ひとまず、全話見終わりましたー。
ただちょっと、35話の衝撃が大き過ぎですよー。大事な最終話が霞んだくらい、個人的には。
それにしても、晋王も絡んで江湖を上げてあれだけ大騒ぎして争ってたのって、もー、いったいなんだったんだよっていうねえ。身勝手な人間の欲の際限なき肥大っぷりよなってことなんでしょうが。そんな欲深いヤツらの犠牲になった善良な人達の命の多さに、しばし疲れてぼーっとしてました。
思えば「陳情令」も、利己的な思惑の犠牲になった善良な人達は多いんですが、そういった悲劇は物語の最後の最後には起きていないんですよ。だから後味という点において、こちらはちょっと辛い。
ということで、先に登場人物達をまとめようかなと。視聴途中、登場人物のおじさん達が多過ぎて、ナントカ派が多過ぎて、なかなか区別がつかないまま、お話は進んでいきましたから。
とはいえ、全体的な流れを追うには、別にその人がどこの誰でも大丈夫というか、敵か味方か、味方のふりして実は裏切っているか、敵だけど今必要なメリットのために一時的に手を組んでいるか、ざっくり感じられれば大丈夫ではあったのですが、分かっていればもっと入り込みやすいのも確かでした。
なので、確認のための覚え書き程度ではありますが、今出て来たこの人はどこの誰と、ドラマ見ながら確認できるような一覧を作ろかなと。きっと私の現状は、登頂済、遭難中ってヤツなんでしょうね。行きつ戻りつ、中腹辺りをウロウロしています、現状。
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感想記事と並んで、こちらも増やしていく予定です。
できるだけネタバレなしとしたいところですが、多分無理。加筆訂正も随時していくかもしれませんので、ネタバレOKな方向けとさせてください。
では早速。
第1話「帰れざる路」
容炫(ロンシュエン)
大魔王と称され、20年前、青崖山で討伐されている。
一夜にして無敵となれる武庫を残したと言い伝えられており、その鍵についての情報が出回り始めたことで、武庫を狙った争いが起こる。
晋王
北方、晋州を治めており、周子舒(ジョウズーシュウ)の作った天窗(てんそう)という特務機関を配下に置いている周子舒の従兄弟。
周子舒に対し、少々病的なくらい非常に強い執着を抱いている。
周子舒(ジョウズーシュウ)
主人公の一人。
1話の時点では、晋王配下、天窗(てんそう)の首領。
師匠の死により若くして四季山荘の荘主となったが、存続は厳しく、師弟達81人を率いて晋王の元に下り天窗を作った。
10年が過ぎ、師弟達は全て死に絶え、自身も晋王の元を去る決意をし、密かに自らの手で離脱のための刑を施している。
李大人(リーターレン 大人は敬称)
晋王を告発しようとした晋州の節度使。
晋王の命により、天窗、周⼦舒に暗殺される。
静安(ジンアン)郡主
節度使 李の娘。
周⼦舒の師弟、秦九霄(チンジウシアオ)の恋人。
大切だった秦九霄の恋人だと知らなかった周⼦舒から、毒を手渡されて自害する。
秦九霄(チンジウシアオ)
周⼦舒の四季山荘時代の師弟、故人。
前荘主、秦懷章(チンホワイジャン)の息子で元若荘主。
畢長風(ビーチャンフォン)
四季山荘から天窗に入った周⼦舒以外では、最後の生き残り。
晋王のやり方、従う天窗の在り方に異を唱え、天窗を抜けるため、七竅三秋釘(しちきょうさんしゅうてい)という刑を自ら受けることを望んだ。
七竅三秋釘(しちきょうさんしゅうてい)
天窗の秘密を守るため、離脱する時に課せられる刑。体に7本の釘を打ち込むことで、武芸の腕が失われ、五感も徐々に消え、3年で死に至る。ただ、打ち方には二種類あり、三か月ごとに1本ずつ打っていくと、残り3年の間の武芸の腕も半分は残せる。
段鵬舉(ドワンポンジュー)
天窗の副首領。
以前から首領の座を狙っていたことは周⼦舒も気付いており、周⼦舒の去った後、望み通りに天窗の首領となる。
韓英(ハンイン)
天窗の統領。
四季山荘の弟子ではないにも関わらず、周子舒への忠誠心が非常に篤い。段鵬舉が首領になった後も、前首領の周子舒のために動こうとする。
名前だけ出て来た元晋王の部下
允行(ユンシン)、景北淵(ジンベイユエン)
周絮(ジョウシュー) / 周子舒(ジョウズーシュウ)第二形態
晋王の元から離脱した周子舒の変装姿。
追手を阻むため、変装して周絮と名乗り、流れ者として酒浸りとひなたぼっこの日々を送っている。
で、まあ、巻き込まれる。
第一形態、第二形態共に、良くも悪くも人に執着される質。
基本クールで素っ気ないが、縁のある相手だと認めて懐に入れると、突然デレる。そのボーダーが分かりにくい。
阿絮(アシュー)と呼ばれる。
吊死鬼(ちょうしき)
鬼谷、十大悪鬼の一人。
纏魂糸(てんこんし)という鋭い糸を武器とする。
裏切り者として追われるが、実はすぐに谷主の手により粛清されている。谷主もすっとぼけているので、登場人物達はしばらくそれを知らない。
鬼谷の鬼達
鬼の面を被ったその他大勢、いわゆるモブの鬼達。
ちょっとだけショッカー風味。
ただ面を被っているので、鬼谷の鬼ではなくとも成りすますことは可能な辺り、ややこしい。
無常鬼(むじょうき)
鬼谷 谷主
青崖山(せいがいざん)を本拠地とする鬼谷の谷主。
しばらくの間、正体不明だが視聴者にはすぐ分かる。
赤い目張りが入っている時は、谷主モード。
ドラマ中、瑠璃甲という言葉を最初に口にした。
鬼谷 十大悪鬼
➤無常鬼 ➤黒無常 ➤白無常 ➤吊死鬼 ➤長舌鬼 ➤急色鬼 ➤艶鬼 ➤開心鬼 ➤食屍鬼 ➤喜喪鬼
顧湘(グーシアン)
謎の富豪(らしい)温客行の侍女。
明るく気が強く、遠慮も忖度もなく思ったことを口にしてしまうが、言ってることは本質をついていたりする。
別名を「無心紫煞(むしんしさつ)」
幼少期に温客行に拾われ育てられた恩を感じ、侍女として従っている。後に運命の出会いをする。
阿湘(アーシアン)と呼ばれる。
温客行(ウェンコーシン)
もう1人の主人公。いつも扇子を片手にしていて、余裕のある優美な様相。台詞に故事、漢詩の引用が多い。
周絮の流雲九宮歩(りゅううんきゅうぐうほ)を見て、四季山荘の縁者であることを見抜き、訳あって付きまとう。ただ理由の分からない頃は、ただのしつこいストーカー。
骨格フェチで、周絮の変装も早い時期から見破っている。
老温(ラオウェン)と呼ばれる。
流雲九宮歩(りゅううんきゅうぐうほ)
四季山荘が継承する武術の型。独特の足さばき。こうした特有の武術の型によって、属する門派が分かる。四季山荘は既に継承者も門弟もおらず廃れてしまった門派のため、型を見てそれと分かる人は少ない。にも関わらず、理解したことを遠回しに伝えた温客行は何者だろうという疑問を、周⼦舒に抱かせた。
張成嶺(ジャンチョンリン)
五湖盟に属している鏡湖山荘、鏡湖派掌門、張玉森(ジャンユーセン)の三男坊。
ひなたぼっこしていた周絮に手を差し伸べた純真な14才。
鏡湖山荘が襲撃された際、ひとり逃がされたため、命を狙われているところを周絮に助けられる。
世間知らずな末っ子で、兄達がそれぞれ文と武に優れていたため、鍛錬も勉強も怠ってきたが、周絮や温客行達と過ごすうちに自身も強くなりたいと願い周絮に弟子入りする。
五湖盟
江湖の正義を守ることを掲げたグループで「掌門」と呼ばれる当主が率い、それぞれが傘下に多くの門派を従え統括している。
- 岳陽城「岳陽派」 高崇(ガオチョン) 五湖盟盟主 大哥
- 三白山荘「太湖派」 趙敬(ジャオジン) 二哥
- 「丹陽派」 陸太冲(ルータイチョン)故人 三哥
- 鏡湖山荘「鏡湖派」 張玉森(ジャンユーセン) 四哥
- 「大孤山派」 沈慎(シェンシェン) 五弟
20年前の出来事から「瑠璃甲」と呼ばれる武庫の鍵を5つに割ったものをそれぞれが所持し、悪用されないよう守っている。
この武庫を狙った瑠璃甲の争奪が、大きな争いへと発展していく。
第2話「君子の義挙」
李伯伯(リーボーボー 伯伯はおじさん)
張玉森(ジャンユーセン)に恩があり、鏡湖山荘のある島に渡る渡し舟の船頭をしながら、恩返しのできる機会を探していた。かなり口の達者なじいさんだが、恩義に報いようとする気持ちは本物。
鏡湖山荘が襲撃された時、張成嶺を守って力尽き、後を周子舒に託した。
張玉森(ジャンユーセン)
五湖盟に属している鏡湖山荘、鏡湖派掌門。
五湖盟の一角ではあるものの、他派閥とは交流を控え、世事にも関わらず、勢力争いからは一線を画している。
鏡湖山荘が鬼面の集団に襲われた際、三男を除いて全て全滅させられる。
秋月剣(しゅうげつけん)という二つ名を持つ。
張成峰(ジャンチョンホン)
鏡湖山荘、鏡湖派掌門、張玉森の長男。
家族仲も良く、末っ子の張成嶺の思いを尊重するような言動を見せる。
鏡湖山荘が鬼面の集団に襲われた際、父や次男と共に拷問され殺害される。
鄧寛(ドンクワン)
五湖盟、岳陽派の一番弟子。
掌門であり、五湖盟の盟主である高崇の娘、高小怜(ガオシャオリエン)の恋人。
第3話「貪欲」
沈慎(シェンシェン)
五湖盟に属している大孤山派掌門。
五湖盟の中では末弟。一本気で直情的な性格で、序盤はモメ事の中心にいたりする少々メンドクサイ人物。
その上、義兄弟としての想いや愛情が強いため、ヨコシマな考えを持つ者に利用されやすかった。
様々経験した後半は、ちょっと別人のように人が変わる。
桃紅(タオホン)
鬼谷や五湖盟に恨みを持つ人物。
夫である緑柳と共に、丐幇(かいほう)に協力している。
緑柳よりも口が悪く攻撃的。
「桃紅緑柳」は美しく色彩に満ちた春の景色を表す四字熟語。
緑柳(リューリウ)
鬼谷や五湖盟に恨みを持つ人物。
妻である桃紅と共に、丐幇に協力している。
「桃紅緑柳」は美しく色彩に満ちた春の景色を表す四字熟語。
黄鶴(ホアンホー)
武術に秀でた物乞いの派閥、丐幇(かいほう)の長老。
普段は町中に散らばっているため、情報を集めることには長けており、コトに及ぶ時は集団となって戦う。
攻撃的な桃紅を宥め、五湖盟に対しては協力するような言動をとるが、自身も瑠璃甲を狙っている。
高崇(ガオチョン)
五湖盟盟主、岳陽城、岳陽派の掌門。
立場上、厳格で冷徹に見えるが、実は不器用で義に篤い無骨な人物。
五湖盟や江湖全体のためを思い行動しているが、我欲にまみれた者から濡れ衣を着せられ、陥れられてしまう。
高山(ガオシャン)
岳陽派の弟子。
祝邀之とセットで、助さん格さん風。
祝邀之(ジューヤオジー)
岳陽派の弟子。
高山とセットで、助さん格さん風。
話が進むにつれ、徐々に茶目っ気のあるところを出してくる。
曹蔚寧(ツァオウェイニン)をからかうのが楽しいらしい。
傲崍子(アオライズー)
泰山派の掌門。
丹陽派の生き残った子弟と瑠璃甲を託され、守りながら逃げ延びようとする。夜道でたまたま出会った人物を助けようとして、鬼谷に殺害されてしまう。
泰山派は、華山派などと共に、五岳剣派を構成するひとつ。
青柏(チンバイ)
傲崍子率いる、泰山派の弟子。
傲崍子ともう一人の弟子と共に殺害され、太湖派、三白山荘の門前に吊るされる。
五湖盟丹陽派掌門、陸太冲(ルータイチョン)により、泰山派の傲崍子(アオライズー)に預けられた、丹陽派の弟子。
鬼谷によって殺された陸太冲が、生き残った弟子と丹陽派の瑠璃甲を、同じ五湖盟の誰かではなく、泰山派の傲崍子に預けた辺りに、陸太冲の五湖盟に対する感情が垣間見える。
作品情報と人物一覧リスト
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