳の外において言ってるみたい。
辛子硯にとっては、寧弈も当事者。辛子硯の行動は寧弈のためだから。でも辛子硯はとても冷静。
そこに、逆に温度差を感じてしまう。
自分も母親を殺されてるでしょ。聞かなくても分かるんじゃないの?冷静に見える辛子硯の心の奥にあるものも。
辛子硯は、第七の弱点を聞き出すために王氏に会ったらしい。
何も知らない、聞いてないと答える王氏に、第七を救って欲しい、あの子は善良、まじないで惑わされたんだとか言われて、さすがの辛子硯もプッツリと切れてしまったんだなあ。
ようやく辛子硯はあの日の話をします。
あの日、二花や難産の妻を顧みず、寧弈を助けに行った。ところが寧弈は庶民となり、母と幸せに暮らすのだと言う。彼らの死を無駄にする気か?
寧弈は誰も死なせたくないから修羅場を出たんだと叫ぶけど。
それが甘いんだっての。自分だけが苦しんでるみたいなポーズはやめなはれ。
庶民に身を落として犠牲は止んだか?争いは止んだか?帝位がある限り、争いも犠牲もやむことはない。天下を得て一代の明君になっても、仁政を敷き法を改めても、犠牲は完全には消えぬ。悪は常に機を伺っているからだ。
そう辛子硯に言われても、この期に及んでも、母上すら戻ってくれば天下などいらないと、単なるマザコン駄々っ子と化した寧弈。
辛子硯の顔は、こりゃ完全にダメだな、になったんでは?
なのに、追い打ちをかけるように寧弈は続けてしまったよ。
おまえは一代の名臣を目指す、ただの野心家だろうと。
うわ、バカなの?バカなんだね?これほど身を挺して働いてくれてた人に。

よく分かったと言った辛子硯は、これで完全に見限ってしまったかな。
天を仰いだ辛子硯。
荘毅(そうき)皇太子の魂よ、ご覧になっただろう、私はずっとあなたとの誓いを守り、寧弈を助けてきた。今日は私が彼を見捨てるのではない、彼の方が私を古衣のように捨てるのだ。私は全力を尽くしたと誓おう。
私も本当に残念だよ。あの寧弈が、これほどの阿呆に成り下がってしまって。
慶妃となった月泠は第七に、皇帝は遺詔を撤回しようとしている、何か良策は、と内緒話。
まだ王順儀の死を知らない第七は、冷静を装って、遺詔を手に入れろなんて囁いてますがね。このマザコンも、王順儀のことを知ったら半狂乱になるのでしょうな。
あ、早々に遺体が楓昀軒(ふういんけん)に運ばれてきてました。
皇帝もショックを受けている模様。そこに辛子硯。
皇帝は、寧弈が報復したと思っているから、辛子硯が宥めに来たと思ったらしい。
辛子硯はそれを認めつつ、寧弈だけでなく第七の命乞いもし、その上で、第十皇子寧霽(ニンジー)を皇太子に推挙しました。第十を一代の明君にするため、全力を尽くします、と。
皇帝サマ、目をぱちくりしたー(笑)
寧弈と第七は二度と互いを許さない、でも私怨に囚われて天下を曲げる者は、天子の器ではない。
確かにそうだわなー。
皇帝も、その諫言はよく考えることにすると答えました。でもその件は2人には伏せろと。
さて、荒れまくって泣きじゃくる第七。本当にバカとしか。
やったらやり返されると覚悟しないとでしょーが。浅はかな奴め。
そして、孫弘もまた、ショックを受けてました。私の月泠が慶妃になったと。
後宮に潜入させたんだから、それくらい覚悟の上じゃなかったんかい。
だけどこちらは、大成哀帝の位牌の前で、天の加護だと思う程度には冷静です。
そこに赫連錚(ホーリエンジェン)が都を発ったとの知らせ。
次の計画があるんだってさー。全く面倒なタコ坊主。
南衣は寧弈の前で膝を付き、全てを語ったのかな。
鳳知微は無関係、雅楽を攫ったのは第七。
南衣は正直だと聞いている、誰かを守りたくて追い詰められたのだと信じようと寧弈。
奴隷市の監禁部屋から連れ出し、魏府に連れて行ったと聞いた寧弈は魏府へ。
その床には、蝋に固められて、監禁部屋で見張りをしていた男の令牌が隠されてました。
南衣が見張りを気絶させたとき落ちたのを、雅楽がこっそり拾って、手がかりとして残してたんだね。やっぱり賢い人だった。第七の手の者を証明する令牌なのかな。
皇帝に呼ばれた辛子硯は、実績も権勢もない第十がどう臣下を統べると聞かれ、寧弈が宗正寺から出た時も実績も権勢もなかった、それを手に出来たのは、兄君を廃した功だったと言います。
本当に第十を皇太子に立てるならば、第七を使い、権勢を高めるしかない。
皇帝は、また兄弟で争うならば、変える必要はないと。まぁだ第七の毒に気付いてないのかねえ。
辛子硯は、まず第七の過ちを素早く調査させるよう進言。それで第十の能力を見せ、廃楚王を懐柔して王者の慈しみを見せれば、第七の企みも防げ、寧弈の恨みも慰められ、第十の功績にもなる。
やっぱりすごいよね、この人(^m^)
それでも皇帝は、2人の様子を見たいと、参内していた第七を呼ぶことに。
ふらふらと入ってきた第七は、恨みを晴らして欲しい、法に乗っ取った公正な処置をと言いつつ、命には命をと。寧弈を殺せってことよね。じゃあ、自分自身も処刑ですよ?
皇帝は驚いて立ち上がり、では灔妃(えんひ)の命は誰が償うべきかと問います。
第七は、それには答えず、父上の心には灔妃しかいないのかと喚き立てる。
わー、話つうじなーい。寧弈は殺害を認めてるとか、嘘ばっかつくし。
辛子硯がすかさず、冤罪は許されない、王順儀も灔妃も、公主の死も、徹底的に調べるべきと。
そのうちの2件に関わってるしね。しかも公主は自ら手にかけているしね。だいぶ分が悪い。
これ以上、強硬に申し立てられなくなった第七は、命令には従うが、寧弈が手を引かねば、我が身を守ることをお許しくださいって、とっとと帰ってった。
ほらね、今の、見ました?言った通りでしょ?って感じの辛子硯。
それでも皇帝は頑固に、自分なら2人を和解させられると言い張るんだよ。全く無駄なコトを。
そこに月泠が来て、妃になった記念に家族で宴を、なんてー提案をするもんだから、皇帝は嬉しそうにそれに乗るんだけどもねえ。辛子硯にもまるで挑むみたいにしてさ。
でもその宴は、散々な様相を呈する訳だよ。
第七は、ポンと孫弘を呼び、胡(フー)亜相を引き入れることにするらしい。
ターゲットを寧弈から皇帝に変えたみたいですわよ。
ポンはビビってるけど、孫弘は内心ガッツポーズでしょ。
姚(ヤオ)丞相と違って、胡亜相は寧弈派って訳じゃなかったしなー。でもこれで胡亜相も、ポンと一緒にお終いってことだわねえ。
孫弘は知微にも接触してました。
調子のいいことを言って、知微を懐柔しようとしてる訳だね。
何も知らされないまま、突然唯一の生き残りだと言われて、散々な目に遭ってきたのに、この人は最初から自分の存在も知っていた。それなら少なくともあんな思いをすることはなかったんじゃ?とは思わないのかなあ。警戒心を解いたように見えるのは、一応の策なのかなあ。
ただ、突然兄だと言われても戸惑っている風を見せ、疑いたくないから聞いておく、私に隠していることはない?と知微は聞きます。
孫弘はあると言いました。でも傷付けはしないから、今は聞くなと。
大成の計画とは関係があるかと聞くと、ない、だって。個人的なことだと。
大成とは無関係ならばと、知微は、第七はとても陰険な相手、自分は殺されかけたこともある、付き合わないほうがいいと伝えます。
孫弘は、奴隷市のために、大成の遺民を生かすために、それは無理だって言うよ。
知微は説得しようとしたのか。国破れて山河あり、天地は広い、大成の遺民にも、もう囚われるのはやめて自由に生きて欲しいと。
無理だって言ってるけどさあ、そんなの、孫弘が命じればいいだけだと思う。彼らはきっと従う。孫弘はみんなのためって口実で、自分の恨みを晴らすことしか考えてないよね。ま、確かに個人的なコトか。
そこに、赫連錚が来ちゃった。コイツの策で呼び出されたんだわね。
あれっ、燕懐石(イエンホワイシー)がいるっ。久しぶりっ。華瓊(ホワチョン)は残念でした(涙)
て、ここはどこなのよ。知微が今、身を寄せているのは。
金獅から南衣と共に帰ってきて話してたのも、ここだったけど。燕家の関係かな。
赫連錚は後悔したと、離縁状を返して欲しいと手を出します。
余談ですがっ。
中の人、張暁晨(チャンシャオチェン)の運命線がまー素晴らしい。(ワタシは手相観)
月丘からするーっと長く延びる運命線は、感性を使い周囲から応援される芸能人向きの線ですね。
ま、それはいいとして。
知微は、なぜ自ら苦しい道を選ぶのか、妻には事欠かないはず、自分では王后は務まらないと拒否するのに、赫連錚は諦めないのよ。お願いだから帰ってって言われても、最終的にはあと一か月だけ一緒にいさせてくれと。
だー、いい加減しつこい。双方が想い合ってすれ違いまくってる寧弈と知微とは違って、ずーっと一方通行なのに、ずーっと諦めないってのはさあ。それだけ愛が深いとは言っても、拒絶しても拒絶しても縋り付いてこられるって、迷惑以外のなにものでもないのよなー。
でもその迷惑千万な要望が、まんまと孫弘たちに利用されちゃう訳だ。
そもそも、ハナからそのつもりで天盛に来るよう仕向けられたんでしょうが。
辛子硯のところには、授業だと言われた第十が呼び出されてました。
兵部、刑部、御史台が今も廃楚王に忠誠を誓い、魏王への臣服を拒んでいるけど、皇子の後ろ盾がなければ脆い。それを辛子硯は第十に引き継がせようとしてます。
自分が皇太子になんて、考えたこともなかったんでしょうね、この善良そうな皇子は。
皇太子に指名されたんだと言われても、めっさ浮かない顔で、全て寧弈のほうが自分より上だと言う。
それを聞いた辛子硯は、素晴らしいと。
確かにそうだ。人格的には申し分ない。育て甲斐はありそう。
でも第十は、皇太子位も辛子硯の忠誠もいらないと帰って行こうとします。
皇子として天下や国を思う志もなく、なぜ先賢の書など学ぶと言われた第十は、顔を歪めて答えます。
自分の口癖をお忘れか?書を読むのは知恵を得て、己を見失わぬためだ。
辛子硯が、第七が弑逆を企てている、それを第十に阻止して貰いたいと言うと第十は、本当なら全力で止める、でも皇太子位はいらない、心から国を思うなら、陛下に話し、寧弈を復位させよ、天盛の皇太子は六兄上しかいない、と。
これは多分申し分のない人格だからこそだねえ。
自分の分を知り、寧弈をそれ以上だと認めているからこそ。
辛子硯も困っちゃったね。第十の言い分は正しい。でも当の六兄上が、あのテイタラクなんでね。
青龍寺でしょうかね。慶妃がお参りに来て、人払い。奥にはタコ坊主。
タコ坊主は月泠に、今後想い人は赤の他人にと言われて、触れるのも避けられましたわよ。
てか、この2人が愛を語るシーンなんていらなーい(笑)
祭壇前に戻った慶妃が従者たちを呼ぶと、隠れていた火鳳幇が現れて彼らを一掃。全員が火鳳幇の手の者に入れ替わってしまったよ。
寧弈が参内すると、皇帝は背を向けて寝転んでました。気力も萎えたって感じよね。
あの時の兵権返納&庶民騒ぎについては、皇帝が権勢を握り過ぎた寧弈を危険視したと同時に、力を削ぐことで皇位争いが激化するのも避けようとしたって思惑も一応はあったっぽいけども、それを今になって、何をぐじぐじと恨み言を垂れ流すかな、この人は。
睨みつけていた寧弈も、起き上がって顔を見せた皇帝の一気に老け込んだ様を見て、さすがに驚いてる。
それでも、母の死は辛いけど、母から注がれた愛はいつでも思い出せる、父は健在でも、私を愛したことがあるのか、誰かを愛したことがあるのか、いまひとつ理解できないと言いました。
知微が火鳳幇に足を踏み入れると、働いていた人々が、お嬢さまと集まり、ざっとみんなが跪きます。大成の遺民たちにとっては、知微は今でも公主サマ。知微、居心地悪そう。ゾッとしてそう。
飛んで来た孫弘の側近に案内された知微は、孫弘が長老たちと語り合っているのを聞いてしまう。
自分は本来戦場で死ぬべきだった。この20年はおまけのようなもの。
どうやら孫弘は余命いくばくもないのかな。
というか、ここでようやく納得しました、私が。ちょっと遅かった( ̄▽ ̄ゞ
孫弘は戦場で負傷し常遠(チャンユエン)に捕まり、公的には戦死したことにされ一筆書かされて、血浮屠や遺民たちを集めて飼われてた。だから常家の滅亡後、ようやくウゾウゾと動き始めることができた。
確かに、この人達をないがしろにするのは気がひけるけど、孫弘が彼らを説得して恩讐から解放してやればいいだけの話。20年も時があったなら。
それでも翻意しなかった人達なのかもしれないけど、そもそも孫弘本人が復讐を目論んでいたから、これ幸いと抱え込んでたように思える。
ただ知微は、結構厳しい顔で、他に隠していることはと尋ねます。
孫弘は、知微は大成の皇族、みんなの希望を担えると言う。妹なら絶対に皆を路頭に迷わせたりしない。
ほらコレだよ。
これって一見、責任感のように見えるけど、そういう言葉で縛り付けているのと同じ。20年、そうしてきたんでしょうね。都から遠く離れた場所で、密かに生きていくことだってできたはずなのに。
そして今度は、知微のこともそれで縛り付けようとしている。
彼らを守るという大義名分の元、近くにいた知微の災難も見てみぬふりをして保身を図っていた癖に、今になって背負わせようとするか。
秋明纓(チウミンイン)が、ようやくあの厄介な思いから解放されて亡くなってったっていうのに、次はコイツかよ。
さて、皇宮の宴はまるでお通夜ですな。当たり前ね。
第十が気を遣って、可哀そうだ。
皇帝は、家族の宴だ、言いたいことがあれば洗いざらい話すといいなんて言う。
月泠も家族だとか言い出すもんだから、寧弈が鼻で笑います。
やはり皇族は庶民の家とはかけ離れていますね、平凡な民の父親なら、妻が死んだ直後に後添えなど向かえない。こんなめでたい席で作り笑いをする息子は親不孝者と呼ばれますからとチクリ。
今日は咎めないと言った皇帝も、耳障りな話だが、母親を思ってのことだろうで済ませてるわ。
知微は、大成の英霊を祭った祠堂に連れてかれてました。
そこでも知微は、何のために都に潜伏していたのかと聞きます。
敵討ちなのか、大成の復興なのかと。
余命わずかな孫弘はもう復興などではなく、復讐だけを目的にしてたみたい。
ならどうして第七と結託したのか、なぜ都にいるのかと聞かれて、ここが故郷だからだと声を荒げる孫弘。
知微は、家族さえ側にいれば、そこが家になると言うけど、凝り固まった孫弘は聞く耳を持たないね。
秋明纓や鳳皓(フォンハオ)や宗宸(ゾンチェン)や邢義(シンイー)の名前を出された知微は、私のせいで死んだと言うけど、孫弘はそれは違う、皆、信念を貫くために命を捧げた、死に場所を得たんだと言う。
はー、厄介厄介。
宴では第七がちょこりと牙を剥く。皇帝の目論見なんて蹴り飛ばすように。
寧弈が王順儀のために100日間、喪に服せば仲直りするんですと。
寧弈はいくらでもするよと、ただし、父上の前でなぜ私の母が死んだか説明してくれぬかと言います。
兄弟の情が大切なのに、真実を語ることも拒むのか?
恨みは解きます、自分と魏王が互いの命を持って償いましょう。
激高する皇帝。
第十は、月泠が皇帝に酒を注ぎ続けることを止めるけども、ま、毒入りでしょ、あれ。
でも、第十のことも叱り飛ばす皇帝だよ。可哀そうに。今、本気で父親の体を労わってるの、この人だけなのに。
そして皇帝はよろめいてしまいます。
寧弈と第十は駆け寄るけど、毒を盛った張本人、第七は棒立ちで、すたすた帰っていきます。

凭れかかりつつ、第七を見る目がコレなので。多分。
外に出たら、第七が寧弈に跪けなんて迫る訳だ。自分は皇太子になるんだから、だと。
腹立つ顔だったなあ。オロオロしてる第十が、またもや可哀そう。
でもそこに月泠が来て、皇帝が寧弈を呼んでいると告げました。
第七、ふふんって顔をしているので、これもまた計略だよね。
皇帝を殺して、寧弈にその罪を被せる気なんでしょね。
ベッドにうつ伏せで倒れている皇帝と寧弈を置いて、月泠は出てったもんね。
そして、外の騒がしさに寧弈も気付いた時、外には、ポンと胡亜相を先頭にした兵や朝臣たちが大挙して現れました。
まったくもう、立派な簒奪者じゃないの。
第七やポンと違って、胡亜相だけは目が泳いでるけど(^m^)
ってことで、68話の途中まで。
ここからひっくり返すぞー。
まとめ記事、各話記事のあるドラマ一覧はこちらから⇒作品概要と一覧
単発記事の中国ドラマはこちらから⇒華流その他
タイトルリストはこちらから⇒50音順リスト
複数記事のあるドラマ一覧は、カテゴリーから選択してください。
作品情報
- 制作 2018年発表 全70話 爱奇艺
- 原題 「天盛長歌」
- 原作 「凰権」天下帰元
- 監督 沈厳、劉海波
- 脚本 路怡、邹越、蘆菁、王佩、邱永懿
人物相関図





コメント