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慶余年 第42話「驚きの事実」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

肖恩(シャオ・エン)から葉軽眉(イエ・チンメイ)が慶(けい)帝に嫁いだと聞かされて、驚きを隠せない范閑(ファン・シエン)。だが、これまで慶帝から受けた処遇は自分が皇子だからこそだと考えれば、どれも合点がいくものばかりだった。自分が京都(けいと)に来る時期も全て鑑査院の策略だったと気づいた范閑。陳萍萍(チェン・ピンピン)にとっては、それも神廟(しんびょう)の力で慶国を不朽の王朝とするためだった。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

母、葉軽眉(イエチンメイ)が神廟から出て来たところで出会っていた肖恩(シャオエン)から、葉軽眉が慶帝に嫁ぎ、子供がいると聞いてしまった范閑。自分が范建(ファンジェン)ではなく、慶帝の隠し子だったことに気付いてしまいます。
おばあちゃんの言葉や、あの「家族の宴」の時の「兄弟3人で食え」って陛下の言葉、今までの対応を思い出して、それを確信。

ま、そうよねえ。いくら范建との関係があったとしても、本人に実力があったとしても、田舎から出て来たばかりのポッと出の青年に対して、慶帝の態度は不自然過ぎたもの。「生きて戻れ」というのは、父親としての言葉だった訳だ。

とはいえ、そんな衝撃を受けている范閑の内心を知らない肖恩は、自分の孫だったことへの驚愕だと上手いこと誤解してくれています。秘密を打ち明けて心が軽くなった、これからはおまえが背負っていけと。
まんまと皇帝と院長の策に嵌った肖恩だけど、范閑も、これから死にゆく人に、本当のことは言えないやね。誤解したまま亡くなっていったほうが、ある意味幸せ。

范閑は、暗い洞窟を嫌がる肖恩を、光の当たる洞窟の入り口に移動させました。
肖恩は、苦荷(クーホー)には秘密を漏らしたことを話すなと言います。
今までの人脈があるから南慶に戻ると言う范閑に、肖恩は、戻る前に兄の荘墨韓(ジュアンモーハン)に自分の死を知らせて欲しいと頼みました。
更に、死んでもこのまま埋めないで欲しいと。長い間地下牢に閉じ込められていたからねえ。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

復讐はするな。陳萍萍(チェンピンピン)を怒らせるな。全てを胸に秘めてしっかり生きろ。
死んだら、あの者たちに会えるだろうか。
これが肖恩の最後の言葉でした。

会えるよ、きっと会える。打ち明けてくれてありがとう。家族でなく残念だ。
そう言って范閑は去ります。

さて、太平別院では陛下が怒っていなくなってからも、院長と范建はまだ話してました。
秘密は神廟のこと。肖恩の口から吐かせる。
五竹(ウージュー)は記憶を失い、苦荷は己の誓いに背かない、肖恩だけが唯一の希望。
范閑を孫だと信じている肖恩は、必ず話す。

どうやら長い間、范閑を澹州に置きっ放しだったのは、この作戦のためだったらしいよ。
肖恩が鑑査院を出る時に、自然に范閑と出会わせるため。
いやいや、北斉との交渉事が起きることまで、捕まえた時から予測してたの?ホント、パパの言う通り、生まれたばかりの范閑を駒にしたってことだ。

范建は、院長の不在を狙って范閑を呼び戻したつもりだったらしいけど、あの時、院長は故意に都を離れていたみたいだよ。それも皇帝の筋書き。
澹州での暗殺騒ぎを仕組んだのは長公主。院長は成り行きに従っただけ。
でも一月前から、澹州周辺の鑑査院の者を引き上げさせ、滕梓荊(トンズージン)だけを置いていたんだって。そもそも暗殺は六処の管轄。それを専門外の四処の滕梓荊に任せたのは、失敗させるため。六処の人間は情に流されず必ず標的を仕留める、義侠心があって命に背く者など、鑑査院には数えるほどだって院長。
こわ。義侠心のある滕梓荊なら、家族の事情を捏造すれば、范閑の言葉に影響されるだろうってか。そしてこの人選は皇帝だったんですとっ。
これさー、真相知ったら、范閑は怒り狂うのでは?

町に戻った范閑は、郭保坤(グオバオクン)に会いに行きました。
しばらく放って置かれたばおくんは、北斉の物語を読んでこの国のことを自ら学んでましたよっ。おお。
范閑も、おまえ変わったなって、その努力を認めます。
ばおくんにはやって貰いたいことがあるんだけど、その前にと、范閑は滕梓荊のことを聞きました。
あの件を確かめるのね、滕梓荊がでっち上げで罪を負わされてしまった時の。

ばおくんは水をかけられたことはあったかもしれないけど、報復は家職が勝手にしたことだと言います。言うても当時の礼部尚書の息子、庶民など相手にしないってよ。滕梓荊のことだって、牛欄街で死んだ護衛って認識しか持ってはいませんでした。滕梓荊が一族皆殺しの刑を受けたのも、え、そんな重罪?って驚いてる。当然、滕梓荊の妻子に嫌がらせもしてはいませんでした。そんなことで自分の将来に泥は塗らないと。てか、妻子の存在も知らなかったんじゃない?

あれもこれも、全部皇帝の命で院長が仕組んだことだったー。
范閑も、全ては肖恩と自分を引き合わせるためだったかと理解。
うおおおおお、怒った怒った。

慶余年
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太平別院、まぁだ話してる。
長公主が策を弄さなくても、澹州で范閑には災難に巻き込ませる予定だったんだと。
神廟の秘密のために、范閑まで危険に晒すのかと言う范建に、院長は、お嬢さまは当時多くの奇想天外な秘密を持って来た、全ては神廟からだ、時代を超越した資源と珍品が神廟に隠されている、神廟が手に入れば、慶国は天下に君臨すると、また憑りつかれたような顔で言いますよ。
でもそれ、ちょっと違うと思うけどなあ。神廟を開けたら、お宝~♪じゃないと思うよ?

慶国のために、私はどんな危険も冒すと言った院長に、范建は笑いました。
そうだな、全ては慶国のためだ、慶国のためなら、己の息子ですら駒か、と。
返す言葉もないと言って、去っていく范建。
見送る院長の顔がひくひくし、范建がいなくなるのを待ってたんでしょね、陛下が出て来ます。

陛下も、あンのヤローって感じだけど、それでも范閑への深い思いは理解できると言いました。
自分も、内容までは覚えていないが早朝に悪夢を見て目が覚めたと。あれも心配や不安の現われだったってコトでしょ。范建は駒だと言ったが、范閑は朕の息子なんだと陛下。
全ては慶国のため、范建は自分の息子だと思い込み、陛下を恨んでいるのですって、おべっかっぽく言う院長に、そなたも我が子だと思っているのでは?と陛下は言います。
だけど、黒騎を撤収させろと命じた時、少しも躊躇しなかったなと、何か探り出すような聞き方ね。
その心根の奥までは信用してないぞ、みたいな聞き方ね。范閑の命なんかより神廟のほうが大事だもんな、的なところまで匂わせていたのかどうかは、判断が難しいけど。
必死の院長の言い訳にも、ふんふん、言ってみ?聞いてやるから、みたいな態度よ。

よく分かった。この慶国で最も朕に忠誠を誓うのはそなただ、と陛下。
だけどこの人は、こういう言葉をあちこちで使っているでしょ。
ここの会話は、騙し合いでしょ。
陛下がいなくなった後、院長の顔、さっきよりもデカイひくひくですもの。

帰る準備をしながら、陛下は宮典(ゴンディエン)を呼び、陳萍萍が誰と会い何を話したか見張れと命じます。
この慶国で朕が最も信頼しているのはそなただ。
ほら出た。
でもさっきのは院長からの忠誠は分かった、だったけど、こちらは自分が信頼しているって言葉か。
こういうのを傍らでほぼ全部見ている侯(ホウ)公公は、いろっいろ知ってるんだろうなあ。

気配を感じて宮典が隠れた直後、そこの回廊に出て来た院長の前に立ったのは、范建。
これ以上探るなと言った院長に、パパは、奴は范姓でこの私が父親だと言いました。
何が聞きたいと院長。

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その頃、北斉の宿では、相変わらず高達(ガオダー)が挑戦者を蹴とばしてました(笑)
戻って来た范閑は、まーだ帳簿を見ていた言氷雲(イエンビンユン)の元へ。
沈重(シェンジョン)はまだ生きている、おまえを騙した、今回の狙いは上杉虎(シャンシャンフー)のほうだったと范閑。
沈重が危機に陥った時の、言氷雲の行動を見たかったんですって。あの時、言い合ってまで沈重を殺すと言ったのは、それだったのか。
私が内通すると?とニヤリとした言氷雲に、おまえが俺を疑ったのと同じだと范閑。拷問に屈して手先になっていたかもしれないと。

だけどそれを聞いて、言氷雲は満足そうに頷き、その慎重さがあれば提司にふさわしい、ですって。ほう。ようやく認めてくれたか。
次は帳簿の秘密を沈重から聞き出して、誰が私腹を肥やしたか探ろうと。
范閑は、言氷雲にも何か協力させようと考えているところだけど、それ前にと、陳萍萍の真の姿を知っているかと聞きます。
真の姿は誰も知らない。
奴が嘘をついていたら、どこまでが真実だと思う?

そして太平別院。
神廟を得るのも慶国のため、ではおまえと陛下にとって慶国と范閑は、どちらが重要だ。
そう聞かれた院長は、どちらも重要だ、選ぶ必要があるか、神廟の資源と秘密があれば、慶国は不朽の王朝になれると答えました。この人、宮典が聞いてるの、気付いてるよね?
つまり、慶国を選ぶと、と范建。
どちらかの選択をする日がいずれ訪れるはず、私は范閑を選ぶ、私の息子だ。

パパは最後に、先ほどの話で避けていた答えを言えと言います。
肖恩の実の孫は本当にいるのか。
院長は、いる、殺していないと答えました。
この件に関しては肖恩に嘘は言っていない、慶国人として、北斉に対して憎しみを抱く戦士に育てた、と。
鑑査院の者か、上手い策略だな、陳萍萍、と嫌味をかまして、パパは去ります。

あーあーあー、繋がっちゃいましたね。
ここで、こちらとあちらの場面が交互に出て来る理由。

そして、ぽーんっと映る言氷雲。
言若海(イエンルオハイ)なら、肖恩の孫を引き取って院長の目論見通りに育てるのも納得だよ。

范閑に、鑑査院にいる俺と同い年の人物はと聞かれた言氷雲は、たくさんいるけど、私も同じだと言ったわよ。ああっ、ここにいたかっとびっくり納得の范閑だわよ。
生母は言氷雲が生まれた時に亡くなり、幼い頃からよそに預けられていたと。
おもえば、境遇、一緒だったのねえ。
そして范閑も言氷雲も、生まれた時から同じ計略の駒。滕梓荊が言氷雲の配下だったのも。

全てが繋がった范閑に、意味が分からない言氷雲。
だけどこの人にこんな話、まともに言っても信じないだろなあ。范閑と違って、国のためには命も捨てる教育をがっつり擦り込まれてんだもんね。そもそも北斉人の言氷雲の命は、慶国にとっては軽い。
自分も駒だったのだと、説明するところからしないと無理そうだけど、皇帝の息子だ、なんて話、果たしてこの人が信じるかどうか。

どんなにあがいても、奴の掌中から逃れられない。
肖恩は言った、陳萍萍は人心をもてあそぶと、確かにそうだ。全ては奴の手の中だ。

范建も宰相林若甫(リンルオフー)も、肖恩も司理理(スーリーリー)も、みんな院長に気をつけろ、信じるなと言っていたことを、范閑は思い出します。同時に、気遣う言葉や信用させる言葉を絶妙に使ってきた院長をすっかり信じ込んで、いい人だとさえ思っていた自分のことも。

何も知らない言氷雲は、院長を悪く言うなって気色ばみます。范閑は笑い出しました。
ついこの間まで、自分も信じてたもんねえ。
でも范閑も、この世でこれほど恐ろしい男が存在するとはって、さすがに動揺中。

皇宮に戻っていた陛下の元に、宮典が報告に。
だけど宮典ったらさ、陳院長は范尚書に、慶国は不朽の王朝になって欲しいと言ったって報告なの(笑)
まあ、事情を知らないとそんなもんかー。でも、きな臭さは感じ取っていた筈だけどねえ。
帰ろうとした宮典を、弓を持って呼び止めた陛下。
宮典は、院長の忠誠心は本物ですって言うんだけど、目が潤んでおる。
本物だと?と言った陛下は、鎧を着せた的の前に立っていた宮典に向かって、弓を番えました。
残す言葉はと言われ、慶国万歳と言った宮典。
陛下の放った矢は、宮典には当たりませんでした。
一歩も動かず、伏せることもしなかった宮典は、なぜ避けなかったと聞かれて、陛下の命がなかったからですと答えます。
陛下は満足そうに、万歳を叶えるためには忠臣の尽力も必要だと。
試したのか。だとしても怖い怖い。

鑑査院に戻った院長は、疲れている理由を言若海に、腹を割ったからだと言ってます。
言若海を下がらせてひとりになり、ニヤリと笑う…

北斉の宿の前では、大量の挑戦者を今日はお終いと追い返してる高達。
だけど町の中に、誰かを見かけてるね。誰だ?

沈重のところでは、狼桃(ランタオ)と部下が報告。
范閑は戻ったけど、肖恩はいない。致命傷を与えたから、死んでいる筈。
何(ホー)道人にも怪しい点はなかったと聞いて、考え過ぎだったかと沈重。

言氷雲は、范閑に突っ込んでますが、范閑は何でもないと答えてます。
陳院長の碁盤の駒とはなんだ。
肖恩は死ぬ前に秘密を吐いたか。
范閑は、安全なのは臣下と皇子、どっちだと思う?と。
争ってる皇子達、どちらが負けても待っているのは死、やはり臣下のほうが安全だな。

范閑は、言氷雲を座らせて言います。
朱格(チューゴー)は李雲睿(リーユンルイ)につき、鑑査院を裏切った。
その座が空いているぞ。
言氷雲は実力が足りないと言うんだけど、不正の真相を暴いたおまえを俺が全力で支持すると范閑。
だから俺を助けろ、朝廷のためだ。
陳萍萍ひとりに牛耳らせてはいけない。
慶国のためなら何でもやるんだろ?

ま、事情を知らないから言氷雲は怒って立ち上がるんだけどね、范閑は落ち着いたもんよ。
言氷雲は、戻ったら院長にチクるって言ってるけどさー。

ここでの密談がちゃんと繋がっているのか否か。
シーズン2がある訳だから、繋がってるんだろうなあ…

そこに高達。
あ、さっき見てたのは、沈重の妹でしたか。
傷を負っているから会えないと言ったけど、待ってるんですって。

出て来た言氷雲に、血を補う薬と風邪薬を押し付ける沈重の妹。
言氷雲は、君に心が動いたことはないと言います。
分かってるけど、ケガが心配だったと言われ、厚意は受けよう、ただし兄の首を持ってこいと言い放つ言氷雲。そうすれば以前と同じ知人になってやる、知人以上になれるかも、首を斬るのが忍びないなら毒薬を飲ませろ。
逃げ帰る妹を見て、溜息をつく言氷雲。

眺めていた范閑は、本当に気がないなら、捕まった時に甘言で救いを求めたはずと言います。
だよね。これだけ執着されてるんだから、まだまだ使えるとみる筈なんだよな。だけど、これだけ酷く突き放す理由ってひとつしかない。
心には彼女がいるだろと言われ、鑑査院の者に心などないと言氷雲。カタブツめ。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

近くにいた王啓年は、范閑の変化に気付いていました。
以前から意表を突く人だったけど、積極的に揉め事は起こさなかったのにと。
上杉虎や沈重と、積極的に関わって策を弄している。
范閑は、以前は別に目標も何もなく、ただ生き延びればいいと思っていたけど、今は違うと。
葉軽眉が死んだのは、天下の財を握って権力者に恨まれたのだと思っていたけど、死因が曖昧なのはあり得ない、誰かが真相を隠しているんだと気付いたと言います。

だから、生きる目的とやるべきことを見つけた。
鑑査院の主になり、慶国一の重臣となる。

うーん。全部陳萍萍のせいって訳でもないんとちゃう?意志に従って策を弄してきたのは院長なんでしょうけど。あ、でも1話で赤ちゃん范閑を連れた五竹(ウージュー)は、全然信用してなかったっけね。
范閑は、現慶帝の次も考えて言ってるってことかなあ。
だけどそこら辺も全部、シーズン2待ちってコトなんすよー。
そんなシーズン1も、あと4話。

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