48話から。
死刑囚の妻のふりで牢に潜入した辛子硯の義妹、二花(アーホワ)は、獄卒達を眠らせて鍵を奪い、死刑囚と鳳皓(フォンハオ)を脱獄させます。
典獄長に降格させられた彭沛(ポンペイ)は、早速の失態に怒り心頭。
でも鳳皓は、楚王の侍衛長寧澄(ニンチョン)から預かっていた人物だとバレ、その上鳳皓自身が鳳知微(フォンジーウェイ)の弟だとぺらぺら喋ってた。
何かあると考える彭沛のところに、今度は秋明纓(チウミンイン)が差し入れを持ってのこのこ。
この母子、知微の邪魔ばっかしてない?
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所感 ネタバレです
秋明纓が、秋尚奇(チウシャンチー)の妹だと知る彭沛。
しかも以前第二から、秋尚奇には前朝と関係のある妹がいると聞いていて、その妹の子が、知微と皓だと分かってしまった。
しかも彭沛は、第七が鳳皓を連れて行ったと嘘を付きました。
急いで宗宸(ゾンチェン)を尋ねる秋明纓。
邢義(シンイー)という仲間と一緒にいた宗宸は、邢義に鳳皓の捜索を任せます。
彭沛が第七を巻き込んだから、大変な騒ぎになりそう。
彭沛は今度は第七とくっつくのか。バカだな。皇帝に恩情をかけて貰って、徐侍郎にも忠告されてたのに。どうせ第七も第二と変わらんことになるよ?
帰宅した秋明纓は、隠していた大成首領の令牌を、鳳皓が持ち出したことに気付きます。
私が不甲斐ないから息子に慎みがないと言ってたけど、ホントよ。そんな言葉では済まされないほどのバカ息子。アナタの教育不足が、この騒動の直接の原因になったと言っても過言じゃない。
そのバカ息子は、のほほんと辛子硯(シンズーイエン)の屋敷に匿われてました。
二花も、鳳皓のバカさ加減に辟易してる様子。ぺらぺら喋りはしているらしいが。
前朝の皇族の宝を持っていて、楚王の侍衛が帰京したら私物を取り戻し、金持ちになれる。
二花が自分に嫁げば、どんな宝か、どこに隠してあるか教える、だとさ。

そのせいで多くの犠牲者が出るかもと、辛子硯は直接鳳皓に会います。
誘導して口を割らせようとするけど、母親の箪笥から発見した前朝の皇族と関係のあるものとしか話さないのよね。
彭沛は卑屈な笑いを浮かべながら、鳳皓の件を第七に報告。贈り物を持って来たとかって言い方で。徐侍郎の時もそうだったけど、悪い習慣からまーだ抜け出せない人よ。
第七は、楚王と鳳知微が閔海(びんかい)で悪戦苦闘している時に、2人と縁のある鳳皓が消えた?さすがは常党だなと、まずは叱責するというジャブをかます。
慌てた彭沛は、撤回します、贈り物ではなく助けて欲しいのですと米つきバッタ。
そこに秋尚奇が贈り物を持って訪ねて来ていると連絡が入り、彭沛は大慌てで、実は魏王が鳳皓を連れ去ったと秋明纓に言ってしまったと白状。
第七に私を盾にするとはと怒られ、助けてくれるなら命を捧げましょう、となりましたとさ。
ただ、鳳皓の失踪には裏があるはず、私を助けることで霧が晴れ真実が見えるかも、だとさ。
ある意味、間違いはないんだけどなー。なんっかムカつく、2人共。
辛子硯が窮地に陥るのが見えてきたよー。
秋尚奇は、甥を許してやってくださいと頭を下げます。
第七は、お返ししない道理はないが、甥御さんには隠された素性があるようですねと。
カマをかけられて、ご存じでしたかと言ってしまう秋尚奇。
私は父上に仕える身だが、この件をむやみに暴く気はない、全ては父上のご意向次第。
それで、陛下もご存じだと?と思ってしまう、高官なのに素直な秋尚奇は、万事は運命ですなと笑って、そのまま帰っていきました。
鳳皓は第七に持って行かれるかもね。
でもアイツは、たとえ拷問されたところで、何も知らないよ?
家に帰った兄は妹に、今度ばかりはどうにもできない、都を離れろ、陛下がお前の素性を疑い始めていると言う。
鳳皓に会うまではどこにも行けないと妹。
以前はこの母を、肝の据わった女傑のように思えてたんですが。
よくよく考えれば、単に身を寄せてるだけでも、高官である兄ちゃんにでっかい秘密を持たせて、迷惑かけてきたんだよね。秋家一蓮托生で、下手すれば全員処刑になるような。
姿を隠すって選択肢はなかったのかね。のうのうと世話になって、息子の躾もできずに。
だからこの人の苦悩は描かれているとはいえ、執念のためなら、周囲に飛び火するのもどうでもいいように見えてしまう。でも唯一、バカ息子だけは別なんか?
さて閔海。
夏陽に軍営を置いた寧弈(ニンイー)は、常忠信(チャンジョンシン)を呼び出します。
寧清(ニンチン)や寧濯(ニンジュオ)に兵の配置を指示して、常忠信は自分を都育ちの若様と侮ってるから、敢えて臆病な楚王を演じる策のよう。
戦の経験はなくとも、洞察力はあるんでねえ。常忠信の考えなんてお見通しなんだよ。
案の定、無礼で傲慢な態度の常忠信を、寧弈は逆賊と呼び、上手に怒らせた。
今捕らえると、閔海府軍が夏陽の民に暴虐の限りを尽くすかもしれないから、それを避けておびき出すための寧弈軍の布陣だったみたいだよ。

都では、秋尚奇が辛子硯の元を尋ねてました。
廃太子も常海もいなくなって安心していたのに、なぜか鳳皓が魏王と関わるようになってしまった。
ただ秋尚奇は一応、第七との問答で、相手が完全に全てを知ったとは思わなかったらしい。はぐらかしているとは気付いてた。
陛下が妹さんの素性を承知なら、アナタ今頃楓昀軒(ふういんけん)で跪いてますと、笑えない冗談?を言う辛子硯。しかもこの人、魏王が鳳皓を連れ去ったと聞いても、自分が匿ってるとは言わない(^m^)
魏王の真意と魏王府を探るために、鳳皓の生年月日を書いてくれ、霊台丞に頼み、天象を口実にさせて魏王府を探ってから作戦を練ろう、だってさ。
辛子硯としても、あの出生証明書の確認がしたい訳だ。
でもその頃、第七とポンのところに、死刑囚の妻は偽物だとの連絡が入っちゃった。
第七に尋問された獄卒は、鳳皓と賭け事の相手もしていて、鳳皓から巻き上げた大成首領の令牌を差し出しちゃったよ。
うっわ、あのバカ、既に手放してたのに、持ってるフリしてたんか。
わっるーい顔した第七とポンの手に、血浮屠首領の令牌が渡ってしまったぞ。
辛子硯は秋尚奇に書かせた誕生日を、鳳皓の荷物から見つけた長孫皓(ジャンスンハオ)の出生証明書と見比べてました。
長孫皓は辛酉年4月18日。
鳳知微と鳳皓は、辛酉年5月29日。変えたんだねえ。てか、双子設定だったっけな。
辛子硯は、長孫家子孫独特のものだという肩の痣も、鳳皓の肩に確認してた。
痣の話は誰情報だろ。刺青でも入れといたか。知微にあるかどうか知らないけど。
そして今度は辛子硯の元にポンが来た。忙しいな、辛子硯。
ポンは腕にムチで打たれたような傷を作って現れ、鳳皓が持っていたと言って令牌を見せます。
これを使って魏王に楚王を陥れろと言われ、囚人を逃した責任を問われて仕方なく承諾したが、どうすればいいのか。
辛子硯は、魏王は鳳皓の行方を知っているのかと聞きます。
ポンは、魏王はこの令牌を使って、鳳皓は血浮屠の首領で楚王の配下に匿われていると奏上させる気だと言う。
あんな若者が血浮屠の首領のはずがないと辛子硯は笑い飛ばすけど、これを見た皇帝が逆上して信じたらといわれると、あー、あるよね、な顔になる。
辛子硯は、我らの死罪だけでは済まされぬ、慎重にならねばと、令牌を預かることに。
でも、ムチ打ちの跡はわざとだよね、辛子硯、これ、罠だよう?
大忙しの辛子硯は、秋明纓に会いに行ってました。
何がしたいんだと聞かれた秋明纓は、皓は何も知らない、知微も知らないと言います。
大成の復興を望んでいたら、出生の秘密を明かしている。あなたにとっては大成の遺児だろうが、私にとっては我が子に過ぎない。令牌は亡き夫の形見、書き付けは本当の誕生日、処分できなかった。
私が死んだら書き付けは処分し、痣も消して。私の子供たちには平穏に幸せに暮らして欲しい。
いやー、どの口が?知微が処刑されそうになった時だけは揺らいだけど。
それともこんな事態になって、ようやく本当に後悔してるんでしょうか?
秋明纓の頼みを聞き入れ、辛子硯は大成の遺児を消すと約束します。
恩を施したのではなく、これは楚王のため。決して楚王に累を及ぼさないよう、今日情けをかけたことを後悔させぬよう。
そして今夜亥の下刻、順平門の外で鳳皓に会わせると言って立ち去りますが。
でもさー、第七が介入してるよ。大丈夫かなあ、辛子硯。
最近の第七は、常貴妃亡き後、男版毒蛇みたいな顔になってますからねえ。
ひとりで悩む辛子硯を大花が慰めてるけど。
そしてやっぱり、ポンが第七に報告。
少なくとも辛子硯が鳳皓の行方を知っていると気付いた第七に、辛子硯は見張られる。
約束の時間に、宗宸と共に待つ秋明纓だけど、鳳皓は来ません。第七に阻止されたね。
宗宸は閔海に逃げろと言うけど、秋明纓はもう疲れ果ててた。
知微にも正体を知らずにいて欲しいと言うけど、宗宸はどうかな。夫人にも鳳皓にも平穏な人生を送って欲しいとか言ってるけど、大成復興を狙っててそれは無理でしょ?
ほら、恨みを消化させずに死ぬつもりか?知微に復讐を託さなくていいのかって言ってるもの。
秋明纓は、命を救った恩も皇帝への恨みも、結局故国を忘れられない自分達が知微に強要しただけだと言いました。あーやっと目が覚めたんだ、本当に。
この2人は、秋明纓の子を一人犠牲にして知微を救った自分達は、命の恩人だって気持ちもあった訳か。
だけど秋明纓は跪き、決して知微に無理強いせず、意思を尊重してくださいと遺言を残します。
宗宸もそれを受け留めました。
秋明纓は毒薬を飲んだね。でもこの後も少し存命なので、遅効性の毒なんでしょう。
その頃、大花に檄を入れられていた辛子硯のところに、怪我をした二花が飛んで来た。
刑部に襲われ、二花を守ろうとした鳳皓と寧弈の侍衛は捕われてしまったと。
辛子硯は、魏王は大成の遺児を隠匿した罪で楚王を陥れるつもりだと、謁見に向かいます。辛子硯本人も無事に戻れるか分からない賭け。

振り返って妻たちには笑顔を見せるんだよねえ。
閔海の知微は、燕州軍が出立を渋っているのを知り、南衣(ナンイー)に魚符を渡して軍を夏陽に連れていくよう指示。
楚王はきっと無事だって、知微を慰める南衣です。随分この人も人間らしくなったなー(^m^)
辛子硯はまず姚(ヤオ)丞相のところへ。
魏王が事を荒立てようとしているから、刑部の牢獄に行き、魏王の陰謀を暴いて欲しいと。
姚丞相は表には出さなくても寧弈派なんだよね。全力を尽くすと約束してくれます。
辛子硯は、どんな罪でも一人で負う、楚王に累は及ぼさない、万が一の時は、家族を頼みますと。
刑部の牢でトンチンカンな鳳皓に迫っていた時、辛子硯が謁見に向かったと聞いた第七とポンも、急いで皇宮へ。これさあ、こっちが先に到着しちゃったみたいなんだよねえ。
辛子硯は皇帝に、令牌と出生証明書を見せます。
楚王は都を離れる前、ある一家を調べるよう命じた。遊び好きの息子に寧澄と賭けをさせ、巨額の借金を作らせて牢に入れてから、わざと脱獄させて信頼を勝ち得た。それで手に入れた品。体の痣も確認済。
だけどそれより早く、第七とポンが大成の遺児を見つけたと奏上してた。
ポンが牢獄で奇妙な事案を見つけ、調べると血浮屠に関係してた。寧澄が連れて来て、牢獄で保護されているように見えた。尋問しようとしたところ脱獄されてしまい、魏王に助けを求めた。楚王が関わっていそうなのでその意図を妨げてはならぬと思い、自ら調べると、血浮屠の令牌が出て来た。
ふむ。辛子硯の話と齟齬はないはず。
皇帝は辛子硯に、その者は長年どこにいたと聞きます。
秋都督の屋敷、養育したのは妹の秋明纓。ただし秋都督は鳳皓の正体を知らない。
だけどさ、それもまた第七が先に喋ってた。
しかも、知微も知らなかったはずはないとまで、憶測で。
令牌はポンに辛子硯の元に持っていかせ、辛子硯に事を預けたけど、不安になって見に行ったら、楚王府の侍衛が鳳皓を逃がそうとしていたから牢獄送りにした。
辛子硯のほうは、秋都督が鳳皓に目をかけ守った形跡はない、恐らく血浮屠の残党が守っていたのだろうと思い、わざと逃がして残党をおびき寄せ、一挙に捕えようとした。
ま、これも齟齬はない。
皇帝は辛子硯に、罪には問わないとは言うけどね。
ほんっと、ヒヤヒヤものだ。入れて貰ったお茶を、じいっと見つめてるものね、辛子硯。
毒入りかと疑うのも分かる。
ここで辛子硯は皇帝から、先に第七が遺児を捕えたと報告に来たと聞かされます。
辛子硯はしらばっくれて驚き、まず相談してくれれば敵を刺激せずに済んだのに、これで血浮屠の検挙は困難になりましたよ?と、余計なことして策を台無しにしやがってのテイ。
皇帝は、秋明纓を捕えるために第七を秋家に遣わせてると言います。
でも怖かったなあ。ずずいっと近付いた皇帝が、ひとつ疑問を解いてくれって言ったのは。
寧斉(ニンチー)によれば鳳皓と共に捕らえられたのは楚王の侍衛だったらしい、その理由は?
私が手配したから、そもそも楚王の命だったので貸してくれた。
留守の間に侍衛を自由に使えるとは、楚王と随分懇意にしてるんだな。
びびるわ。
理屈から言えばそちと楚王を信じるべきだが、公平を期すために侍衛の供述をみんなで聞こうだって。
そこに第七が現れた。
侍衛が2人共自害し、1人の遺品から血浮屠の令牌が見つかったと。
あ、姚丞相がやってくれたのかな。侍衛さん達は気の毒だった。
辛子硯はホッとしてるけど「ワタシが手配した」楚王府の侍衛話はどーなった?
血浮屠が楚王府にも入り込んでたってことで収まるか、そこは。
どう収めるべきかと聞かれた2人はそれぞれ、自分が調べると言います。
第七は、死人は生前令牌を持っていなかった、何か裏があると言うけど、皇帝は、この件を辛子硯に任せることに。でも大花は人質に取られちゃう。
その上、第七を側に着け、辛子硯から大いに学べ、ですってよ。監視付きだよ。
この騒ぎは、宗宸の危機でもありました。
宗宸は仲間達を都から逃がし自分は残って、秋明纓がひとりで遺児を守ってきたなど信じないだろう皇帝に、自分の命を持って血浮屠は全滅したことにしようとしてた。
だけど邢義は、宗宸を気絶させて仲間達と共に逃がし、自分が宗宸に成りすますことに。
可哀そうなのは大花。辛子硯も辛いのを分かって、一生懸命明るく振舞ってますよ。
なんだかんだ、いい夫婦なのよなー。
でも家族まで巻き込む孤軍奮闘は、辛子硯の心を折るキッカケになりそうで怖い。
辛子硯が牢に行くと、拷問道具のムチを撫でながら、毒蛇顔になってる第七。
なのに辛子硯には、自分の失策だったみたいなことを言う。ものすんごい裏表。
まず秋明纓の尋問を辛子硯に任せ、自分は外で聞いてる第七。
思わず辛子硯に駆け寄ろうとした秋明纓は、言葉を遮られ、首を横に振られます。
聞かれているから、余計な話はすんなってな。
辛子硯は長孫皓とは何者だと聞きながら、水でテーブルに認めろと書きました。
これを認めるのは、鳳皓を身代わりにするってこと。自分は既に毒を飲んでるけど、息子も殺されるだろう決断。
外では、第七が鳳皓を連れて来て、話を聞かせてた。
そこで、母親が自分を大成の遺児だと認めてしまう。
辛子硯は遺児はいないことにすると約束はしてくれたけど、もうこうする以外に方法はないのだと秋明纓にも理解できたのでしょう。
それもこれも、長い間、囚われていた自分の妄執が、こんな形で返って来たのよね。
気付くのが遅すぎました。
拷問にかけられそうになった鳳皓は、唯一知っていた宗宸の名前を上げ、宗宸に成りすましていた邢義が捕らえられます。
その頃、知微を連れ戻す勅命を受けた金羽衛副指揮使の陸明(ルーミン)が、閔海に向かってた。
知微は、すっかり仲良くなった華瓊(ホワチョン)を身代わりにし、南衣にも内緒で侍衛を一人連れ、姿を消します。華瓊は寧弈に会いに夏陽に向かうと思い込まされてるけど、知微は母と弟を助けに向かおうとしてた。華瓊が言ってた使者が来たってのは、血浮屠経由の秋明纓からだったんだねえ。
到着した陸明は、身代わりの華瓊を連れて行こうとします。
知微がいると思った南衣も赫連錚(ホーリエンジェン)も、寧弈の軍営に集まっちゃう。
陸明が勅命を受けて知微を連れ戻しに来たが、実は本人がいないと知った寧弈は寧澄に、自分の令牌で陸明を連れて来いと。勅使なんだから無理かもと寧澄は言うけど、押し切られる。頑張れ、寧澄。
都では皇帝の前に第七と辛子硯。
大成の遺児とその保護者と血浮屠の残党の長が捕まり、一安心ではあるものの、なぜ彼らが道を踏み外したのかが分からぬと皇帝。
辛子硯は、既に大成など案ずるに及ばないと言うのに、第七は彼ら親子に天盛転覆の野心はなくとも、結論を出すのはまだ早いと、わざわざ天盛転覆なんて言葉で危機感を煽ろうとしてる。見え見えだよ。
更に、長孫皓と宗宸を処刑すると発表し、現れる残党の一網打尽策を奏上。
辛子硯は、殿下の策は考えが浅すぎる、先日も軽はずみな行いで私の策は頓挫させられた、今回も血浮屠は現れないばかりか長孫皓の存在が世に知られ、利用される恐れもある、陛下の威信に傷が付くと。
むしろ長孫皓を生かすことで、陛下は賢君として史書に名を残すでしょう。
政策としては辛子硯のほうが優秀。皇帝は秋明纓を説得して遺児を臣下にさせ、残党を投降させるよう辛子硯に命じます。
だけど、だいぶ第七をチクチクやっちゃったしね、皇帝は辛子硯は付け上がってると言って、自分と多分寧弈の意向と、どちらを優先するか試そうとしてるよ。
その頃、寧澄は陸明一行を武力行使で止めて寧弈の元へ。連れられているのが華瓊だったのも見て、ちょいと溜息。
陸明から事情を知らされた寧弈は、知微が母親を救いに行ったと確信。
ここでモタモタしている訳にはいかないと、撤兵を装って、常忠信包囲網の布陣で待機。
降伏せよの書状を運んだ使者が殺されて戻ったことで、寧弈は先頭に立ち、一気に攻撃を仕掛けます。
こっちをちゃっちゃと片付けないとと焦ってはいるけど、事前に用意してあった布陣が功を奏し、閔海府軍は袋の鼠。
直接常忠信と剣を交えた寧弈は、そう苦戦することもなく常忠信の首を落としちゃいました。
侮っていた都育ちの皇子サマの強さに、常忠信も驚いたことでしょうよ。でもあっけな。
ただまあ、皇子サマは知微を助けたい一心で、火事場のバカヂカラだった気もする(^m^)
その首を携えて、寧弈は一路、都へ。
辛子硯はちょっと恐る恐るって感じで秋明纓に、そなたの守りたい者を楚王も守りたいと思ってるんだから、どうか話を合わせて終わらせてくれと言うんだけどさ。秋明纓は、誰も巻き込まず知微も守りたいから、自分と息子は共に死ぬんだと覚悟しちゃってる。
そこに第七が、宗宸に扮した邢義を連れて来る。
注意深く話を進めてようやく口を開かせたのに、また余計なことをって辛子硯。
でもわざとやってるんだよ、コイツは。
だって邢義に辛子硯が人質に取られても、あ、大丈夫、万が一があっても、辛氏一族は厚遇するからって言うんだもん、この男。
ただ邢義が本当に狙っていたのは辛子硯じゃなく、第七だったらしい。辛子硯を放して第七に向かうけど、直前で周囲の侍衛に殺されてしまいます。
第七は勅命に抗ってまで血浮屠を守り抜こうとするなら、私も強い意志で血浮屠を一網打尽にいると言って去って行きます。
秋明纓は辛子硯に、見たでしょう?私と皓を庇えば、あなたが命を落とします、私達の死があなた方の生きる道と言います。
あー、これか。これが皇帝の策か。寧弈の意向に従って断固、知微の家族を守ろうとするのかどうか。一旦は話に乗る振りで。かー、クソ狸。第七の暴走を止める気もなかった訳ね。
これで辛子硯は、自分だけでなく家族に手を下される危険も感じてしまったかも。
トボトボと皇帝の元にやって来て跪く辛子硯。
皇帝は鼻で笑って、さすがの辛卿も成せぬことがあるようだなとか言う。
辛子硯は親子の処刑を直言しました。
でもそれで、皇帝の気は晴れたらしい。というか、忌々しいことに尻尾を出さなんだって感じ?
逆に、辛卿は最近どんどん焦りを増しているようだなと、遺児に位を与えるほうが効果的なのは分かっているだろうと言う訳だ。
皇帝は、知微を呼び寄せて、秋明纓が娘の命を顧みずにいられるかを試したいんだと言う。
あーそういうことねと納得する辛子硯。
でも皇帝は、連日疲れただろうからと、大花に会うことを許可してくれましたわ。
キリキリと追い込んでからの飴かよ。まったく。
ただねえ、こんな大変な思いをしてたのを知らない知微と寧弈は、辛子硯を労わろうとはしないんだよなあ。
いつの間にか侍衛さえも振り切って都へと急いでいた知微は、宗宸たち血浮屠残党一行に出会います。
大成の皇子を育てた罪に問われている母親の命で、お前を都から遠ざけると言われて驚くけど、それでも助けに行くと聞かない知微。
宗宸たちの態度から知微は、遺児は自分だったのではと知ってしまう。
皇帝は牢に足を運び、直接秋明纓に会います。
攻撃的な秋明纓の言葉も、死に急ぐせいだろうと意に介さない皇帝は、知微が直に戻ると伝えに来た、条件をよく考えろと言います。
皇帝になっても家族で脅すしか出来ない小物と笑う秋明纓だけど、そこに連れられてきた鳳皓が無様な命乞いをしてしまう。
秋明纓は皇帝に、朕を謀反人だと申したが、大成の国がこの愚か者の手に渡れば、民はどうなったか?と言われてしまいましたよ。ホントね、身代わりにするにも説得力が無さ過ぎる。
都に着いた知微は、会わないと言われても、ずんずんと皇宮を進み、皇帝に謁見します。
母の陳情のため命に背いた罪人だと言いながら。
左右には第七と辛子硯も立ってたよ。
皇帝は、本件を報告した辛子硯から説明しろと言う。意地悪。
何も知らない知微は、めっちゃ恨みの籠った目で辛子硯を睨むのよ。
その頃、寧弈も皇宮に到着していました。
鬼気迫る様子で、皇帝の元に向かう寧弈。
皇帝に向かい、遺児は私かもと知微が口走った時、お召し換えさせられて、連れて来られた秋明纓と鳳皓。秋明纓は公主を残したところで何ができるかと言い、鳳皓も自分が重要人物なんだよと言う。
皇帝は、自分に背き罪人を庇おうとして退かない知微に、毒酒を差し出します。
娘を見殺しにするのかってことで、秋明纓に翻意させ、遺児を臣下にしようとしたみたいだけど。
そこに外から寧弈の叫び。常忠信の首級をお持ちしました。
皇帝は一旦前室へと出て行きます。
寧弈が知微を助けに来たことは皇帝にもバレてるけど、それでも許そうとしない皇帝に、寧弈はそれなら閔海が混乱に陥ると脅したよ。閔海州の大軍が私を守るために動けばどうなさいますか?
うへえ、完全に脅した。
それでも皇帝は寧弈を罰することはしなかった。ただ、知微を許すとも言わなかった。
皇帝が戻ってから、第七が皇帝の顔色を伺いつつ知微に、母を説得して親子で暮らせなんつってるよ。いない間は声かけてないんでしょうね。パフォーマンスだからね。
知微が私から先にと毒杯を手にしようとした時、それを阻止しようと秋明纓が動き、その隙に、さっきからずっと思い詰めていた顔をしていた鳳皓が、2人を突き飛ばして一気に毒杯を煽ってしまいます。
これで二度と私に隠し事はできないな、が最後の言葉だったよ。
うーん、やっぱり母の責任は大きいよなあ、これ。
皇帝は激怒し、金羽衛に、この逆賊2人を連れ出して斬れと叫ぶんだけど、辛子硯が慌てて奏上。
辛子硯は人払いを頼み、趙淵でさえも外に出します。
ここで起きたことは誰も知らない、ならばいっそ鳳知微を遺児として爵位を与え、天盛の度量を示せば、陛下の意にも沿い、親子の不和も避け得る。
必死の辛子硯の策なのに。
知微はそうやって天下を欺いて来たのかと罵る。あー、辛子硯、可哀そうに。
秋明纓がピクリと眉を顰め、体内の毒が効力を発揮。秋明纓は血を吐き倒れます。
絶えなさい、屈辱は一時的、どうか強く生きて。
辛子硯の策がどうなったかは分からないけど、大成の関係者と目される2人の死で、知微は助かったのかな。秋明纓の棺の傍らに座り込んでるけど、皓のはどーしたよ?
それに、皓をお荷物扱いにしてたけど、支えられていたのは私のほうだってのは、間違いだと思うよ?彼が立派だったのは最期だけ。まあ、あれだけでもすごいと言えばすごいけど、それまで散々煩わせてきたのも間違いないし、この騒動が表沙汰になったのも皓のせいだし。
ただ、これで知微は決意してしまった。
母親の呪いを守り続けると。決して寧弈には嫁がないってアレ。
あれだってさあ、寧弈が大成を騙そうとしたことはなく、寧弈さえも騙してやらかしたのは廃太子。皇帝がそれを認めてたかどうかは別として。子供の寧弈に任せたフリで廃太子の行動を黙認してた可能性はあるけど。
でもそれを寧弈のせいだと誤解して恨んでたゆえの言葉なんだよね、あれ。寧弈にしてみれば、とんだ濡れ衣。直接寧弈が騙したのではなくても、天盛皇族なら一緒だって理屈もあるかもだけど。
でもそれなら、自分達は死ぬから知微だけは助けろと望むのも、相当虫のいい話だろね。
でも知微は決断してしまった。
そしてそれは、寧弈にもどうすることも出来なかった。
なんだかなあ。
なんでそーなるんだ、ホント。
束の間の幸せでしたな。

回廊を歩く寧弈の前に、解放された大花と帰る辛子硯の姿。
寧弈は咄嗟に隠れるけど、私の楚王殿下と辛子硯に声をかけられます。
大成の件が陛下の防ごうとする疫病なら、鳳知微はその源。
何が肝要かを見極めねばならぬ。
でも、これだけ頑張った辛子硯に、寧弈は一言だけなんだよね。
もはや、手遅れだ、と。
知微の決意を知ってショックを受けて、仲良く帰ってく辛子硯夫妻を見て、ぐるぐるしてたとは思うんだけどさ。どれだけ大変だったかなんて辛子硯も言わないけどさ。
これでも、辛子硯はまだしばらく、楚王のためにと動こうとしてはくれる。今までのようにべったりではなくとも。
でもだいぶ、序盤の頃の想いは薄れただろうなとは思うよ。はーあ。
51話と、52話の冒頭まででした。
辛子硯の大変さに心の底から同情した回。
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作品情報
- 制作 2018年発表 全70話 爱奇艺
- 原題 「天盛長歌」
- 原作 「凰権」天下帰元
- 監督 沈厳、劉海波
- 脚本 路怡、邹越、蘆菁、王佩、邱永懿
人物相関図





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