タイトル通り。ちょっとねえ、序盤、余りにも、なので。
人の話は聞かない、すぐに早とちりして怒る、そして毎度の暴力。
根は良い子だってのは、すぐに分かるんですよ。でも上記の言動は、まあまあ印象が悪い。
その後、だんだん夫婦仲も良くなって、共通する正義感の強さと、知識人ダンナの世間知らずな高潔さ、嫁の庶民的世渡りの上手さを上手いこと混ぜ合わせて、お互いに助け合い、頼もしい仲間も増えていくんだけど。私は個人的に、ずーっと序盤の印象を引きずってしまったよー。
とはいえ、お話は結構面白い。旦那も仲間達のキャラもいい。リタイヤするには勿体ないと、頑張って見て、結果的には良かったんですが。
所感 ネタバレです
佟夢實(トンモンシー)な訳ですよ、男主、許清嘉(きょせいか)が。
佟夢實と言えば「慶余年」五竹(ウージュー)。あれで刷り込まれちゃっているので、目と眉が出てると、あれ、これじゃない感(笑)すいません、すいません。
だって思いの外、濃いめだったんだもんー。勝手に、もっと塩顔かと想像しちゃってたんだよね。そういう人、多いんじゃないかなあ。
女主、胡嬌(こきょう)は「明蘭」の本家の従姉、盛淑蘭だったみたいなんですが、全く記憶に残ってなかった。
高正は「西風烈々」で主演されてますね。まだ見てないけど。
玉娘が「風起洛陽」の掌秋使だったのには、ちょっとびっくりでした。そういやあ、同じ顔。
すごくいいキャラで、いちいちいい表情を見せてくれた崔五郎も「恋心は玉の如き」の区励行だったよ、これもびっくりだよ。あの後れ毛を顔に描いてる変な嫁の変な夫だよっ。
寧王は「山河令」の趙敬(ジャオジン)だったので、どこで豹変するかと(笑)ハラハラしてましたが、ずっと立ち位置変わらず、良かった良かった(^m^)
ラスボスは「紳士探偵L」の沙威(サボイ)部長、「追風者」の銭少良(チェンシャオリャン)ね。
あと、少年許清嘉の子。どこかで見てるぞー?と思ったら「家族の名において」の少年凌霄で、「猟罪図鑑」の少年沈翊で、「黒豊と白夕」の少年豊蘭息でした。すんごい売れっ子子役くんなんだね。
他にもボチボチ、見たことあるなーな顔の人達がちらほらと。
お話は、雲莱鎮という小さな町で精肉店を営む胡家の娘、胡嬌の元に、親の決めた許婚、許清嘉が、科挙に榜眼(2位)で合格し、戻ってくるところから。

胡嬌は毎日包丁で肉を切り分けて仕事をしている、かなーりのじゃじゃ馬。向かって来るゴロツキには、得意の包丁さばきで、前髪を剃っちゃうって必殺技を持ってます(笑)
許清嘉は子供の頃に親と死に別れ、許婚に決められていた胡嬌の家で養われながら勉強して、2年前に受験に行き、2回目で合格して戻って来たんだけど。その間、お金がなくて手紙すら出せなかったらしい。
だけど合格したら、都でチヤホヤされて勘違いしてしまい、世話になってた田舎の許婚を捨てる男も多い中、目をかけられた丞相の娘との結婚話を蹴って、帰ってきた律儀な男。それは美談として噂になってました。
でも胡嬌は、男らしくない知識人はそもそも趣味じゃないらしく、2年も音沙汰なく今頃帰って来て結婚だなんて、誰がするか!って態度です。
2人に愛はないんだけど、なぜか許清嘉は結婚を諦めません。
許清嘉が、丞相の娘や都の名門令嬢との縁談を全て断り、恩返しのために田舎の許嫁を娶る件は、陛下の耳にまで届いてしまい、それが嘘ならば陛下を欺いた罪になっちゃうってところまで、話は進んでいました。都からはお祝いという名目で、それを監視しに来た丞相の秘書まで現れて。
ただ、その話には何か裏がありそうでした。
陛下に話を通したのは、丞相の政敵みたいな傅太師。丞相に許清嘉を紹介したのは、許清嘉の学友の湯澤。そこに何かの思惑が隠れていそう。
許清嘉には許婚がいるし、人に操られるのは嫌だと都での縁談を断ってきたけど、こうなると本当に胡嬌と結婚しないと、許清嘉も胡家も罪に問われる。
2人は仕方なく、許清嘉の給料から胡嬌の開店資金を貯めることを条件に、3年間の契約結婚の約束をすることにしました。
そして許清嘉の赴任地、上庸へ向かうんですが。
ただ雲莱鎮にいる頃から、黒覆面に出てる目の周りも黒く塗った、ちょいとマヌケな男が、許清嘉の持っている父親の形見の傘を狙ってるんですよね。
この男は上庸へも追って来ます。
この傘、柄に仕掛けがあって、中に父親から託された大事な書状が入ってるんだけど。
それが、許清嘉の父の死にも、胡嬌と仲良くなった玉娘の父の死にも、丞相の長女と結婚している寧王にも関わりのある、黒幕の不正の証拠なのでした。
そんなことは許清嘉も随分と後まで、知らないんですけどね。
舞台は雲莱鎮から上庸、襄州府、そして雲莱鎮に戻って最後は都へと、許清嘉の転任によって変わっていき、夫婦の人となりに触れて仲間になってくれる人達も増えていきます。
そもそも許清嘉を見込んで、地方の問題に手を入れさせようとした賈丞相。忠実な丞相の秘書、賈権。元は丞相府の護衛で許清嘉を守れと指示されて上庸に派遣されていた高正。
胡嬌とは昔からの友達で、菓子店を営む林翠。林翠の兄で、鏢局って運送組織みたいなところの阿牛。茶芸の店の店主で、実は出自に訳アリの玉娘。
兵権を持っている寧王。寧王に忠誠を誓う帰徳大将軍、崔泰。崔泰の息子で宣節校尉の崔五郎。
上庸で見つけた使用人の臘梅、下級官吏だったけど許清嘉の父に助けられた過去があり、官吏を辞めて許家の使用人になった永寿。
胡嬌の父と兄夫婦も、愛情で支えてくれます。

なかなか頼もしいメンバーなんだけど、それにしても丞相の子育てはどうなってんでしょうね(笑)
元凶は寧王の妻で丞相の長女、賈継栄なんですけどね。
彼女はどうしても寧王と結婚したいと嫁いだものの、寧王には元々愛する人がいて、その人が小貝という男の子を残して亡くなってたから、なかなか思うように相手にされてなかった。
寧王に愛されたい、それしか頭にない賈継栄は、小貝を人質のように使って、寧王に媚びを売ろうとするけど、ま、悉く失敗。悪ガキ小貝も懐きやしない。そのうち、寧王が許清嘉と胡嬌夫婦を気に入っちゃって、小貝も胡嬌に懐いちゃったもんだから、寧王と胡嬌との関係を邪推し始める。
で、弟の賈継笙や妹の賈継芳を使って、執拗に胡嬌の邪魔をしてきます。
弟も妹も金持ちの子なので、その嫌がらせは結構面倒なんだけど、でも2人共、姉の嫉妬心で命令されるのに、本音では辟易してた。
だから賈継笙は、胡嬌の商才に素直に負けを認め、友達の林翠を気に入っちゃって、あっさり掌返し。
妹の賈継芳も、高官の息子達を顎で使って嫌がらせしてたら、崔五郎がやたらカッコ良く兵を率いて現れて、コロッと一目惚れしてしまい、めっちゃゲンキンに崔五郎と懇意にしている胡嬌に靡きます(笑)
要するに3人とも、恋愛ベースなんだよ、行動が。
賈継栄も胡嬌にしっかり諭されて、意外とするりと矛を収めるという。てか、その程度で収まる癇癪で、どんだけの面倒引き起こしてくれたよ、全く。
最後の危機は、味方達には、ツテも金も人手もあるので、きっとなんとかなるだろうとは思いましたが、最終的には、太子がいい人で良かった良かったってトコでした。
黒幕もさあ、朝廷だとこれくらいしないとってとこなんでしょうけど、太子を侮り過ぎたんじゃなーいー?
作品情報
- 制作 2022年発表 全36話 芒果TV
- 原題 「玉面桃花总相逢」
- 監督 毛鲲宇
- 脚本 潘朴
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