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成化十四年~都に咲く秘密~ 42話 動き出した謀反 ネタバレありのあらすじと感想

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成化十四年
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.
目次

あらすじ

高義にオイラトでの30年間について尋ねた唐泛は、彼がオイラトの将軍として武功を立て、第2王子オシュ・テムルの師として従事しながらも、明とオイラトの戦を避けるため長年ひそかに力を尽くしてきたことを知る。だが、オイラトでの権力闘争により明に送られた高義は、今や明でも重罪人として追われる身になっていた。高義と共に行動すると決めた唐泛は、歓意楼で開かれる密談の場へ向かう。そこに現れたのは、なんと李子龍だった。

成化十四年~都に咲く秘密~ 公式サイトより

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ネタバレ感想

なるほどね。捕虜期間の話をしてしまうと、嘘をつかなくてはならなくなるから話さない、か。何かに気付いて特攻してきた唐泛の頭の回転に、将軍も一目置いてくれた感じですね。

あ、出た、モノローグ劇場

朱大善人、朱見謀劇場の時は、めっちゃ腹立ちましたが、うーん、将軍もなかなか劇場型だな。

絶望の中で5年間も拷問され続けて、よくぞ自死を選ばずに生き残ってくれたものです。
エセンは、漢人に母親を殺された子供を憎しみを持って育てたくないと言い、将軍から明について学ばせた。そして将軍も、何も知らない無垢な子供達は、漢人もオイラト人も違いはないことを知り、ならばこの子達を、2国間の国交友好化の礎として育てることが出来ればと思った。ベースにあったのは、どこまでも明のために。

この捕虜期間の間に、エセンも将軍の人となりを認めたのかな。

ドゥルラとアラスの話が通じなかったシーンを思い出してしまいました。
ドゥルラは「人」をベースに語ってた。アラスは「国」をベースに語ってた。

将軍は双方を知った上で「人」の想いを「国」に反映できないかと探ったのかもしれません。でもアラスを始め、将軍の育てた子たちは長じて「国」の駒となってしまった。将軍は将軍であったが故に、国のためならば個人の犠牲は取るに足らぬとも教え込んでしまったし。

そこに、将軍を「先生」と呼ぶオシュ・テムルが現れました。最初に将軍が引き合わされた子は、このオシュ・テムルで、アラスは友人の子、だけどなんと将軍の養子!そして一緒に育てた子供達の中の一人だったんですね。

ここら辺が非常にややこしかったんですよ。それぞれの思惑があっちこっち違う方向に向いてるんで。
後で将軍の話と共に整理します。

家族を人質に取られ、将軍はオシュ・テムルに言われるまま、オイラト代表として各国の使者達との折衝に歓意楼へ向かうことに。
唐泛も状況が良くないと見て、東姐さんに銀を渡して、隋州に連絡するよう仕向けました。
直後、唐泛は将軍に一発くらって気絶です。東姐さん頑張れ~。

その頃、汪植も陛下に将軍のオイラトでの30年を報告していました。
将軍の気持ちは事実からは分かりませんもんね。陛下、オコです。

唐泛は、将軍に監禁されていました。本気で明を裏切る気はないから将軍は自分を殺せないと見抜いている唐泛に、将軍もオイラトの事情を説明してくれました。

エセン・ハンの在位時、黒将軍として韃靼やウイグルを討ち武功を上げていた将軍は、その間、明とだけは大きな戦にならないよう、小競り合い程度で収まるよう、尽力していた。エセン自身も、オイラトが生き残るためには、明との友好を保つのが得策と見ていた模様。
エセンの死後、エセンの長男ボロナハルと次男オシュ・テムルの権力争いが勃発した。
旧臣の支持を得た友好派のボロナハルがハンとして立ったが、オシュ・テムルは一発逆転を狙って、明との均衡を破る策に出た。一緒に将軍に育てられた仲間達は、漢語も話し明の事情にも精通しているため、オシュ・テムル側の間諜としてはうってつけだった。
将軍が明に帰されたのはボロナハルの意向で、明に友好の意を示しつつ、オシュ・テムルの計画を探り、それを潰すため。

「師」の想いを踏みにじったのはオシュ・テムルの権力欲か。
そしてアラスはそれに巻き込まれた。まあ、彼は自分の意志もあったと思いますけど。

けれども唐泛はその裏も読んでいました。
師であり人望ある将軍がオシュ・テムル側につけば、ボロナハルにとって最も脅威となる。明に帰すことで、黒将軍であった事実から明に始末して貰おうとしている。

将軍は兄弟げんかになど巻き込まれたくない(だからオシュ・テムル側にもつかない)って言ってますけど、ボロナハルにとってそれは薄氷を踏むようなもんです。将軍の意志はどうであれ、オシュ・テムルが陥れて引き込むことは充分にある。現に今、家族を人質にしてるもの。

将軍は明のために、オシュ・テムルの計画を潰すつもりなんですね。そもそも彼らを育てたのは自分って責任も感じているでしょう。ただ皇帝側の動きが早いと間に合わないぞー。
唐泛を生かしたのもオシュ・テムルに逆らうこと。ならば、将軍の居場所はなくなってしまうと言う唐泛に、覚悟の上だと将軍。朝廷の力でオシュ・テムルを止めようと言っても、自分のしてきたことを知れば陛下は許さぬと。

皇帝であるが故に、理解しても支持はできぬって将軍の言葉が重かった

ただここからがさ。将軍と唐泛、おじいちゃんと孫の珍場面みたいになるんですよ。かわいいっちゅーかなんちゅーか。この将軍ですら唐泛にかかればこうなるか。ふんっとかぷんっとかやってるんだぜ、2人して。気が合うな(笑)

成化十四年
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD.

隋州と汪植が同時に高義将軍の家に向かうも、自宅はもぬけの殻でした。
将軍は唐泛と一緒だし、家族はオシュ・テムルに囚われちゃったしね。
ここで汪植も唐泛が将軍と共にいることを知り、即座に動けなくなりました。

その頃のおじいちゃんと孫(^m^)
唐泛を変装させて連れて行ったのは歓意楼。いろいろと知り合いだらけですからね、唐泛はわやわやしてるんだけど、軍人おじいちゃんは、なんだよコイツ、しっかり妓楼で遊んでやがって的認識。

あきれ果てた将軍の顔よっ

でもそれを、外で見ていた汪植キッズがいましたねー。
そんで、青歌にも気付かれましたねー。
隋州は唐泛が心配で熊みたいにうーろうろしてますねー。
片や汪植は、将軍ちの門前に椅子置いてどっかり座って情報を待ってますよー。

各国の使者達が集まっていた歓意楼にやって来たのは、李子龍でした。

よくよく見たら、ちょんまげの人もいた

手を組んで明朝を脅かすぞーって李子龍の演説が終わった頃、外には汪植と隋州が到着したのですが、東廠の尚明と錦衣衛の万通まで来てしまいました。だー、やっかいな。誰だよ、教えたのはっ。
尚明はこれで汪植が謀反側だとして失脚を目論んだのでしょうが、隋州が上手いことやって万通の話を無視、突入します。

隋州、表情も変えずにアレ、面白かーったっ

汪植が唐泛達を見つけたものの、撃たなかったのはなんだかんだ汪植の情でしょうねえ。ギリギリで信じたかったのかな。
お陰でなんとか脱出に成功した唐泛は、将軍に李子龍の恐ろしさを伝え、2人は策を練って翌日李子龍の元に向かいます。

唐泛、随分思い切った策に出たよー

唐泛と引き換えに情報を得た将軍は、西廠に出頭します。汪植自身のことは信用してはいないが、国を思い自身を敵に差し出した唐泛のために、唐泛が命がけで得た情報を伝えに来たと言う将軍。それは半月後、立春の大典での陛下暗殺の計画でした。

李子龍の元には青歌がいるとはいえ、唐泛の安否が心配です。前回の固安郡主の時は、すんでのところで助かってるけど、李子龍は完全に唐泛を消しにかかってますもんねえ。

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