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山河令 第10話「狂気の果てまで」あらすじとネタバレ感想

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山河令
画像出典 Youku information technology (Beijing) co., LTD
目次

あらすじ

安吉四賢の悲惨な死によって関係がぎこちなくなった周絮と温客行はそれぞれ酒で憂さを晴らす。一方、高崇は娘・高小怜と張成嶺を結婚させようとし、それに反発する張成嶺は顧湘に周絮と温客行に会いたいと訴える。そんな彼に顧湘は同情するが、鬼谷の谷主としての身分に戻った温客行は手下の悪鬼たちを呼び集めると…。

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ネタバレ感想

山河令 登場人物 登場順一覧(7話~11話)はこちらから。

老温の作ったレプリカのせいで、瑠璃甲争奪戦が激化、全く罪のない安吉の四賢が犠牲になってしまいました。

前回の仁義坊でのシーンから、老温の髪飾りが時々、玉製の簪になることがあります。シーンによって変わるんだけど、結構心情を顕しているんじゃないかと思うので、密かなチェック項目♪金属のじゃなくて、ギョク、翡翠みたいなヤツね。

老温は、誰もいなくなった仁義坊に安吉の四賢の遺体を並べ、ひとり墓穴を掘っていました。
ちゅーかさあ、江湖のみなさん、四賢の遺体、放置ですか、へえ。

山河令
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見るからに意気消沈して、こーんな顔になってる老温を責め立てたら

そこにやって来たのは阿絮。
明らかに動揺を隠せない老温、でも気まずさで、共にいると必ず死体を目にする、おまえは死神かなんて、憎まれ口を叩いてしまいます。今までも阿絮を殺人鬼とか言うのが、冗談にしたってしつこいなと思ってたけど、ここでも言うか、こら。

江湖は悪意に満ちていて生きずらい、安らかに眠ってくれ。
来世では実直になり過ぎるな、友を選べ。
あなた方の死は不合理だ。

正しいよ、正しいけど、直接の原因を作ったお前が言うなと思われても仕方ない。

凡人は自分の首を絞めたと言っていたが、安吉の四賢は悪人ではなかった。
温客行、うれしいか?痛快か?これが望んだ結果か?

そこまで言う?落ち込んで後悔してるだろう人にそこまで?

では、周首領が殺したのは悪人だけか?

山河令
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即座に反撃にあって、瞬時に諦観

ほらー、抉り合っちゃった…ぐりっぐり。
老温が悪い、それは間違いない。でもどう見ても後悔して、半べそで墓穴掘ってる姿を見ながら「うれしいか」は相当に意地の悪い言葉だよ、阿絮。でもこの人、無自覚で時々コレ、やるんだよなあ。本人は多分、そこまで相手を抉ると思ってないかもしれないのよ。でもだいぶ酷いのよ。
だから老温も言い返しちゃったよ。
役目の上とはいえ、善人悪人の境なく殺してきてしまったのも、阿絮の傷。

そうか、よくわかったとだけ言って、阿絮は去って行きました。
冒頭5分、重かった…

悦樊楼(えつはんろう)に、ひとり佇む阿絮。
ついこの間、ここで生きる希望を見い出したっていうのに。

知己だと思っていたのに。

え、なんて!?
わかりにくーい、めっちゃわかりにくーい、阿絮もそう思ってたんですかいっ。
8話で、焚火してた山の中で知るもんかって誤魔化した時も、もしかして既にその気だった?阿絮の「知るもんか」は動揺の証?前にもどこかで言ってましたよね「知るもんか」、ひゃだ、後で探してこよう♪←小躍り

阿絮はすっかり諦めモードだけど、お互いに罪深いのなら、そこから寄り添う術もあることに早く気付いてー。今はまだ2人とも、カサブタになってない傷をじゃくじゅくさせてるし、老温のほうはこれから更にコトを起こそうとしてるけども。
自分なんてどうせってのが、この人根深いけど、荘主を信じて死んでった仲間達だって、おまえなんか、そうやって世を儚んだまま残りの時間を過ごせばいいなんて思ってる人、きっと一人もいないよ。逆に何やってんですか!って怒られるよ。
ほらほらー、忠犬韓英(はんいん)が、めっちゃ心配そうに見てるー。
その悲壮感たっぷりな佇まいは、韓英みたいな人を、なんとか力にならなきゃって思わせてしまうんだよー。

老温も、非常に分かり易く荒れております。
で、阿絮のほうはひとり、飲んだくれ。

このビジュアルの差がまた、らしいですよね。
鮮やかな設えに金の酒器の老温と、薄暗い酒楼の片隅でとっくりから直飲みの阿絮。
老温の周りには、お金に群がるおねーちゃん達、阿絮を、ったく困った客だ、みたいに遠目に見てるのはおっさんの給仕。

見つからないと思っていたのに、何年も経って再び現れた、願って手に入れたのに、また無くしてしまった。
老温の言うのは阿絮のことね。酔生夢死の香で子供意識になった時に、周⼦舒(ジョウズーシュー)って口走ってるし、見た目では判断できていないので、交流があったのは子供の頃。
なら阿絮だって名前を聞けば分かりそうなもんだけど、6話で本名かって聞いたら、嘘ではないという答えだったので、当時老温は、温客行という名前を使っていなかった。訳アリの改名。それは、現在彼が谷主であることにも関わってくるのでしょう。
そんなこんな抱えてるために、老温はいろいろ打ち明けられないし、谷主であることを知られたら嫌われちゃうってのもあるだろうし、だけどどこか気付いて欲しくて、時々匂わせる。

ここまでまだ始まって10分。
今回も長いぞー。最後にあの鬼谷パワハラ会議が控えてるんだよね、この回(^m^)

岳陽派の崇武殿(すうぶでん)。
高崇(ガオチョン)は、あの童謡を流したのは鬼谷ではないと言い切ってます。なぜ?
沈慎に、傲崍子(アオライズー)を殺したのは本当に鬼谷なのかって聞くには、何か思い当たるフシでもあるんでしょうか。

沈慎は、あの晩、傲崍子を追ったら冥銭が散らばっていたと言います。
あー、趙敬の宴席で酔った振りして宋懐仁(ソンホワイレン)に部屋まで送らせてから、突然、カッと目を見開いたのは、瑠璃甲を奪いに傲崍子を追っかけるためか。5話ね。
でもさあ、わざと冥銭ばら撒いて沈慎が殺したって言われてもおかしくないことに、本人気付いてないよね。そんな自らの脇の甘さが、大事な五湖盟を、高崇を陥れる隙を作っていることにも。
趙敬まで騙して傲崍子を追って、昼間だってケンカ腰で追いかけてるのをみんなにも見られてて。直情的ですぐ暴言を吐く人望のない人、こんなに罪をなすり付け易いヤツはいないと思うぞ、真犯人にとっては。

高崇傲崍子には瑠璃甲を守る実力がなかった。早く五湖盟に渡していれば死なずに済んだ。でも泰山派を誘い出し、異郷で死なせた沈慎の所業は義にもとる。
沈慎瑠璃甲は元々五湖盟のもの。江湖は弱肉強食、奪いに行って何が悪い。跡継ぎのいなかった丹陽派の瑠璃甲と弟子を引き継ぐのは義兄弟であるべき。
趙敬傲崍子を死に追いやったのは我々。陸太冲(ルータイチョン)の遺志に従うべき。死者を尊重するなら強奪などあり得ない。

それぞれの言い分が入り乱れてますが、一番、普通で真っ当っぽいのが趙敬なんですよねぇ。故人の遺志を、2人は全く無視しているから。
高崇は五湖盟盟主として敢えての無視に見えるけど、沈慎は故人の遺志などどうでもいい無視に見える。自分がどうしてもこうしたいと思った遺言を、死後、例えば趙敬に、完全に反故にされたらどう思うかなんてことには、全く思いが及んでいない無視。こういう微妙な違いがよく出てますよね。

さて次は華山派、于丘烽(ユーチウフォン)と仁義坊の騒ぎに参加してしまった弟子。この人、前回と今回、それなりに台詞もあるのに、名前のクレジットが出てこないかわいそな人(笑)
弟子は、仁義坊の者どもは華山派を侮ったって言ってますが、それ、丐幇と桃婆じゃん。しかも最初は仲良く一緒に行ってたじゃん。
于丘烽は、勝手をした弟子を叱ります。瑠璃甲を巡る争いに巻き込まれた形で、泰山派は殺されてしまった。同じ五岳剣派の華山派も、巻き込まれたらひとたまりもない。この人は割と保身に走るタイプかな。だとしたら、趙敬の宴の時に屋敷を探ろうとした息子、于天傑(ユーティエンジェ)は独断かもね。そして、于天傑の死は未だ発覚していないと。

そこへ、泰山派の生き残りが五岳剣派として、華山派を頼って来たようです。
傲崍子の死には裏がある、おそらく五湖盟が黒幕だと言っているよう。ほらみろ、沈慎。
それを聞いた于丘烽は、自分に火の粉が降りかかるのを恐れ、泰山派を見捨てました。ほぅ、そういう人かぃ。

香が焚かれ、仏像が安置されている部屋で目覚めた阿絮。
そこへ心配そうな顔をした韓英が入って来ました。あれからずっと阿絮を見守って、泥酔したところを引き取ってきたんだね。
七竅三秋釘(しちきょうさんしゅうてい)をなんとかできないのですかって、韓英、一生懸命です。何か悩みがあるなら命がけで解決しますって、どんだけ荘主大好きなんだ、うるうる。

中の人は、陳情令では温氏の長男、温旭をやってて、雲深不知処を焼き討ちしたアイツなんすよねえ。

阿絮は多分夜中の騒ぎで手に入れた、瑠璃甲のレプリカを見せました。韓英は同じ形をした2つを晋王の元に送ったと言います。方不知(ファンブージー)が持ってたやつね。
晋王が持っていた絵に描かれていた瑠璃甲は、5個とも形が違っていたと韓英。晋王、そんなもん手に入れてたんだ。ということは、晋王も瑠璃甲を欲しがってんの?

老温が瑠璃甲のレプリカを作ってばら撒いたのは、人を害するものの自分に益はない。じゃあ、目的はなんだと、やっと阿絮もそこに気付きます。

阿絮はできるだけ韓英を守ろうと、瑠璃甲には深入りするなと注意しますが、韓英はお望みなら晋王の元に送った2個を取り戻しますって言う。やめてやめて、危ないから。
反逆罪に問われるぞって止める阿絮ですが、韓英は、私が忠誠を誓ったのは荘主で、晋王ではありませんって。んもー、この子ってばっ。
阿絮はまた、生き抜くことが私への忠誠だと言い聞かせるんですけど、韓英、危ないなあ。

山河令
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でもさ、また阿絮が、因果応報があるなら、手を血に染めた私は地獄で千年もだえ苦しむべきだとか言う訳よ。今現在、そして多分これからも、命令とあれば手を血で染めていかなくてはならない韓英に向かって。自分はとっとと七竅三秋釘の罰を受けて、余命数年になっといて。
ほらねぇ、また出たでしょー。
だから阿絮、悲劇に酔ってる感あるよねって思っちゃうのは、こういうところなの。
自嘲のつもりで無自覚のまま、同時に韓英を突き刺してるの。残酷よ?

揃ってる黄鶴、桃婆、緑爺。相変わらず元気に文句言ってるのは桃婆だけ。
あれ、今気づいた、3人合わせて信号機(^m^)
そこへ、高崇が娘と成嶺を結婚させるつもりらしいという情報が入ってきました。
え、そりゃまた思い切った政略で。
3人は、ものすんごい大変なコトだみたいな顔してますけど、そお?これ多分、我欲の強い人ほど、重大視することなんじゃないかと思うよ。当人達の心情とかは別としてね。

その当人、顔に痣を作ってとぼとぼ部屋に戻ってくると、阿湘がまた、ドラマスポンサー様のナッツを絶賛オススメ。今度は曹蔚寧(ツァオウェイニン)が買ってくれたんですって。
でも阿湘、成嶺の傷に気付きます。阿湘には心を開いている成嶺、思わず泣いちゃう。なんでみんなこんなに私を憎むんだろうって。ああ、これ、高小怜(ガオシアオリエン)との婚姻の噂が知れ渡って、更に謝無恙(シエウーヤン)とかに妬まれたんでしょうね。

そこに、成嶺の故郷のお菓子を持って高小怜がやって来ます。阿湘が席を外した後、成嶺はっきりと拒絶しました。操り人形は御免だ、婚姻を承諾すれば横取りしたと非難されることくらい分かっている、私を見くびり過ぎではありませんかと。
高小怜が悪い訳じゃないんだけど、傷付けちゃったね。でもここで、あなたもそれで本当にいいのですかって言ってあげられるほど、まだ成嶺大人じゃないのよ。仕方ないわ。むしろ毅然としてよく言えました~、ですわ。
もう成嶺には、阿絮や老温しか頼れる人はいないね。

谷主仕様みたいな赤い着物の上に水色を纏って、老温はまだ飲んでます。
「四季、花は常にあり、天下の事情を知り尽くす」呟くのは四季山荘のこと。
知ってるんだよね、老温、四季山荘のことを。多分幼少期、阿絮と共に過ごした時間がある。ここまでは推測できますが、じゃあ正体はってのが、ずっと分からないままなんですよ。

そこに阿湘が、成嶺と高小怜の話を報告に来ました。
老温は鼻で笑って、高崇も必死だなって。阿湘は、高小怜と鄧寛(ドンクワン)の関係は周知の事実だったらしく、高崇の決定には批判も出ていると言います。
そういえば鄧寛は喜喪鬼、羅浮夢の儀式の生き残りですが、昏睡状態になっている原因は鬼谷ではなさそう。そうか、ここにも毒蠍が介入してるな。
西域雑技団の生首事件は、無常鬼の仕業だなって言う老温の顔が、あの時、阿絮の横でわくわくしてた人とは思えない違いですわよ。

阿湘が、軟禁されている成嶺が2人を懐かしがり、外に出たいと言っていると言うのですが、阿絮とケンカしちゃってる老温はとっても冷たい。
こちらも、もうどうせ自分は鬼谷の鬼って、言い聞かせちゃってる最中なんだよなあ。
阿湘にさえも、おまえは無心紫煞(むしんしさつ)だろう、人と鬼の道は違う、人が鬼に同情すると思うかって言う。そして私を異常だと思うかって聞く。頷く阿湘は、正気を失った老温に殺されても、幽鬼になって従いますって。それを聞いた老温は、ならばとことん突き進もうと。

鬼谷の中にあって、ここにも深い絆があるんだねえ。文句言い合ってても、阿湘は老温大好きだし、老温も曹蔚寧に嫉妬しちゃうほど阿湘を大事にしてる。配下というより兄妹よね。鬼谷っていったい何?こんな絆を育める場所なの?

英雄大会を前にして気合の入っている高崇と、状況認識の甘い沈慎が話しているところに、落ち込んだ高小怜が入ってきました。成嶺にガツンと言われちゃったからね。父親の決めたことには従うしかないと思っているんでしょうけど、いい子なんだよね、直前で笑顔を作ります。
スープを差し入れたものの、高崇は成嶺に持っていけと言います。なんとか近付けたいんでしょうけど、あの後でほいほい持ってけやしないよ。
さすがに高小怜も、成嶺との件に泣きながら異を唱えました。私にも尊厳がありますと。

それでも高崇は、今のところ考えを変える気はないのかなあ。
なんでそんなにも成嶺を取り込みたいのかは、五湖盟のため以外にもうひとつ、成嶺パパに対しての負い目でしょうか。8話で沈慎が、四兄とのことは高崇の心の傷って言ってたよね。
黄鶴達は、高崇はやりたい放題で娘ですら自分の野心の駒だとか言うけど、そもそも政略結婚ってのはそういうもの。高崇だけが眉を顰められることでもない。当事者の意見には全く聞く耳持ってないのはナンだけど、そんな話も多分珍しいことでもないでしょうよ。

あっちもこっちもピリピリしてる時に、阿湘と曹蔚寧がご飯食べてるとホッとするね。
そこに、流しを装った雲栽(ユンザイ)が来ました。阿湘がどこの楽坊から来たか聞くと、卿玉楼(けいぎょくろう)だと答えます。知りたかったのはそれかな。
その後は適当に「出会えた喜び」って曲をリクエスト。でもその選曲に、盛大に幸せな誤解をかます曹蔚寧は、カワイイ白うさぎたん。

その卿玉楼の前には、艶鬼、柳千巧(リウチェンチャオ)がいて、掲示されていた鬼面のスタンプみたいなのがついた知らせを見ていました。谷主の招集なんですって。鬼面スタンプ、変に可愛いじゃん。

羅府に集まった鬼谷のみなさん。巷で言われるところのパワハラ会議の始まりです(^m^)
谷主、温客行、赤い目張りが美し禍々しい。

温客行は谷主として、青崖山から鬼達が外に出るのを禁じてた。20年前の事件の後の、江湖と鬼谷との約束を守って。でも吊死鬼(ちょうしき)を捕えて、瑠璃甲を取り戻すために、三か月前、青崖山から出ることを許した。
吊死鬼を見つけることすらできないのに、派手に騒動を起こしてくれたなって言う谷主ですが、ふ、それも全て計算ずく。吊死鬼はあの後すぐに自ら殺しているし、瑠璃甲を盗んで逃げたなんてのも最初から嘘だし。青崖山から出せば、コイツら絶対騒ぎを起こすと思ってたよね。そう仕向けたよね。

でもそんなことは、おくびにも出さず。
おまえ達が演出した災禍は3つ。丹陽派を途絶えさせ、鏡湖派を滅ぼし、泰山派の掌門を殺して亡骸を吊るした。たった三月で、鬼谷と五湖盟の20年に渡る平穏を破った。実に見事だ。ですって。
谷主の真意をはかりかねて、ビクつく悪鬼達。

山河令
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パワハラ会議会場はこちら。出入口付近に鬼面もチラホラいるんですね。

でも、喜喪鬼だけは難しい顔をしています。
仁義を標榜する者が、我を忘れて殺し合うザマは痛快だったのでは?と聞かれて、憮然とした表情で、谷主は英明ですって言うけど。
この人、浮気男を成敗する以外、無作為な殺しはしないのかもね。だから、ちょっとやり過ぎって思ってる感じなんだよなあ。だけど、悪さをした男だけでなく、友達たちも一蓮托生って時点で、さほど変わらないと思いますけど。

え、なんだって!?陸太冲(ルータイチョン)が死んだのは、喜喪鬼が弟子を殺した故の憤死?丹陽派にも、穆雲歌(ムーユンゴー)みたいな女癖の悪いヤツがいたんだ。
谷主は、自分がじっくり責め立てたかったのに台無しだと、喜喪鬼には褒美は与えぬが罰も下さぬと言います。

次、一夜にして滅びた鏡湖派。
誰がやったと言われても、誰も名乗り出ません。艶鬼は無常鬼を見てましたけど。じゃあ、長舌鬼(ちょうぜつき)か?どこにいる?という谷主。こちらも自分で殺しといて。
無常鬼は、鬼谷を出て以来、長舌鬼が自分に従わないからきっとアイツだと罪を被せようとしました。でも谷主は、鬼谷は元々弱肉強食、長舌鬼が無常鬼を殺せば、新たな十大悪鬼の首領だ、おまえ達が私を殺せれば、幽鬼となって従おうって笑ってみせます。
そこでつい、滅相もないと口走ってしまった白無常。周りが、あああ、余計な事をーって顔になってる中、笑顔で近付いた谷主は、跪いて許しを請う白無常を立たせ、ぐいっと喉に手をかけて持ち上げました。見せしめ。その上、私は大した理由もなくおまえの兄弟を殺したぞって、黒無常にわざわざ言う鬼畜っぷり。

そして次に、無常鬼に生首の件を。
下々の者にやらせた、部外者の手は借りていないと思うと無常鬼。嘘つけー。蠍王にゴマ摺りまくってたクセに。楽団に魅曲秦松(みきょくしんしょう)がいた時点で、毒蠍の介入は明らか。誰に手配させたかと聞かれ、死んでしまっている白無常を指す無常鬼です。

最後に泰山派の掌門傲崍子(アオライズー)。
遺体には開心鬼の印がついていたがと言われ、濡れ衣を着せられたという開心鬼。ホントかよ。持病のへらへら全開でよく分かんないな。殺したのは誰か明示はされてないけど、吊るしたのは無常鬼でしたよね。蠍王に自分でそう告げてました。

まあまあ、ここら辺で谷主は気が済んだようです。みんなが肝を冷やしているのを見るのは笑えるなとか言いつつ、英雄大会で五湖盟の残り3人のメンツを叩き潰せと命じました。

ふぇー、息の詰まる9分間でした。
阿絮と仲違いして、どうせ私は鬼谷の谷主なんだぁ!モード全開の谷主、つっ走る図。
でも喜喪鬼の件以外は、全て無常鬼が毒蠍と結託して起こしてる感じかな。自分の配下や、喜喪鬼と艶鬼以外の悪鬼達も動かして。三白山荘と雑技団で響いた声は、無常鬼じゃなくて、他の悪鬼っぽかったですしねえ、誰の声だか区別はつかなかったけど。
そういやあ、食屍鬼(しょくしき)、急色鬼(きゅうしょくき)が空気でしたね。
吊るされた白無常見て、食屍鬼は舌なめずりしてたくらいだ。急色鬼は軽巧の達人だとか自分で阿湘に言ってたので、高いところに飛んで垂れ幕吊る役目でもしてたのかしらー。

さて次回は、子は鎹…(^m^)

 今日の瑠璃甲

  • 岳陽派(高崇)
    高崇の元にある
  • 太湖派(趙敬)
    趙敬の元から宋懐仁によって持ち出され、宋懐仁を殺した組織の手に渡っている。鬼谷のように見せかけられているが、宋懐仁についていた傷跡は毒蠍のようで、毒蠍の手に渡っている模様。
  • 丹陽派(陸太冲 故人)
    泰山派掌門、傲崍子が丹陽派の生き残りと共に託されていたが、傲崍子は無常鬼によって殺され、長舌鬼から蠍王に渡されるはずが、纏魂糸匣と共に老温の手に渡る。老温により30個の複製を作られるが、その後、老温が町中でこれ見よがしにぶら下げて方不知にすられたものが、本物か複製かは分からない。
    その方不知も天窗によって殺され、老温のものと2つ持っていた瑠璃甲は韓英から晋王に送られた。
  • 鏡湖派(張玉森 故人)
    1人生き延びた三男、張成嶺が行方を知っているかも、いや、そのはず。
  • 大弧山派(沈慎)
    沈慎の元にある

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