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風起洛陽 第6話「問われる良心」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
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目次

あらすじ

武思月と高秉燭が銅の運搬を見張っていると、作業をしていた人々が殺されそうになる。助けようとする武思月と、自分の目的のために見殺しにしようとする高秉燭。一方、朝廷では、百里弘毅の父・百里延(ひゃくりえん)が銅を巡る不正に関わっていると疑われる。百里(ひゃくり)家には家長の座や富を目当てに一族が押しかけるが、百里弘毅はそれに目もくれず、父の死の真相解明に奔走する。

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風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~ 2024.3.20現在のリンクです

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ネタバレ感想

さて、高秉燭(こうへいしょく)に無理矢理巻き込まれた上、脅されてるカワイソ白浪(はくろう)。
そこにやってきたのは武思月(ぶしげつ)でした。
え、なんでココが分かった?高秉燭達はこっそり考えてこの龍門の渡し場に来てるので、尾行してきたってことかな、白浪の名前も知ってたし。

非常に怪しげな渡し場の建物。働いているのは垂柳行(すいりゅうこう)の人達なので、中身はすり替えた銅だろうと高秉燭。

ちょっと間が空くとあやふやになっちゃうので、おさらい。
奩山(れんざん)の特別な黄銅を、天堂の仏像のために運ぶ役目を担っていたのが、天堂建設の責任者、工部尚書、百里延の、百里家の営む垂柳行という運送組織。だけど、関係者の誰かが春秋道と通じて、それを横流ししてたっぽい。現在、高秉燭達が覗いているのは、その現場。
初回に殺されてしまった、奩山から来た密告者の林仲(りんちゅう)親子も、銅の件で神都に出て来て、百里延ではなく、何も知らない息子の百里弘毅(ひゃくりこうき)を頼り、あの手戟(しゅげき)でやられてるから、春秋道と通じているのは、輸送の段階だけじゃなく、鉱山のほうからってことだよね。
多分百里パパはそこらへんの不正に気付いてしまったから、消されたって感じ?林仲がアーランを頼ったのはなんでかね。パパも怪しいと思ってたのか、潔癖なアーランなら関係してないだろうと踏んだのか。

「すり替えた銅」と言ってるけど、銅のすり替えがあったって話、あったっけ?見落としたかな。
前回、白浪が天堂の工事現場で聞いたのは、最近銅の純度が低いらしくて、精製されてくる量が少ないって話。ここで積み荷をくすねて、工事現場には、純度が足りないから精製量が少ないんですーって言ってるってことだよね?「すり替え」と言われると、こんがらがるなー。

銅は20箱。受け取りに来た、天狗という男が、少ないぞと言うと、作業員の親方はちょっと気まずい顔。
これを子の刻に運び出すって言ってるのは、工事現場で聞いたのと同じだけど、この20箱は工事現場に届けられる分じゃないよね?この場所は、正規ルートで龍門埠頭まで届いた銅の一部を盗むための一時置き場ってことだよね?

出発してからでは遅いから、内衛に救援を頼めと高秉燭は言うんだけど、武思月は自分が離れたくないから、白浪を使います。カワイソ白浪は、官道沿いの酒屋の醍醐に、内衛への救援要請を頼みに行くことに。いやー、白浪で信じて貰えればいいんだけど。

と思ったら、酒屋の醍醐は聯昉(れんほう)の間風だったみたいです。一番末端の情報提供人ね。
間風 ⇒ 神足 ⇒ 十二浮屠 ⇒ 聯昉組織内にいる十二善巧。
月華君が龍門にいると言うと、すぐに伝書鳩を飛ばしてくれました。救援請う、までは言えなかったけど、ま、だいじょぶでしょう。
飛んでった伝書鳩を見て、白浪、さすがだ、なんて言ってる。
けど、白浪くん、キミ、多分既に予測してるでしょうけど、これからかなーりコキ使われるのよー(笑)願わくば、最後まで生き残って欲しいよー。

聯昉には、醍醐の情報がすぐに公子楚(こうしそ)に届きました。
内衛と兵部にも連絡が行きましたよ。

渡し場では、天狗が親方に、作業員達を火で始末しろと命じてますわ。あああ、何も知らずに盗みの片棒担いじゃった作業員の口封じか。
作業員達は小屋の中に追い込まれます。
気付いた武思月が、助けないとと動こうとするんだけど、高秉燭はじっと様子を見ていて動きません。止めて騒ぎを起こさずに、銅を尾行する気らしい。銅がどこに運ばれていくのか、それを突き止めることが、仲間達を殺した黄銅の武器を持つヤツに繋がる手がかりになるからね。

捜査より人命だって武思月と、俺は5年待った、邪魔をするなって高秉燭。
藪の中でもみ合う2人の前を、銅を乗せた馬車が進んで行きます。
尾行しに行った高秉燭と、火がかけられた小屋に向かい、作業員達を助けようとする武思月。

武思月はなんとか小屋の扉を壊し、中から作業員達が飛び出してくるんだけど、逃げ遅れた人を助けに、何度も火の中に飛び込んでくんだよね。
高秉燭、それを何度かチラ見して、馬車を見て、断腸の思いで小屋に戻りに走ります。

っていうかさ、最後に床に転がってた人達、縛られてたけど、そんなことしてなかったダロ。ただ無理矢理わらわら小屋に突っ込んでただけだったろ。
でも、その最後の人達を助けようとした武思月は、燃えて落ちて来た梁に当たって?その場に倒れてしまいました。
そこに跳び込んで、月華君を助ける高秉燭でございますよっ。それで人工呼吸ですわよ。

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5年待ち続けた復讐の手がかりより、目の前の月華君の危機を救ったねえ。6話目で既にだいぶ変化してないかい、高秉燭くん。

とはいえ、咳き込みつつ意識を取り戻した武思月の隣で、消えてった馬車の方向を睨む高秉燭の表情がねえ。5年目で、ようやく得られた機会を逃したのは、ほんっとに悔しかったでしょうな。
でも彼らを助けたと武思月。目にする作業員達は、不良井の人達みたいな末端の人々よね。
助けたのは俺じゃないと言われて、私を助けたって言う武思月よ。

そこに兵部尚書の宗凉(そうりょう)が。
あー、高秉燭、こんだけ頑張って助けて、その上、手がかり失ったのに、捕まるのぅ?
あ、でも宗凉が先に捕まえて来たっぽいヤツらの中には、天狗と繋がってた親方もいましたな。途中で捕まえて来たの?

宗凉は、武思月に、こやつは百里尚書を殺害した高秉燭だなと言います。
武思月は百里公を殺害した下手人は他にいると言うんだけど、武思月の言い分って、ほぼ内衛の部下にしか通らないんだよねえ。
武思月は芙蓉牡丹令を出します。あ、コレがあったか。
で、高秉燭の潔白をこれで保証すると言い、そのまま倒れてしまいました。

さて、アーランのほうは、結婚式の欠席者2人には用事があったことを突き止めてました。残るは1人。
七娘がまだ部屋にいてアーランを待っていたのを見て、ちょいと渋い顔。
家のことを相談したいと言われれば、五じいを呼ぶと言い、スズキの汁物を作ったと言われれば、スズキは刺身がいいと言い、じゃあ、刺身にすると言われれば、夜に刺身は胃に悪いと言う(笑)

父親が殺されたってのは大事件。そして何やらきな臭い裏がある。意に沿わない結婚だったとしても、それに妻を巻き込みたくはないから余計な話はしないんだろうけど、七娘もまあ、この塩対応に、よくこれだけしがみ付いてくこと。
てか、邪魔されたくなかったら、むしろ、大事な手がかりを追っていて集中したいし、君を巻き込みたくないから、しばらくそっとしておいてと言えばいいだけなんだけどねえ。何も言ってくれないから、全力で突進してくるのよ、この子(^m^)

京畿兵営。
武思月が休んでいた側に、高秉燭がいました。目覚めたのを見届けて、出て行こうとしてるね。
俺に構うな、昨夜のは蘇生のためだ、だって。うは、マウストゥマウスの言い訳ですかっ(笑)
後漢の時代から、中国にはマウストゥマウスの人工呼吸の知識があったらしいわ。その頃の日本は卑弥呼の時代だよー。って考えるとつくづく、古代の中国は進んでたよねえ。

武思月は、おまえは昨夜私のために死にかけた、今後あんな危ない真似は控えたほうがいいって言うの。
高秉燭はただ、もうついてくるなって言っていっちゃったけど。
なんかこれ、お前が言うなって話じゃないか。誰のせいで手がかり捨てたと思ってんだっていう。とはいえ、その選択をしたのは自分。絶対に内心グルグルしてるのに、なのにその相手から、もうあんな危ない真似はするなと言われるって。
この腹立たしさをどこにぶつければ?になるじゃんよー。武思月がいると調子狂う、もうほっといてって言いたくもなるわな。ま、天秤にかけたら武思月を選んでしまう自分に気付いちゃって、こりゃ、互いのためにならんって気持ちも混じってたかな?

百里家の屋敷には、ロクでもない親族達が大挙して訪れていました。訪れるってより、財産狙いの暴動だよね、これ。
アーランは、ではなりたい方が家長にどうぞ、財産分与も任せますと言って、出て行っちゃいます。

高秉燭は、京畿兵営で、昨夜は12人を捕縛し、銅10石と馬10頭を押収したと耳にしていました。頭は逃走中とのことで。頭ってあの天狗かな?
高秉燭は天狗を捕まえるために、近場唯一の水源に忍んで待ちます。

百里家のほうでは、親族達が集まってる中庭に、なぜか大理寺亭長の裴諫(はいかん)が来ました。家長はどこにいると。
年嵩のじいさんが勝手に出て行くと、裴諫は、大理寺は百里延の不正に対して陛下から調査を命じられたと告げます。家長は誰だ、勅旨を受けよと言われて、財産だけは欲しがる癖に、誰もその責任を受けようとはしません。けっ。
そこに、七娘です。私で良ければと毅然と出てきて、夫、弘毅に代わり、私が受け取りますって。
亭長、ちょっとホッとしたっぽい。この人きっとそこそこちゃんとした人っぽいから、アイツ、意外といい嫁貰ったじゃんとか思ってるといいな(^m^)

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どうしてこうなったかというとー。
陛下のところに、大理寺の高昇(こうしょう)がまた的外れな報告をしてたから。
工部を調べて、奩山の鉱石や文書を押収し、百里延の部下も捕えた、天堂の工期が遅れているのは百里延の、長期に及ぶ不正のためだと。
内衛の武攸決(ぶゆうけつ)や内舎人の楊煥(ようかん)の表情は、百里延がそんなことをする人間ではないと知ってるか、もしくは、百里延に対する陛下の評価を知っているか。

案の定、陛下はバカげていると言いました。百里延は神都一、高潔な者。あり得ぬ。
証拠があると文書を出して、尚も高昇が言い募ったから、先の裴諫の来訪だったってことかな。
でないと勅旨持って来ないもんね。

外出したアーランが、結婚式の欠席者、最後の1人の、工部監事、黄安(こうあん)の家に行くと、黄家では黄安当人のお葬式でしたわよ。

高秉燭のほうも読み通り、天狗が水を求めて来ていました。
この人の、よし♪って時の顔がいいんだよね。慌てず騒がず、ほんっとーに微かに口元をニヤリとまでいかない程度に動かして、正面を見据える。何度もこの表情出て来るんですよ、黄軒さん。

黄安は3日前に亡くなっていました。百里延の前日ですって。こっちが先だったか。
調べたいことがあるから、検視をさせてくれと言ったアーランに、憤った親族が、検視したいなら自分の親でもしろよと言うと、アーラン、親のは済ませた、って。親族、驚いて退く(笑)
つまみ出せって騒ぎになり、黄監事の死の真相を知りたくないのかって言うと、今更何をと泣き出す未亡人。黄安は、酔って油の皿を倒し、大やけどで亡くなったのだと言います。
それを聞いてアーランは言いました。日頃から酒を飲んでいたのか?工部の監事は飲酒を禁じられていると。それを聞いて、あ、そういえばとなる親族達。てか、アンタら、そんなことにも気付いてなかったのか?ボンクラ共。
親族の許しを得て、棺に手をかけるアーランです。

陛下のところの続き。
百里延が不正?それなら朕には信じられる者などいないと陛下。
百里パパ、すんごい信用されてたんだねえ。今更ながら嬉しいじゃないの。
楊煥が、それなら、かすめ取った銅はどこだと聞きます。
ちゃんと見つけてない高昇はただぷるぷるしてますが、武攸決が、兵部尚書の宗凉が昨夜、京畿兵営に運んだと答えました。密告者との関係はと聞かれても、高昇には答えられず、武攸決が、いまだ証拠がなく調査中です、と。

陛下は、朕の足元で奩山の銅がすり替えられているのに、聯昉(れんほう)が気付かぬとは、公子楚(こうしそ)に説明を求めよと言いました。
あ、ほらまた「すり替え」って言う。「替え」てないよね、中抜き、盗んでるんだよね?
でもこれで、聯昉にも間者がいるのも確実ってことよね。
大理寺も聯昉もならば当然、内衛にもいるだろうし、工部も兵部もなんじゃないのぅ?
朝廷がマヌケなのか、春秋道がすごいのか。でも高昇みたいなのが、ずっと大理寺のトップにいるんだから、朝廷の人材もイマイチなのは間違いないだろなあ。

ふと思ったのですが。
武攸決さあ、あれほど妹に向かって、女の手なんか借りない的な呪いの言葉を吐いてたけど、女帝はどうなん?男尊女卑は儒教の影響の強い中国では世間一般的だったっぽいから、高昇みたいなビクビクヘコヘコは、機嫌損ねたら殺されるって恐怖だけだよね。だから女帝本人も言うように、心から信頼できるのは、百里パパみたいに実直すぎて陥れられちゃうような人しかいなかったってことになる。潜在する女帝の敵は相当に多いはず。

検視を終えたアーランは、遺族に、苦しんだ形跡がないから焼死ではなく、先に毒殺されていたのだろうと告げました。火災は真相を隠すため。百里パパと同じか。でもその後、焼けちゃったから、紅斑は見えなかったんだろうなあ。
未亡人はアーランに頭を下げて、真相をお調べくださいと頼みます。
工部尚書と工部監事が同様に殺されたってことは、2人とも知っちゃったってことなのかな。それとも黄安は何か関係してたのかな。
黄安の書類を調べるアーランですが、親族はまだ死者に失礼だとか言うておる。殺されたってことなら、真相を犯人を知りたいと思わないのかねえ。

一方、高秉燭は天狗を逆さに吊るして拷問してました。
天狗はただ、命令されて銅を運んでいるだけだと言ってる。天狗は、取り引きに使えと渡された三日月形の令牌を持ってましたよ。

アーランは黄安の書類の中から、波斯鬱金香油(はしうっこんこうゆ)と書かれた紙に目を留めました。香油の種類みたいなんだけど、それを言葉で聞かずに、未亡人の頭を触って手の匂いを嗅ぐという暴挙(笑)うるせー親族大騒ぎですけども。
その香油は南市の白粉店で買ったものらしいんだけど、どうも未亡人の使っているものとは違うっぽい。
買ったのは誰か聞くと、側女の翟(てき)氏が好きで夫が送ったものだと言います。
さらに翟氏は、先月、盗み食いをして鍋を倒したとかで、黄安に追い出されたらしい。

黄家を出たアーランは、波斯=ペルシャの高価な鬱金香油を贈るほどの側女を、その程度で追い出すのは不自然だと呟きます。
つまり何か裏があると?と言った申非(しんひ)を、なんで?って、きょとんとした顔で見るアーラン。
ちょ。キミ、その呟きは無意識かいっ。この人の思考は変だなー(大笑)
あ、そっか、裏があるのか、んじゃ、店に行こう♪って歩き出したけど、申非に暗くなりますよと言われて、じゃ、明朝だ、ですってよ。ほんっと、不思議な子。申非がいなかったら、今の呟き、誰も拾ってくれなかったわよう(^m^)個人の護衛だけど、いい相棒だよね。こんなアーランのことを良く分かってくれてて。アーランも100%信用してるもんね。

内衛府。
んもー、この毛皮の襟着てそこにいるだけで、私には怪しさいっぱいに見えちゃう、武攸決(笑)
決して顔が好きじゃないってことだけじゃなくってっ(笑)

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そこに、武思月と李北七。
武思月は、まだ気管が煙と火で傷付いてるのかな。咳き込んでますが、私の過ちですって、兄貴に謝ってます。
昨夜の運搬人達は、宗凉が内衛府に収監したんですって。ふーん、兵部じゃないんだ。
手がかりはと前のめりな武思月に、兄貴は、休め、おまえは関わるなと言います。
これだけ頑張って、銅がどこかに持ち去られるのを見つけた正義感の強い武思月が、引き続き手がかりを調べたいと思うのは当たり前。だけどほんと毎度毎度、兄貴は武思月をこのかなり広範囲で大掛かりな陰謀から遠ざけようとする。兄として妹が心配ってだけじゃないんじゃないの?と思わされるのよねえ。

武攸決は、垂柳行は長年、百里延の指示で銅をすり替えていたと言います。百里延の不正は確実だと。
嘘つけー。死人に口なし。上手いこと罪を被せて終わらせようとしてないか?高昇と同じかよ。
ほら、武思月は、この件はそんなに単純じゃないって言ってますわよ。だけどどうせこの兄貴は、妹の話を取り合わないはずだよ。
だからこそ感じてしまうのよ。高昇ほど小者として描かれていないこの兄貴が、頑張っていろいろと探ってくる武思月の言い分を悉く蔑ろにするのは、きっと単純に妹を守りたいだけじゃないんじゃないか、この人もまた、何か知ってる、もしくは、探られると自身が何か困るんじゃないかと。違うかな…

高秉燭のために、陛下の令牌を使えるとでもいうのか、だってさ。
武思月は、高秉燭が死ねば手がかりは途絶えると必死で訴えるんだけど、魯執ら3人の殺害だけでも奴は死罪に値すると兄貴は言います。それだって、ちゃんと調べられてないだけの癖して。
高秉燭と百里延に全てを擦り付ければ簡単だよねえ。
この件には春秋道が関わっている、高秉燭も黒幕を見つけたいだけだと言うんだけど、春秋道は陛下にとって禁忌なんですってよ。話が漏れたらオオゴトになるんですって。
何があったって言うのよ。これ、脅しにしか見えないよ?
武思月は、黒幕が暴かれ、神都が守られるなら、それでもいいと言います。
兄貴は、高秉燭に何を吹き込まれた、今後接触は禁ずる、だそうです。

普通に考えれば、こういった組織のトップなら、みんなが注目してない別ルートの手がかりに部下が近付いていたのなら、それも可能性と考えて、通常ルートとは別に手勢を与えて調べさせると思うんだよね。
だけど、この人は、大声を上げて脅して潰そうとしてるようにしか見えないんだよなあ。

さて、聯昉。
執事の韓冬青(かんとうせい)は、武攸決が百里延の不正で片付ければ、聯昉も責を問われると言います。
公子楚(こうしそ)はやむを得ぬと。聯昉にも確かに落ち度はあったが、懸念はやはりあの件だと。
内部の間者の存在だよね。
密告者の件も銅の件も、聯昉の目を潜り抜けています。故意にその情報を隠した者がいるってこと。
それも多分、間風や神足みたいな末端の大勢ではなく、浮屠か善巧くらいじゃないと無理なんじゃないの?特に善巧なら、聯昉内部に上がって来た情報を一番、握り潰せるよね。1/12。

高秉燭は白浪の家で、あの令牌を眺めてました。
そこに、ちょっと元気のない白浪が帰ってきて、高秉燭が生きてたって、急に元気になる。カワイイ♪
しかも白浪は、高秉燭が手にしていた木牌は、水路の闇取引に使うものだと知っていました。更に、この紋様は垂柳行の紋章だと。白浪の知識って、すんごい役に立ってるよねえ。

行ってみようって高秉燭に、お尋ね者は出歩かないでと言ったら、じぃっと見られて、ヤベ、ヤブヘビっと思ったらしく、気をつけてと言い直すのも、いいわ、白浪くん。うっかり何か言ったら、自分の仕事になっちゃうもんな(笑)

皇帝は楊煥に髪を染めて貰いながら、気が晴れない様子。楊煥は陛下の気質を良く知っていて、煽てるのが上手い。
そこに、七娘の叔父、巽山公(そんざんこう)、柳襄(りゅうじょう)から、でっかいペルシャの銅鏡が届きます。柳襄は外で跪いて謁見を待ってるんだけど、陛下は柳襄が嫌いみたいね。日頃、良い品を独り占めする癖に、今になって手放して、擦り寄ってきたところでって態度で、会うのを拒否しました。
柳襄、アーランに向かう態度とは全然違って、ちょっと不安そうだな。この人も、何かある?

てか、白浪ー(笑)垂柳行の偵察させられてまーす。もうお約束だわね。人が良いと使われるって呟いて(^m^)
店内に入って声をかけても誰も出てこないので、壺を盗もうとしたら見つかるっていうのもご愛敬。追い出されそうになったので、慌ててあの木牌を見せると、店員は驚いて、分かる者を呼んできますと中に入って行きましたが。

奥から逃げて行こうとした男を、白浪が目敏く追いかけて捕まえました。やっぱりただのチンピラじゃないよねえ、この子。高秉燭が可愛がるはずだわ。
この木牌は、垂柳行の大番頭の滄浪符(そうろうふ)ってやつなんですって。大番頭は首が飛ぶ商いをしていますが、私は無関係ですーと涙声の店員。

家に戻ったアーランは、出迎えた七娘の横を通り過ぎて、ふと七娘の香油が気になったらしい。七娘の頭の辺りを手でひらっひらっとして嗅ぐ(笑)七娘、誤解してテレる(大笑)
七娘のは桂花油なんですってよ。桂花、いい香りだよねえ。

七娘はアーランが自分の香りを気にしてくれたと誤解して、嬉しそうですが、アーランは単純に、波斯鬱金香油のことを聞きたかっただけ。更に、女子を捜したいといきなり言う。こらっ!若旦那っ。言葉が足りな過ぎだってばっ。
だけど七娘は、波斯鬱金香油は貴重だから、通常店には置かずに予約すると持って来てくれるんだと教えてくれました。その女性の住まいは分かるかと聞いた七娘を連れて、アーランは白粉店へ。

白浪は高秉燭に、垂柳行の大番頭、張四郎が首が飛ぶ商いをしていること、最近、垂柳行は商売が振るわなくて、張四郎の城外の私宅で女遊びをしていると話します。ちゃんと私宅も調べて来てるっぽい。

白粉店にお金を渡して、帳簿を見せて貰ってるアーラン。店主との交渉は七娘が上手にしてくれてる。帳簿を真剣に見てるアーランを見て、役に立ってることが嬉しそうだよ、七娘。
アーランは、貴族や名士の他に妓館も買っているのを見つけました。これが翟氏だなと。
妓館に行きましょって七娘に、慌てる申非。
アーランも七娘も、妓館が何か知らないのか?
んもー、申非だけだよぅ、一般常識がちゃんとあるのはー(大笑)

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…ぼったん…アンタも知らんのかーいっ!

南市の紅綃坊(こうしょうぼう)という妓館の正面に佇む、七娘と蕾芝(うんし)。すんごい顔だな、蕾芝。
中では、おぼったまアーランを申非が頑張って庇っています。お疲れさん…
辛うじて、翟氏はお客と外に出てると聞けたけど、妓女達に囲まれて触られたアーランは必死に逃げ出し、外まで追いかけられそうになったのを、七娘がキッと睨んで阻んでくれます。

だけど当のアーランは、両手をぐーにして握って、ぷるっぷる(大笑)
そのまま座り込んじゃって、ぷるっぷる(^m^)

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ぷるっぷる。

傍らで、疚しいことはしてないよと申非がちゃんと言ってくれて、七娘も、こういうところの人は利に聡いから、お金を渡せば話してくれるかもと言ってくれてて。
それを耳にしたアーランは、キッと前を向きます。
ぼったん、落ち着けっ。
まるで悲壮な決意で戦地に向かうみたいじゃんかっ、たかが妓館で情報集めるのにっ(大笑)

でもこれさ、この流れだと、大番頭と翟氏が繋がってて、黄安も繋がってて、アーランと高秉燭は、同じ場所を捜しに行くんじゃないのかい?もしかして。

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