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「黒豊と白夕」そこそこ面白くサクサク進むケド…というのは、ドラマの評価としてどうなんだとは思うものの、絵面が美しいからいっかー(ぉぃ)

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黒豊と白夕

「黒豊と白夕」視聴終了して只今「瓔珞」を見ているんですが、非っ常ーに、疲れています←「瓔珞」
疲れているのに、で?それからどーなる?となってる。まんまと。
「瓔珞」みたいに、なんかイチイチ体力を奪われる気がする(笑)作品と、「黒豊と白夕」みたいに、さくさくと見進めてしまえる作品と、果たしてどちらがいいのだろうか。ま、好みの問題かなあ。
後宮物は私に合わないだろうと分かってて見てるので、疲れるのかもしれませんし(^m^)

目次

所感

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初、楊洋(ヤンヤン)だったんです。
だから、とーっても楽しみにして見始めたのですが。
以前何回か他の記事中に、小さい文字で書いてきたんだけど、動物の扱いについて、ちょ…と思って、しばらく放置してしまったのは、実はこのドラマでした。
事情は様々あるのでしょうとは思うんですけど、スローで見せられちゃったんだよねえ。
それはあれを「迫力」としか認識できないスタッフだったんだなってことなので。
胃の辺りがぐるんぐるんしちゃって。

で、しばらくやめていたんですけど、やっぱりちょっと勿体ないかなと思い直して(その間、ざっと見した他のドラマいくつかでも、猫ぶん投げたり、犬蹴とばしたりもあり)、そこら辺はすっ飛ばし、続けて見てみました、ら。

ねえ、バカなの?この親父!
に終始しちゃってさー(大笑)

ただ、どの古装ドラマを見ても、皇帝や王と呼ばれる人たちは概ね、こうだったわねえ…
登り詰めたらもう後は保身ってことで、とにかく猜疑心だけが、もりもりもりもり膨らんで、有能な身内であればこそ信じられず、甘言ばかりの腹黒だけを重用するっていうね。
結果、盛大に裏切られてたことを知って愕然とするワケですけど。

そう考えると、「慶余年」の慶帝は一味違うかもしれませんな。
「瓔珞」の乾隆帝もちょっと違うんだけど、こちらはねえ。政治的には有能かもしれないけど、プライベートの感情的には大人げなくてというか、もうガキんちょ過ぎて、ほんっと、ヤだコイツ…という真っ最中です、只今(笑)

ということで、このドラマ、前半は、ど阿呆な雍(よう)州王とクソ王妃(失礼 笑)のせいで、とっても苦労する、皇室の血を引く前妻の嫡子のお話。ま、お家騒動。
後半は、雍州の世継ぎ騒動がよーやく収まったと思ったら、今度は相棒の青州が大変よってお話。

あ、紛らわしいんだけど、皇室と王室があります。
舞台は大東(たいとう)国という国。そこには皇帝がいて、その下に6つの州があり、それぞれに王がいます。かなり州の力が強大になっていて(特に冀(き)州と雍州)、大東国の朝廷の力は弱まっているみたいなので、いずれ新たな皇帝になってやろうと野心を燃やす人達もいたりします。

ただ、天下取りを標榜する人物はいても、そこメインじゃないんだよね、切り口として。地方の揉め事に終始して、最後にとってつけたように駆け足で原題の「且試天下」に繋がってくるんだけども。そこら辺も、うん、まあまあまあ。話数がちょっと足りなかったんじゃ?感。ラスボスと朝廷との関係性も希薄に感じちゃったしな。

この雍州王の前妻の嫡子、豊蘭息(ほうらんしょく)が、生き延びるために王宮内では病弱で無力な王子を演じつつ、周囲に隠れて江湖に進出し、隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主、黒豊息(こくほうしょく)として力をつけてたんですね。そうでもしないと、ガンガン暗殺の手が延びてくる環境なので。
黒豊息の傍らには、だいたい天霜門(てんそうもん)の白風夕(はくほうせき)という無敵の女侠客がいて、武勇を競い合うこと10年、「白風夕の居る所、黒豊息あり」なんて言われるライバル同士となってました。

序盤から、どう見ても黒豊息は白風夕が気になっているのは明らかで、なんだかんだ助けたり構ったりしてるんですが、白風夕のほうは全く恋愛脳ではないので、なかなか伝わらない(笑)
だけど、江湖での2人は本当に生き生きしてるんだよね。扇子と布を使う戦い方のビジュアルも美しくて、2人揃うと、これなんのチート?ってくらい無敵です。ちょっとやり過ぎ感もありつつ(笑)

の、割には人力で岩引っ張り上げたりしてたよね。
キミらなら、内力でどうにかできたのでは?

白風夕が黒豊息を黒狐と呼ぶんだけど、それがまたぴったりでさあ(笑)

黒豊と白夕
画像出典 百度百科
コレですもの。どこからどう見ても、黒狐(^m^)

この黒豊息バージョンの他に、通常豊蘭息バージョン、病弱バージョンがあります(笑)

黒豊と白夕
画像出典 百度百科
通常豊蘭息バージョン
黒豊と白夕
画像出典 百度百科
病弱バージョン

ただ時々、なんというか、生身に見えないなと思うことが何度かありまして。お顔がCGっぽいんだよ(笑)それだけ整っていて美しいってことなんでしょかね、楊洋さん。
私はやっぱり黒狐バージョンが一番好きだわ。

片や、白風夕も訳アリです。
本当は青州の公主さま、自由で型破りで縛られたくない性格で、天霜門の門下に入って身分を隠し、江湖で伸び伸びと人助けしてます。こちらは、人道派青州王と跡取りお兄ちゃんの懐の深さの賜物。
この世界で民として生まれるなら、絶対青州!(笑)

趙露思(チャオルースー)も初めてでしたが、ちっちゃくてカワイイのね。公称161cmもあるかなあ。まあ、あちらの男優さんはみんな180越えだから、余計にそう見えるのかもしれないけど。

雍州王子の豊蘭息、青州公主の風惜雲(ほうせきうん)、冀州王子の皇朝(こうちょう)、幽(ゆう)州公主の華純然(かじゅんぜん)は、子供の頃、大東の都での親の会合に同行して面識があったんだけど、長じてからは会っていないから、しばらくの間、2人は互いの素性を知りません。先にバレるのは、黒豊息のほう。
てかさ、豊蘭息⇔黒豊息って、安易過ぎない?(^m^)

黒豊息は、風惜雲が一番いい女って言い続けていて、あれ、白風夕ってば、嫉妬してる?なんてシーンもあるんだけど、白風夕のほうは、やべやべ、それ自分(^m^)って感じで、全く伝わらない(2回目)。
そして黒豊息、恋愛偏差値が低すぎる(笑)本気で口説こうとしてなかったっぽい頃は、そこそこ余裕に見えたのに、本気になった途端、キミは小学生かいっ。

雍州鳳家の女性当主で吏部尚書の鳳棲梧(ほうせいご)役は、陳情令の師姐、宣璐(シュアンルー)だったんですよっ。こちらでは男性顔負けの活躍っぷりで、凛々しくてカッコ良かった。同じ顔なのに、表情や立ち振る舞いから一瞬で、あ、全然違う性格の役だねと分かるんだよねー。
この人、最初は自分の結婚相手候補として王子、豊蘭息を探るんですが、白風夕の存在を知り、オトコマエな女性同士意気投合しちゃって、豊蘭息そっちのけで仲良くなっちゃう訳です。その間に入り込めない豊蘭息が、ちょみちょみ嫉妬するのが可笑しいよ(^m^)
結果的に鳳棲梧は、豊蘭息の頼もしい協力者になるんだけど、所謂恋敵的立ち位置の女性キャラでも、全くイヤな女じゃないってのがとっても良かった。

冀州の皇朝も、幽州の華純然も、それぞれの立場でそれぞれの野心があって争うことにはなっても、心底ヤなヤツじゃないんですよ。多少鼻につくことはあっても(笑)
完全な悪役と、そうでない人達との切り分けがはっきりしていて分かり易かったと思う。
それにしても皇朝、まんまと騙されちゃってたよねえ、最後まで。あれだけ切れる人物のはずだったのに。

ただ、黒豊息が正体を隠してたのは理由がしっかりしているから分かるんですが、なんで白風夕がこれほど頑なに正体を言わないのかが、よく分かりませんでしたねえ。
普通さ、本人に向かって、あの子が一番いい♪おまえとは大違いなんて言ってたと知ったら、プライドが高くて恋愛偏差値の低い黒豊息なら、だいぶへそ曲げると思うんだけど。そこら辺はさらっとスルーだったもんな。終盤だったので、そんな尺はなかったのかもしれないケド(笑)

こういう突っ込みどころはあちこちに散見してるものの(特に天霜門の師匠の娘が、都合よく物語を進めるために使われていて酷かった)、全体的に余りずるずるダラダラはせずに進んでいくので、飽きずに見進められるのではないかと。
終盤は州と州との戦になるので、大勢の軍隊が陣を組んで戦うシーンがたくさん出て来ます。その映像に、ほおお!とはなるものの、戦い方は扇と布の江湖バージョンのほうが見ていて楽しいっちゃ楽しい。

それにしてもこのドラマは、あちこちで見かけた方がたっくさん出演されてました。
山河令の莫懐陽(モーホワイヤン)がいたり、青年高崇(ガオチョン)がいたり、おっさんになったどっすん高崇もいたらしいのですが、覚えがない(笑)
有翡の周以棠(しゅういとう)、霍連涛(かくれんとう)、童天仰(どうてんぎょう)、兪聞止(ゆぶんし)もいました。
陳情令の師姐も藍翼(ランイー)も、慶余年の皇太子も。

だけど私には何より「軍師連盟」の辟邪(へきじゃ)が、辟邪がーっ!(笑)

黒豊と白夕
画像出典 百度百科

不遇な豊蘭息の、更に更に不遇な腹違いお兄ちゃん役だったんですよ。涙を浮かべて目を赤くしてるシーン多し。この人の境遇はかわいそ過ぎた。
ぬるっとした辟邪を、あれだけ巧みに怪演されてた張天陽(チャンティエンヤン)なので、お兄ちゃん、実は何か黒いコト企んでるんじゃないか感はしばらく拭えなかったのですが(笑)だいじょぶだった。
ちょっとした行き違いはあったものの、お坊ちゃまらしい傲慢さなんかも見受けられたものの、心根は最後までいいお兄ちゃんでした。頑張った弟を見ながら、何度もウルウルしてるの見て、疑ってすいませんでしたーな気持ちになっちゃったわ。

そしてもうひとり。

黒豊と白夕
画像出典 百度百科

豊蘭息の侍従の鐘離(しょうり)くんが、めっちゃくちゃカワイかったんですよ。黒豊息の時も、豊蘭息の時も、一番近くに侍っている役なので、出ずっぱり。ちょっとBTSのテテっぽい。
中の人、黄毅(ホアンイー)くんはこの時まだ18、9才くらいだったみたいなんだけど、数年前の「軍師連盟」の時は、上の辟邪が仕えた曹叡(そうえい)の少年時代もやっていたらしい。覚えてないんですが(笑)
今後、目立ってくる若手なんじゃないでしょうか。古装の似合うキレイな子です。

追記
「軍師連盟」見直してきました。曹丕(そうひ)の妻で実母の甄宓(しんふく)が毒杯での死を賜った時、雨の中、司馬懿に背負われて、にゃー(母上)と叫んでたのが少年曹叡、黄毅くんでしたわー。

結末は、うーん、その設定はいるのかー?ではありました。
なんでこんなに中国の古装ドラマは白髪、銀髪設定がお好きなんでしょ。
更にこの「メデタシメデタシ、でも期限付き」は、この世界の責任とシガラミを考えると、そうでもしなくちゃ「2人の世界」は見込めないってところもあるんでしょうが、うーむ。
10年間、2人は精一杯幸せに暮らしましたとさって、そこはかとなく哀しいよね。

作品情報

  • 制作 中国 2022年発表 全40話
  • 原題 且試天下
  • 原作 傾泠月(チンリンユエ)「且試天下」
  • 監督 尹涛(インタオ)

人物相関図

黒豊と白夕 人物相関図
画像出典 公式サイト

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