「天才基本法」を見ています。今度はパラレル。子供裴之の顔が将来有望←ソコか(笑)

2024-08-012024-08-16

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所感

「みるアジア」で「開端」を見ている時に見つけてしまいましてね。
そしたら、私の大好きな雷佳音(レイジャーイン)がいるじゃないの、そこにっ。
雷佳音は「長安二十四時」で、大のお気に入りとなった役者さんです。
その後、Youtubeで2023年の微博之夜を見たら、ステージでの、なんだろう、おっさんの愛らしい挙動不審っぷりに撃ち抜かれてしまってね(^m^)ふふふ。

まだ半分も見進めてはいないんですが、それでも既に、雷佳音は、同じ林兆生(リンジャオション)という人物を、何種類か演じ分けています。
ボソボソと喋る中年おじさんだの、長髪のバイク野郎だの、40代の体なんだけど途中の記憶がすっぽ抜けてて意識は20代だの。
全部同じ人なんだけど、同じじゃない微妙な違い。でもちゃんと違う。それを演じ分ける難しさ。

似たような演じ分けを若手もしてるんだけど、林兆生ほど多様ではないんだよね、今のところ。
お話が進むと、裴之(ペイジー)役の張新成(チャンシンチョン)も、ちょっと複雑な演じ分けをするらしいんで、それも楽しみなんですが。
でも裴之が非常にかわいそうな感じになりそうな予感がして、もうツライ(笑)あまり大きく表情を変えないのに、明らかに寄り添う気持ちが見て取れた、カワイイ天才少年裴之を思うとなー。

張新成の出演作を見るのは初めてでしたが、彼は目というか瞼にとっても特徴があるのね。あー、今までパッとサムネ見て印象的な瞼だなーと思ってたのは全部、この子だったか！っていう。

更に、ちょいちょい有名どころがゲスト出演したりしています。
「三国志 Secret of Three Kingdoms」の伏寿の中の人、万茜(ワンチェン)なんて、ここだけ？え？っていうね。長髪雷佳音と一緒に、髪の毛ファッサーってのがスローになって、ホント、見せ場これだけ、役名は茜茜(笑)童瑶(トンヤオ)も長髪雷佳音の彼女役でちょっとだけ出ていて、役名は瑶瑶。
主人公、林朝夕(リンジャオシー)の両親は、雷佳音と倪妮(ニーニー)、倪妮も今のところ回想シーンのちょっと出のみ。
この３人の女優さんが友情出演枠だったみたいですね。

裴之の両親は、耿楽(ゴンロー)と劉琳(リウリン)で、「有翡」の沈天庶！と、「明蘭」の正妻、「琅琊榜2」の簫元啓ママ。劉琳って女優さんは、この手の役がお上手なのねえ。今回も、ですわよ。

林兆生パパの友人でライバルの張叔平(ジャンシューピン)は、王驍(ワンシャオ)。「風起隴西」の糜冲(びちゅう)だったり「猟罪図鑑」の雷一斐(レイイーフェイ)だったり。
この人は、林兆生パパの余りにもな天才っぷりに、いろんな意味で歪んでしまってるんだけど、根っこはそう悪い人でもないんだろなあっていう、この人なりの苦悩が垣間見える人。
そういえば同様、裴之の異様なほどの天才っぷりに、歪みそうな子もいたりするなー。

お話はパラレルワールドものです。
ひょんなことから、同級生だった紀江(ジージアン)と共に、パラレルワールドに迷い込んでしまった林朝夕は、大学を卒業して就職する年齢だったのに、そこでは小学生になっていて、なぜか紀江と共に孤児院で暮らしてました。
紀江は元の世界でも孤児で、紀夫妻に引き取られてるんだけど、林朝夕には父親、林兆生がいるので、元の世界とは境遇が違ってしまってます。こちらの世界にも林兆生はいるけど、林朝夕を娘だとは思っていないのよね。
２人は、元の世界を🍓イチゴ世界、パラレルを🧀チーズ世界と名付けて、🧀チーズに迷い込む鍵となった、🍓イチゴではあり得なかった写真を元に、なんとか🍓イチゴに帰ろうと奮闘を始めます。

てかその🧀チーズ写真、誰が🍓イチゴに持って来たよ？ってところがね。最初からね。どう見てもあの人だし。

林兆生と裴之が数学の天才で、林朝夕も優秀な子なので、出て来る数学的な内容が、私にはさっぱり分からないけど(笑)面白い。天才ってのは、それだけで結果が読めるものなんスか！？と何度思ったことか。
一瞬でこういうのが理解できる頭脳を持つ人達ってのは、世の中、バカばっかって思っちゃわないのかなあ。社会生活を送る上では、かなり危うさと紙一重のところにいる気もします。

「開端」のタイムリープものといい、2022年のドラマはこの手が続いたんでしょうかね。
どうやら噂では、ラストのラストに、検閲のためのちゃぶ台返し(^m^)があるみたいなんだけど、まあまあ、かのお国の情勢を考えたら、仕方がないのでしょう。そこは脳内でスルーしようと今から思ってますが。
そこまでのお話が面白く出来上がっていれば、それでよし。

各話は書けないだろなとは思いますが、数回、記事にしようかと思っています。
面白いだけじゃなく、既に親子の絆、人間関係の絆に、切なさも漂ってるんだよね。