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風起洛陽 第27話「さらわれた麗人」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
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目次

あらすじ

百里弘毅のため錬丹の材料を買いに出かけた柳然は、よい薬舗に案内するという天通道人の言葉を信じ、誘拐されてしまう。それを知った百里弘毅は単身、救出に向かうが…。一方、高秉燭と武思月は、戴舟から天通道人との密会場所の情報を得る。その場所に乗り込む2人だったが、天通道人は既に立ち去っていた。高秉燭と武思月は残された者たちからその行方を聞き出す。

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ネタバレ感想

逃げ遅れた楊記質舗の番頭の甥を支えて、自分も気を失いそうになった高秉燭。
その腕をがしっと掴んだのは武思月でした。

百里家の門前では、材料を運び込む人達と、まだ買いに行こうとしている申非。
そこに男性の恰好をした七娘がきます。巻物を見たわ、なんてそこでペラペラ喋っちゃってるよ。すぐそこら辺に、出店の人達もいるのに。この危機感のなさよー。

って、そこに天通がいるよっ!座ってるよっ(笑)

まあなあ。
考えたらアーランは、この巻物の大切さや秘密っぷりを、柳適(りゅうてき)にも七娘にも説明してない。高秉燭や武思月や白浪と違って、柳家の人達は、アーランが何を調べていて、どんな危険なことに関わっているかなんて、その流れで妙な巻物を持っていたら、それは怪しい証拠品に外ならずなんて、そんなこと、これーっぽっちも察してくれやしません。
柳家のみなさんは皆、ほぼお子ちゃま。ちゃんと分かり易く、これはね?悪いヤツらが狙っているものだから、知らない人のいるところでこの話をしちゃ、絶対にダメだよ?って言わないと、分からないんですよー(大声)

だからもうこの先は、アーランのミスとも言える。
勿論、おバカのきっかけは柳適だし、それを決定的にしたのは七娘だけど。

素材を買いに行った七娘の馬車を、天通は追いました。

助け出した高秉燭を、必死で介抱する武思月。
ようやく気が付いた高秉燭に、泣きながら抱き着いちゃいました。
周囲を見回す高秉燭に、戴舟(たいしゅう)は捕えたと武思月。
高秉燭は、消されかけるくらいだ、ヤツは重要な情報を握っているはずと言います。でもさ、預けたの、李北七だよね。ちゃんと仕事してくれるでしょうかね。

風起洛陽
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七娘が入った店に、何食わぬ顔で入ってきた天通は、親切で薬剤に詳しい人を装い、店主にいちゃもんをつけて、七娘を信用させます。ま、七娘ちゃんを騙すなんてチョロイ。
違う店のほうがずっといいと言って出て行き、追いかけた七娘を案内するテイで連れ出しましたわ。
七娘ちゃん、知らない人にホイホイ付いて行ったらダメって、誰にも教わらなかったのかな?

お、戴舟は街中の奥まったところで、白浪含む内衛のみなさんに囲まれてました。
どうやって太子を惑わせたと武思月に聞かれるも、無言の戴舟。李北七に蹴とばされる(笑)

戴舟は、惑わす気はなく、病を治して貰った天通道人を錬丹が好きな太子に紹介しただけのつもりだった。最初は天通道人が太子の歓心を買いたいだけだと思っていたが、後から北帝玄珠が目的だったと知った。克部の隊商から千斤近くを仕入れたけど、太子に届いたのは200斤程度、残りは天通が奪った。それを太子に言わなかったのは、お金を握らされたから。

その頃、申非は、七娘が薬剤店で何も買わずに出て行ったことを知ります。

康瞻彼(こうせんひ)と康金(こうきん)が殺されたことを知り、天通道人の裏にある勢力の恐ろしさを知った戴舟は、次の標的は自分だと気付いて隠れた。
天通道人との接触は、勧善坊にある空き家。

そこまで吐かせた時、李北七が、戴舟は東宮の者だから奉御郎に処遇を委ねては?なんて言い出すのよ。んで、白浪に、はあ?俺たちが命がけで連れて来た奴だぞって言われた時の李北七の顔よっ。
どこからどう見ても、悪役ヅラになってました。えー。
高秉燭が、続けて喋らせようとすると、連行せよって命令して連れてっちゃった。
武思月が、内衛なら命は安全だ、空き家を確かめに行こうって言うので、高秉燭も了承しますが。

戴舟を捕えた話は、黒兄貴と晋王にも届いていました。あーあ。してやったりじゃん、これ。
戴舟は太子の腹心だったらしく、長年、東宮の名義で財を得ていただけでなく、錬丹にかこつけて、西域の隊商に身分証を発行、禁制品を運ばせたと。
皇太子自身がどこまで知っていたかは別として、ま、皇太子の瑕疵には違いない。
太子に残された道は2つ。戴舟と同罪になるか、トカゲのしっぽ切りをするか。

勧善坊の空き家に向かう馬車の中で、武思月は高秉燭に、変わったなって言ってます。ホントね。
戴舟の捕縛より、人助けを優先した。以前ならあり得ないはず。
だが戴舟を逃しかけた、助かったよって高秉燭に、武思月は、私は今のあなたがいい、だってー。
これで渡し場での借りは返した、おあいこねと。

6話のやつねー。
これでお互いに、人を助けようとして自分が危なくなった時に、助け合ったわ。
B.G.Mが流れて、見つめ合うシーンなんだけど、睨み合ってるようにも見えちゃうな(笑)

毒を放った人物は、戴舟を狙っていたが、俺を見て一挙に仕留めようとしたと高秉燭。
ここで動いてるのは、宮嫣(きゅうえん)でしょうねえ。

胡人のことも今日のことも、敵の計画通り、常に先手を取られていると武思月。
狙われた者はみな、北帝玄珠と関係がある、春秋道は北帝玄珠で何をする気だと、高秉燭の思考がようやくここまで来た。アーランの実験に並んだ。

なんだけどー。
アーランのところには、七娘が消えたお知らせ。
申非はあの後、他の店も回って探してくれてたらしい。
アーランが月華君のところに行こうとした時「柳七娘を助けたくば、敦化坊丁字道七号に来い」って手紙が届きます。送り主は道士、すぐに去ったと五じい。
アーランは巻物に視線を送り、それを持って出て行きました。

てかさ、申非に武思月のとこ行かせなさいね?申非のことだから、自分で判断して行くかな?
てかさ、巻物のせいだとすぐ分かるなら、ボンクラ柳家のみなさんにちゃんと口止めしとこうね?
ま、人は自分を基準に「普通ならば」と考えるから、まさかそこまで状況が読めないとは思わなかったんでしょうが。

あ、ちなみにものすっごい余談ですが、人を見て、え、ウソでしょ?なんで分からないの?なんでこんなことも出来ないの?と思うことは概ね、その部分がその人の強みなんだそうです。そこが、世間一般より秀でているところね。

さて、空き家についた、高秉燭と武思月。
そこには天通道人の弟子達が数人、残っていました。
前回、天通道人が、証拠隠滅を図って片付けたり捨てたりしてたのは雲萃観の錬丹室だと思ったら、勧善坊の空き家だったのね。も一回見直したら、雲萃観より雑多な感じだったわ。

弟子は、天通は夜通し部屋の中の物を壊して、朝、出て行った、城外の北山に屋敷があるので、そこではないか、と言います。

アーランは敦化坊に到着。周囲を窺っていると、背後に近付いた馬車に乗せられました。
申非が後を付いて来たけど、アーランが馬車に乗るところは見ていません。しかも「丁字道七号」って場所はないんだって。あああ。
行先が北山の屋敷なら、多分、高秉燭達が来てくれるんだけども。

目隠しをさせられたアーランが下ろされたのは、春秋道の北山別院でした。お、良かった、ココで。
天通の前に、七娘も捕まっています。
どこで私の巻物を手に入れた、誰が何のために渡したと天通。
アーランは、約束通り1人で来たのだから、七娘を返せと言うんだけど、まあ、普通に無理だよね。
天通に、なぜ錬丹の材料を買おうとしたのかと聞かれ、まず七娘を返せと返すアーラン。
傍らにいた男が、アーランの首に縄をかけて首を締めあげました。
それを見た七娘は暴れてるけども。
ほんっとアンタさ、奩山(れんざん)で一度危ない目に遭ってるっていうのに、こんな危険な状況に陥らないと、自分の迂闊さに気付かないってないわ。何が役に立ちたいだよ。何もしないでいてくれた方が、よっぽどマシ。

かなり締めあげられてから、放されたアーラン。
天通は、命を握られた分際で条件を出すとは、と言います。
もう一度問う、なぜ、私の巻物を持っている。

それでもアーランが、まず、七娘を放せと答えると、天通は両家の子息とは思えぬ気骨だが、ではこれではどうかなと、同じように七娘の首に縄をかけさせます。
アーラン、負けちゃったねえ。巻物は私が持っているって言っちゃった。
でもそれは、天通も承知のことだけどな?

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皇帝のところには、晋王が呼ばれてきたようです。
手前の回廊には、皇太子が先に立っていました。

晋王は、陛下からの急なお召しで、何のご用か殿下はご存じでしょうか、だって。
太子は、全て承知であろう、とぼける必要はないと答えました。
殿下は仙人を目指し、修養をお積みとか、そのお召し物も、よもや窮屈なのでは?
もーね、野心丸出しよ、この男。
皇太子が、太子のみ着られる衣だ、好きならば陛下に強請ればと良いと返すと、晋王は、さように不相応な望みを持てましょうかって言いつつ、その視線は、食い入るように太子の衣装に釘付けなの。怖いわ。

太子は晋王の野心には重々気付いていて、裏で汚い真似をしなければ敵対することもなかったのにって言うけど、晋王は、自分の行いなど殿下に比べたら些細なもの、だそうだよ。
うーん、腹黒さではどう頑張っても太子は分が悪い。敵対することもなかったなんて言ってるうちは、ダメだろねえ。そもそも晋王は成り替わりたいんだもの。

解放して貰って、アーランにしがみ付く七娘。
アーランは、巻物は、内容を調べろ言われて友人に貰ったと言います。
内衛、月華君。
仕方ないよね、これは言っちゃっても。

私を陥れる気かと天通は言うんだけど、アーランは、あの者に聞け、月華君が私を救うのを見たと、さっきから首絞める役をしてた男を指しました。あ、コイツだったっけ、奩山の帰りに林に倒れてたの。

天通は内衛は何を知ったと聞くけど、分からないとアーラン。あれから、アーランとあちらは別行動だったしね。
でも天通は、おまえが無策で来るとは思えんって言うのよ。いや、無策じゃないか?(笑)
申非が伝えに行ったとは思うし、弟子ルートから、この場所を割り出すとは思うけど。

内衛が頼みの綱か?答えれば、女は傷つけないと天通。
七娘は無関係、解放しろ、お前も話は聞かれたくないはずだとアーラン。
私も残るわとか、七娘さんはほざいてますが、男達に無理矢理連れて行かれました。どう考えても、解放はされないよね。

七娘がいなくなって、天通を振り返ったアーランの顔がとても良かった。
それを見て、天通も、おや?って感じになったもんね。

風起洛陽
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伏火雷霆(ふくからいてい)を作っている。
殺されると承知で来たのはなぜだと思う?
アーランの言葉に、天通も立ち上がります。

他に知る者は今はいないが、内衛は私の行方を追い、やったことや読んだ物は勿論、私の生活まで事細かに調べるはず。伏火雷霆に辿り着くのも時間の問題だ。
資料はある場所に置いてきた。

お?巻物は途中でどこかに隠してきたの?

さてさて、陛下の前に平伏する皇太子。
身分証の捏造に禁制品の密輸、太子とは思えぬ、見事な仕事ぶりだとか、言われちゃっておる。
全ての発端は私が、陛下の健康と長寿を願い、大典で仙丹を贈ろうと考えたこと。しかし愚かでした。人を見る目がなく、戴舟に利用され禁を犯したのですと皇太子。
でも、相変わらず、人に過ちをなすりつけるのだなと言われてしまい、慌ててます。
朕は何も知らぬとでも思うのかって、これはもう、晋王にやられちゃった後だなー。皇太子もイマイチな人だけど、なんだかんだ言って晋王なんかを重用してる陛下も、人を見る目がないよー(笑)

陛下は、なぜ東宮で出火騒ぎが起きた?炉を壊すほどのものが、長寿の仙丹であるはずもない、かような仙丹を飲めば、死んだことにも気付かぬだろうな、だって。

うーん。誓ってそのような気はありませんと、本人も言ってますが、アナタの息子はアホだけど、母を暗殺しようとするほどの胆力はありません。ただ、なんとかして、冷遇状態を挽回したかっただけ。保身を図っただけ。この人の下心なんてその程度。
だからこそ、以前の嫁実家権力移行問題も今回も、いいように操られちゃう訳よねえ。

たとえその気がなくても、こたびの件は全てお前の行いと甘さが招いたことと言った陛下は、大典まで、東宮での蟄居を命じました。
朕の太子は国の後継者である。仙人などではない。

ま、それなりの野心もあるのでしょうが、この人は国の後継者というよりむしろ、仙人向きなのではー?(笑)とはいえ、晋王なんかもっての外ですがねえ。

北山別院。
アーランは、七娘を解放すれば、七娘に巻物の在りかを教えて隠させるから、そうすれば内衛にはバレないと言います。
私がここにいる限り、柳七娘は沈黙を守る。口を滑らせれば私が死ぬからだとアーラン。
裏返せば、七娘とアーランを一緒に殺しても、七娘を解放してからアーランだけ殺しても、伏火雷霆の件は内衛にバレるよって言ってるのね。

天通はしばらく思案して、笑い出しました。
騙されかけたぞと。例えお前が天才でも、伏火雷霆の秘密をそう簡単に見破れるものか、と。
七娘の手を切れと天通が命じたのを止め、アーランは実際に錬丹をしてみせることに。
ここはハッタリ時間稼ぎでしょね。自分は伏火雷霆の秘密を見破ってるんだぞっていう。

百里家には、七娘を連れ去った天通の人相書きを持って、官兵が来ていました。これは大理寺でしょうかね。
狼狽える蕾芝(うんし)は、人相書きを持って内衛に走ります。て、申非じゃないのか、蕾芝なのかっ(笑)

回廊を歩く皇帝を支えるのは楊煥(ようかん)。傍らに侍っているのは晋王。
陛下の息子の中では、夭逝してしまった陶児という子が秀でていたんだそう。聡明だった愚児という子は、悪人に騙されて破滅してしまったんだとか。太子は残った子なのねえ。
晋王は一時の気の迷いかとと言うんだけど、陛下は、半生迷っておる、だって。「一時」じゃなくて(笑)晋王もほくそ笑んでる。

やっぱり、陛下に告げ口したのは晋王。
晋王は、戴舟を捕えたのは奉御郎の手柄だと言いました。まあ、内衛が捕えたなら、長の手柄なんでしょうが、黒兄貴が何したよ?何もしていませんよ?
兵部尚書への推薦をする晋王を、陛下はあの子の体は激務に耐えられぬという言い方で保留にしたのか、退けたのか。背を向けつつ、ちょろっと横目で晋王を見ていたので、武氏の台頭に懸命なのだなーとは思ってるのかな。それとも、その黒い野心に気付いてはいるのかな?

北山別院では、アーランが錬丹室に案内されてました。
内心、申非は月華君に知らせているはずと思ってる。
だからこれはやっぱり時間稼ぎ。

でも、そこに置いてあった書物を見て、良書ばかりだと呟くアーラン。
それを聞いた天通は、役人の息子が、出世や名声にはまるで役に立たない傍流の書を評価するとはと言います。アンタ、アーランって人を知らないね?(笑)
アーランは、傍流なものかと答えました。万物には各々定めがあり、仕官が全てではない。
天通は、幼い頃から仕官を期待された私とは違う、洒脱な考えだと溜息。

なるほどね。この人はこの人なりに、道を外れた訳があると。とはいえ春秋道だからなー。あ、そっか、春秋道というより、掌春使個人に共鳴したのかも。
己を理解する知己は得難いもの、実に惜しい、この手で殺さねばならぬとは、なんて天通が言ってる間に、アーランは伏火雷霆(ふくからいてい)北帝玄珠と書いてある書物を見ていました。
克部産が良質って、後から書き足してあるみたい。墨の色が違う。そしてその文字の後ろに、誰かの顔がフラッシュバック。んー?知り合い?
よくよく見ると、この筆跡、トメの部分もハライの部分も、ピンピンと跳ねてる特徴がある。

その書物のタイトルは「斉魏要術」
これ、柳適が言ってた書物よね。あれを読めば、この巻物のいい加減さが分かると言ってた。
ということは、丹薬の作り方としての巻物の不備を、天通も知ってたってことになります。だから天通がしていたのは、決して丹薬作りではない。

ひょいひょいと炉に材料を入れていくアーラン。
湿って半透明になってる北帝玄珠を計るアーランに、天通は、それは湿った北帝玄珠だから触るなと言うんだけど、アーランは、温度が下がって時間稼ぎが出来ると考え、それを炉の中へ。

皇帝と晋王の会話はまだ続いてましたわ。
戸部尚書によると、今年は豊作で収められた穀物が続々神都に届いている。朕に代わり、含嘉倉(がんかそう)を見に行け。
農は天下の本にして糧は人間の根、穀倉が満ちれば天下は安泰。意味は分かるな?

…分からない(笑)
晋王は、ご期待は裏切りません、と。
陛下は、煥児を連れて行けと、楊煥を同行させるように言ってるよ?なぜ?
腰から頭を下げ続けていた晋王は、陛下が行ってしまった後で体を起こし、はあーっと溜息。いちいち怒らせたら命が危ないって思いながらの進言は、大変そうだな(^m^)

さて、火力が強まり、もうもうと煙の出始めている北山別院の丹炉。
濃いピンク色に染まり始めてます。それを見た天通が、何をしたと駆け寄ってきた。
え、もしかして、天通が全く可能性も考えなかった湿った北帝玄珠がカギだったの?
だって嬉しそうな顔してるもんな。これ、うっかりアーラン、成功させちゃったのでは?
アーラン自身は、丹薬が爆ぜそうなのになぜ喜ぶ?って、マジか、未だに丹薬作りだと思ってるの?

北帝玄珠の前に加えたのは?と聞く、天通の声のわくわくっぷりよっ(笑)
胡桃の木と柳の木らしいよ。他に檀香。
檀香?ときょとんとする天通に、七娘を放せば、詳細を話すとアーラン。
だけど天通は、連行しろと言いました。約束を破る気かとアーランは気色ばむけど、うっかり完成させちゃったからなあ(笑)お祓い箱だー。
天通は、巻物の内容は間違っていたと言います。檀香は材料の中になかったのかもね。だから内衛が見つけたところで、何も気付けはしない、だそうな。
天通はアーランと七娘を、ここに残してくつもりのよう。

アーランが閉じ込められた部屋は、七娘の隣だった模様。
壁の向こうでビャービャー泣く七娘を、自分を責めるなって、えー、アーラン優しいねえ。
で、考える時間をくれと言います。なんとかして脱出する方法を探ろうとしているよ。

はい、ようやく北山別院をのぞむ山の中に、高秉燭、武思月が現れました。あ、ついでに李北七も。

風起洛陽
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内と外に20人以上と呟く武思月。
敵の数より、2人の場所が不明なのが不明なのが問題だと高秉燭。やみくもに突っ込めば2人は殺される。
李北七が誰か捕えて聞き出すかと動こうとするんだけど、軽率に動けば警戒されると高秉燭。だけど、内衛のやり方に口を出すな、だそうな。あーもー、私情剥き出しでめんどくさいな、この男。戴舟のことだって、高秉燭と白浪が活躍して捕らえたから、それがおもしろくなくて、無理矢理内衛に連れ去ったんでしょ?
でも結局武思月に止められる李北七ですわよ。
じゃあ、どうしろってんだ、2人の居場所がここから見えるものか、ですって。
だから考えてるんだっつーの(^m^)

アーランは窓や扉をガタガタさせるけど、何も動かない、取り外せない。
アーランも考えます。

高秉燭は、自分達が来たことをアーランに知らせようと思いついたみたいよ。
敷地内を天秤棒で桶を担いで歩く男を見ながら。
さーて、どんな手を考えたのかなっ♪

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