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慶余年 第40話「奪還作戦決行」あらすじとネタバレ感想

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慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

上杉虎(シャンシャンフー)と手を結び、肖恩(シャオ・エン)奪還に動く范閑(ファン・シエン)。沈重(シェン・ジョン)もそれに気づいていた。どさくさに紛れて沈重を亡き者にしようと企む范閑だが、上京(じょうけい)にある内庫の帳簿を調べていた言氷雲(イエン・ビンユン)は、沈重を生かして尋問すると言い出す。言氷雲は沈重を通じて李雲睿(リー・ユンルイ)に多額の横流しがあったのではないかと疑っていた。こうして奪還作戦決行当日を迎えるが…。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

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ネタバレ感想

肖恩(シャオエン)を監禁したのはこの時のためだと言って、何(ホー)道人と狼桃(ランタオ)を呼んだ沈重(シェンジョン)。

一方、上杉虎(シャンシャンフー)との内緒話を終えて馬から降りた范閑は、感謝する、話が出来て実に楽しかったと言って、悠々と去っていきます。
これが「実に堂々と上杉虎と接触した」様子ですな(^m^)
上杉虎は、范閑の言う通りに進めろと、譚武(タンウー)に指示しました。
疑う譚武だけど、上杉虎は、范閑は自分を利用して沈重を殺すつもりだろうと気付いてました。それでもこの人も沈重を殺すつもりなので、目的は一致してる訳だから、手を組むのに問題はないらしい。
ただし。
范閑は肖恩救出後、援護するから南慶に行くよう勧めたみたいなんだけど、上杉虎はそこで范閑を殺して、慶国に向けて挙兵するつもりらしいわ。
そう上手くいくでしょうかねー。

内庫の帳簿を見ていた言氷雲(イエンビンユン)の元に帰って来た范閑は、明日決行だと言いました。
上杉虎か沈重、どちらか一人は必ず死ぬだろう。どっちだとしても、慶国にとってはいいことだと。
でも、こちらも、だがしかし。
言氷雲が、沈重は殺すなと言いましたよ。
鑑査院に提出されている帳簿と、北斉の上京にある内庫の店の帳簿が違ってるんですって。
間にいる何者かが大金の流れを隠蔽しているのだ、と。
しかもその金は、沈重を通して慶国に流れているんですってよ。沈重から長公主へってこと?

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

言氷雲は、守銭奴でない沈重の狙いはただ一つ、慶国に内乱を起こすことだと言います。
その金額は充分に私兵を雇え、必要経費等も最高級の備品を見繕っても賄える。
謀反を起こすに充分らしい。だから関わっているのは長公主だけではないだろうと。

長公主は皇太子派だけど、この黒幕は皇太子じゃない気もするんだよなー。
ここで思い出すのは、林婉児(リンワンアル)が長公主に突きつけた、あの言葉ですな。
「誰なんです?母上にこれだけ捧げさせたのは」
今出て来ている人達の中にはいないのかなあ。ちょっと思いつく人がいないよね。
でもこれだけ謎を振りまいた後で、シーズン2で急に出て来た人が、実はコイツでしたーってなっても、あ、そう、へぇ…になっちゃうよなあ。

言氷雲は、それを沈重に吐かせるために、殺しちゃダメだと言う訳ですよ。
范閑は、無理だと言いました。敵国の中でこれだけ立ち回って、ようやく明日決行にこぎつけたっていうのに、今更計画を変更して沈重を殺さず捕えようとすれば、真っ先に范閑が危うい。
だけど言氷雲も引きません。
院長はきっとこの尻尾を掴んでいて、これは自分達に与えられた任務だ、鑑査院の提司なら、慶国のために死も辞さぬ覚悟じゃないと、みたいなね。
言い合いの途中で、飛び込んで転がった人は何?(笑)

范閑が、俺が生きることを選べば?と聞くと、言氷雲は、自分の直感は正しかった、范閑は提司にふさわしくないと答えます。
范閑は、もう決めた、肖恩を救ったら沈重を殺す、今更後戻りはできない、おまえは体を治せと言って、去って行きました。

んー。転がってきた人が例えばこの宿のお世話係とかで、実は沈重の送り込んだ密偵だった、みたいなことであれば、ここら辺のやり取りは、お芝居ってことになるんだけどなあ。
仲良くてもケンカしてても、この人達の真意は全くわからなーいっ(笑)

范閑は外にいた王啓年に、言氷雲の行動を見張って知らせろと指示しました。

山あいの村みたいなところを偵察中の上杉虎一行。
そこが范閑から教えられた、肖恩を隠している場所らしい。
縄を伝って、村に侵入していく上杉虎の兵達なんだけど、沈重は近くの丘で既に兵達を集めて待機していました。うへー。

肖恩は救出できたものの、沈重の兵に囲まれてしまった上杉虎達。
上杉虎は、配下のみんなと一緒に死ぬ覚悟をするんだけど、それを譚武が止めました。
あなたまで一緒に死んでしまっては、我々の敵は誰が討ってくれるのだと。

慶余年
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上杉虎を逃がした譚武は、現れた沈重の前で、肖恩を背負ったまま、周囲に酒を撒き、自分も頭から被って火を点け、仲間達と共に自害してしまいます。背中の肖恩まで一緒に貫いたように見えたんだけど、それはどうかなってところで。
ただ、范閑に害され、沈重に殺されたって、最後の叫びはどうなんだろな。本気でそう思ってたのかな。
とはいえ、范閑を殺そうとしていた訳だから、范閑としても仕方ないけど。
火の手が上がったのを、山の上から見る上杉虎、辛い表情ですわな。

沈重は譚武の背負っていた遺体の歯の数や傷の新旧なんかまでちゃんと部下に確かめ、肖恩に間違いないと断定してます。
で、范閑はどこにいるのか興味がある、だってさ。

死体を集めて処分する役目のおっちゃんが、飲んだくれながら人数がおかしいなーなんて言ってるところ、重なった死体の中から剣が突き出されて、おっちゃん、殺されてしまいました。
中から出て来たのは、鎧を着た肖恩。それを物陰から范閑が確認しています。
で、山の中に逃げた肖恩に、都への道は封鎖されていて、大将軍の屋敷も危険だと教えてますわよ。こっそりと隠れながら。

でもこれさー、いつ身代わり用意したんでしょうか。歯の数はまだしも最近の傷まで、いつ調べたのよーっ(笑)

さて、いざ!って感じで、上杉虎の屋敷を尋ねた沈重。
上杉虎は、平然とした顔で書物を読んでいました。
沈重はある出来事があったから報告に来たと言います。肖恩を何者かが助け出そうとし、幸い我らがしとめた、焼身自殺してしまったので、何者かは分からない。
なぜそれを伝えに来たと聞く上杉虎に、肖恩も火にまかれて亡くなった、義父なのだから、伝えておかねばと。

沈重は上杉虎の槍を目に止め、悪党の中にこんな槍を使っていた者がいた、他に誰が使っているかご存じかと聞きながら、槍の匂いを嗅ぎます。

そしてここからがヤらしいのよ。
皇太后も、肖恩を再登用するかどうかで頭を悩ませていた。自分は肖恩にかなり手ひどいことをしたので、もし肖恩が登用されれば、こちらが危ないと思っていた。だけど自分が肖恩を殺すと、皇太后に釈明もできない。そうしたら、ある者が肖恩を殺し、災いを消してくれた。

この言い方は、上杉虎に、范閑はこっちと繋がっていたと、誤解させることも狙ってるかな。
更に。

道中、狼桃と何道人を潜ませている。もし誰かが肖恩をすり替えて実物は逃げ出していても、九品が災いを消してくれる。肖恩が無事なら、この屋敷に来るかもしれない、まだならおそらく殺されているんだろう。
誰も助けに来なければ、肖恩を殺すことはできなかった。
さて、肖恩を害したのは、一体誰だと思います?

そう言って高笑いで帰っていく沈重。いや、ほんっとヤなヤツだわー。
だけど上杉虎は、これだけ煽られても、槍を握り締めつつ、じっと耐えました。

屋敷の門を出る時、沈重は言うんだよ。
上杉虎は無敵で軍中の名声も高い、必ず斉国の災いとなる、ここで私を殺していれば罪に問えたものを。
そういう煽りだったんだわねえ、やっぱり。
でも本気で、斉国のためなら死んでもいいと思ってるんでしょうか、この人。
確かに言氷雲の言うように、金で動いてる訳じゃないってのはそうなのかもしれません。この人なりの「国のため」なのだとしたらこれ、めんどくささが言氷雲にも近い(笑)

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山の中を逃げていた肖恩の目の前には、何道人が立ちはだかりました。
沈重は利口だなと呟いた肖恩に、切りかかった何道人は、腹に一太刀浴びせます。
だけど何道人は、それ以上追いませんでした。老いたなとその背中に呟いて。
歳月こそ人を殺す、違うか。
やって来た范閑に、何道人はそう言いました。

范閑は、沈重の指示かと聞き、俺に譲ってくれと言います。
ダメだと何道人。私だけでなく狼桃も近くにいるぞと。
そうよ、アイツ、怖いよ?
范閑もさすがに厳しい顔になりましたよ。狼桃に先を越されちゃったら、秘密が聞けない。

肖恩の前には狼桃が現れます。
沈重は俺を買っているなと笑う肖恩。なぜ苦荷(クーホー)は来ないのかと聞くと、狼桃は、師匠は自分に託したと答えます。命は絶対だ、許してくれ。
ふむ。顔は怖いけど、敬う気持ちはあるんだね。先生と呼んでるし。
何道人の態度もそうでした。武芸者にとっては今でも、一目置く先達ってことなのね、肖恩は。

肖恩は、苦荷の弟子も奴と一緒だ、大義を掲げて裏であくどい真似をすると言います。
ふぅむ、そういう人なの?苦荷って。

戦い始めた2人を、范閑と何道人が見てました。
助けると言う范閑に、何道人は、沈重から疑われはじめたと言うと、范閑は、アンタは俺を阻めと。
狼桃から胸に一撃を受け、どう見ても肖恩劣勢ってところに、飛び出した范閑。
肖恩を抱えて逃げようとしたところ、何道人が迫って来て、范閑と肖恩は崖から落ちていきました。

さてさて、太平別院。
陛下が居眠りしてるんだけど、突然、うわっと叫んで飛び起きます。
慌てて飛んで来たのは、宮典(ゴンディエン)だったよ、久しぶりー。
悪夢を見ていただけだと陛下。
北斉からはまだ何の連絡もないんだそうだよ。

崖っぷちから下を見やる、何道人と狼桃。
このキワに立ってるのも怖いわ。
生きてはいないだろうと何道人は言うんだけど、狼桃は、死体が必要だからと崖下を捜しに行くんだって。

范閑は、意外と上のほうの岩にぶら下がっていました。丁度いいところに、洞窟みたいな穴を見つけると見た(^m^)

鑑査院の院長のところには、影子(インズ)から范閑の行動報告が入っていました。
だけどそれも辺境まで。上京に入ってからの情報は皆無だそう。
費介(フェイジエ)が探りを入れてくると聞いた院長は、費介には見せるなと影子には言うんだけどね。

何道人と狼桃は崖下の川や林を捜索させていました。
肖恩の胸の傷は致命的で、神仙でも救えないらしいけど、遺体がないと沈重に報告ができないと、変なとこしっかりしている狼桃。
だけど、誰だか知らないが骨折り損だなって呟いちゃった何道人の言葉、大丈夫ー?

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

退出する影子とすれ違った費介は、さらっと毒を撒いて眠らせ、隠し事をしてるからだって言って、影子の懐の報告書を盗み見(笑)
その上、そういえば影子の顔は誰も見たことがないなって、ひょいっと仮面を外して素顔を見、顔を歪めて、アンタか…って言ってますわよ、えー、誰なのー?

巷の噂では、今までの登場人物の中で、この影子役と被っている役者さんはいないんだそうです。
新たな登場人物なのか、顔を隠している時は別の人がやっているのか。スタッフさんとしてクレジットされてる方だとかってのをどこかで見た気がしますが。

のしのしと院長のところにやって来た費介は、影子の懐から取った報告書を見せました。
影子は?
寝てます。
顔を見たのか?
見た。
正体は明かすな。

いやホント、あれだけの手練れ、誰なのよっ。

費介は、辺境で范閑は、海棠朶朶や燕小乙(イエンシャオイー)、上杉虎と遭遇した、死闘を繰り広げている時、黒騎は何をしていたと言います。
撤退させたと聞き、殺す気かと怒る費介。自分の内弟子は范閑だけ、范閑をアンタの駒にはしない。
院長は、費介は一流の毒使いだけど、状況を分析する聡明さはない、助けた者がいるのだろうと。
バレてます、出て来てくださいって費介の言葉で姿を見せたのは、パパ范建(ファンジェン)でした。

やはりお前かと院長。
院内の全員の目を欺けるのはお前だけだって、え、だからパパ、どういう人なんだいっ。
皇帝と院長と、昔馴染みの仲良しだったのは分かった。3人と葉軽眉(イエチンメイ)とで協力して、多分皇帝は今の座を勝ち取ったようなもんだったんだろう。今は尚書になってるけど、戸部侍郎という一段低い地位に居続けた范建。なのに、赤い軍隊も借りられるわ、院長も認める、鑑査院の内部の目すらも欺けるわって、ほんと何者?

范建が、お前は范閑に手柄を立てさせると言った、守ると言った、だが窮地に追い込んだと詰め寄ると、院長は、全ては肖恩に秘密を吐かせるだめだと答えます。范閑にだけは話すだろうと。

ここね、ここが長い時間をかけて院長が仕組んだ罠です。
その話は、范建には言えるけど、費介には言えないんですって。
それを聞いた范建は、会いに行くぞと言いました。陛下に、でしょうね。アンタら、全部最初から仕組んでたんだなと、納得した顔ですもん。
黒騎は誰が去らせたと憤る費介に、私を信じろと言うパパ。おまえは死を恐れないが、生きて范閑を守ってくれ。約束する、范閑に何かあれば、おまえと大暴れする。
カッコいいんだよ、パパ。落ち着いた態度だけど、心底怒ってる。
費介も院長に、范閑を害したのが誰であろうと、共に埋葬してやると告げてます。

さて北斉。
河原の捜索隊は撤収してますね。
で、范閑と肖恩は、やっぱり崖の途中の洞窟にいました。

意気盛んな頃なら、何道人や狼桃は俺の相手ではなかったって肖恩。
だけどさ、20年くらい捕まってたんだよねえ?何道人や狼桃、いくつよ?
死期を悟っている肖恩は、范閑が薬を渡し、止血をすると、笑います。
自分を范閑が救ったのが嬉しいんですって。

范建と院長は、やっぱり太平別院に陛下を尋ねていました。
范閑を窮地に追い込んだのは、陛下の勅命なのですねとパパ。殺すならそう命じればいい。なのになぜ范閑を北斉に送ったのか。結局あの子も臣下の1人、生死すら陛下の手中とは。

そう責められた陛下、相変わらずのポーカーフェイス。
でも、悪夢で魘されてたくらいだからねえ。
獅子千尋の谷ってヤツだったとしても、心配はしてるんだよなあ、間違いなく。
何度かそんな表情で、ぼんやりしてるシーンもありましたよねえ。

さてさて、次回は肖恩の語る秘密ですよっ。

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