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君子盟 第4話「復讐に燃える女子」あらすじとネタバレ感想

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君子盟
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あらすじ

己と父を告発する血書が衆目にさらされ、追い詰められた蘭珏。しかし蘭珏は、その血書から推理を重ね、犯人が璃娘(りじょう)であることを突き止める。とはいえ、もし密書の件が暴かれれば蘭珏は死罪となるため、璃娘を皇太后に差し出すわけにはいかない。そこで含煙に大芝居を打たせ、何とか事なきを得る。胸をなで下ろしたのも束の間、今度は捕縛したはずの璃娘にさらわれてしまう。絶体絶命となった蘭珏の前に、事件の真相を追う張屏が現れて…。

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君子盟 2024.7.10現在のリンクです

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ネタバレ感想

あ、昨日、映画「モンスター・ハント 王の末裔」ってのを見たんですよ。
なぜか井柏然(ジンボーラン)が妖怪の子を産んでる!っていう(笑)念力は使えるんだけど、ちょいと情けない夫の役で。これは続編みたいなので、なんで男が妖怪の子を産んだのかは分かりませんでしたが。
トニー・レオンがえー加減な詐欺師みたいな役で出ててね。2018年の映画なんですが、この間の「無名」と比べると、トニー・レオン、めっさ若い。ちょいちょい朱一龍(チューイーロン)兄さん、やっぱ似てるなと思って見てました。「レッドクリフ」では似てるとは思わなかったんだけど。
で、冒頭の集団での踊りのシーンには、X-nineのみなさんが出ていたらしい。肖戦(シャオジャン)もいた模様。全く気付かなかったー。そっか2018年か。「陳情令」前だ。こんな感じで、アイドル賑やかし的に使われてたんだねえ。
なーんていう、しみじみなつれづれ。

蘭珏(らんかく)と王硯(おうけん)は、馬車の中で互いを持ち上げつつ、本日の振り返り。というか、ネタばらしね。

蘭珏は、物乞いが外で掲げた血書から、犯人は父親、蘭林(らんりん)が敵に通じて南征軍が全滅したと恨む関係者ではないかと気付いた。それが一座の中にいる犯人。
王硯から、璃娘(りじょう)が剣南道生まれで、南征軍の子孫だったと聞き、ロックオン。
入念に練ったであろう璃娘の計画を逆手に取り、蘭珏はわざと、含煙(がんえん)が罪を認めたと公表した。そうすれば、計画通りに行かなくて、焦った犯人が動き出すだろうから。

璃娘は、密書を公表してしまうしかないと、天女像の下に隠しておいた玉を取りに行った。それを監視していた旭東(きょくとう)が確保。玉も密書も奪還成功。これで璃娘の目論見は潰えた。

ただ、真相を解明しないといけないけど、璃娘の罪を暴けば自分も密書を暴かれる。
だから「含煙に白状させる」ことに。郭允(かくいん)は自業自得。ついでに葬れるし?(笑)
最初に含煙に会った後、高官の娘を妻にしている郭允が、愛人の妊娠を喜ぶものか!ってところから既に、安胎薬の秘密にも気付いてましたよ、この人。

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これを画策した時って、2話で、もはやこれまでかとフラフラしてた直後よね。
で、「含煙に白状させる」までの間。
張屏が、火珠による収れん火災だと気付いた頃。

張屏の行動報告も受けていたので、張屏が楼主に火薬を使って試したいと頼みに行っている間に、爪の油を火珠に付けておき、含煙へと誘導した。
張屏を利用したのは、朝廷と関わりのない人物の口から、含煙が犯人だと言わせないと、蘭珏を疑っていた皇太后は信じなかっただろうから。

郭允を信じ切っていた含煙だったけど、郭允から貰った安胎薬に、子を流す成分が含まれていたと知り、愛情は恨みに変わっていた。郭允がゲスだったお陰で(笑)
最初は蘭珏を告発する流れにしたのも、郭允との愛憎を盛り込んで、状況をひっくり返す展開にしたのも、芝居好きで疑い深い皇太后を信じ込ませるためだった訳だ。
んもー、最初っから全部芝居かよー(笑)
含煙が連行されている間に、旭東が密書を偽の文書に入れ替えた玉を含煙の部屋に隠してた。
この短い間に、左利きの特徴を取り込んだ偽の密書まで書いてたのよ、蘭大人。

いやいや、これ、とつてもない悪だくみの才能ですよね?(^m^)
味方じゃなければ、すんごい厄介な人物よ、蘭珏って人は。
蘭珏にとっても、真っ直ぐ過ぎる張屏は、同じ感覚なのでしょうが。
それでも、含煙は哀れな女子だから、頼むぞって王硯に念を押す優しさはあるのよねえ。

だけどさー。
璃娘を一旦屋敷に連れていくつもりの蘭珏に王硯は、手強い女だから気を付けろと、忠告してくれてったというのに。
旭東も、あんなに膝突き合わせて見張ってたっていうのに…

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蘭珏の馬車の後を追った張屏は、道の真ん中に停まっている馬車と、道端に倒れていた旭東を見つけます。
揺り起こされ、蘭大人と璃娘はと聞かれた旭東は、真顔で自分の頬を叩く。中国ドラマあるある(笑)
しまった、旦那様が危ない。

旭東がもうひとりの従者に、忠魂丘への応援を王硯に頼めと言っているのを聞いた張屏。
忠魂丘って、南征軍の墓がある場所らしい。

忠魂丘には、墓石の前で火を焚き、酒をくらいながら歌を歌っている璃娘がいました。
近くの木に、蘭大人が首に縄をかけられて捕らわれてますわよ。文官だからな。戦える女子には勝てない。旭東だって、あっけなくやられてたし。
お酒を浴びせられて目覚めた蘭珏。
そこは、璃娘の父親、剣南節度使だった劉文の墓の前らしい。

蘭林が国を売ったことで南征軍が全滅したと、父親の敵を討つつもりだった璃娘。
だけどそれなら、既に蘭林は朝廷によって死罪にされてる。敵討ち、終わってる。
蘭珏が、それは誤解、父親は売国奴ではないと言うけど、ここまで思い込んでる人には何も通じないわ。

でもなるほど、蘭珏の今までの不穏な動きは、父親の冤罪を晴らすためだった訳ね。その謎を解く秘密は、敵国の南棟国にあるってことか。官吏になったのも元はそこかな。
蘭林の冤罪を、龔(きょう)尚書も知ってるんじゃない?3話での、あの顔。
だとしたら、むしろ蘭珏は、ある意味、璃娘と立場は一緒なんだけどねえ。
たとえ冤罪じゃなかったとしても、当時小さかった息子は何もしてないよ?

この敵討ちだなんだっての、常々思うんですよ。
どうして当人だけでなく、家族を恨むのか。悪事を知ってたとか、加担してたとかならともかく、何も知らなかった人を。敵の稼いだ金で数年生きてたのも許せんってか?怒りの矛先をどこに向けたらいいのか分からなくなって云々ってのも、あるんでしょうが。
この敵本人じゃない人への恨み方と、もうひとつ、忠告されても聞く耳を持たず、結果失敗するとアンタのせいだと責任転嫁して盛大にゴネるっての。あちらのドラマに多い気がするんですよね。
この2つは毎度、イライラします。2大イライラ(笑)

璃娘は自分の境遇を話しますが。
アンタの境遇、余り蘭珏と変わらん、としか。まあ、知らないんだから仕方ないけど。
武門の出で自分もそこで鍛えられた脳筋、だけどあれだけのことを計画する知恵もある。勿体ない。この人がもう少し理性的だったら、黒幕を暴くための仲間にできたかもしれないのに。ただもう、ここまできたら、どうにもならないよね。この様子じゃ、誰の話も聞かないだろうし。

全ての元凶がおまえの父親だと、璃娘は言うけど。
その本当の元凶は、今でもきっと、のうのうと生きてる訳で。
ますます蘭珏がなりふり構わず、父親を陥れた犯人とその陰謀を追及しようとしていることのほうに、説得力が増しちゃったわよ。

璃娘は、父親と仲間達の遺体を集めたけど、野に倒れた遺体は狼に食べられてしまっていて、まともな亡骸は一体もなかったと言います。だから形見の衣を埋葬したと。
ここはなあ。どんな気持ちで、遺体の山の中を捜し回ったのかと思うと、怒りの矛先をどうしていいか分からず、息子に向けたってこともまあ、納得は出来ないでもないけどさあ。

璃娘は蘭珏の腕を刀で切り裂き、器に血を入れて血酒を父親の墓に捧げました。
それで、蘭珏も狼に襲わせるって、狼まで手懐けてたよ、この人っ。

さてさて、張屏は松明を持って、忠魂丘を捜し回ってますよ。
狼の遠吠えを耳にして、場所の目星がついた感じね。
でも、現場を見つけた途端、璃娘に見つかってしまいます。

飛び出してきた張屏は、ここを良く見つけた、大したもんだとか言われて、広いから苦労したと、ちょいと緊張感のない答え(笑)蘭珏、うわ、助けに来てくれた?と瞬間思ったでしょうが。
おまえも謝好と同じ、蘭珏の犬なのかと聞かれた張屏は、違う、疑問を解くために来ただけだと言って、本物のバカなの?と璃娘に呆れられてます(^m^)
でも空気なんか読まない張屏は、火珠の油は、どちらが塗ったと聞きました。
璃娘は監禁されていたから無理だと。
なら、蘭大人だと張屏。
蘭珏も、旭東に塗らせたと白状。
また私を利用したなと怒る張屏。

利害関係のない張屏が含煙を犯人だと伝えてこそ、蘭珏の嫌疑が晴れると聞いた璃娘は、陰険でむごい、父親と同じだと鼻で笑いました。
用が済んだら失せなと言われた張屏、分かったって帰ってくよーっ(大笑)
おま、何しに来た!って言いたくもなるわね、蘭大人(^m^)

だけど張屏は戻って来ました。
だが、救う。蘭大人が死ぬべきかどうかは官府が決めるべきだ。
そう言って、火種を地面に落とすと、そこに待機していた狼を囲うように地面に火が点き、狼たちは火を恐れて逃げてしまいました。
張屏は帰るふりで、璃娘が使った松脂油を、ぐるうっと地面に撒いてたらしいよ。
もーね、蘭大人、ホッとしたり、えー!っなったり、顔が大忙しですわ(^m^)

2人とも死ねと叫んだ璃娘は、蘭珏の乗っていた木の台みたいなのを蹴とばします。首に縄のかかっていた蘭珏は、首を括られた状態になっちゃった。
張屏は、咄嗟に璃娘の顔に土を投げて、蘭珏の膝に抱き着いて持ち上げるんだけど、璃娘に背中を向ける体制なので。璃娘に背中を切られちゃったよぅ。痛い痛い痛い。
だけどこれ、璃娘が逆上してて良かったわ。冷静に刃物持って体当たりされたら、確実に死んでたわ。

そこに、王硯登場よ。クロスボウみたいなので璃娘を撃ち、蘭珏がぶら下がってた縄にも命中させます。すごい腕だね、あなた。
張屏は、その場に倒れてしまいました。

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それでも起き上がって、まだ向かって来ようとする璃娘。
蘭珏は殺すなと叫ぶんだけど、刑部の部下がクロスボウを放ってしまったよ。王硯も蘭珏の前にいたから、殺さずに捕えることも可能だったはずだけど。
とはいえ、これだけのことをしでかしちゃったしね。璃娘に先はなかったかなあ。

ただ、ちょっと思ったわ。璃娘、あっちへ行ったら、みんなに叱られると思うー。
そんなことして欲しくなかったってお叱りは当然のごとく。だって誤解で無駄死にだよ?
蘭林は冤罪だったと、亡くなった人達も知っててくれてるといいのに。

蘭珏は、璃娘を家族の墓の隣に埋葬しました。我らはみな、被害者だ、と。
王硯に、ここで起きたことは内緒にしてくれと頼む蘭珏。王大人、部下にいーっぱい口止めしてそうだね、蘭大人の関わるコトで(^m^)

そこでふと、張屏を思い出す蘭珏。
張屏は、旭東に軽く手当てされてたけど、気を失っている様子。
旭東は、張屏は知り過ぎた、生かしておくと面倒だから、このまま消しましょうとか、言いたかったみたいだけど、蘭珏には、屋敷に運び、よく見張れと言われてしまってます。
きょとん顔で、え、あ、はいって返事の旭東。あれ?コイツ、助けんの?的な(笑)

要するに、今までは知り過ぎた邪魔者は排除してきたってことよね、この旭東の反応は。
駒に使った謝好の死は、自分の身代わりだったと呟いたものの、さほど深く悼む感じはなかったけど、含煙は気の毒な女子だと言い、璃娘は殺すなと叫び、自分同様被害者だったと言う。
蘭大人の感覚は、ちょっと分かり難い。
謝好の立場は隠密で、当人も覚悟の上でいろいろ動いてきた人だったのかな。

皇城、宣政殿。
伴月楼の事件が、竇方(とうほう)から永宣帝に報告されていました。
犯人は郭允、蘭珏は陥れられただけ、と。
陛下の後ろには皇太后がどーんといて、所謂、垂簾政治ですね。
この皇帝も結構いい歳っぽいけど。ま、明蘭では、おっさん皇帝の後ろにも皇太后いたっけ(笑)

皇帝は報告書を投げ捨て、郭允はロクデナシだと叫びます。だって左利きなのを朕に隠してた、よって厳罰に処す、なんて言ってみたり、蘭珏にもちょいとズレた声掛けをしたり。
周囲のみなさんの薄ら笑い。この皇帝は少し頭の弱いお人って、みんなが思ってるってことね。
言いたいだけ言って、手にした弓を磨き始めた皇帝。マイペース。
皇太后が、話を纏めましたわ。
郭允は罷免して平民に落とし、二度と登用しない。これで礼部の侍郎は1人だけ、慎重になりなさいと蘭珏に釘を刺すのも忘れない。

そこに玄機(げんき)って人からの上奏。
司天監の監正って職の人らしいんだけど、世に二つとない水流によって動く渾天儀(こんてんぎ)を考案したんだとかで。なにやら大掛かりな感じの設計図を広げさせてました。

重臣達は、金の無駄遣いだと小声で囁いてますが、皇太后は満足そう。
この人は多分、自分の代にデカイ建造物を造るとかってのも、権力の象徴だと喜ぶタイプなんでしょね。玄機って人は、それを知っていてプライドをくすぐるのが上手いってことかね。
でも一瞬皇帝が、鼻で笑ったのを見たわよ。おやおや?本当の阿呆なら、喜ぶんじゃない?もしかして、このボンクラ姿は人目を欺くためか?主に後ろに座ってる人の。

柳羨(りゅうせん)を名指しして、柳太傅(たいふ)異存があるのか?と聞く皇太后。
異存があったとしても、言えませんわな。
王勤(おうきん)も、この人、王硯パパみたいだけど、絶対反対でしょうね、内心では。

渾天儀は造ることになり、礼部と工部は協力しなくてはならなくなりました。

刑部に来て、事件の記録に拇印を押す蘭珏。
王硯は、しばらく父君の事件は追うなと言うんだけど、仕官して10年、全てはこのことのためだと首を横に振る蘭珏です。
南棟国と密かにやり取りをしているのは、当時の蘭林の罪状に「南棟国に王位と領地を約束された」とあったから。それが本当なら、南棟王は何か知っているはずだから。

分かってるよぅーって王硯さんの演技が好き(笑)
ただ危険な道だからね、他に手はないのかと、身近で見てたら思いますわな。
でも他には何も手がかりがないんだそう。
当時、異国の女性が蘭林を南方へと案内したらしいんだけど、その人が南棟の間者らしいということ以外分からず、蘭珏も何も覚えてはいないんだって。

ただ、20年前、雍(よう)は戦に負けて、南棟との交易が途絶えているんだけど、外交を扱う礼部尚書だけは、使節として南棟に行けるんですと。それで礼部、それで次期尚書争いかー。
王硯も、それがなけりゃ危険を冒してまで、郭允と争ったりしないよなー、て。
蘭珏は仕官できたのはただの偶然、いずれ罰せられると覚悟の上なんだって言ってるよ。
皇太后が、何を思って蘭珏を許したのか分かりませんが。長じてこれほど目を付けて締め付けるのは、なんの不安だい?いつか牙をむくと思ってるんだろうか。この人も何か知ってるってことかな。もしくは、本当の黒幕か。

縁起でもないと笑う王硯に、蘭珏は、おまえがいれば何も怖くない、ですってよっ。
ちょいっちょい、匂わせ台詞が入るね(^m^)

そこに旭東がやって来ました。
張屏の容態が急変した、と。

蘭府で、大量に鍼を刺されて横たわっている張屏。
本人は、何やら昔の記憶の夢を見ているみたいです。
苦若(くじゃく)と呼ばれている異民族っぽいかわいい子は、ちびっこ張屏かな?
木にぐるぐるの印がつけられた森の中を、ひとりで彷徨う苦若。呼んでいるのはお母さんでしょうか。

張屏、呼吸が止まってしまったみたいです。
蘭珏が戻って来ると、陳籌(ちんちゅう)が付き添って泣いてました。
医者は、死に至るほどの刀傷ではなかったのに、なぜこうなったのか分からないと。
蘭珏は、張屏とは縁があったからと、葬儀も出してくれるらしいよ。

若き英才だった、惜しいなと言って、横たわる張屏の傍らに座り、なぜ私が玉を盗んだのか打ち明けようと蘭珏は言いました。
あれには私の密書が入っていたが、私は売国奴ではない。20年前の真相を知りたいだけだ、私にも事情がある。
お前には何度も追い詰められたが、結局、命を救って貰った。お前は実直だが融通が利かぬ、来世ではその性格を改めろ。

で、張屏に背を向けて離れた時。背後で張屏が起き上がります。
びっくりして寄り添うヤロー共3人(大笑)

君子盟
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蘭大人、いーい台詞語ったのになー、死んでなかったー(^m^)

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