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慶余年 第33話「北斉への旅」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

人質の肖恩(シャオ・エン)と司理理(スー・リーリー)を引き渡し、言氷雲(イエン・ビンユン)を連れ戻すため、范閑(ファン・シエン)が北斉へと旅立つ日がやってくる。慶(けい)帝は范閑に更なる密命を与え、必ず生きて戻れと命じる。その頃、北斉の将軍、上杉虎(シャンシャンフー)は義父の肖恩を奪還しようと狙っていた。こうして出発した范閑だが、五竹(ウージュー)から肖恩の正体について興味深い話を聞かされる。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

院長と費介(フェイジエ)と共に、鑑査院の前にいた范閑。
そこへ、司理理(スーリーリー)が連れられて来ました。
北斉の皇帝が、司理理も戻せと要求してきたんだそう。北斉の皇帝と怪しい仲とか?なんて言う范閑。
でもそういう仲なら、なぜ密偵なんかにしたのかって話よ。
司理理の乗った馬車には、特製の垂れ幕が懸かっていて、外の会話は聞こえないんですって。その技術、すごくない?

そして、頑丈な鎖に繋がれた肖恩(シャオエン)が。
めっさ小汚いんですが、考えたら院長が脚をケガした時から、投獄されてるんだよね?范閑の生まれた時からだよね?だとしたら、むしろキレイ過ぎるかもしれない。たまに洗ってやってたのかしらん(笑)

外の空気に触れた時、肖恩は両手を挙げて、太陽の香りだと呟きます。
すぐに鑑査院の若いのに棒で叩かれて、早く行けと言われちゃうんだけど。なんかちょっと無粋だわね。
肖恩は振り返って、家族は?生かしておけよ、いずれ殺すと。
言若海(イエンルオハイ)が、せっかく解放されたのに、若者を刺激するな、殺されては悔いが残るぞと言うと、その時はおまえの息子も死ぬ、悔いが残るぞと。
言若海は冷静に、では挑発をやめて命を大切にしろと言います。

肖恩は正面に向き直り、陳萍萍(チェンピンピン)、費介、まだ生きていたか、よろしいって。
お前たちの長寿を願っていた、いずれ俺が殺す。
費介が、毒で声を奪うぞと言うと、肖恩は、ではやってみろ、息子も最後はお前の毒で死んだからな、どんな毒だ?まだあるか?と。
そして院長の脚を笑います。自分がやったのだと。
院長も慌てず騒がず、自分を笑ったのかと思ったぞ、長年獄中で動くこともできなかった、負け犬には居心地が良かったか?って、もーね、怖いわ、舌戦。
怒りに震える肖恩は、院長に向かって行こうとしますが、鎖に繋がれてるからね、だけど4人がかりで鎖を引っ張られ止められます。
院長は、もう年なのだ、あまり怒らず養生せよと言うのよ。

慶余年
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肖恩は、本当に国に返すというのかと聞きます。
ここにいたいか?と院長。
肖恩に、後悔するぞと言われても、院長は余裕で、范閑を紹介しました。
范閑もいつもの調子で挨拶します。肖先輩、メシは食いましたか、とかさ(笑)
肖恩は范閑のことも一声脅して、鎖だらけの馬車に向かいました。

階段を降りて来た言若海が范閑に、使節団とは城外で落ち合えと言います。任せたぞ。
おお、なんか珍しい。この人が范閑に、任せたぞって。
范閑は、ご心配なく、ご子息は必ず都へと答えるんだけど、言若海は何か言いたそうにして、でも言わずに行ってしまいました。

費介を先に行かせて、院長は范閑に言いました。
費介を早く帰らせろ、北斉で沈重(シェンジョン)の錦衣衛とやりあって負傷している。
お前が使者になると聞いて、急いで戻り、6度襲われても進み続けた。
昔とは違う。おまえの出現で、奴も私も変わった。

師匠~(>_<。)
ホント、息子みたいなもんなんだわね。澹州での別れの時も、チビ范閑にそう言ってたもんなあ。

家に帰すよと言った范閑を呼び止め、院長は太平別院である方に会えと告げました。
え。ある方?陛下?てか、出発の前にそんな寄り道してる時間があんの?

物々しい警備の太平別院。中にいたのはやっぱり陛下。
お前を派遣しなくても良かったって、何を今更。
でも、若い内は外でもまれろ、心を鍛えるのだ、だって。
鍛錬が必要だって、そういうコトか。滕梓荊のことを判断の基準にしてたのが気に入らなかったのかな。
俺が体しか鍛えてないと?って范閑が聞いたけど、それには答えず、陛下は、こたびの任務は何か知っておるか?と。
范閑は、いくつかありますが、命じられたのは言氷雲を連れ戻すことのみと答えます。
陛下は、司理理には毒を盛らせたと言います。えっ。
だけど殺しはしないんだとか。本当の標的は別だから。
北斉の皇帝?と聞いた范閑に、陛下は答えませんでした。これは肯定なのかな?
この計画は、紅袖招(こうゆうしょう)っていうんだって。
言氷雲を奪還し、機を見て肖恩を殺せ。

驚く范閑です。
北斉人の裏をかいて肖恩を殺せと?って聞き返すんだけど、陛下は、それ以外には特にない、だとさ。
も、ほんっとに無茶ぶりが過ぎる。

敵国の都で、敵国の皇帝を始末し、肖恩も殺す。十分、刺激的だ。
范閑の顔、びっくりしちゃって、どうしたもんやら…になってるよねえ。

しかも、こたびは大事を取って鑑査院は助太刀せん、ときたもんだ。鬼か。
俺を見込み過ぎですと言う范閑ですが、陛下は、何か質問は?だって。
范閑は、なぜ宮中ではなく、ここで話したのかと聞きます。
陛下は、宮中では君臣だが、ここでは…と最後まで言いません。うん、そういうコトよね。後で分かります。

同じでは?と言った范閑をじっと見てから、ふと視線を逸らし、生きて戻れと皇帝は言いました。
今、なんて言いました?
生きて戻るのだ。
任務が失敗したとしても?
言うまでもない。
朕の命令だぞ、出て行け!

突如、怒鳴り出す陛下。
范閑はたまげて、そそくさと出て行きますが、その後、残された陛下、そわそわそわそわしてます(笑)
この人はこの人なりに、皇帝として范閑に北斉行きを押し付けたものの、更なる難題を突き付けたものの、その実、心配で仕方がないって感じに見えるのよ(^m^)ふふふん。だから宮中では言えなかったのよね、だからこの場所だったのよね。皇帝ってのも厄介なお仕事ですね。

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費介と合流した范閑は、宮中では君臣で、太平別院だと何が違う?と愚痴みたいに言います。
ニセ陛下みたいだったって(笑)
今度の任務は手を焼きそうか?と聞かれ、平気だよ、心配しないでって、師匠を気遣う范閑。
師匠も一緒に行ってやりたかったんでしょうけど、北斉の密偵を殺し過ぎたから、同行すれば逆に范閑を危険に晒すと、院長にも言われちゃったみたいです。

費介は、北斉に行ったら、錦衣衛の鎮撫使、沈重と、大宗師の苦荷(クーホー)に気をつけろと言います。
苦荷は肖恩が戻るのを望んでいないらしい。
大宗師が襲ってきたら、防げないなと言うと、師匠は、奴は体裁を気にするから、帰国を阻止するなら弟子を遣わすはずだと。海棠(ハイタン)という弟子に気をつけろと言います。
海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)、苦荷の最後の弟子で、北斉ではえらく有名な天才、聖女の尊称を持ってるんだそうな。女性でしたよ。しかも九品。
苦荷本人が襲ってきたら、観念しろって、ししょー。

更に要注意人物はもうひとり。将軍の上杉虎(シャンシャンフー)。
年中、異民族を防いで、百戦百勝なんだと。凶暴だって噂も穏やかだって噂もある、肖恩の義子。
肖恩が戻るのを待ち望んでいたから、護送しているおまえのことは襲わんと師匠は言うけど。

その上杉虎が、野っぱらで、生肉に食らいついてる姿が映ります。
えー、マジで生肉。燕小乙(イエンシャオイー)でさえ、火を通したの食べてたのにっ(笑)
これ豚っぽく見えるけど、中の人、大丈夫?

そこへ、肖恩が帰ってくるとの知らせ。
上杉虎は、皇室に義父は渡せん、慶国の領内で出迎え、義父を救う、て。
使節団の引率者は誰だと聞き、詩神、范閑だと言われても、知らん、全員殺す。
あーあーあー、文学には縁のない脳筋だったー(笑)

その頃、范閑は、上杉虎の苗字は「上」か「上杉」か?なんて聞いてるよ。
北斉の皇帝は親政を始めたんだけど、皇太后は諦めが悪いんだそう。
争いが始まれば、漁夫の利を得られるなんて言う范閑を叱って、争いに乗じて逃げろと費介。
司理理に盛った毒は人に伝染はしないけど、蜜に接すると伝染するぞと師匠。舌や唇が触れればって、何を心配してるんだっ(笑)
だけど范閑はソコではなく、司理理に毒を持ったことを知ってるのかって聞いてるね。考えれば分かるでしょーよ、師匠調合の毒でしょうよ、当然ねえ。紅袖招って毒の名前だったんか。

慶余年
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費介は范閑に解毒薬を渡します。
きょとんとする范閑なんだけど、まぁだ師匠の心配に気付いていないっ。師匠は范閑が切羽詰まった司理理に迫られて、フラッと行っちゃわないかって心配してるのよっ(^m^)
やーっと気付いて、慌てる范閑に費介は笑って、くれぐれもぬかるなと言って、背中を向けます。
万一の時は、私が北斉の都に行き、全員殺して弔ってやる。
本気で范閑の身を心配してくれてるよねえ、師匠はっ。
心配ないよ、生きて戻るからと、范閑は師匠の背中に声をかけました。

ふと見ると、若若(ルオルオ)と思轍(スージョー)が見送りに来ていました。
思轍は見送りじゃない、催促だ、原稿はよっ!って言い方してるけど、これは彼なりのエールじゃないかな。とはいえ、毎日書いて送れなんて、鬼みたいなこと言ってるけどね。
若若は婉児に悪い虫がつかないよう、一緒に過ごすわなんて言ってます。

そこに范建(ファンジェン)も来たよ。皇帝に許可して貰ってた護衛を連れて。
パパは、高達(ガオダー)という南慶虎衛首領とその配下を紹介しました。范建の護衛の中でも選りすぐりなんだそう。
戸部侍郎がなんでこんな兵をって驚く范閑だけど、それはもう、見ているほうも同感ですわ。
でも、赤い兵じゃなかったのね。んでまた「高達」ってガンダムの中国名かっ。范閑が澹州で飼ってた馬の名前は「扎古(ジャーグー) = ザク」、らしいですよっ(^m^)
当人、意味分からなくてきょとんとしてますが。日本のアニメが分かる人がいるものかー(笑)
いつもの妄言だとあしらって、范建は、危険は冒すな、都で家族が待っているって言います。
思轍も餞の酒だって渡して、若若に出征じゃないって言われるけど、范閑それを飲み干し、歩いていきかけて振り返り、改めて拱手して走り出しました。
いい家族よね。最初はどうなるかと思ったけど(笑)

途中で休憩して、こっそり一人になろうとした范閑だけど、逃げるんじゃないかって、逃げるなら一緒にって王啓年(ワンチーニエン)が離れません。仕方なく高達くんを呼んで阻止する范閑。
ふっ。高達と王啓年、揃っていいキャラかもしれない(^m^)

ひとりで林に入ると、五竹(ウージュー)が来ました。
五竹は太平別院に行ってみたらしい。警備が厳重で1人なら入れるけど、范閑と一緒だと無理だと。
五竹があの池の真ん中にある岩に飛ぶと、岩が沈みだし、池の底にどーんとついたみたい。
でも不思議だったと五竹。そこから、何も起きなかったってことかな。
あの岩を見つけた時、すぐに鍵だと気付いたけど、お嬢さまの仕掛けを理解できるのはおまえだけのような気がすると。

范閑は戻ってからだなと呟きます。五竹は真相を知れば危険に身を晒すのに、本気で開ける気かって言うけど、范閑は人は道への好奇心に勝てないって。最初は悩んでたけど、そうよね、ここまで提示されてやってみない訳がない。
とはいえ、シーズン2でになるんだけどねー。たんまりと謎を残して終わるのよ、シーズン1は。

更に五竹も北斉に行くと言います。費介の話を聞いたから、先回りして苦荷対策をしてくれるらしい。范閑を襲えぬ程度に痛めつけるって。大宗師相手にそんなことができるのは、五竹だけだよ。

一旦消えてから、ふいっと戻って来た五竹。思い出したんだそう。葉軽眉(イエチンメイ)は肖恩と同行していたことがあると。この世界にやってきたのは、肖恩に関係があるんだってよ。んー?肖恩ってそんなキーパーソンだったのか。
五竹は本人に聞けと言って消えてしまいました。范閑、だけど肖恩を殺せって言われてるんだよねえ。
もしかすると皇帝は、その秘密を公にしたくないってこと?考え過ぎ?

戻って来た范閑は、高達が顔を歪ませて王啓年を睨んでいるのを見ます。
なんだと思ったら、干し飯が配られた時、果物を盗んだんだって。アレをどこから連れて来た、行動は怪しくしみったれ、追い返しましょうって、高達くんの言い様がおもろい。この人、クソ真面目なんだな。

慶余年
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なんとか宥めて馬車に戻ると、御者側のカーテンを開けた王啓年が、盗んだ礼品の果物を分けてくれようとします(笑)北に行くほど、新鮮な果物は手に入らないんだとかで。
とかなんとかやってると、サイドのカーテンを開けた高達が、アレをなんとかしろと目で合図。
板挟み上役。てか、そんなことに悩まされてる場合じゃないってのに(笑)

その頃、アホの郭保坤(グオバオクン)はまたとんでもないことを計画していました。
郭攸之(グオヨウジー)の牢に面会に行き、刺客を大量に雇って北斉に行った范閑を追い、父上の恨みを晴らしますって。これだけ父親が絶対やめろって言ってるのに、ご心配なく、自分は兵書で戦術を勉強した、才能があるかもしれない、だと。郭攸之は、息子にそんな才能がある訳がないと分かってるのが可笑しい。愚行は慎めって言われてるのに、全く聞く耳を持たないバカ息子。ほんっと、育て方間違えたよねえ、パパさんよ。

で、アホ息子は街で人に、飯を恵むぞと声をかけてました。それが刺客達との合言葉だったのかな。
イマイチ信用出来なさそうな、趙大(チャオダー)って男がそのようで。
ばおくんは、都に刺客を集めろと指示していたみたいだけど、趙大は収穫が終わってからだと。あはは。前線から引退した兵だって言うけど、どうやら農民のアルバイトみたいだね。それで范閑だの高達だのに勝てると思ってんでしょか。

范閑のほうは、巡城司という軍の管轄はここまでということで、一団が帰っていくところ。
高達は、本当は肖恩の馬車に誰かが同乗するといいんだけど、自分は周辺警備だし、部下は怖がって近付かないと言います。ところで、王啓年がまた盗みを働いたから、追い出しましょう(笑)
范閑が慌てて、あれは仮の姿、実は一流の戦士なんだと言ったそばから、王啓年は地面に落ちていた小銭を拾ってこっそり懐に入れてました(^m^)
仕方なく范閑は、王啓年が肖恩と同乗すると名乗り出たんだ、なんて言っちゃった。

高達くん、単純なのね。誤解してたと王啓年に謝ります。貴殿は真の英雄だ、不測の事態の時は、肖恩を切り、貴殿の敵を討つ、って。不穏な言葉を訝しがる王啓年だけどー。
肖恩と同乗して、お世話しなくちゃいけなくなりましたよっ(^m^)

盥のお湯を持って馬車に入り、棒の先に布をつけたもので顔を拭こうとするって、あーた。
肖恩は棒をつかみ取り、お前を捕えたら、あの若造を脅迫できるかって言います。
王啓年が、自分がここに来たのは、取るに足りない下っ端だからだ、上の方は私の生死など気にしないと答えると、肖恩、納得。
王啓年は、肖恩の希望でマッサージをさせられます。めっちゃくっちゃ凝ってそうだよね、この人。
俺が怖くはないのかって聞かれてもなー。怖くたって、やれと言われて断る方が怖いよね。
俺がお前を殺したらと言う肖恩に、范殿はお金持ちなので、妻や娘によくして頂けるでしょうと言いつつ、逃げ場を探して半分悲鳴を上げる王啓年に、肖恩すらも笑ってしまうという(笑)
肖恩は、王啓年の名前を聞きました。覚えておくって。変なヤツと思いつつも、ちょっと心を開いちゃったかもしんない(^m^)

その頃、五竹は滝のある湖の上を舟で進んでいました。
ここが苦荷の居場所なんでしょうか。
林の中には、五竹を見ている女性。きっとこの人が費介の言ってた海棠朶朶だな?腰には2本の小型の斧をぶら下げています。

さてさて、北斉への危険な旅、不穏さが増していくのはこれからです。

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