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「少年歌行~Beginning of the Legend~」を見終わりました【2】もうちょっと3人セットを見たかったなあ

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少年歌行
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前回、思ったより武侠と書きましたが、やっぱり蕭瑟(しょうしつ)が追放された第六皇子なんで、後半は皇位継承争いのアレコレにフォーカスしていきました。そこに江湖各派の思惑と力関係が絡むっていう。
朝廷のほうは六部等官吏は関係なくてトップ集団のみ、国師の斉天塵、皇弟の蘭月侯、葉大将軍、董太師、皇宮の五大監という食えない宦官達くらいだったので、ヤヤコシサは江湖組織よりマシよ(笑)

目次

所感 ネタバレです

ただ、タイトル通り、ちょっと残念だったのは、青、白、赤の3人珍道中?が意外と短かったこと。白、無心の立場は微妙なので、中盤の離脱もやむなしとは思っていましたが、思った以上にいなかった。
本当は行きたくなかったんだけど、天外天の若当主なので仕方なく、お迎えの白髪仙と共に去っていくのが7話なんですよね。
せっかく3人仲良くなって、もうおまえは1人じゃないぞ、俺たちがいるって、雷無桀(らいむけつ)の言葉に、蕭瑟でさえ、うんって頷く、なんてシーンが入ったんだけど。
廃屋で一度、蕭瑟と殴り合った後は2人、妙に阿吽の呼吸だったのも良かったのに。
離れていても心は繋がってる!状況になっちゃうのが早かった。

少年歌行
画像出典 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
こんなカワイイ3人とか
少年歌行
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こんなお茶目なのとか、ほぼ序盤。

でも無心ってキャラは、一見すると無口っぽく見えるけど、仲間といると、まー口調が軽くなってよぉく喋るのよ。めっさ危機感一杯のところに出てきて、なんでいつもこういう場面に出くわすかなー、そんで毎度人助けしなくちゃいけなくなるんだよなー的、ボヤキが入ったりしてさ(笑)

ただ、現在は魔教と呼ばれる天外天だけど、無心の父親葉鼎之(ようていし)は、元は雪月城の大城主、百里東君や三城主、司空長風と仲良しだったみたいなんだよね。でもいろいろあって黒化しちゃった。
その親世代の諸々が相当影響を及ぼしている現在なんだけど、江湖の皆さんはさー、毎度毎度詳細を言葉にしない訳だ。人の話も聞かずに襲い掛かってくるのもデフォルトだけども。
どのドラマ見てもそうだよねえ。だいたい肝心なところで勿体ぶる。まームズムズする。

って訳で、その答え合わせが「少年春風~The First Generation~」らしいですね。
んもー、これ絶対見たいなあ。そしてきっと春風を見たら、歌行をもう一度見たくなるはず。関係性の解像度が上がるだろうから。

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無心が、だいぶ衰退してしまった天外天の立て直しに消えた後、蕭瑟と雷無桀(らいむけつ)は、雪月城に行く訳だけど。
要するに、正派に括られる2人と反派の当主になる訳で、この別れはだいぶ想いを含んだ描かれ方でした。旅の途中で知り合った、雪月城の筆頭弟子唐蓮と司空長風の娘、司空千落も含めて。
とはいえ無心、天外天がある程度落ち着くと、ちょいっちょい手を貸しに来るけどね。白髪仙に命じて、2人の状況報告はさせてるしね。
あ、白髪仙は「蓮花楼」玉楼春でしたよー。
雷無桀の師匠雷轟も万聖道封磬だったし、雷無桀の母方の祖父、剣心塚の鋳剣師李素王も金鴛盟雪公でしたよ。どんだけ演者被ってるんだ、この2つのドラマ(笑)

無心の棺を狙っていたのは、若当主の無事奪還を目論んでた天外天と、天外天に新たな当主を返すなって勢もいて、雪月城の司空長風は、知己の息子を確実に送り届けようとしてた。
無心を狙ってた無双城の盧玉翟(ろぎょくたく)は「山河令」秦九霄(チンジウシアオ)だったわよ。こっちはまるっきり別人っ。もう少年じゃない、ヒゲおやじ(笑)
ただ、狙う人物の中には、衣装も剣も手袋も派手な緑の(笑)五大監の1人瑾仙もいて、4年間行方不明だった蕭楚河(しょうそか)が姿を現したことが、早々に父親の皇帝の耳にも入っちゃいます。

皇位継承争いに、最有力候補が戻って来るってことで、五大監も、江湖の各派閥同様、二皇子白王、六皇子蕭楚河(しょうそか)、七皇子赤王の誰につくかという話でごちゃごちゃする。江湖の派閥の中にも、白王と赤王の手が入り、大長老みたいな大御所と、その下にいる実質トップとの意見に相違が出来て、唐蓮んとこの唐門と雷無桀んとこの雷門が仲違いしちゃったりしてさー。

小さい頃から、蕭楚河を異様にライバル視してた赤王と違って、白王とは仲良しだったんだけど、蕭楚河を狙った毒入りのお菓子をうっかり食べちゃったせいで、白王は目が見えなくなっちゃってるんですよ。
根は良い人だったんだけど、それで多少なりとも捻くれてしまっている。別に蕭楚河が勧めた訳でもなく、人のお菓子を勝手に食べたのは自分なんだけど、まあね。
だから蕭楚河が現れたことで、目が見えなくても赤王と競おうとしていた白王には焦りが生じて、ちょいとやらかしたりはする。
そういうやり方は相容れないと思っても、皇位争いと兄弟の情は別って言い切る蕭楚河と、神医華錦と侍衛の蔵冥の献身のお陰で目が治った白王も、その後はだいぶ憑き物が落ちたようになってくれます。

白王だけでなく、皇帝の治療にも大活躍してくれた神医華錦は、「黒豊と白夕」の天霜門の師匠の娘でしたね。この子、この時まだ14才だったみたいで。今後いっぱい出て来るんだろうなあ。可愛いもの。

そういえば、蕭瑟が損傷していた内力を治すために、蓬莱島に行くことになるんだけど、その時に、途中まで船に乗せてくれたのが、豪商の息子の沐春風(もくしゅんふう)。
元々彼は自分の兄のED治療薬になる蛇探しで船を出すところだったんだけど、はっきりとは口に出来ないその症状について、雷無桀は当然全く分からず、唐蓮でさえもすっとぼけるのが可笑しかったよね。分かるのは俺だけかよ…な蕭瑟くん(^m^)
最初は蕭瑟も、沐春風をただの金持ちのボンだからいいように使わせて貰うだけ、みたいな見方だった。でも船の中で一緒に過ごすうちに、意外と勉強家で知識もあって、唐蓮がその価値も分からず儒剣仙、謝宣に貰った酒経が、素晴らしいお宝だってことを知ってたりする。

あ、蓬莱島って「有翡」にも出て来ましたが、中国ドラマでは日本のことを指す時も多いみたいですよね。でもイメージは台湾かなって感じがする。日本なら沖縄か。

その後、神医に憧れてた沐春風は、蕭瑟のツテで華錦の押しかけ弟子になって、後半、ずっとカバン持ちしてるんで、結構出番も多いんですが。
このキョロキョロっとした印象に残る目、どこかで見てる見てると思ったんだけどさ。

少年歌行
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「風起洛陽」の小五よ!高秉燭(こうへいしょく)の不良井仲間で、あの事件で亡くなっちゃった1人。
ほら、真ん中右の子。いやあ、この子の顔だけ、めっちゃ目立って記憶に残ってたんですよねえ。
もっと若いのかと思ったら、1997年生まれらしい。百里弘毅やってた王一博と同い年。この子、童顔だねえ。

風起洛陽
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蓬莱島に引き籠ってる莫衣は、何晟銘(ミッキーホー)が演じてる時点で、一筋縄ではいかない人物だろうとは思ってましたが、当人が心魔に囚われていて、百里東君を幽閉しちゃってたりした。
ここで百里東君の玥瑶(げつよう)って女性への想いもチラッと出てきますが、この女性「少年春風」のほうで結構な暗躍をするみたいです。

でもさ、莫衣を正気に戻すのに、欽天監の監正、国師の斉天塵(せいてんじん)が、欽天監で陣を組んで、一瞬で飛んで来るんだよ。え、蓬莱島に辿り着くのに、蕭瑟たち、あんなに苦労したんだが?
神遊玄って域に達すると、長距離飛べるんか。百里東君はそれで各地を転々としてるらしいわ。いいなあ、その技術(笑)

だいぶ大変な思いをしつつ正気に戻した莫衣に、蕭瑟は内力を治して貰いました。
その時に、莫衣が「柔和な力」に影響を受けてるって言うんだよね。最初は女性にやられたかとか言ってたんだけど、それって宦官でもアリでは?の布石でしたなー。
莫衣は執着の核だった亡くなった妹に葉若依が似てると、彼女の病気も治してくれちゃいました。

さあて、これでようやく体も元通り、天啓城へ戻るスタートラインに立ったってところで。
帰りにお迎えにきた沐春風は、船の中でしみじみ言うんだよね。
自分をバカにする者から離れて、君達に出会えて嬉しいと。
この子は跡継ぎが作れない兄に代わる跡取りと目されていたけど、当主は嫌なので、兄のために必死で薬を探し、商売ではなく医術を学んできてた。周囲からは、黙っていれば転がり込む豪商の主の座を、自ら手放そうとするなんてバカだと笑われてた。でもこの子は財よりも、自分の信念と情義に篤い真っ直ぐな人だった。

沐春風は、自分達は同じ類の人間、「少年」なんだと言いました。
負けて悲しまず、勝って謙虚に。手に剣を握り、心に情義を抱く。
広い海のように心は豪快で、咲き誇る花のごとく喜びを隠さない。
待ち受ける危険を恐れず、友の側で酒に酔い歌を楽しむ。
人の道理は数万巻の書物より、心と精神に従えばいい。

やー、これがタイトルだったんですねえ。沐春風に言わせるとは思わなかったわ。
蕭瑟は傍らで黙って聞いてたけど、この人はこういう風に、誰かの言葉を黙って咀嚼してることが多い。迷いの中にいるからなんでしょうけどね。結局、最後の最後まで迷ってたもんねえ。
これを無責任と取るか、意志もないのに重責を押し付けられる不幸と取るか。

蕭瑟には、その意志のある白王がいたしね。赤王しかいなかったら、アレに任せる訳にはいかないと、国のために立ち上がったんでしょうけど。
その点は、琅琊王と近い境遇だったんじゃなかろうか。
沐春風の境遇も考え方も、かなり近いよね。
そしてその後、いろいろあってようやく天啓城に戻った後、神医華錦に白王の目の治療を頼むと口添えする訳だから。結果的に、沐春風と同じことをした訳だから。

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ただその「いろいろあって」の衝撃がちょっと大き過ぎました。

あちこちの反対勢力が、第六皇子の天啓城入城を止めようと、なんなら暗殺も辞せずと待ち構えている中、蕭瑟は単騎で天啓城目指して走ってっちゃう訳ですよ。巻き込みたくないってことでしょうけど。
直前に、司空千落に一緒に行っていいかと聞かれて、返事しなかったもんね。だけどそれを見ていた琅琊王の息子、蕭淩塵(しょうりょうじん)には笑われる訳ですが。

少年歌行
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蕭瑟ですら、ほんのり口元を緩ませて振り返ったこの人が現琅琊王。軍と共に市井に紛れて姿を隠していたんだけど、蕭瑟が動く前に、自分もいるよと会いに来た。あんな茶番を琅琊王の謀反だなど、本気を出したら天啓の半分は吹っ飛ぶ琅琊王に対しての侮辱、父親の無念を晴らしたい、ただし、自分が動くのは今ではないと伝えに。
表向きはニコニコへらりとしているけど、当たり前に怒ってるよね。時折の視線が鋭かった。
ただここで従兄弟同士の2人は、あの事件すらも、琅琊王と皇帝の間で話がついていた可能性もあると言及はしてるんだよなー。そしてどうもその可能性は高い気もするんだよなー。
ま、それは置いといて。

置いていかれた仲間達は、それならばと自らの心に従って、それぞれ邪魔者の排除に回るんですよ。
前回少し触れた天啓四守護。
これ、天啓城を護るんじゃなくて、結成当時は琅琊王を護る、最側近みたいなもんだったのね。で、令牌を持って継承し、琅琊王亡き後は、次にそれに値する人物、蕭楚河を護る剣となるという。
この時点までは、青龍使を雷無桀が、朱雀使を司空千落が、玄武使を唐蓮が継承していて、白虎使はまだ出てきてませんでした。継承前の白虎使、蕭楚河の師匠、姫若風は、無心と旅していた序盤にちょこっと顔出したけど。姫若風が堂主を務める百暁堂は諜報組織なので、基本表には出ないらしく。

あ、姫若風役も、今見ている「大理寺日誌」で見たばかりの方でしたよ。顧小環のパパよー。
そういえば、父のように慕ってた叔父の琅琊王の名前は、蕭若風。師匠は姫若風。
何か意味があって、同じ名前にしてるんでしょか。

でも現白虎使は既に娘の姫雪が継承してたらしく、ここで初めて、敵対勢力の最高峰、慕涼城にいる赤王の義父、洛青陽の様子を見に、姿を現します。
司空長風もまた、洛青陽が出てきたらヤバイと危機感を持って出向いてたんだけど、洛青陽はまだ動く意志はありませんでしたな。

雷無桀は無双城担当。盧玉翟より雷無桀のほうが強かったし、城主の宋燕回(そうえんかい)が出て来ても、一度、李寒衣のところで会っている相手なので、なんとか阻止に成功。
洛城軍に相対した司空千落には、後から葉軍を率いた葉若依が合流してくれて撃退。
斉天塵から知らせを受けて、兵を連れた皇弟蘭月侯と、司空千落、葉若依は合流して、そこに雷無桀も間に合うんだけど。
そして仲間達の行動を、なぜか白王の師父の顔戦天が、蕭瑟に教えに来てくれたりするんだけど。

誰もね、誰1人ね、たった一人で死を覚悟し、暗河数十人の刺客と謝七刀(しゃしちとう)に立ち向かい、相打ちになった唐蓮のところには足を運んでくれないんだよぅ(涙)みんな、大師兄なら、大丈夫って、根拠のない安心感持ってて。相手は暗河だったっていうのに。ひとりだけ、現場が離れてたのかもしれないけど、少なくとも、蘭月侯の軍みたいなのが姿を見せたら、多勢に無勢、刺客達は深追いしなかったかもしれないのにー。

少年歌行
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唐蓮ってキャラに特に思い入れはなかったんですが、なんだかちょっと力抜けちゃいましたよ。
中盤の25話で、少年仲間が欠けちゃったってショックが大き過ぎた。
だけどそれで、暗河と赤王に対する怒りが膨れ上がる訳だけどもねー。

暗河と言えば。
ここは蘇昌河(そしょうが)を大家長とする暗殺を生業としている組織で、蘇家、暮家、謝家がいるんだけど、蘇家の家主、傘持ってる蘇暮雨も「蓮花楼」宗政明珠でしたよ。あちらでは酷かったけど(笑)こちらでは、部下を大事にする暗殺組織の中の良心みたいな人だった。
ちなみにこの暗河が舞台のシリーズ外伝「暗河伝」もそのうち公開されるようで。
こちらでは若かりし蘇暮雨役、龔俊(ゴンジュン)なんですって。ほー、これも見たいわ。

という訳で、無事天啓城に入ってもだいぶゴチャつくのですが、まあ、難しいことは考えずにまずはストーリーを追う、で大丈夫は大丈夫です。
ただ、今、ざっと2周目なんですが、初見より随分と理解し易くなりました。あはは。
なんたって赤王周りがヤヤコシイのさ。アイツってば、あーっちこっちに手を回してて。
でも、過去事情については言葉足らずではあるものの、主要人物達のバックグラウントはちゃんと描かれていたように思います。だからこそのゴチャつきもありつつ。
葉嘯鷹(ようしょうよう)将軍の想いとかねえ。それまで表には出さなかった想いを爆発させたシーンは、なかなか迫力でしたよ。

無心のお母さんの事情話もね。
というか、この人、宣妃は、ちょいとよく分からなかったよ。難しい立場ではあったんでしょうが、その後、グズ過ぎだよね。あんな状況で後宮に戻ったっていうのに、引き籠って無為に過ごしていて、ちゃんと赤王を把握することも、人として導くこともできず。
この人のことも「少年春風」を見たら、もっとよく分かるんでしょうか。
洛青陽も洛青陽だよ。大層な感じでめっちゃ強い人として登場するけど、このグズ師妹のためだけに動くのみってのもなあ、なんなんだ。これだけ恐れられてる剣仙が、報われない愛のためだけに行動するて、ちょっと期待外れ感。そんなふうに周囲からよしよしされ過ぎて、こんな人になっちゃったのかしらん、宣妃。

そんな赤王が、真相を知り、自分の人生なんだったんだって絶望して自害するとは。え、そんな玉か?と思っちゃったよ(笑)てかさあ、もっと早くこんこんと教えてやりなよ、母!と思ったわ、ホントに。
そもそも実力不足で歪んだ子だったからこそ、謀略を巡らせるしか能がなかった訳だけど、その割には、なかなかあちこちに上手く手を入れてました。この人さあ、皇帝みたいに表に立つのではなく、裏稼業の軍師的なことさせたら、なかなかだったかもしれないよね(^m^)

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あ、このドラマでも「山河令」みたいな薬人ってのが出てきます。薬漬けにして思いのままに動かすっていうね。無心は、きっと蕭瑟が助けに来ると信じて、敢えて飛び込み、薬人になる訳ですが。
こちらのはあちらよりも「蓮花楼」よりもマイルドでしたね。異形にはならず、無心だけはなぜか変な唇の色になってたけど(美坊主だから似合うと塗らされたのだろう 笑)解毒ができるタイプでした。良かった良かった。

最後に、余命いくばくもないことを悟った皇帝は、ちょっとした仕掛けを施して亡くなります。
白王と蕭瑟が互いにアレを見て、それでも立ち上がるのか、譲るのかってトラップ。全く、狸親父め。
琅琊王との最後の結託もあったのかなかったのか不明だったけど、やっぱりこの人だったら、可能性はあったんじゃないでしょうかねえ。司空長風が直前に、何があっても雪月城を出るなと、琅琊王から手紙を貰ってた件も考えると。周囲が思うより、皇帝と琅琊王の心は深いところで繋がっていたのかもしれない。

でもま、少年達は、心のままにがキーワードなんだから、結末は納得でした。
蕭瑟の内力を封じた黒幕も、皇帝はちゃんと白王に処理を命じてたしねえ。尻拭いもバッチリ。

最後に、雷無桀くん。船の上でみんなにからかわれてたけど、キミ、醜くなんかないよう。

もう一回、各人物のまとめを作って、少年歌行、おしまいにしようと思います。
2周目見てて、やっぱりまとめたくなったんですよー。だってもう少し人物や組織の情報を入れてストーリーを追ったら、ハテ?が減って、するっと納得できると思ったので。
蕭瑟って主人公のキャラクターが、周囲の個性に多少沈んでる感もなきにしもあらずでしたが、それでもやっぱり面白いドラマだったと思います。

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作品情報

  • 制作 2022年発表 全40話 优酷
  • 原題 「少年歌行」
  • 原作 「少年歌行」周木楠
  • 監督 尹濤(黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~)
  • 脚本 周木楠

人物相関図

少年歌行 人物相関図
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