第3話 あらすじ
“イチゴ世界”の林朝夕は、小学生時代からの同級生・裴之に恋していた。高校生になった裴之は林朝夕の父親・林兆生に弟子入りし、林朝夕は裴之と共に林兆生の授業を受けるが、数学の天才同士の会話について行けずに自信を喪失する。さらに裴之は何の連絡もなくドイツに留学してしまう。一方、“チーズ世界”の林朝夕は“集合写真”を再現するべく、“イチゴ世界”では落選してしまった数学の神様・張叔平（ジャン・シューピン）が取り仕切る数学オリンピックの合宿選抜に向けて努力を始める。
みるアジア
第3話 ネタバレ感想
一年は早いもので、今年の金鶏奨が発表になったんですね。
で、今年は主演男優賞は、このドラマの林兆生(リンジャオション)、雷佳音(レイジャーイン)が受賞＼(￣▽￣)／ やったー、おめでとーう♪
主演男優賞、去年は「無名」でトニー・レオンが、一昨年は「人生大事」で朱一龍(チューイーロン)が受賞しております。
王一博も昨年は「無名」で助演男優賞に、今年は「熱烈」で主演男優賞にと、２年続けてノミネートされてましたですよ。きっとこれは彼のキャリアを考えるとすごいことなんじゃないかと思う。雷佳音も去年は助演でノミネートされてたけどね。あ「熱烈」は撮影賞を受賞してました。大鵬(ダーポン)監督、嬉しそうだったね♪
更に、今年の助演男優賞は、このドラマでの張叔平(ジャンシューピン)、王骁(ワンシャオ)が、助演女優賞は、「開端」の爆弾おばさんタオ・インホン、劉丹(リウダン)がそれぞれ受賞しています。2人の笑顔でのハグシーンがSNSに流れてましたが、可愛かったな。
このドラマの林朝夕(リンジャオシー)、張子楓(チャンズーフォン)も今年、助演女優賞にノミネートされてたし、「無名」の王伝君(ワンチュエンジュン)も今年は助演でノミネートされてました。王伝君、会場でイボくんと合図してた(^m^)
ドラマや映画を見ていて、あ、この人はスゴイなと目に留まる人って、実力も兼ね備えてて、評価されてるのが嬉しいですねえ。
さて、天才基本法、３話です。
🧀の林兆生(リンジャオション)と会って話した林朝夕(リンジャオシー)だけど、こちらの兆生は髪型も恰好も趣味も、🍓の兆生とはちょっと違うみたいよ。
でもそうだよなあ。環境によって人は変わるもんね。独身のままの30代半ばと、小学生の子供がいての30代半ばとでは、違うの当たり前かもしれない。
そこに、2人目のカメオ出演(笑)童瑶(トンヤオ)の瑶瑶(ヤオヤオ)がやって来て、兆生、帰りましょって。
彼女、何人いるのよっ。茜茜(チェンチェン)はヘルメットを取る時の髪ファッサーでしたが、瑶瑶はヘルメット被る前のファッサーよ(笑)
取り残された朝夕と、紀江(ジージアン)、裴之(ペイジー)。
朝夕は、あんなの父さんじゃないって怒ってるけどさ。
何度も言うが、子供なら分かる。でも中身は大人。更に既にここはパラレルだと気付いている。
なのに、子供っぽいよなあ、言動が。22、3才ってこんなもんなのかねえ。
囲碁教室に行くよって帰ろうとした🧀子供裴之にまで、電話もせずに勝手に行った、顔も見たくないって言っちゃうの。それはアンタ、🍓の高校卒業後裴之のことでしょうが。
可哀そうに、裴之、きょとんとしてるよ。紀江が朝夕の腕を引いて止めようとしてるけど。
でも11才🧀裴之は不思議そうに、何の話かな？って聞く、この落ち着き。どっちが大人だよ。
さすがに、我に返って、ごめん、別の裴之の話って言うんだけど、裴之は、どうして僕の名前を知ってるの？ってさ。🧀裴之少年、とっても落ち着いてるいい子ね。登場の仕方もカッコ良かったしねえ。
朝夕は、ちょっと気まずそうに裴之の髪を触って、綺麗な髪ねって、や、それは大人の仕草っ(笑)
まあ、理性が追い付かないんでしょうけどねえ。
そして場面は2010年、🍓朝夕15才の回想シーンへ。
中学生の朝夕は数人の生徒と共に、優秀者として表彰されていて、その中には裴之もいた、と。ステージから降りる時、左右を間違えて、朝夕は裴之と鉢合わせしてしまいます。朝夕は明らかにテレて意識してるけど、裴之のほうは、これが朝夕を認識した最初だったってことかな。
高校では紀江が人気。でも朝夕は、休み時間も一人で本を読んでいる裴之ばかり気にしてます。
成績トップで家も裕福な章亮(ジャンリアン)のほうが素敵よって友達もいて、章亮が映るんだけど、うーん、老け顔(笑)
朝夕が成績トップは裴之だと言うと、友達は、彼は宇宙人だからと。でもこれだけで、🍓裴之って子の雰囲気が分かりますわな。
そこで、名前が同じ画数なら、結婚の可能性が二倍になる、なんて女の子のお遊びっぽい話が出て来ます。確率が低いなら１%が２%になっても結婚の確立は低いと言っちゃって、友達を白けさせる朝夕だけど、実は家に帰って画数数えて、兆生に、林東夕(リンドンシー)に改名するって告げるっていうな。分かり易ーい(笑)
そんなある日、兆生が家に裴之を連れて来ました。毎週末、数学を教えるんだって。
確率倍になった(笑)
裴之は中学も一緒だったことも、朝夕の名前も覚えていてくれました。朝夕によれば、実は小学校も一緒だったらしいよ。朝夕、いつから好きだったのさ？
兆生が裴之に教えるところに参加した朝夕だけど、２人の話は難し過ぎた。彼らは本物の天才だからねえ。落ち込んじゃう朝夕。
こうして小学校時代の数学オリンピックの挫折から、高校で裴之の天才っぷりを知るにつけ、更にコンプレックスを肥大させてく訳ね。極めつけに、彼氏だと思っていたのに、電話の一本もなくドイツ留学をされてしまった心の傷、か。
さて、🧀世界の朝夕と紀江は、養子縁組面接を抜け出したことでまともに戻れず、孤児院の中の秘密基地にいました。
そこに孤児院仲間の大頭(ダートウ)が来て、お前らが抜け出してくれたおかげで餃子(チャオズ)が養子に決まって大学教授の親が出来たと教えてくれます。ふと、紀江が思い至り、親の苗字を聞くと「紀」だと。
今回、朝夕に付き合って抜け出したせいで、🧀紀江は🍓世界での養父母を逃してしまった訳だ。
あ、🧀では紀江じゃなく、党愛民(ダンアイミン)なんだけど、分かり難いので、紀江のままでいきます。
通称が花巻(ホアジュエン)なので、時々花巻と呼ばれてるけど。
落ち込んで、タオル被って泣いちゃう紀江。
ここ、２人だけになってるから、ビジュアルが大人です。でっかい紀江が、俺はマヌケだとタオル被って泣いてるっ(笑)私が悪いって朝夕は言うけど、もう遅いわ。
朝夕は、自分も拒絶されたし、でもそれもいい、いつも失望させてたから、ここではそんな心配しなくてもいいと言います。
紀江、そこで起き上がって、話を聞いてくれようとするんだよ。ホント、優しい子だよね。
臆病だから失望させたと言う朝夕に、紀江は、詐欺を暴いた大胆さがカッコいいと言ってくれるんだけど。それはパラレルだからだと。🍓世界では数学が怖い臆病者のバカなんだ、と。
張叔平(ジャンシューピン)の合宿に落ち、難解な数学も理解できない。父は怒らず慰めてくれたけど、でも自分より落ち込んでいた。裴之とは小学校から同じ学校、彼や父と比べたら自分は平凡な人間。父と彼は天才同士で惹かれ合った、彼らのほうが親子のようだった。
だけど何も言わずに裴之はドイツに留学してしまい、父も落ち込んだ。自分は数学が好きだけど才能がない。
紀江がさあ、一生懸命、慰めてくれるの。本当にいい子。朝夕は周囲に天才が並んでいたから、一般的なレベルが分からないんだよ。紀江も頭はいいかもしれないけど、朝夕より遥かに「一般」というレベルを知っています。
そして🍓で兆生に起きた悲劇の話も。だから以前のように弱音は吐けない。必ず戻ると朝夕。
あーそっか。この子が🧀では🍓と人が変わったみたいに雄々しく立ち上がれたのは、アルツハイマーだし昏睡状態だしの兆生が心配で、今までみたいにどうせ自分なんか頑張ったって無駄だと諦めてる場合じゃない状況に追い詰められたからか。
紀江もまた、実はこのままここで生きてもいいかと思ってたけど、もう親もいない、引き下がれないと言います。
必ず戻る、諦めない、一緒に戻ろうと誓い合う２人。
翌朝、養子縁組の夫婦が来ていると起こされた２人は、ここで別の親ができてしまうのを避けようとします。朝夕は、面接でわざと難しい話をし、紀江もカエルのスクラッチ反射だとか、気持ち悪い話をし、人の好さそうな夫婦を面食らわせました。だけど夫妻は、養子になるのが嫌なのよねと分かってくれてたところがね、申し訳ないね。
李ママにも叱られます。李ママは自分も孤児だったから、本気で子供達を心配してくれている人でした。こちらも申し訳ないね。
だけど朝夕は数学オリンピックで金メダルを取るという目標がある、孤児院で育ってもコネがなくても、努力していい成績が取れると証明したい、ここの模範になると、李ママを説得しました。
兆生のところにも、ご飯を買って何度も出掛け、最初は入れて貰えなかったけど、そのうちに一緒にご飯を食べて貰えるようにもなり。紀江と一緒に、勉強にも励み。
張叔平の数学オリンピック合宿の計画も進み、5年生の終わる夏休み前、陸志浩(ルージーハオ)と朝夕、紀江は、数学オリンピックの合宿選抜に応募しました。
2人は勉強するんだけど、いまひとつ効果が出ない紀江のために、朝夕は🧀裴之を巻き込むことに。
だけどこの金塊の問題、即できちゃう朝夕の頭は、すごくいいと思うわよ。
🧀裴之は、両親と共に幸せに暮らしてました。3人でカードゲームをしてるんだけど、負けると顔に細長い紙を張るらしく、両親の顔にはヒラヒラが何枚も。でも息子は一枚もつけてないというな。
この両親「明蘭」の盛家の本妻と、「有翡」の沈天庶なんだぜ(笑)この一癖も二癖もありそうな夫婦に、ちょっと笑っちゃったよ(^m^)
裴之は囲碁教室でも突出してるのね。🍓高校生で出て来た老け顔章亮が🧀小学生で出て来て、裴之と対局してるんだけど、朝夕と紀江に外から呼ばれた裴之は、さくっと勝って屋上にいた２人の元へ。
紀江が張叔平の合宿に行きたいから、裴之に数学を教えてくれと頼みこんでいた時、さっき負けて裴之にライバル心を燃やしてた章亮もやって来ました。
で、プライド丸出しで嫌味な章亮に、紀江てば、小学生から嫌な奴って言うよ(笑)🍓高校生でもヤな奴だった訳ね。朝夕も、高校で同じクラス、いつも裴之に負けてると紀江に囁いてるよ(^m^)
裴之は、母さんの車で帰ろうって言う章亮の誘いを断って、友達と歩いて帰ると言いました。
紀江に抱き着かれて頼まれてる時、裴之は朝夕に君も？って尋ねてたから、もう初対面の頭なでなでから、朝夕のことが気になっちゃってたんだろねえ。まあ、なでなでとは限らないケド。
だけど、裴之が２人を友達と言うのが気に入らなかった章亮は、朝夕に勝負を挑みます。
17個のお菓子を順番に取っていき、最後の１個を取れば勝ち。一回に取るのは３個まで。
これは法則がありそうだ。朝夕なら知ってるんでしょう、自分が先に取ると言ったら、章亮はちょっと声が沈みましたもんね。裴之も気付いてるな。
朝夕は一個取ったところで、これはバッシュゲームねって。
章亮は、知ってるのか、甘く見てた、君の勝ちだ、だって。17個なら、先手が１個だけ取ったら、もうどうやっても勝つらしいわ。
見ていても分からなかった紀江(と私(笑)に、裴之が説明してくれるのよ。１回に３個まで取れるんだから、残り４個となった時、必ず次の人が勝つ。だから勝つ時は、相手に４、８、12、16個残した時。朝夕は最初に１個取ったので、残り16個で勝ちだったらしいよ。瞬時にこれが分かる子供達。末恐ろしい。
負けた章亮は、相当悔しかったのでしょう、ここで待てと言って、仲間を呼びに。
紀江は大事にする気だって心配しますが、朝夕は彼も写真に写っていたから、把握したい、何をするか見てみたいと答えます。
聞いていた裴之が、何の話？って。紀江に誤魔化されちゃうけど、賢い裴之少年は、この２人には何か隠している秘密があると、少しずつ確信していくんだよね。でも、ただじっと観察していて、子供っぽくダダ捏ねて聞き出そうとかはしないのが、逆に可愛いんだよなー。
章亮は、仲間を４人連れてきました。お揃いの黒いTシャツで、俺たちは勝利の五虎、とか、戦隊ものよろしく現れた５人を、体育座りみたいな恰好で眺めてる３人との温度差よ。
てか、そのポーズ、どうなのよっ(大笑)笑っちゃう紀江に、朝夕は、花巻(ホアジュエン)、あなたの競合かもと呟きます。戦隊アイドルかよっ(^m^)
そういうのも、裴之は黙って朝夕に視線をやりながら聞いてるんだよね。積み重ねている。
章亮は仲間(手下？(笑)にテーブルと碁石を運ばせ、一度に取るのは５個まで、最後に取れば勝ちと挑戦して来ました。総数は章亮も数えてないんだって。合計の推算も基本技能、なんだそうな。
裴之は、僕がやろうか？って言うの。カワイイ。←もーこの、表情の乏しい、だけど既に朝夕を思い遣ってるのが分かる天才少年裴之が可愛くってっ(^m^)
だけど章亮は、これは実験と紅星の勝負だ、敵を助けるな、なんて言う訳だ。
🧀では章亮と裴之は実験小学校、朝夕と紀江は紅星小学校、らしい。実験って、そもそも選抜生徒を集めた学校なんでしょうか。
裴之は、敵はいない、小学校対抗でもない、君が実験を代表するなって、まんず大人のような正論です。
でも朝夕は自分で挑戦を受けることに決めました。
3話4話を続けようと思ったけど、今回は３話だけー。
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