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陳情令 第2話「再びの大梵山」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
目次

あらすじ

莫家荘を出た魏無羨は、大梵山の周辺で人々の魂が奪われる事件が起きていることを知り山へと向かう。大梵山には、宗主となった江澄率いる雲夢江氏、師姉 江厭離の忘れ形見の金凌の率いる蘭陵金氏、そして藍忘機率いる姑蘇藍氏も集まっていた。魏無羨は墓守の老人の言葉から祠へと向かうが、そこにあったのは藍忘機と封印したはずの天女像だった。突然動き出して仙師たちを襲う天女に対し魏無羨は竹笛を吹くが、その時、死んだはずの温寧が現れ…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

ロバと一緒に、あてもなく?彷徨っていた魏無羨(ウェイウーシェン)は、大梵山(だいぼんざん)麓の水場で休憩中。
この人の瓢箪からの水の飲み方よっ。

このドラマで最初に驚いたのはコレかもしれません。これは魏嬰(ウェイイン)って人の飲み方なの?それとも中国ではこれが一般的なの?パカッと口を開けて注ぎ込むんだけど、だばだばだばだば零れるんだよね。お酒も同じ飲み方するの。
100歩譲って、水はいいとしよう。夏なら気持ちいいかもしれない。こんなにがっつり袖口も手甲みたいなので留めてたら、私なら濡れるのヤだけどな。でも酒は?絶対ベタつくだろうよ。ってな思いがぐるぐるしちゃってさー。

そこへやって来た一行。井戸に立ち寄った彼らは、大梵山に向かっている様子。もう近いのに風邪盤(ふうじゃばん)の針が動かない、変だなって言ってます。

あ、風邪盤も、16年前の夷陵老祖、魏無羨の作。
前回、姑蘇藍氏(こそらんし)の藍思追(ランスージュイ)達が、邪崇(じゃすい)を呼び寄せる招陰旗(しょういんき)を使ってましたが、風邪盤は良からぬもののいる方角に反応するものです。

彼らに話を聞くと、大梵山は道教の聖地だったが、なぜか廃れて、今は食魂殺(しょっこんさつ)が現れ、人の魂を吸うんだそうな。失魂症の症状が出た人がいるらしい。
風邪盤の針は動かないから、この地に食魂獣や食魂殺はいないと言う男に、もう1人はそれでは失魂症の説明がつかない、風邪盤がおかしいんじゃないかって、言い合いに。

おま、これを誰が作ったか知らないのか。
知ってるよ、魏無羨だろ?ヤツの霊器は完璧だってか?
完璧とは言わないけど、けなすことないだろ、憧れの方だっ!

飲んでた水を思わず吹く当人ね。
その場を離れようとするも、気紛れなロバたん、全く動かず。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
やーだもーん♪

そこへ、遠くのほうでひゃらひゃら動いていた女性、阿臙(アーイエン)がどうぞとリンゴを差し出しました。リンゴに反応するロバたん。
阿臙は子供のように手を叩いて、リンゴちゃんだ、リンゴちゃん♪って。隣のお母さんは困った顔をしてます。阿臙が失魂症の人みたいね。

小高い場所に立ち、大梵山を見上げる魏無羨。知っている場所です。「再びの大梵山」だからね。
そこに阿臙が登ってきました。山を見る彼女の表情は、さっきとは打って変わって真剣そのもの。そして突然、憑りつかれたように踊り出します。追って来たお母さんが止めるのを弾き飛ばすくらい。魏無羨は術を使って、阿臙を止めました。

結婚が決まったばかりの阿臙でしたが、許婚が失踪してしまったのだそう。阿臙が探しに行ったけど、戻って来た時には全く反応がなくなっていて、そのうちこの状態になり、突然大梵山に向かって踊り出すようになってしまったと。更に、父親も同様おかしくなって亡くなってしまったらしい。お母さん、気の毒過ぎる。

その時、遠くから助けを呼ぶ声。魏無羨が行ってみると、網にかかった人達が吊るされていました。そこに弓を持って走ってきた子、金凌(ジンリン、金如蘭ジンルーラン)。

400枚の縛仙網(ばくせんもう)を仕掛けたのに、愚か者のせいで無駄になったと言い放つ金凌。
咄嗟に隠れた魏無羨は、高価な縛仙網を400枚も仕掛けたって、さすが蘭陵金氏って思ってる。

蘭陵金氏…五大世家のひとつ。クリーム色、黄色、金色系の服装。直系の弟子は額に辰砂の赤でポチをつけている。お金持ちで有名な仙門で、門弟達も非常にプライドが高く、本拠地の金鱗台(きんりんだい)も長い階段の上、高いところに煌びやかにそびえ立つ。

自分が仕掛けた罠にかかっちゃった人達に憎まれ口を叩き、助けようともしない金凌は、めっさ傲慢そうで鼻持ちならないお子ちゃま。

そこへ、リンゴちゃんを探して阿臙が走ってきました。その声を聞いたリンゴちゃんが走り出てしまい、隠れていたのに引きずり出されて、地面に転がる魏無羨。
金凌は、なぜお前がって。
この仮面をしていた莫玄羽(モーシュエンユー)もさ、蘭陵金氏の前宗主、金光善(ジングアンシャン)の庶子だったからね。数年蘭陵金氏にいたから。

金凌は、痴れ者になったヤツだろ、叔父上が追い出して正解だ、そんな怪しげな恰好をして、莫家も恥ずかしくないのかって、いきなりの言いたい放題。
それを聞いて、ほー、莫玄羽、本当に隠し子だったんだなーなんて思っている魏無羨に、金凌は早く消えろ、色魔を見ると不愉快だ、だとさ。
誰が色魔だって魏無羨は怒るんだけど、彼はまだ知らないのよ、当時の莫玄羽の言動を。だから金凌に、失敬なヤツ、母親は教育したのかって口走ってしまいました。

怒りに任せて切りかかる金凌ですが、魏無羨に術を施した人型を背中に貼られ、うつ伏せのまま起き上がれなくなります。魏無羨は、金凌の剣を飛ばして縛仙網を切り、吊られた人達を解放しました。

外叔上に言いつけてやると言った金凌に、父親じゃなくて、外叔上ってのは誰なんだと魏無羨が聞いた時、それは私だとやって来た人物。
その声に、魏無羨、固まる。ひとりだけスローモーション。振り返れません。

外叔父は、江澄(ジャンチョン)でした。
1話冒頭に出てきてますよね。「魏無羨、死ぬがいい!」の人です。

江澄は金凌を叱り飛ばし、夷陵老祖の邪術を使うヤツは殺して犬の餌にしろだとさ。金凌の傲慢な口の悪さは、まさしく外叔譲り。
背後から魏無羨に剣を向けた金凌ですが、それを青い光に弾かれました。また咄嗟に隠れる魏無羨。また気付いたのね。白とか青はあの人だから。相変わらず気付くの早ーい。
琴の音と共に、藍忘機(ランワンジー)が登場。関係者揃い踏み。

藍湛(ランジャン)に対しても、めっちゃ突っかかる江澄。
魏無羨が消えた後、ずっとこうだったんでしょうかねえ。藍湛、修行中の高僧さながら。そういえば、姑蘇藍氏の先祖は僧侶って設定がありました。
でも、江澄に乗っかって偉そうな口を利く金凌には、禁言術をかけちゃいます。全く表情変えないけど、子供うるさいってムカついたんだな、きっとな(^m^)
思追が夜狩のルールと禁言術の説明をしてますけど、藍忘機の禁言術は、口が開かなくなって喋れなくなる術。魏無羨も若い頃、よくかけられてました。

夜狩…邪崇や良からぬものは夜現れることが多く、それを退治、狩るために修師(しゅうし)達は夜に活動することが多い。その行動そのものが夜狩と呼ばれている。昼間にやっても夜狩。江澄が「甥の手柄を奪おうとするのか」思追が「夜狩は平等に競うもの」と言っているので、修師達の修練の場としても、修練の成果として認められるものでもある模様。

ここで江澄の台詞に「この16年、各地を遊歴していたはずだが」というのがありました。魏嬰が崖から落ちてから16年、藍湛は彼を探していたってことですね。でもそういう江澄だって、ちょっとヒネクレた形で、魏無羨を探してたんだけど。
そしてこのシーン、ずっと藍忘機は半目です(笑)この状態をキープするのって大変じゃないのかな。
王一博は、最初の頃の藍湛の演技が眠そうだと言われてしまって、解釈を失敗したみたいなことを語ってましたが、この辺りの表情も該当するんだとしたら、呆れて全く相手にしていない雰囲気は充分出てますよ、眠そうっていうか、こんな噛みつかれ方も毎度のこと、まともに相手してらんない、あーめんどくさっ、に見えるもの(^m^)

そこへ雲夢江氏(うんむじゃんし)の門弟が、縛仙網が全て青く光る剣に切り裂かれたと報告に来ました。

雲夢江氏…五大世家のひとつ。青、紺、紫系の服装。蓮花塢(れんかう)という蓮の花いっぱいの美しい湖のほとりに建てられた本拠地は、港があり商人達も多く行きかい、活気のある庶民的で明るく伸びやかな雰囲気。江氏に仕えていたことのある両親を亡くした魏無羨が、当時の宗主、江楓眠(ジャンフォンミエン)に引き取られて育った場所。ただこれは代替わりする前の印象。江澄に代替わりした後の町の様子は確か描かれていないような。先祖は侠客。

陳情令
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ぷるぷるを、じぃー。

江澄は怒って紫電(しでん 江澄の武器)の右手をぷるぷるさせます。藍湛、そこ、じーっと見てますね。面白い。手を出したら咄嗟に動こうとしてるのかな。
江澄も藍湛に手出しするのは得策ではないと分かっているし、藍湛がよそのやり方に干渉するのは珍しいらしいので、必死で怒りを鎮めます。
思追が、縛仙網は姑蘇藍氏が弁償しますっていうんだけど、必要ないと言って去って行きました。

そこでようやく藍湛が喋る(笑)
物事は競わず、尽力すれば良いのだ。

本当にその通りだよなー。これはいつの時代にも通用しますね。
江澄やその影響を受けている金凌は、いつも人と競って勝つことばかりを考えている。そういう生き方はしんどいよね。勝っても勝っても、どこまでも満足しないんじゃないのかな。

藍忘機は木の陰に誰かいるのを分かっていながら、確認はせず去りました。
金凌の会話から、そこにいるのは莫玄羽ってのは分かってたかな。でも莫玄羽に用はないしね。

河原に座り込む、魏無羨。
水面に映るのは、若かりし江澄と、大好きだった江澄のお姉ちゃん(魏嬰からは師姐シジェと呼ばれています)、江厭離(ジャンイエンリー)の顔。
そこへ、背後の道を歩く人々の噂話が聞こえてきます。
幼くして両親を亡くし、両親の実家の金家と江家から溺愛され、甘やかされて横暴極まりない性格に育ってしまっている金凌のこと。両親の死が魏無羨のせいだと、現在も噂されていること。江澄がこの16年の間、魏無羨の術を使う者には容赦ない態度をとること。

金凌が、江厭離と当時の金氏の跡取り金子軒(ジンズーシェン)の子供だったと改めて理解した魏無羨。後悔して寝転んで目を閉じます。胸に去来するものが多過ぎるんだろなあ。
そこに、戻ってきたリンゴちゃん。偉いな、起こしてくれてるぞ。今、唯一の仲間ね。

姑蘇藍氏の門弟達も、食魂獣や食魂殺を探し回っていますが、やはり痕跡がないみたい。
人影が走った石造りの建物を見つけて行ってみると、そこにいたおじいさんは、温家に頼まれた墓守だと言いました。16年前は隆盛を誇っていた、でも滅亡してしまった温家関連のお墓のよう。

妓山温氏(ぎざんうぇんし)…五大世家のひとつ。赤系の服装。不夜天城という火山の合間に作られたような場所に本拠地を持つ。当時の宗主、温若寒(ウェンルオハン)は仙門世家をまとめる仙督という立場にあったが、支配欲が強く、力で世界を掌握するため、各地に散らばっている「陰鉄」を探し集めながら、各仙門を襲撃していた。「射日の征戦」と呼ばれる戦いにより、仙門(門派)も世家(温氏)も滅ぼされている。

おじいさんは、舞天女の祭られている大梵山山頂の祠を見てくるといいと言います。石像が生きている人間のようだと。
おじいさんが、温の主人の言葉を思い出そうとしている間に、思追と景儀(ジンイー)達はとっとと行ってしまうの(^m^)落ち着いて見える思追も、意外とせっかちね(笑)
おじいさんが思い出した時には、彼らは歩き去った後でした。
あの石像は動くんじゃ!

温の旦那って誰かな、やっぱり温若寒かなあ。
ここまで荒れる前の、16年前のこの場所は後に出てくるのですが、温家の傍系一族のお墓なんですよね。傍系の生き残りを引き取ってますので、やっぱり温若寒かな。

河原では、リンゴちゃんが一生懸命草を食べています。が、その草が光ってる。聚霊草(しゅうれいそう)って草で、地中の霊力を吸って光ってるみたいよ。修師のお墓の側に生えるようです。リンゴちゃん、偉いじゃん。

魏無羨も、温家の墓に着きました。
16年前にも来てるんだけど、そのことは忘れちゃってる感じ。この人はこうして記憶が飛んでることも多いんだよね。舎身呪(しゃしんしゅう)のせいでしょう。
でも墓守のおじいさんに、温家の墓だと聞いた魏無羨に、記憶の断片が蘇ります。
赤い服の女性、舞天女の像、踊る阿臙。
魏無羨は、大梵山の異変は食魂殺の仕業じゃないと気付きます。そして、何も知らずに食魂殺探しをしている金凌が危ないことも。

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その頃、山頂の祠には、思追と景儀達がいました。景儀くん、いろいろ知ってるのね。で、風邪盤も使ってるのね。この祠はご利益があると聞くけど荒れてるなーなんて言ってると、そこに金凌が来てしまいました。それほどご利益があるなら、私が願掛けしよう「大梵山で魂を食ってるやつを私の前に連れて来い」
…あほう。実現しちゃったよコレ、ってなるに決まってる流れじゃん。

石像が笑い、先頭に立っていた男の額が光って倒れてしまいます。
そして石像が動き始めちゃったよー。
間に合った魏無羨が、お札を石像に飛ばして動きを鈍らせ、その間にみんなを逃がします。

魏無羨は思追に、煙霧弾を上げて、含光君を呼んでくれと言いました。あれを鎮めるには、藍湛の琴じゃないとダメだと思ったのかな。でも、思追も景儀も、莫家荘で使っちゃって予備も忘れたって。含光君に叱られるーって、顔が引き攣ってる景儀くんが可愛い。魏無羨は、罰は同じ過ちを繰り返さないためだぞって、お兄さん風味。

どうして魂を奪ったのが天女だと分かったんですかって思追が聞くと、魏無羨は古い墓を見たと言います。意味の分からない思追達に、姑蘇藍氏はもっと実用的なことを学ばないとーなんて言ってから、説明する魏無羨。

食魂獣や食魂殺は、まだ散っていない使者の霊識、魂を吸収するんだって。あのお墓は陰の気が強く、まだ霊識は散らずに留まっていた様子で、周辺に聚霊草が生えていた。そこに食魂獣や食魂殺の餌があるのに、なぜ生きた人間を襲う必要があるのか。だから原因は食魂殺ではない。

麓の茶屋には、藍忘機と江澄が座っています。目も合わせず、会話もせず、微動だにしない藍湛と、指でこつんこつんテーブルを叩いている江澄。
しいーん…
お店の主人も、めっちゃ気まずそうなんですけどっ(笑)

阿臙の件も、許婚が消えて舞天女に神頼みをしたから、そこで魂を吸われた。娘がおかしくなったら、父親も娘の霊識を戻してくださいと神頼みをする。舞天女は一旦吸い込んだ阿臙の霊識を、父親の願いを叶えて吐き出したけど、魂はどこか損傷してしまっていて、更に舞天女の影響を受けて踊るようになったってことかな。

そして今、金凌の願いを叶えて舞天女は動き出した。じゃあ、金凌をどこまでも追ってくるのでは?

歩き出した舞天女は、金凌の矢が当たっても全然効いてませんね。金氏の門弟たち、ペッシペシ叩かれて吹き飛ばされてます。
昔、藍湛と一緒に封印したはずなのに、なんで復活してんだって思いつつ、魏無羨は咄嗟に景儀の剣を抜き取り、傍らに生えていた竹を切って笛を作り、吹き始めました。

…早くね?笛作るの。笛っていっぱい穴開けるよね?とか、舞天女、もちっとなんとかならなかった?とか、いろいろと思いは生じるとは思いますがっ。まあまあ、まあまあ、まあまあまあ。
でも突貫で作った笛なので、微妙に音階が甘い辺りも、ちゃんと音に反映されてるんですよっ。

舞天女は真っ直ぐに金凌に向かっていきます。
その時、山あいから体中に鎖を巻き付けた、黒衣装の人物が飛んできました。白目がありません、全部真っ黒。首にも黒いひび割れが入り、人と言っていいのかどうかって感じの風貌。温寧(ウェンニン)でした。彼はひと蹴りで、今にも金凌を叩き潰そうとしていた舞天女の腕を破壊します。

陳情令
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え、マジか。

魏無羨は笛で温寧を呼び出そうと思った訳ではないので、やって来た温寧に驚いています。射日の征戦後、温氏は傍系含め全て抹殺されたはずだったのに。なぜ生きているのか。温寧のはずがないと。
周囲も、あれは鬼将軍(訳あってあのような姿になった後、温寧は鬼将軍と呼ばれていた)では?って。公的には、16年前、鬼将軍温寧は、夷陵老祖魏無羨と共に消滅したことになってたんだね。こうやって見返してみると、ゴシップ好きみたいな景儀くんの物知りっぷりは、場面説明になってたんだなあ。

尚も襲ってくる舞天女。急いで笛を吹く魏無羨。
音に反応し、また舞天女に向かう温寧は、完全に舞天女を破壊しました。

それでも魏無羨は、温寧のはずがない、幻影だ、誰が作り出したって言ってるけど。
魏無羨が復活したことを知っていて、笛で温寧を召喚させるだろうと見込んでってところまで、誰かの計略だとしたら、これは相当に手が込んでいます。前回の講談師にお金をやって、わざわざ今、夷陵老祖の話をさせた人に、ちょっと思いは行きますが。だとしたら、莫玄羽の舎身呪にも一枚嚙んでるってことになるでしょ?

見上げた山の中に、また逃げていく人影。
思追達がお墓の前で見た人影に似てるね。

夷陵老祖はいない、恐れるなって言いながら、温寧に向かっていこうとしてるのは、さっき井戸のところで、夷陵老祖は憧れの人だって言った人だったなあ。
包囲されても動かない温寧。魏無羨はまた笛を吹きました。
激しく拭けば狂暴性が増すから、制御して落ち着かせようと。
でも、丁度、景儀が首を持ち上げられてしまっているところ。
魏無羨が吹いたのは、エンディング曲にもなっているあの曲でした。
穏やかな表情になって景儀を放した温寧は、ゆっくりと魏無羨の元に歩いて行こうとします。後ずさりしながら、温寧を周囲から遠ざける魏無羨。

その時、魏無羨は背後に立った人にぶつかります。白い着物。
手を掴まれ、驚いて曲を止める魏無羨。温寧が戸惑ったようなのを見て、腕を掴まれたまま、笛を再開。温寧は逃げて行きました。

慌てて藍忘機の手を掴む魏無羨です。温寧を追わないようにだと思うんですが、藍湛、んもー、食い入るように見ています。だってこれは魏嬰だって証拠があるから。他の人には絶対に分からない、藍湛にしか分からない証拠が。

でもそこに、江澄が来てしまいました。
温寧が来たと証言するみなさん。消滅したのにそんな訳があるかと言う江澄。
ヤツが呼んだんだと、魏無羨を指す人。
そして未だ、その手を放さないわんじーね(^m^)

上等だ、戻ってきたかと言って、紫電に力を籠める江澄。
藍湛が琴を出して、紫電を跳ねのけますが、その隙に逃げようとした魏無羨は紫電に撃たれてしまいました。でも何も変わりはなく、ただ痛ぁ~って倒れただけ。

紫電には、奪舎(魂を別人の体に移す)した者の魂を取り出す効力があるらしいんですが、莫玄羽は魏無羨に体を取られた訳ではなく、自らの命と引き換えに魏無羨自身を蘇らせたので、ドラマの場合、魂も体も魏無羨本人のもの。紫電で魂を取り出すことは不可能なんですよね。舎身呪はドラマでは全て肖戦が演じるから作った設定みたいです。原作では献舎(体の持ち主が願って自分に別人の魂を入れる)。体は莫玄羽のものだけど、奪舎じゃないので魂は出てこなかったっていうね。
ここでも景儀くんが説明がてらガンガン言ってます。

魏無羨は死後、魂も骸も見つかっていないのに、奪舎できると思います?
死んだとは限らん。
あ?殺したの、江宗主では?

景儀くんに言い負ける江澄(笑)そこには言えない本当のコト。
そして16年前の当事者3人の間には、びみょーな間。

陳情令
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16年前に戻りたい。蓮花塢に戻りたい。たとえ夢でも、目覚めたくない。
そう思いながら、後ろに倒れる魏無羨。

そして「阿羨」と呼ぶ、師姐の声から繋がる16年前。

小舟の上で昼寝をしていた魏無羨を呼ぶ、師姐の声。
起きないと犬を放つぞって江澄の声。
犬!?って慌てて起きる魏無羨を見て笑う、江厭離と江澄です。
平和な風景。魏無羨は江澄の肩を抱いて、2人とも笑顔ですからねえ。

3人は、姑蘇藍氏の雲深不知処(うんしんふちしょ)の座学に行く途中、彩衣鎮(さいいちん)の町に着いたようです。姑蘇藍氏では毎年、各世家の若い弟子達を集めて学問を教えているんですね。
観光気分で楽しんでる魏無羨と、雲夢江氏として周囲から足元を見られないようにしろなんて小言を言う江澄。両極端だなあ。真ん中はないのか、この2人。
この頃は10代半ばから後半だと思うんですけど、こんなコうるさい高校生、ヤだわ←
周囲のことなんて気にせず、ちょっと傲慢なところもあってやりたい放題だったこの頃の魏無羨も、ちょびっとナンなんですけどねー。
そんな2人を優しく見守るお姉ちゃんという、3人の関係性はこの数分ですっかり描かれてます。

いやー、長すぎたな。説明含めて、書き込み過ぎたかなあ。1万字超えました(笑)
そして次回から32話まで、過去編となりますよ。

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