あー、あの人の若い頃ってこういう感じなのねー、ふふっ♪と楽しんでしまうのは、きっと「少年歌行」を見た方はみんな、同じだと思います。
こっちの彼らもまだ「少年」だけど、こっちとあっちの時間差ってどれくらいなんでしょうね。
サンザシ飴なめてるちびっこ李寒衣はもういるけど、雷無桀はまだ生まれてない。
とすると、こちらの冒頭からあちらの冒頭までは、約20年くらいってところでしょうか。
こちらの途中で、蕭楚河も葉安世も生まれてるしね。
あっ「歌行」で百里東君が唐蓮に伝えた「心のままに」は、12年前に李先生から貰ったものだった、て。12年だとおう!?それにしちゃあ、変わり過ぎだろう、特に皇帝蕭若瑾。
多分、全部見終えたら、登場人物比較記事1つ書いちゃうと思う(^m^)
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所感 ネタバレです
上記は、途中まで見た時に書いていたものなんですが。
実はその後、どんどんワクワク感が低下してしまってね。何度途中で寝落ちしちゃったことか。お好きな方には申し訳ない。
つまらないドラマだとは思わないんですけど、期待が大き過ぎたかなあ。
私の中では、圧倒的に「歌行」のほうに軍配を上げます。
次は?次は?っていう気持ちが、こちらのほうはどんどん薄くなってしまって。
答え合わせのために見てるような感じになっちゃった。それはそれで興味と言えば興味なんだけど。
まずねえ、1話ではへらへらしていて武芸のブの字もなかった百里東君が、あれ?っていう間に強くなっちゃうんですよ。鎮西侯であるじいちゃんの立場的に、孫が武芸者として目立つのは危険って考えてたと言ってたけど、すぐに誰より目立ってった。そして次々なんとなく上手くいっちゃう。
天生武脈っていう、生まれつき驚異的な資質を持つ特異体質だったとしても、見てるだけーで高名な師匠の奥義が身に着くて。
しかもええトコのボンだから、善人だけど高慢な自信家。
だってのに、一回会っただけの面紗女子に一目惚れして、愛してるだのなんだのと盛大に語ってるのに、面紗なしで現れたら、目の前の相手が同じ目をしてることにも全く気付かないマヌケっぷり。アンタ、面紗女子の目の美しさ云々言うてなかったか?
ただ、人として魅力がないって訳じゃないのよ。多少礼儀知らずの若様でも、変に人好きする魅力があるから、周囲には続々と人が集まってくる。
だから、描き方なんだろうと思うんですよねえ。わざとらしい豪放磊落さっていうの?ちょいちょい付け足してるみたいな感じが、なんだかなー。
世間知らずの序盤ならいざ知らず、終盤、助けを請うために出向いた莫衣に対する口の利き方とかさ。未だにソレ?と思ったわ。莫衣にもサラッと、その口が災いしたかと言われてましたが。
そういえば「歌行」では大変な苦労をして辿り着いた蓬莱、軽く到着してましたね(^m^)しかも遊歴してた時に一回2人で訪れたとか言ってなかった?どんだけ簡単に行けたのかね。
そして気付けば、玥瑶、玥瑶とべったりになって、あの趣味の悪い派手な白馬車に乗って。

あ、葉鼎之も見てるだけーで師匠の技、体得してたっけ。
天生武脈ってそういう資質なのか。←今気付いた。
ならますます、過去の記憶がなく、身分もなく、自分なんて…って時々俯いて、だけど槍仙になりたいって、ひとりで頑張って修行してる司空長風が不憫になっちゃうわ。
あーでもそういえば「歌行」でもそうだったかもしれません。
あちらの大城主、百里東君もまた、酒飲みのめちゃ強いおじさまだったけど、いたりいなかったりで、立場や責任を一手に背負って苦労していたのは、三城主、司空長風のほうだったっけ。
正直に言おう。
主人公は百里東君と葉鼎之(ようていし)の2人体制だったのかもしれない。
でも、出ずっぱりでメイン扱いだったのであろう百里東君のキャラがなー。最初はいいのよ、だけど「少年」が葛藤して成長した感が薄かった。
葉鼎之の大きな変化と対照的に、変わらない百里東君って対比にしたかったのかなあ。そういえば葉鼎之にも、内力を吸われた時、お前は変わるなと言われてたっけね。
でも人間的に成長しても、心根は変わらないなんて描き方は、いくらでもできるでしょうに。それじゃあ、完全無欠のヒーローみたいになっちゃって、面白みがないのかしらん。
だからこそ言ってしまえば、葉鼎之事件の狂言回しみたいに見えちゃったのよね。なのに百里東君の日常やラブラインの時間が長くてな。玥瑶、そんなに重要人物だったかー?
あ、もしかしてこっちのドラマは愛をテーマにしてたの?←今思い至った。
「歌行」を見ていれば、葉鼎之が悲劇の主人公ってのは分かってましたが。
彼もまた、易文君、易文君でねー。幸せを掴んだら、恨みの念は薄れたってのは健康的だけど。
ま、復讐相手は勝手に自分で自分の首絞めて破滅してったしね。
安世ちゃんパパっぷりも、可愛らしかったんですが。

こんなちびこいのに、きりっとした顔した子、葉安世(笑)
ただ2人共そうなっちゃうから、中盤ちょっと退屈になっちゃって。裏では様々企みが張り巡らされてはいたんですが。ま、この辺りは個人的な好みの問題です。
だけど短い時間でも、司空長風と妓女の風秋雨との恋のほうが、好感持てたんだよねえ。
この二人の間に、司空千落ができたのねー。気の強さは母譲り(^m^)
恋愛を描く時間が長過ぎた気がしちゃってたんですが、そっちがテーマだったら仕方ないか。
確かに「歌行」での百里東君の心魔の種みたいな、玥瑶との話は必要だったんでしょうが。
あちら見てると、何があったのさ?とは思ったしね。でも結局、こちらのラストから先、何があったのさ?の疑問は残ったまんまよね。単純に愛が深すぎて、喪失感がデカすぎた?でも幻の玥瑶、そこに何があったの?と思わせるような意味深な登場だった気が。
と思って、見返してみました。
「歌行」で百里東君が莫衣に孟婆湯を飲まされて、幽閉されていた時の夢に出て来た。
あれあれ。百里東君が嬉しそうに、師匠、名を上げましたと駆け寄って、若い頃に一目惚れした相手と、名を上げたら再会できる、みたいな話をしてた。
それは、こちらの最初の出会いの時と同じ。
でもあちらでは名を上げたことで、やっと玥瑶が会いに来てた。
亡くなったのは、百里東君が玥瑶の妹の、あのしつこい玥卿と戦ってたところ、妹を庇って玥瑶が百里東君の拳?を受けた、みたいな話だったわよ。玥瑶は百里東君の手で亡くなってたってコトか。忘れてた。
え、原作がどうなってるのか分かりませんが、そしたら学堂潜り込み騒ぎは原作にはないの?
とすると、やーっぱり玥瑶の出番、追加し過ぎたのでは?

私が期待してたのはもっとこういうシーンだったんだなあ。でもテーマが違ったみたい。
と、すみません、なんか文句が多くなっちゃった。
しつこい玥卿と言えば。
天外天が百里東君や葉鼎之を狙っていたのは、単純に洞窟に籠って長年修行をしていた父親が心配だったからなの?その洞窟を開けるのに、天生武脈が必要だったってだけ?それだけであんなすったもんだ起こしたの?俺を鍵として利用するためかと葉鼎之にも言われてたけどさ。
てか、修行途中で開けたら怒られるんではと思わない?無相尊使の見立ても変でしょ。
なのに開けてみたらオヤジはアレでさあ。なんだかむしろ滑稽だったなあ。
無相尊使役は「鳳凰の飛翔」宗宸(ゾンチェン)なんで、やだ、こっちでもアナタ捲土重来狙って破滅すんのねーと思っちゃった(^m^)
しかも玥卿は葉鼎之に横恋慕して、易文君への嫉妬心で皇宮に戻しちゃえ事件を画策した訳で。
玥卿さえいなければ、葉鼎之の絶望はなかった。復讐されるのは当然の結果。
各シーンは、ちょこちょこ楽しかったんですよ。
雷無桀パパの雷夢殺のあの笑い方とか。狙い過ぎとも思いはしましたが(笑)
完顔洛絨(ワンイェンルオロン)は「異人之下 アウトサイダーズ」1季に出てて、2季は中の人が変わってしまったので、こちらを楽しみにしてたんですよ。
あー、そうねそうなのね、この人からあの少年なのね感はすんごくありました、バッチリ。

李長生が「斗羅大陸」の蘭徳(ランドー)先生だったから、学堂のシーンはあちらを彷彿とさせる感じで。
若返った南宮春水も、ちょいっちょい李長生が混じる演技で良かった。
この人、どこかで見てるなーと思ったら、こちらも「異人之下 アウトサイダーズ」の風家の人懐っこい息子くんでしたね。あ、風家パパは無相尊使だったっけ。
南宮春水が李長生に化けて、太監濁清をやり込めたのは痛快でしたな。
そういえば、師匠も愛のために不老不死をやめたんだっけ。
あれ、やっぱりこっちは愛がテーマだったのかもしれない。

百里東君が剣を選んだ、名剣山庄の庄主、 魏長風は「長楽曲」潘池だし、「異人之下 セカンドラウンド」の球児(チウアル)だった。潘池と球児は結びついてなかったから、ちょっとびっくり。
てか、侯明昊(ホウミンハオ)はじめ、異人之下組が多いな。
葉鼎之@何与(ホーユー)を見るのは初めてでしたが、この人、笑うとカワイくなっちゃうのね。
だから、魔に囚われる時の顔とのギャップが良かった。ちょっと台湾の「一筆お祓いいたします」曽敬驊(ツェンジンホワ)に雰囲気が似てる。彼の方が濃いめだけど。
何より、見目麗しい男子を、これでもかっと揃えてましたしねえ。そこは眼福でございました。
シリーズは概ね好評みたいなのにも関わらず、見終わってみれば私には「歌行」のみなさんの若い頃ー♪って興味が一番残っちゃった。
斉天塵とか唐大長老とか、おじいちゃん達はそのままおじいちゃんの方々もいたけども。
でもさ、莫棋宣や蘇昌河や蘇暮雨がほぼ大人で出て来てるのに、待って!無禅が子供よっ!?
あちらの無禅は莫棋宣たちと変わらん年に見えたけどな(^m^)
百里東君の子供時代が「山河令」のチビ老温。
この子は他のドラマでも、あっちこっちで見てるけど、本当にカワイイんだ。
易文君の子供時代が「長風渡」のチビ柳玉茹(リウルーユー)。「歌行」で莫衣の妹役もしてました。
この子も結構見かけるんだけど、びっくりするくらいに表情を作るのがお上手。
ただ、この子は易文君のイメージじゃなかったかも。だって見るからに賢そうなんで(笑)

易文君については、もうどうしようもない、ですかね。
父親がまず問題だった訳だけど、この人の行動全てが愚かだったのは言うまでもないので。
最初に生まれたばかりの簫羽を捨てて出奔する決心をしたのなら、次は安世を捨てて戻る選択をすべきではない。天外天に薬盛られて悪夢を見たからって、洛青陽の命だと謀られたからって。戻ったら帰れないことくらい、分かりそうなモンでしょ。もう相手は皇帝なんだぜ?
子供も連れ帰れるとか本気で思ってたのなら、浅はか過ぎる。
いくら最初の出奔から、天外天と濁清の策略だったとは言ってもさあ。
コレだから12年経ってもアレだったのねと。まあいいわ、洛青陽も含めて、グズな中年とあちらで散々言っちゃったし。若いころからそこは変わらなかった、と。
葉鼎之もまた、なんでこんな足りない女にそこまで執着したかな。
でも幼少期があの子だったら、これほど愚かな娘に成長してるとは思わないよなーという納得の仕方をしてしまいましたよ。
それにしても、やっぱり葉鼎之だけが貧乏くじ引いてるみたいで、気の毒過ぎた。
父親から始まって、自分もまた、皇家の思惑に振り回されっ放し。魔王化しても納得するよね。
魔に囚われても情は残してるって、単純な闇落ちより苦しいでしょうに。
皇家唯一の良心だった琅琊王でさえ、易文君と引き離す選択をするんだからねえ。
自分に失望しているとか言ってたけど、誰のために自分に失望までしたのか。
どれだけ兄弟の情があっても、自分にその気がなくても、琅琊王は決断すべきだった。
父親は黒かったけど(笑)それでも自分を選んだ遺詔に従って、皇帝になるべきだった。すなわちそれは兄の逆切れ自滅を誘発するんだろうとしても、国のため、民のためを第一に思えば。
皇家に生まれた責任って、そういうことじゃないんでしょうかね。
皇帝が、琅琊王は善良過ぎると、皇帝には必要ない資質だと言ってましたが、周囲の人達には善良でも、それで責任を放棄するような真似をしたなら、確かに器じゃないのかもしれないな。
その後、皇弟として前線に出まくってても、この人もまた人を惹き付ける人過ぎたんだろね。
そういやあ、琅琊王大好き楚河も、逃げまくって白王に譲ってたね。そんなとこまで真似なくていいのに。白王も怪しいとこあったもんなー。

とはいえ、琅琊王のこんなシーンは楽しかった。
百里東君の弟子入り祝いの席で酔い潰されてる間に、師匠が葉鼎之の師匠、雨生魔と屋根を壊して決闘に行って、寝てるみんなの上に雪が積もってた。
あ、葉鼎之の師匠、南訣の剣仙、雨生魔も魅力的でした。男性なのに見た目が女性化してるっていう。なんなんだそれはと思うけど、弟子思いの美しくて潔い人で素敵だった。
決闘後の李長生とのシーンも良かったよね。
酒楼へのお支払いは琅琊王かと思ったら、さらっと景玉王府へ押し付けてましたな(^m^)
この人はきっと、皇族でいるより、仲間達とこういう生き方をしたかったんだろうな。でも確かな人間性と実力があったとしても、皇族ってバックグラウンドに大きく支えられてたのは間違いなくてね。
暗河の蘇昌河はちょっとイメージ違ったかもしれない。あんな、タダの無謀そうなチンピラが、10数年で暗河を光の下へなんて大層な信念を持つようになるんでしょうか。
終盤、ひょっこり出て来た君玉@佟夢實(トンモンシー)。
李長生の一番弟子だから一番師匠に近いってことで、師匠みたいに飄々としていて強くて、頼もしかったですな。この人のこうい役は初めて見たかも。
それにしてもさあ、ここに出て来たみなさん、葉鼎之事件の根幹に関わりながら、あちらでは少年達に思わせぶりなことばっかり言ってて、大事なことは何も教えなかったよねえ。
阻止して助けようとしてたっぽいけど、自分達が関わったことで更に追い詰めたからか?
李寒衣なんか阻止なんて生易しいもんじゃなく、めっちゃ殺意を抱いてたけどな。
雪月城のみんなもそうだけど、特に王人孫とかさ。あの人は本当に思わせぶりだった。
あ、開国皇帝の簫毅役で、蕭楚河@李宏毅(リーホンイー)もちょこっと出てましたね。
百里東君パパの百里成風は「歌行」の百里東君だし、蕭若風は「歌行」では息子の蕭淩塵。
後の皇帝、景玉王は「歌行」の白王でした。
本物の尹落霞は、彭小苒(ポンシャオラン)かと思ったら、全然違う似てる人だったんですね。驚いたよ、余りに似ていて。
あ、あと「歌行」では噂だけだった神医辛百草が、ちゃんと実体を伴って(笑)出て来てたのも嬉しかった。結構お若いのに、あちらではなんでいなかったんだっけ?
中の人は「墨雨雲間」の “手下の叔父” でしたよ(^m^)
さて、お話の筋すっとばして、思ったことをダラダラ書いてしまいましたが、次の記事では、登場人物のビジュアル比較を致しましょう。
ものすんごく余談なんですケドね。
江湖流のあのお酒の飲み方。もうあれは様式美ってことなんでしょうが。
仁王立ちになって顔仰向けにして、デカイ壺からがーっと流し込む百里東君の姿が、オープニングの映像にもなってるけどさ。最初ちゃんと口に入ってないし、だばだば零すのは当たり前だし。
誰に見せたいんだよ、その姿を、と、見る度に思ってしまうのよ。
最初に「陳情令」で見た時からずっと思ってるけど、厨臭くてちっともカッコ良くないよなあ(笑)
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作品情報
- 制作 2024年発表 40話 优酷网
- 原題 「少年白马醉春风」
- 原作 「少年白马醉春风」周木楠
- 監督 陈宙飞、高峰
- 脚本 周木楠、蔺丛鹤





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