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「少年歌行~Beginning of the Legend~」を見ています【1】青、赤、白少年(みんな少年には見えないけどな?)達のケミがどう転がってくんでしょうか。

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少年歌行

想像以上に武侠。戦ってばかり。そもそもそういう物語だったんですね。事前情報、入れなさ過ぎた(笑)
ただし、周囲がバタバタ戦っている中、今のところ主人公、蕭瑟(しょうしつ)はスーンとしてます。「純真ロマンス」の時みたいだけど、こちらのほうが、ちょいっちょい感情を隠しきれないのが見え隠れしてる。
でも李宏毅(リーホンイー)はきっとこの、スーンのほうが多いんだよね?
「パラレル・ラブ」「劉皇后の仰せのままに」の印象が私の中ではめっちゃ強いんですが、あっちのほうが特殊だったんだわ(^m^)

目次

所感 ネタバレです

それにしても、組織が、登場人物が多過ぎるっ。
人がどんどん出て来るので、全く覚えられないし、派閥がいくつあるのかも分からない。
理解したくてまとめたくてウズウズしていますが、でも絶対めんどくさい(笑)

数話見たところで、ん?と思ったのは、美坊主の無心なんですよ。
話聞いてたら、17才みたいじゃんっ!人質として連れてかれたのが5才で、その期限がもうじき来る、12年経ったとかって。えー!メインの3人の中では、見た目いっちばん落ち着いてますけどー?(笑)
いや、中国ドラマはさ、平気で30代半ばに10代半ばの役をさせたりするけども。

多分、お話の中での年齢順は、蕭瑟@李宏毅が一番上で、無心@劉学義(リウシュエイー)、雷無桀(らいむけつ)@敖瑞鵬(アオルイポン)の順なのかな、無心のほうが下か?とも思ったけど不明。
実年齢は、劉学義、敖瑞鵬、李宏毅のようですね。劉学義と李宏毅、8才差。だーよねえ。見えるよ、それくらい差があるように。

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タイトルのように、青、赤、白の3人がメインです。
最初は、青、蕭瑟が主人をしている雪落山荘って閑古鳥の鳴いてる宿屋に、赤、雷無桀が来て強盗を退治してくれるんだけど、委細構わず暴れて、宿の設備を壊しちゃう訳よ。それを弁償させるために、雪月城に行って弟子になるっていう雷無桀に、蕭瑟も同行します。弁償の借金は口実で、雪月城と聞いて、何か目論見があったんだね。

道中、中身は知らないまま金色の棺を運んでいた唐蓮(雪月城の大城主、百里東君の筆頭弟子であり、唐門の弟子でもある)と出会うんだけど、その棺はあちこちの勢力から狙われていて、なんだかんだ2人は唐蓮を助けることになる。
その棺の中に入っていたのは、白、無心だったんですね。この人がただ者じゃなかった。

とはいっても、3人共、ただ者じゃないんだけど。

少年歌行
画像出典 百度百科

まず、蕭瑟は、実は第6皇子の永安王、蕭楚河(しょうそか)です。
だけど、慕っていた叔父琅琊王の冤罪を信じて庇い、父皇帝に平民にされ追放されてしまってた。
文武共にかなり優秀で、皇太子の最有力候補だったんだけど、追放された直後に襲われ、内力を廃されてしまったので、現在は内力を必要としない軽功しかできません。琅琊王を陥れた勢力とか、この犯人捜しとかが、この人の目的かな。
そんな出自なので、どこの誰がどう繋がっていて、みたいな界隈事情にはめっちゃ詳しい。だからいつも訳知り顔でスンッとしてるし、戦闘となると、するりと下がって高みの見物。
それでも一緒に行動するうちに、赤と白のことを気に掛ける素振りもちゃんと見せるツンデレ。
あ、内力とか武功とか、言い方はなんかもうごっちゃなんだけど、武侠における「そういうモノ」ってことで。

少年歌行
画像出典 百度百科

雷無桀は、雷門、雷轟の弟子。
母親は天啓四守護の青龍使だった李心月、お姉ちゃんは、雪月城の二城主、剣仙、李寒衣っていう、武侠エリートの出です。
ただ、この子は最初、母親やお姉ちゃんのことをほぼ覚えてないし、素質はかなりあってもまだ発展途上。冒頭雪落山荘では勝つけど、その後は負け続けながら強くなっていき、雪月城ではお姉ちゃんとは知らないまま、李寒衣の弟子となり鍛えられます。
人懐っこく言動もわちゃわちゃストレートでお人好し、更に無知ゆえのトンチンカンなので、蕭瑟からは、ボンクラと呼ばれてる(^m^)
この人は多分、熱血のまま流れに任せて行くうちに、気付けば強くなってて、あ、そんな役割があったんか、俺、よし、分かった!って感じになってくのかな。

天啓四守護ってのは、天啓城を護る4人の守護者で、青龍使、朱雀使、白虎使、玄武使。
令牌を持ってて、継承していくものらしい。
見進めていくうちに、皇帝を護るものではなかったことが分かりますが、序盤でその話は出てこない。
親世代の青龍使は、雷無桀の母、李心月。
朱雀使は、雪月城の三城主、槍仙、司空長風。
白虎使は、百暁堂の主、姫若風。
玄武使は、唐門の長老、唐怜月。
これを、ドラマの中でそれぞれ、少年世代が受け継いでいく感じみたいね。

でもこの人達、琅琊王と仲良しだったらしく。だからきっと、疑心に駆られて弟を反逆者と見做した皇帝に対しては、表に出しはしなくても、思うところは持ってそう。
回想シーンで、雷無桀ママが体を張って、琅琊王の処刑を阻止しようとしたら、琅琊王が状況を慮って、自害しちゃってたので。

天啓四守護以外でも、司空長風周辺の親世代のほとんどは、蕭瑟が蕭楚河だってことは分かっていて、でも本人が公表しないんだから、蕭瑟ってことで、ま、見守っときましょかって姿勢です。
皇帝に楯突いて追放された皇子に対して、周囲の目が生温かいのは、この追放劇が意外とコテンパンにされたのではないってことなんでしょうかね。とはいえ、当人は武芸も出来なくなってるので、結構捻くれてる感(笑)

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そういえば、五大剣仙ってのもいたか。
雪月剣仙、李寒衣。雪月城の二城主、雷無桀のお姉ちゃん。
玄剣仙、趙玉真。望城山に引き籠ってて、お姉ちゃんとは若い頃からの訳アリ。早いとこくっついとけばいいのに、お姉ちゃん、拗らせ過ぎ。武侠女子のヤヤコシサの典型に見える。司空長風の娘の司空千落も、今のところ妙に対抗意識を燃やして蕭瑟を追いかけ回してるけど、同じ匂いがするよ(^m^)
怒剣仙、顔戦天。ニ皇子、白王の師父。背景はまだ分からない。
孤剣仙、洛青陽。七王子、赤王の師父。同上。
儒剣仙、謝宣。この人も背景は分からないけど、司空長風の宴会にひょっこり参加して、蕭瑟を眺めてシミジミしてた。雷無桀と葉若衣の剣舞に琴の音色をつけた蕭瑟に合わせて、笛吹いてた風流人って感じ?

あああ、葉若依がまだ出てきてなかった。この子は、琅琊王に忠誠を誓っていた大将軍、葉嘯鷹(ようしょうよう)の娘で、体が弱く雪月城に預けられて養生している、蕭楚河の幼馴染。一目で蕭瑟=蕭楚河と分かったけど、賢い人なので、蕭楚河が望まないのを察し、言葉にはしません。んで、雷無桀が一目惚れしちゃってる(^m^)

少年歌行
画像出典 百度百科

そしてようやく無心。
無心は、亡くなった寒水寺の忘憂大師の弟子なんだけど、本当は魔教、天外天ってところの跡継ぎ、葉安世です。
和平協定の人質、期限は12年って形で、5才の時に預けられてた。忘憂大師にはとっても大事に育てられて、羅刹堂32の秘術を極めてたりする、齢17にしてとてつもない強さと、妙な落ち着き(笑)
強過ぎる上、心魔を見透かせる術が使えるらしく危険なので、亀息の術を使って、内力を封印できる棺の中に入って運ばれてたらしい。
だけど、お金がないからって、蕭瑟と雷無桀を無理矢理同行させたり、お礼のつもりだかなんだか、勝手に2人に技を教えてくれたり、大人っぽく見えるものの、結構なマイペースさん。蕭瑟に心魔を見透かす術、こそっと教えてたよね?(^m^)
ただ、2人のことは最初から、妙に気に入ってたりする。おっさんだのじいちゃんだのじゃなくって、年の近い実力者のズッ友が欲しかったんだもーん、だって。ってのがもしかしたら本音なのでは?(^m^)

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あ、そうそう、無双城の無双くんって剣の箱背負った強い少年が出て来たんだけど、この子、絶対どっかで見てると思ったら、「成化十四年」の泥鰌くんじゃんっ!汪植の情報屋だった浮浪児集団の。
いやあ、数年しか経ってないのに、おっきくなったね。10代ってスゴイなー。メキメキ成長する。

登場人物が多いので、見たことある人もかなーり多いです。
まずこの間まで見ていた「蓮花楼」の出演者がいっぱい。
司空長風は、蓮花楼の皇帝役、何中華さん。この方のお名前は日本読みしちゃうと絶対忘れないね(^m^)
百里東君は、皇城司、軒轅簫(けんえんしょう)。
雪月城の長老、尹落霞の弟子、落明軒は、天機山荘の護衛、展雲飛(てんうんひ)。
剣仙謝宣は、百川院、紀漢仏(きかんふつ)。
無心の父、葉鼎之の親友だったけど、裏切ったらしい王人孫は、笛家の当主。この方はもーあっちこっちでお見かけする王力(ワンリー)さん。
寒水寺の無禅は、女宅で一緒だった施文絶(しぶんせつ)。
無了大師役だった沈保平(シェンバオピン)さんもあちこちでお見かけしますが、ここでも国師、斉天塵。
雷無桀ママ李心月は、四象青尊の妻、両儀仙子(りょうぎせんし)。

「山河令」の大巫(ダーウー)が白王、無常鬼が五大監の瑾言、開心鬼も瑾宣。こっちでは瑾言より偉い。柳千巧(リウチェンチャオ)姐さんも月姫役で早々に出て来ました。
「三国機密」の徐福が赤王、任紅昌が宣妃。
「陳情令」金子軒(ジンズーシュエン)が趙玉真で、名前があったかどうか分からないけど刺客役で温逐流(ウェンジューリウ)もいたよ。
「劉皇后の仰せのままに」の魚長崖も蕭淩塵役で出てきます。
皇帝は「琅琊榜」と同じ人だし、冤罪で死んじゃった皇弟は琅琊王って称号だし(^m^)
「慶余年」宮典も洛青陽役で。

関係性がなっかなか覚えらないものの、10話過ぎてようやく面白さが分かってきたかも。
雷無桀だけ見てると、強敵と対峙する度に、どんどん強くなる少年ジャンプ系に見えますが、さて、スンスン蕭瑟と、時々お茶目な無心が今後どうなってくんでしょう。

そういえば、親世代の若かりし頃の物語が「少年春風~The First Generation~」ってタイトルで第二弾として、今、ホームドラマチャンネルで放送中なのかな。いずれどこかで配信来るかなあ。

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作品情報

  • 制作 2022年発表 全40話 优酷
  • 原題 「少年歌行」
  • 原作 「少年歌行」周木楠
  • 監督 尹濤(黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~)
  • 脚本 周木楠

人物相関図

少年歌行 人物相関図
画像出典 百度百科 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
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