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天才基本法 第11話 第12話 あらすじとネタバレ感想

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天才基本法
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第11話 あらすじ

紀江は遠出の撮影を断り、裴之を“恋敵(ライバル)”と見なし、林朝夕への想いを彼に伝えに行く。紀江から林兆生の病状を聞いた裴之は見舞いに行く。林兆生に裴之の記憶はなかったが、2人はすぐに意気投合する。林朝夕は裴之に、ドイツで何があったのか聞くが、裴之は“やるべきことが終わったら話す”と伝える。裴之は“死んだ父親”の調査をしていた。一方、林朝夕は数学のブランクを埋めるため、学習塾に通おうとしていた。

みるアジア

第11話 ネタバレ感想

アイドル、紀江(ジージアン)の事務所前。入り待ちのファンが群がってます。
マネージャーの陸志浩(ルージーハオ)が囮になって、既に建物内に入ってた紀江。でも引き返し、自分の言葉でファンに話しました。
交際や結婚報道は釈明しても無駄だと思い、放っておいた。皆さんの応援には感謝している。今、恋人はいないが、自分も大人、好きな人もいる。交際したら隠さず発表する。

中に入ると即、陸志浩に、曲解されると困るから出て来て話すなって言われてるけどね。
いや、それにしてもよ。ちびの頃は、浅黒い顔でひょろんっと背の高かった陸志浩と、天パの子ザルみたな紀江だったのに。
大きさと色味入れ替わっちゃったのか?みたいな現在の2人よ(^m^)

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紀江にはいい脚本が届いているらしい。撮影場所が遠い地方なので、スキャンダル後に姿を隠すには最適だと陸志浩は言うけど、紀江は行かないって即答しちゃってるわ。
演出家も脚本も最高、撮影班も一流、人気商売だとしてもいい仕事をすべきと、マネージャーとしては至極真っ当な意見の陸志浩。
いわゆるアイドル商売は、いつまでも続けられないもんね。年齢的にもこれは良いチャンス。ここで乗ってステップアップすべきってのは、当然だよなあ。更にこの事務所、紀江が社長で他に所属がいるのかいないのか知らんけど、社員も結構抱えてるよね。紀江にはそれだけの責任がある。

紀江は、好きな子が出来て、ライバルがいる、今、肝心な時だと言いました。
やっぱり女かよ…みたいな陸志浩だけど、同級生で3組だった林朝夕と聞いて、裴之(ペイジー)の彼女かと、すぐに分かっちゃう。天才裴之が目立ってたのか。
で、え、ライバルって裴之か、とな。紀江は、でも今付き合ってないと言うけど、陸くん、裴神って呟いてる(笑)それ、あだ名だったの?すごいピッタリ(^m^)
陸志浩は、社長はお前だから好きにするといい、でも何かする前に、理性的に社員やファンのことを考えろと言いました。
正論は言うけど、押し付けはしないのねー。

紀江は裴之のジムに行き、静かなところで話したいと裴之の部屋へ。

と、ここでヘンなことに気付いちゃった。
階下のジムでは、みんな裸足で練習してたのに、裴之だけリングシューズみたいなの履いてたんだけど、部屋のドアを開ける裴之は、普通のスニーカーなんだよ。いつ靴まで履き替えた?みたいな(笑)ま、いいケド。

同級生だったけど、🍓での2人は、存在は知ってるって程度だったんだね。
だけど裴之はすぐに、紀江が朝夕絡みで来たことに気付いて、部屋に入れたみたいよ。
その上、朝夕が好きなのか?って、ニコリともせずにストレートに聞くもんだから、紀江、慌てる(笑)
裴之は、帰国して半年、彼女以外、昔の知り合いには会っていない、俺たちは特に親しくない、だから彼女の件だろうと思い、朝夕は率直で人に気持ちを託さないから、紀江は自分をライバルだと思って探りに来たんだろうと読んだんだそうな。
一瞬で、そこまであーた。普通の人は、もしかしてそうなのかな、んーでもなー、みたいなのが混じるのに、言い切っちゃって、それがズバリの裴之はさすがだ。

苦笑いになった紀江だけど、でも間違ってる、俺たちは親しい、一緒に暮らしたなんて🧀の話をするもんだから、裴之に、デタラメ言うなら帰れと言われてしまう(笑)
紀江は、朝夕をどう思っているのか、本気でないなら別れて欲しいと言いました。
君に関係ないと言われた紀江は、彼女のために来たと。苦労してやっと目標を見つけたのに、父親が病気になり、そして君が現れた、彼女に時間を無駄にしてほしくない。
林兆生(リンジャオション)が重病だと聞き、さすがの裴之もちょびっと表情が動きましたな。

アルツハイマーの兆生の症状を説明した紀江は、できれば見舞いに行って欲しいと言います。
裴之は、朝夕に会えというのが意外だったみたいだけど。紀江は、朝夕の決断を待つのではなく、その気がないならはっきり言って欲しいと。
キャッシュカードを叩きつけて、消えろって言われると思ったって笑う裴之に、紀江も笑って、145万元入ってると、キャッシュカードを出しました。
驚く裴之。3000万近いよね、2022年のレートで。

そこに裴之ママ。
愛想を振りまきながら帰る紀江に、忘れ物とキャッシュカードを返す裴之。

夜、裴之は部屋で考え込んでました。
子供の頃の家族写真、朝夕の小さい頃の写真を眺めて。
高校生の頃、兆生に数学を教わりに行きながら、朝夕との交流も深めていた裴之。
小さい頃の写真を交換しようみたいな話になったらしいんだけど、裴之は素直に手渡したのに、甘えながら、はぐらかして引き延ばす朝夕。

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あー、ありがちだけども。こういうの、カワイイのかなあ。私は2回やられたらイラッとするけどな(笑)裴之にとっては、楽しい思い出なのかもしれませんな。わざわざ思い出して微笑んでるし。

兆生は朝夕を急かして帰宅途中。「スラムダンク」を見たいんだとさ(笑)
でもそこに、裴之が待っていました。師匠が病気だと紀江から聞いたと。
師匠って俺か?と兆生。裴之の記憶も当然ないもんねえ。裴之は過去から来たと聞きましたって、ちゃんと話を合わせてくれます。
朝夕がご飯を作っている間、ちょいと数学の話をしただけで、すっかり裴之を気に入ってしまう兆生。
彼が息子なら良かったとか言って朝夕を怒らせたり、裴之と一緒にバスケしたり。2人がちょっと目を離した隙に、人のセグウェイを借りて楽しんでたり。

兆生に付き合ってくれた裴之を送る朝夕が、思い出話を始めます。
昔、裴之が帰る時、一緒に歩きたくてわざとアイスを買いに行くと言って一緒に出たとか、3話で出て来た画数が同じなら縁がある云々で、16画の林东夕に改名した話とか。
でも裴之、俺の名前は17画って(笑)

裴之は、ただ見舞いに来たと言ったものの、もう会うのはよそうと告げました。君とは無理だと。
納得できない朝夕。だけどさあ、何も言わずに留学しちゃって4年も放っておかれたってだけで、タイガイだよね。一緒に過ごしていたとは言え、想いの天秤は朝夕のほうが重かったのでしょうけど。
でもま、何かあったには違いないだろうし、事情を聞かなきゃ、前に進めないって気持ちも分かるけど。

裴之も、腕を掴まれ、ぎゅっと握っちゃった朝夕が慌てて服を掴み直したのを見て笑っちゃって、別れの雰囲気を作ったのに、もう作れないって、泣き笑いになっちゃってるわ。
でも裴之は、やるべきことがあると言いました。待てる?終わったら全て話すよ。
朝夕は、4年も待ったから平気と言って、裴之を帰しました。

🍓裴之が何を考えてるのか、分かり難いよねえ。
別れを告げたのは、紀江に言われたのも響いたんだろうけど、言われてなかったら、曖昧なままでいるつもりだったんだろか。それでも涙ぐむくらいには、裴之も朝夕が好きだったようだけど。
あれでもう終わった仕方ないと思ってた朝夕が、未だに思ってくれてたってことには驚いたでしょうが、ならばもう4年と半年経ってるんだ、とっとと事情を話しやがれっ!(笑)

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家に帰ると、兆生が自分は大学教授になっていたのかと誤解してました。師匠の自分は裴之の指導教官なんだなと。冗談で誤魔化す朝夕。辛いね。ただ、数学の天才で三味大学の大学院にまで進んだこの人が、学校の会計係をしていたってのにも、複雑な事情があったりするんだよね。朝夕は知らないんだけど。それも、おいおい、分かってきます。

裴之は部屋のパソコンで、ボイスレコーダーの音声を聞いてました。
何度かその声域分析画面みたいなのは映っていたので、既に何度も聞いてたっぽい。
何か事故の状況を説明している音声で、運よく軽傷で病院に運んだと言っているのは、父親の声っぽい。

翌日、でっかい生きたロブスターを持って現れた紀江。
兆生の誤解に口裏を合わせてと頼む朝夕。3人は仲良く調理するんだけど。
食べながら、裴之の話をする朝夕。裴之に以前好きだと言ったけど、この間、無理だと言われたとか、でもそれは一旦解決して、また数日後に会うとか。その反応を見た兆生は、紀江が朝夕を好きなことに気付いてしまったり(笑)意識が学生時代に戻ってからの兆生、結構元気に安定してるよね(^m^)
朝夕は兆生に、三味大学の大学院を受けるつもりでいることを話しました。

裴之は、亡くなった父親の同僚を訪ねて、警察へ。
廃棄物保管室にあったというボイスレコーダーを見せて貰うと、裴之が持っているのと同じ型。
ボイスレコーダーから聞こえてきたのは、兆生の声かな、娘が腕を引っ張って助かった、と言ってる。こっちの声は警察保管の方の音声かな?
この機器の使用は2011年からで、去年からビデオに変わった。🍓の裴之の父親が亡くなったのは2009年、この録音は2013年の2月。彼の声じゃないという同僚に、裴之は父の声ですと言います。
でも2013年のひき逃げ事故は1件のみで、内容も裴之のレコーダーとは異なると言ってるから、やっぱり兆生の声が入ってたのは警察のもののほうか。

🍓では裴之パパが既に亡くなった後の事故で、録音内容は兆生の声だすれば、裴之のレコーダーは🧀世界のものだと、視聴者にはもう分かるけど。
ただ🍓でも確かに事故は起きていて、その後遺症で兆生は今アルツハイマーを患っている。
なら🧀では裴之パパが生きていて処理していて、兆生も頭を打っていない可能性もあるってコト?

朝夕は紀江に送って貰い、受験塾を見に行くことに。
途中で陸志浩から電話が入り、紀江は有名な受験塾を探してって頼んでるよ。陸くん、呆れてる(笑)
そしてそして、陸くんお勧めの受験塾で、アイツに会ってしまう訳よー(^m^)

第12話 あらすじ

学習塾は張叔平が校長を務めていたが、哲学を専攻したのに超一流大学院の数学課程を目指す林朝夕は入塾を断られ、独学に切り替える。裴之はドイツで軽度の精神病を患い、ボクシングで克服したことを林朝夕に明かす。さらにある日突然出現したレコーダーに“死んだ父親”の肉声が入っていたため、裴之は父親が生きていると考え調査していた。林朝夕は突然出現した“集合写真”のことを思い出し、裴之に並行世界(パラレルワールド)での出来事を話す。

みるアジア

第12話 ネタバレ感想

🧀世界の陸志浩を知ってる2人は、電話での会話に笑いながら受験塾へ。
入塾したいと言う朝夕に、説明員の女性は、哲学選考で三味大学の大学院数学科への合格は無理だと言います。塾としての実績、合格率を上げるために、受かりそうにない学生は断る方針らしい。

帰ろうとした朝夕は、歩いて来た張叔平(ジャンシューピン)を見ました。どうやらここの校長らしい。
思わず声をかけてしまった朝夕だけど、話すうちに、あ、🍓では面識なかったと気付く(笑)
朝夕といい紀江といい、うっかりが過ぎる(^m^)

その足で、裴之のところに行く朝夕だけど、部屋には裴之母がいました。
相変わらず、自分の思い通りに息子を動かしたいらしいこの人。裴之がジムで働きたいと言ってるのに、勝手に就職の斡旋を義姉に頼み、面接に行かない裴之に自分の顔が潰れたと文句を言ってる。
「家族の名において」でも思ったけど、中国の母親ってこんなんが多いのかねえ。

まだ話の途中なのと言われて、階下に降りる朝夕。
朝夕が出て行った後、まだ林と会ってるのと言う母。
ただこれは、朝夕ではなく、兆生なのかな。

朝夕は、ジムのインストラクターに誘われて、ミット打ちを試してました。
ここでは、朝夕の告白を知ってるみんなから裴ねえさんって呼ばれてたんだけど、それを、降りて来た裴之母が聞いてしまう。裴ねえさんって何?と裴之母に聞かれたインストラクターは、とっとと退散。
きっとジムでも、裴之母の苛烈さは有名なんだろなあ。日本人の感覚では、こりゃ恥ずかしいよな、息子にとってみればと思うんだけど、あちらではそこまでの感覚じゃなさそうなんだよね。

怖い怖い裴之母は、朝夕を見据えて言いました。
会えてとても嬉しかった。母子家庭になって苦労してるの。裴之は時々辛そうなの。あなたのような子が側にいてくれたら、彼に頼れる人が出来る。2人の交際に反対はしない。彼を死なせたくないなら、数学から遠ざけて。

そう話す顔は真剣そのものなんだけど、二階から見ている裴之を見上げる顔は、心配する息子を見る目じゃない。憎々し気に見上げて、怒ったように去っていく。本当におかしい、この母は。

裴之は朝夕に、さっきの言葉は、自分がまた数学を学ぶと思ったからだと言います。
もう隠したくないと、裴之は打ち明け始めました。

裴之の母方の祖父は1980年代、数学教師で天才数学者だったらしい。
裴之の才は母方のじいちゃん譲りだった訳ね。1980年代って中国が大きく変わった時期だったっけ。天安門事件も80年代末。

祖父は研究で成果を上げ、北京の学術会議に招待されたものの、祖母は祖父の研究に全く理解を示さず、そんなもんで給料が上がるのか、昇進するのかと、交通費も出さなかった。仕方なく借金をして会議に出席した祖父は、そのまま戻って来なかった。招かれてドイツに渡ってしまったんですと。
北京に行くだけで反対されるんだから、ドイツなら猶更。家に帰ったら二度とチャンスはなくなる。自分の研究、自分の夢。じいちゃんも辛かったでしょうが、逃げたくなるのも分かるよ。
そんな理由で数学を恨む裴之母が出来上がり、息子が数学の天才であることも、数学を学ぶことも忌み嫌う、と。🧀でも、息子は天才でなくていいんだと、裴之パパとケンカしてましたわね。

裴之パパが亡くなった中3の時から、その傾向はますます酷くなった。高3で受験のためだと朝夕の家に行かなくなったのは、兆生から数学を学んでいたのがバレたから。三味大学の数学科を受けるつもりだったけど、ある人に会えと言われて、ドイツに連れて行かれた。
祖父は精神病院にいたんだそうだよ。ドイツで研究に集中はできたけど、妻子への後ろめたさに苛まれ、精神病と診断されたらしい。
裴之母は遺伝すると思い、裴之を調べさせたら、軽度の精神病だと診断されてしまったんですと。

みなさん、ここで思いませんでしたか?
裴之母、息子じゃなくて、自分を調べろや!と(笑)
息子みたいに軽度じゃないと思うぞ?この人、パラノイアっぽいよね。

症状を誘発するから数学から遠ざけたい母親と、学びたい息子は随分口論してたらしいけど、それも診断結果が出るまで。病気だと診断されてしまったために、治療の一環でボクシングを始めた裴之は、一応治ったらしく、そのままドイツで違う学問を専攻したと。結局裴之も、大学で数学は学べてなかった。

数学を諦めさせ、有望なボクシング選手だった父親からボクシングを奪い警察官にさせた癖に(これは母方の祖母の意向だったと10話で出て来た。夫のみならず娘婿にまで…)、息子にはボクシングをさせ、帰国したら、そのボクシングも奪い、自分の意のままに就職させようとする。勝手な女だな。人の人生をなんだと思ってるんだか。

あの母親なら、高校時代もずっと気が休まることはなかっただろうから、裴之の心の病は母親のせいでしょ。数学がどうのなんて関係ない。じいちゃんだって、数学が理由で追い詰められたのではなく、罪悪感からなんだもの。
それを、数学が悪いと思い込んだ母親の偏執症が、息子を追い詰めた。
元を辿れば、ばーちゃんがもう少し夫の夢や才能に理解を示せていたらってトコよね。
裴之パパは体育会系だったけど、じいちゃんと裴之は頭脳の人だから、あの手の女たちにやいのやいのされると神経に触ったでしょうよ。離れても、その幻影と罪悪感にじいちゃんは圧し潰された。
だけどさ。事情は違えど、黙ってドイツに消えたって、結果的に孫も全く同じ行動になってる。
しかもそれはそんな父親を憎んだ娘が、孫を動かしたせい。因果は巡る。この母娘も家族の思いをくみ取らない利己的なところ、そっくりだし、輪をかけてるしね。

裴之は、病のために君に会えなかった、ごめんと言いました。
精神病ってことだけど、ノイローゼとか鬱とかだったんじゃないでしょうかねえ。一点集中とか思い込みの激しさとかって性質は、祖父、母、息子と受け継いでるみたいだし。
でも、連絡のひとつも出来たんじゃないの?2000年代なんだからさあ。遺伝で精神的に問題を抱えてしまったって、それが引け目になっちゃったんでしょうが。

朝夕は真っ直ぐに、数学も病気も関係ない、あなたが好きと伝えました。
裴之は再発を心配してたみたいだけど、心強い朝夕の言葉に、レコーダーの話を打ち明けることに。
再発したかもしれない。ある物を見つけ、父は生きているかもと思うようになった。自分は頭がおかしいのかもしれないと。

やっぱり裴之の持ってたレコーダーは、父親の声だけの短いものでしたね。
朝夕もいろいろな可能性を考えるけど、どうしたって🍓の裴之父が生きているとは思えない。
父親の生存説に囚われてしまっている裴之だけど、その考え方がおかしいことにも気付いている。
でもある日、長時間眠ってしまった後、このレコーダーと、ニュートンの揺りかごってタイプの振り子が部屋にあったと聞いた朝夕は、ある可能性に気付きます。
あるはずのない物が、突然出現した。これは、あの時の写真と同じ。

天才基本法
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朝夕のパラレルワールドの話を聞いて、裴之の目が輝きます。
どうすればその世界で父を探せると前のめりで聞かれた朝夕は、裴之を失ってしまうかもしれないと瞬間思ったんだろうねえ。経験の全ては話さなかった模様。

家に戻って、母さん、父さんは生きているかも、生きてるよ、別の世界でと語る裴之の顔が怖かったよ。
ライトの当て方が下からだし。いっちゃってましたもん、目が。これぞ母方の血(笑)

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帰りのタクシーで、紀江からの電話を受けた朝夕は、受験塾には張叔平がいて、自分は条件を満たせず入れなかったこと、会って相談したいことがあると言います。
紀江、誤解して喜んで、スケジュール確認するなんて間を置いて、尻尾振ってるけどさ。
これどう考えても、パラレルと裴之の相談だわよ。

朝夕が夜勉強しているところを、兆生が覗きに来ます。
この人は、🍓でも🧀でも、記憶が無くなっていたとしても、その時々で朝夕に勇気をくれる助言をしてくれる、いい父親なんだよねえ。ほっこりしちゃう。

だけど翌朝、なかなか起きない朝夕を起こしに来た兆生は、朝夕を見ながら、ちょいと戸惑った顔をしてます。無くした記憶が少しずつ蘇って来ているのかもしれない。
紀江が蟹を持って来たと起こされた朝夕。
蟹を調理する紀江に、何の相談?と聞かれた朝夕は、🧀のことを裴之に話したと言いました。

その頃、陸志浩は受験塾に行って張叔平に会い、何か交渉してるみたいだわよ。紀江から頼まれたんでしょうけど。

朝夕の相談はやっぱり裴之のことだけで。
突然現れた写真と、レコーダーは関係がある。パラレルを渡るアイテムではないかと。
裴之は行ってみたいと言った。ただ、公式を消す話はしていない。
紀江は話すべきだと言うけど、朝夕は、裴之が戻れなくなったらだとか、人が変わってしまったらどうしようだとかグズグズ。とうとう紀江は、俺に聞くなと離れてってしまう。だよねえ。
紀江は兆生に、裴之と俺、どっちがいい?なんて聞いちゃってるよ。両方、だけど選べと言われれば、彼女に従う、だそうで。

裴之の試合を一緒に見に行った、朝夕と紀江。
紀江が、俺の親友、応援してと盛り上げてくれて、会場は更にヒートアップ。
裴之は試合中、子供の頃、父親にボクシングを教えて貰ったことを思い出していました。自分のことで両親が大ゲンカしたことも。
で、集中力を欠いた裴之はダウンを食らってしまいます。
その時、裴之母が立ち上がり、大声で檄を飛ばしました。立ちなさい、父さんは一発で倒れない。
父親の幻を見た裴之は、8カウントくらいで立ち上がり、試合に集中し始めて、ノックアウトを勝ち取ったよ。
喜びに沸く会場を、逃げるようにスタスタ帰っていく裴之母。なんだかなあ。いろんなものをめっちゃ拒絶しているような背中。

その頃、受験塾で張叔平と何やら話をつけた陸志浩は、朝夕の家へ向かいます。
でも出て来たのは小萌(シャオモン)。警戒した小萌は、自分が朝夕だと言って突っかかるんだけど、どうも陸志浩は同じ高校だった小萌のことを知ってたみたいだね。ケンカ腰の小萌を、薄ら笑いで相手してるよ。てか、裴之と朝夕のこと、知ってたんだもんねえ、陸くん。
こっちがサブカプってことになるのかしらん?

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