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風起洛陽 第11話「途絶えた線」あらすじとネタバレ感想

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風起洛陽
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
目次

あらすじ

単独で柳襄に会いに行った高秉燭。仲間を殺した春秋道の刺客について聞き出すことが目的だったが、柳襄は謎の言葉を残して自害してしまう。突然の叔父の死を受け入れられず、悲しみに打ちひしがれる柳然。百里弘毅と武思月は勝手な行動を取った高秉燭を責める。柳襄から何の情報も得られなかった高秉燭は、やるせない思いで仲間たちの墓を訪れる。

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ネタバレ感想

単独で柳襄(りゅうじょう)に会いに行った高秉燭(こうへいしょく)。
前回のラストの会話に、ちょびっと付け足されてたね。鳥の煮込みも美味かったとか。

私が春秋道だ。
百里延たちを殺したのは私だ。
私の道を邪魔した者は、死なねばならん。

さすが名門の狸親父。お上手な演技でございますわよ。
高秉燭もニヤニヤしながら、あんたらの邪魔はせんが手戟の奴には死んでもらうと言います。
柳襄からは視線を外さず、膝は貧乏ゆすり。黄軒さん、細かい芝居をずっとやってる。

それは力になれんなと言われた高秉燭の表情が変わります。
臨川の件が露呈し、あんたが生きていると支障が?と。
気付いてしまった。柳襄が死を選ぶことを。すげぃな、この人の頭の回転も。

瞬間、驚きと諦観の混じった顔で、柳襄は言います。
お前は非常に聡明だ、同時に愚かでもある。

馬車で百里家に帰る途中の七娘は、柳襄の様子がやっぱりおかしかったことを思い、柳家に戻って行きます。

もうじき死ぬお前たちが、真相とやらに命を懸ける必要があるのか。
お前たちはもっと、この世界を見るべきだ。
まもなく転覆するこの世界を。

あー、柳襄も結局は反皇帝派だったからってことなのかぁ。
それで駒になったのかなあ。
則天武后、武則天は、帝位につくのにかなーり人を排除しまくってきてますし、何より儒教色の強い男尊女卑のこの国で、女帝と名のつくのはこの人だけだったし。今、治世そのものは結構評価されてはいるみたいだけどねー。

どういう意味だと詰め寄る高秉燭だけど、柳襄は高笑いしたまま、ぐふっと血を吐きます。
もう事前に毒を煽っていたのね。
大事なことは何も聞けないまま、死なせてしまう。
高秉燭は柳襄の口に手を突っ込んで、吐け、死ぬなと迫るけど、柳襄は、生死は己で、と言い残して絶命。

柳家の門前に、ぽやぽやと七娘が戻って来ます。
武思月とアーランも来ました。
アーランのことが心配で叔父上に尋ねに来たのって七娘に、ヤバッて顔になった武思月とアーラン。
叔父上の様子が変だったと聞いて、慌てて屋敷に入ると、まだいた高秉燭。
百里延に続き、なんちゅーか間が悪い。着実に疑惑に近付いてるからそこにいる訳だけど。毎度、一歩遅いんだけども。

風起洛陽
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半狂乱になる七娘。
呆然と立ち尽くす3人。
口に手を突っ込んだから、高秉燭の手は血まみれだしねえ。
武思月もアーランも、疑っちゃってるなあ。
思い出せよ、アーラン。7話で、見たものが真実とは限らないって、教えて貰ったろーが。

でもアーランは、なぜ殺したと詰め寄っちゃった。高秉燭もショックを受けてるからか、何も言わず。
武思月はそこには触れず、ひとまず高秉燭を外に連れ出します。追うアーラン。

高秉燭は庭で2人に責められますが、殺していない、本人の選択だと言いました。
それはそうなんだけど、アンタも言葉の足りないヤツだなあ、もー。
気付いたじゃんか、春秋道にとっては柳襄も駒でしかなく、臨川村の件が露呈した今、責任を全て被って死ぬしかなかったってことに。この人なら、七娘を守るためにも、柳襄は死ななくてはならなかったのかもってことにも、気付いていてもおかしくはない。

それでも、あなたのせいよと武思月は言います。
アーランも怒って、私の復讐はどうなると胸倉掴んでるけどさあ。
確かに、ひとりで来たのはスタンドプレーだけど、臨川村の件をどうしても暴くと突っ込んだのはアーラン。臨川村に乗り込まれたんだから、高秉燭が来ようが来まいが、柳襄は毒を飲んでたと思いますわよ。

その通り、俺は身勝手で自分の復讐しか考えないと高秉燭。
元来孤独だから。刀以外、自分の影すらも信じない。

あー、高秉燭もここで疑われたことでヒネちゃってる?それとも本気で、やっぱりコイツらなんか邪魔だなと思った?
アーランは高秉燭をぽこっと殴り(迫力のない感じ(笑)、今後は二度と信じないし手も貸さないと宣言。
武思月は、一度も私を信じなかった?と聞くんだけど、高秉燭はすまないと言って去りました。
なんだかなー、もー。

部屋に戻り、泣いている七娘を見て、さすがのアーランも心苦しい顔。
泣きながら抱き着いてきた七娘に、躊躇いながらやっと手を添えてやれたんだけど。
あなた達、何を調べていたのと聞かれて、父の死は義叔父上と関係があったと、ようやく七娘に話したアーランです。固まる七娘。
もっと早く教えておけばって気もしないでもないけど、ま、これはしゃーないな。
それでも、結婚を許してくれた自分の叔父こそが、義父の死に関係していて、さらにその叔父も死ぬって、一気に消化しきれないでしょーねえ。

陛下には、武攸決が、臨川村で贋金と鋳型が見つかり、逃れられないと知った柳襄は自害したと報告。
陛下は、先日は百里延、今回は柳襄、調べが進めば、朕の文官は皆、潔白ではいられまいと言います。
この件をどうすると聞かれて、言葉に詰まるみなさん。ひとりの厳しい意見を聞いた陛下は、難しい案件には寝たふりだなと、大理寺の高昇を指名します。高昇は、当人は自害済、一族を処罰すると朝廷に混乱が生じると言うと、陛下に、ではこの件は大理寺に任せると言われてしまって、ビビる(大笑)
とはいえ、この事なかれ主義のお陰で、七娘もアーランも助かったことには変わりないね。

大理寺。
裴諫(はいかん)は、柳襄の財産を押収した、柳襄が罪を認めて自害したので、不良井の封鎖を解いてはと高昇に言いました。高昇、言われなければ、忘れていた、だってよ。

ちなみに、私も忘れていましたm(_ _)m
なんで封鎖されたんだっけと思ったけど、百里延殺しの容疑者として、高秉燭が手配されていたからだったね。4話でした。それも柳襄は罪を認めたのかな。百里延の不正疑惑は晴れたの?

不良井の入り口で、封鎖が解かれたことを知り、ほっとする高秉燭。
王登成(おうとうせい)のところには、裴諫が来ました。封鎖を解く時、王登成は不在だったらしい。
知り合いの母親を医者に診せていたって、高秉燭の母でしょうか。
跪いて礼をする王登成に、裴諫は、礼なら高秉燭に言えと言いました。ヤツが不良井の苦境を私に訴えた、と。

やっぱり裴諫ってちゃんとしてる。大理寺のお役人だから、庶民にとってイヤなこともしなくちゃいけないけど、根はいい人だろうな、この人。
あの時、高秉燭は積善博坊(せきぜんばくぼう)の女将の部屋で、自分が下手人を捕えて大理寺に送るから、不良井を支援してくれって頼んだんだよね。
ってことはやっぱり、百里延の不正疑惑が払拭できたかは不明だけど、百里延殺害は高秉燭ではなく、柳襄というのは、明らかになったのね。

その高秉燭は、仲間達のお墓で寝転んでいました。
お墓の上には、以前はなかった石が置いてあり、武思月の作った墓標も立てられてます。
お酒を飲みながら、涙を流す高秉燭。いずれにせよ、柳襄は自害してたと思うけど、でもこれで、大きな手がかりは消えてしまったんだもんなあ。

アーランもまた、ひとり部屋で座っていました。
申非がお茶を持ってきて、柳襄が死に、旦那様の敵も討てましたって言うんだけど、どうも不安だとアーラン。
ずっと鬱々と過ごしていたからでは?気晴らしに仕事に戻られれば、旦那様もお喜びのはずと申非。でもアーランは、各種の建築物も無用の長物のような気がしてきたと。今まであんなに組み物とか、大好きだったのにね。
申非も、無用なものほど有用と信じていらしたのにと言います。アーランは、無用かどうかの判断が正しかったのは、父かもと呟きました。

風起洛陽
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作り物みたいな横顔だ。

高秉燭のところには、王登成が封鎖が解かれたと報告に来ました。
裴諫に頼んだそうだなと言われても、俺にそんな力はないってさ。こういう人だよっ。
封鎖が解かれても、浮かない顔だなと言われちゃって、高秉燭は、この5年で得た最大の糸口だった柳襄が死んでしまったと言いました。手を下す前に自害してしまった、なぜ死んだのかと。荒れてるなー。
これからどうすると聞かれて、分からんとは言いつつも、とにかく敵を討たないとって。その執念だけは失ってない。

七娘は部屋に閉じこもっているらしい。庇護してくれていた父を無くした時、自分も逃避したくなったとアーラン。おお?珍しいなあ、七娘の気持ちを慮っているぞ?
その心の痛みが分かるなら、慰めに行かれては?と申非に言われ、アーランは七娘の部屋をノックします。

だけどさあ、義父が殺されたことだけでも大事なのに、それに叔父が関わっていて、更に義父殺害を告白して、贋金作りまでバレて自害したって、これ、アーランに会わせる顔がないってやつでは?
だからでしょうね、いつもなら、あのアーランが来てくれた!って大喜びするはずだけど、座って涙したまま、動かない七娘。
返事がないので、そっと扉を開けたアーランも、一歩だけ踏み込んで止まり、静かに戻って行きました。

もう5年だ、そんな生き方で疲れないか?と王登成に言われ、どうすればいい?死ぬべきか?と高秉燭。
義父が死んだ時も、自分はアーランに少しでも食べないとと言ったけど、今ならアーランの気持ちが分かる、それにアーランも自分には顔を合わせにくいはずだと蕾芝(うんし)に言う七娘。
武思月は出てこないけど、柳襄の死はそれぞれにかなり大きな波紋を残しました。

申非と共に町を歩いていたアーランは、店の胡辣湯(こらつとう)を見てふっと笑い、七娘の作った胡辣湯は、この店のと違って具が多過ぎたって。柳襄の所業は七娘とは無関係だ、責めぬようにってアーランは言うけど、七娘が厨房に入るのは真心のあらわれって言う申非が、そんなことするはずないわよ。辛うじてまだ少し残ってるかもしれない使用人がいるとしたら、徹底させろってことかな?

行きかけたアーランだけど、店の主人が、秤を使ってお金の重さを計っていたのに気付きます。
店主は、重さの足りない贋金が流通しているから、計らないと大損してしまうと言いました。
アーランは、その秤をくれって店の秤を持ってっちゃった(笑)すかさず申非がお金を置いてるけど。

高秉燭は東川王に会いに来てます。女性がステージで踊って、それを見ながらお食事できる場所。
東川王の生活は、噂通り豪奢だなと言って、高秉燭が自分の瓢箪から酒を飲もうとするのを止め、東川王はテーブルの酒をついでくれます。
「木炭」の一言で巽山公という大物を釣るとは、お前はなかなか有能らしい。
銅は、武思月が内衛を率いて製錬場から、銅銭三万三千貫を見つけたと東川王。
高秉燭は、あそこならもっと作れる、着服した銅の量を考えても、それはおかしい、裏があると即座に。

アーランはその武思月のところに行き、秤で銅銭の重さを計っていました。
勝手に持ち出したらしいので、アーランの推測が外れたらオオゴトらしいけども(笑)
押収した贋金は、質が良く、官銭より重いものもあるんだって。
あれ、軽いのが流通してるんじゃないの?
それに、贋金で私腹を肥やすためなら、質を良くするのは変だよね。

高秉燭とアーランの情報と合わせると。
町には質の悪い銅銭が出回っている。
臨川荘から押収された贋金は、官銭よりも質が良い。
それでも、三万三千貫という量は、消えた銅の量と比べて少なすぎる。
だから、押収された贋金はフェイクで、これが鳶飛の言っていた「手は打ってある」部分。
消えた銅は、別の用途としてどこかに保管されている、はず。

町の質の悪い銅銭の話は、たまたまだったかもしれないな。
重さを計ればヒントに辿り着くよってだけのエピソードだったかな。

高秉燭とアーランは、それぞれ、柳襄の自害はトカゲのシッポ切りだって結論に達しましたわよ。
ここで初めて武思月が、高秉燭は春秋道を疑っていたと言いました。てか、早く言いなさいよ、そういうことはー。
アーランは知らなかったらしい春秋道は、5年前に壊滅したはずの、神都に長年潜んでいた秘密組織。
百里延が殺されたのは銅の他にも理由があるのかもと、アーランは呟いてます。

そしてまた、東川王の口からも、春秋道のワードが出ました。
大理寺、内衛、聯昉(れんほう)から身を隠せる場所があるのか、と。

あるじゃんねー。灯台下暗し。不良井だわよ。
よし、ここからここから。ようやく3人がちゃんと協力し合うようになる、か?
まだか?(笑)

アーランもまた、不良井に行き着いていました。
あの目立つ白いナリで、不良井を歩くアーラン。
オネダリしに来た子供にお焼きを買ってあげ、不良井の話を聞くアーラン。
こんな綺麗な服を着た人は初めてだ、最近来た連中は僕たちみたいな服だった。
それを聞いてふと見ると、洞窟みたいなところに入っていく男達。それが最近来た連中、らしい。
ビンゴでございますね。
アーランは、いつか神都の美食を御馳走するって、子供にお駄賃あげて、またひとりで突っ込んでっちゃうよー、懲りない人だなー(笑)

風起洛陽
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この子がいつかアーランに、もっと美味しいものを奢って貰える日が来ますようにー。

中は不良井の鋳兵坊でした。作っていたのは、武器みたいだね。
覗いていたアーラン、後ろから、誰だと言われちったよー。
高秉燭、間に合っておくれー!

次回、ピンチはピンチなんだけど、更なる大物が釣れますデスよ。

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