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「明蘭」視聴終了、次は「斗羅大陸」かな。

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明蘭


ネタバレ感想記事は、現在「山河令」「陳情令」「有翡」「慶余年」を続けているところですが、そんな中、先日まで見ていたのは「明蘭」でした。

あ、ちなみに、今まで全話分ネタバレ感想が終わっているのは、下記。

 「明蘭」視聴はこちらから(U-NEXT) 23.6.19現在のリンクです

U-NEXT

「明蘭」なんですが、非常に評判の高い作品で、面白かったんですよ。それは間違いなく面白かったの。でもさあ、疲れた…なんというか、精神的疲労、半端ない(笑)

勝手に悪意を募らせていく人達が何人かいるので。だからさあ、なんでソコをそういうふうに曲解するのさ、こういう思考回路は、時代背景的に仕方ないものなの?それともアナタの歪み切った性格ですか?ってくらいに、どんどん身勝手に偏っていくので、それがとってもしんどかった。
なので、各話を書くのはちょっと無理かも。疲れるから。

最初の不遇な子供時代から、それは感じていたんですが、結局大人になってもそういう人は変わらずにいて、むしろお話の世界が広がっていく分、悪意もパワーアップしてた。明蘭も自らの才を隠さなくなって、ただ我慢するだけじゃなくなってから面白さは増したものの。このドラマはベースに「生活」があるので、例えばひとつ悪意を排除できたとしても、きれいさっぱりすっきり!とは、ならないところがあります。「生活」ってのは、そもそも清濁併せ吞んで続いていくものだし。そして「生活」の中に潜む悪意は、そのほとんどが女性発。だからなんでしょうか、ほんっとにメンドクサイ。←

例えば、明蘭の義姉、墨蘭は、策を弄して女の武器も使って自らの立場を強固にしてきた側妾の娘。墨蘭の母は、明蘭の母が妊娠中、医者の注意とは逆のことをして、明蘭の母親を難産にさせ、医者を呼ぼうとすることさえ阻止して、お腹の子供共々、殺しています。これはいろいろ邪魔したら死んじゃった、程度のものじゃない。お産が命がけの時代です。認識が甘かった訳でもないと思うわ。殺人でしょう。それすらも、墨蘭は自分の婚家で真似をします。

子供の頃から、そんな母の教育をイヤというほど受けていて、非常に性格の悪い墨蘭。男を意のままに操るのは、泣き落としと甘え。本人の才は中途半端にも関わらず、プライドばっかり育っちゃって、人より上に立つことばかり考える。自分が罪から逃れるためなら、すぐにバレそうな嘘を、みんなの前で平然とつき、義妹達に罪をなすりつけることも平気。

ここが小物なんだけどね。顧廷燁(こていよう)の義母は、自分の評判を落とすことだけは慎重に避けて、身近な人達にもいい人仮面を被り続けていました。でも中身は毒蛇。
そこまで徹底できない墨蘭は、実家では、ボンクラ父に易々と通用したやり方を、夫に対しても踏襲し、結果、夫や使用人達からも見放されます。母の言う通りにしてきたのに、どこで間違えたのと嘆くけど、その母だって破滅してるんですよ。だけどこの子はそれを教訓としない。母のやり方を真似たら、自分も同じ末路とは考えが及ばない残念さ。というか、多少目端の利く男なら通用しないよ、あんなの。
だけど彼女は、婚家での立場はなくなるものの、特に離縁もされず、反省しているという場面もなく、多少は丸くなったのかな、程度のところで最終回、普通に家族として迎え入れられています。
でもきっと、これが「人間」で、これが「生活」なのでしょう。

顧廷燁も若公爵、斉衡(さいこう)も、割と残念なところがたくさんある人(笑)
特に斉衡はもー、ほんっとにこのぼっちゃん、どうしてくれようってくらい、ダメダメでしたねえ(大笑)中の人、朱一龍(チューイーロン)が見たくて見たと言っても過言ではないドラマだったんですけど、あー、もうっ!がいっぱいあってなー(^m^)
最後の最後で立ち直ったのも、めちゃくちゃデキのいい妻、申和珍(しんかちん)のお陰。申和珍は、あんなに癖のあるヤヤこしい姑と上手くやっていけてるだけでも、手放しで素晴らしいのに、夫の未練を知って単純に嫉妬するんじゃなく、ならば私のほうを向かせてみせるわーって、真っ直ぐに思える人なんだもんなあ。頭がいいだけじゃなく、心根もいい。カッコ良かった。

顧廷燁も朱曼娘にコロッと騙されて、人の忠告に全く耳を貸さなかったのは、笑っちゃいました。男ってのはさあ、こうして庇護欲をそそられるとダメなんだわねえ。見る目がないのか、女が狡賢いのか。特にこの手の英雄タイプは特にってところも、あるかもしんないけど。
ただこの人のいいところは、自分のミスを認めたら、すぐに素直になれるところかも。朱曼娘の時は、認めるまで時間がかかり過ぎましたけどね。最初から乳母の常ばあやは見抜いてたっていうのにね。子供の頃から、ある意味明蘭にとっては、スパダリなんだけど、嫉妬しろしろとヤカマシかったり、スネたりするのはめんどくさかったぞ。ただあれは明蘭も、本気ですか?それともとことんトボけてるんですか?ってくらい、変でしたけど。

一番信用できて信頼できたのは、お兄ちゃんの盛長柏でしたねえ。この人は、真っ直ぐ過ぎるところはあっても、何をしても安心して見ていられる人でした。終盤、オヤジに閉じ込められて、使用人を縛って抜け出そうとしたのに、すぐにたくさんの使用人に捕まって、座った形のまま移動させられて戻って来たシーンは、噴いたわ。可愛かったわ。
んで、長柏兄さん、三国機密での荀彧さんだったんですよね。でもしばらく気付かなかった。最初に出て来た時なんて、子供時代から大人になって私塾で学び出した場面で、急におじさん達が大量に並んでる絵にびっくりしちゃって、誰が誰だか区別がつかなくて(笑)

明蘭の義祖母が慶余年の大奥様だったのを始め、賀弘文が「軍師連盟」の鐘会だったり、余嫣然の祖母が有翡の王夫人だったり、白亭預が三国機密の満寵だったり、韓宰相が有翡の道長だったり、顧廷燁の軍仲間、耿介川が有翡の谷天顕だったりと、登場人物が多いせいか、私のようにまだ視聴本数が少なくても、あちこちで見た人がいましたけど、ん?と思って、見直さないと分からなかったりもして、毎度のことながら、役者さん達ってすごいね。

それにしても、あんなボンクラな日和見親父と、あんな浅慮なヒステリー母との間に生まれた子供3人が全員、気立てがいいってどういうコトだ?特に、長柏と華蘭ね。如蘭は末っ子で甘やかされたからか正妻の子だもんってところで、ワガママではあったものの、タチは悪くない子でした。
でも、あの毒蛇みたいな秦氏の実子の顧廷煒も、あんな母の元で育ったのに性格は悪くなかったっけ。

いやー、それにしても疲れました(笑)
いいドラマだったとは思います。小桃や石頭や丹橘のような、味方のみなさんもとっても良かったし。ハマる人はハマるだろうなとは思います。とは言っても私も、長い73話、全部見ちゃったんだから、次はどうなるのー!?となるのは間違いない。

でも、生活の悪意に疲れてしまったので、次は「斗羅大陸」みたいな、ファンタジーの世界に埋没したいかも~ってことで、まず1話、見始めています。例えばそこに悪意があったとしても、ファンタジーの悪意の方が疲れない気がするのよ(^m^)
これはまだ、U-NEXTでも全話ポイントなしにはなっていないんだけど、ひとまずポイントなしで見られるところまでは見るつもり。
1話は、肖戦、前髪があるので若い感じなんですけど、百度を見たら、この作品、2019年に撮ってるらしいので、陳情令よりも後の撮影です。陳情令が放送されている頃、撮ってたのかなあ。
そしてこの唐三役は、肖戦本人の声のようですので、そちらも堪能したい所存。
ぬあー、風起洛陽も早くもっと解放してくださーいっ。←このドラマはイボくん本人の声なので。

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