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「琅琊榜 弐」「琅琊榜(二周目)」、見終えましたー

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琅琊榜2
目次

まず「琅琊榜」

すっかり忘れかけてた「琅琊榜」
やっぱり2を見たら、もう一度見返したくなってしまいましたね、間違いなく。

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で、2を見ていた時には気付かなかった、忘れていた、あ、あの人がこんなところに!は、1の長公主だけじゃなかった。夏冬(かとう)も別の人になって出ていたし、何より、夏江(かこう)がさ、あの、散々やらかしたシブトイ夏江がさ、2では、林奚(りんけい)の済風堂の黎老堂主でした。ひぃっ、2を見てた時は全然気付かなかったー。
もしかしたら他にもいらっしゃるのかもしれませんが。
あ、1で皇后から虐げられていた恵妃の息子の寧王は、2の序盤はまだ生きていて(まもなく死んだけど)、同じ方が老け役をされていた気がします。印象薄くてごめん(笑)

ちなみに、梅長蘇に一番近くで付き添っていた部下の黎綱(れいこう)役の王宏(ワンホン)さんは、夏江役の王永泉(ワンヨンチュェン)さんの実の息子さんみたいですね。百度見ながらあっちこっちリンク辿るの、楽しい。←

そういえば、靖王派の戸部尚書沈追さんは、明蘭の新皇帝、趙宗全をされてた方でした。どこかで見たなーと思ってたんだ、明蘭見ながら。ちなみに、琅琊榜2にも出てらっしゃいます。既に亡くなっている設定で、あんまりちゃんと顔は見えなかったけど。林深(りんしん)、林奚(りんけい)の亡くなったお父さんの役でした。

改めて見直してみると、無印琅琊榜は、芯の部分がずっと揺るぎないんですよね。最初から最後まで、梅長蘇(ばいちょうそ)、林殊(りんしゅ)の目的はひとつです。あ、二つかな。靖王を次期皇帝の座に押し上げることと、無実の罪で陥れられた赤焔軍の汚名を晴らし、現皇帝にそれを認めさせること。後者は靖王が皇太子にならなければ果たせないも同然だから、ひとつとも言える。
だからいろんな枝葉末節はあれど(なんて言葉では語りつくせない様々だけども)、ひとつひとつクリアしていく全てがそこに向かっていくドラマになっています。そのスケール感とでもいうのかなあ。流れとかうねりみたいなものが壮大なんですよね。

しっかし、初回見た時も思ったんですが、皇太子、なんでコイツが皇太子になれた?と、今回もしっかり思いました。他にいなかったのかもしれないけどさ、いくら越貴妃への寵愛がそのまま息子にって話だったとしても、あれはないだろう。ふつーに、ただのダメダメおっさんに見えたけど。
誉王は一見ちゃんとしている風だけど、余りにも野心がダダ漏れてるから、そのうち野心ってオイルを顔に塗ってテカテカしてるように見えてきて(笑)、それはそれで面白かったんですが。
とはいえ、あの人も出自の秘密を抱えていて、根っこは寂しい人だったのかもね。やっかいな人だったけどね。

まあ、何よりあの皇帝ですからねえ。
もし誉王が皇帝になっちゃってたとしたら、同じようになってたんでしょうか。中国ドラマの皇帝とか、上に立つ人達はとにかく猜疑心が強くて、そのせいでヤヤこしくなる物語ばかり。
梅長蘇、林殊は、昔はとても可愛がって貰っていて、当時はいい伯父さんだったらしいけど、権力を持つと、そうなっていくのは仕方がないのでしょうか。平民の凡人には分からないんだろなあ。常に疑ってないと、命を狙われるような立場の人の気持ちは。

そう考えると、靖王がどんな皇帝になったのか、見てみたかったですねえ。
2では、靖王の次世代のお話なので、登場人物が話す武靖帝は、清廉で偉大な皇帝だったんだよって伝聞だけだから。とはいえ、庭生がしっかり義兄弟として武靖帝の嫡男皇帝を支えてた訳だし、皇帝としても父親としても、尊敬できる人だったのでしょう。

こちらのドラマのほうでは、中盤、ちょ、靖王、おまっ!ってさ、いーっぱい呟きましたけどねっ(大笑)靖王に、ムッて顔されると、んだーもう、アンタはぐだぐだ考えんで宜しい、黙って信じとけっ!って何度思ったかしれない。あの母の子なのにぃ。
このある意味、愚鈍とも言える融通の利かなさで、陰謀や策略の渦巻く皇宮や朝廷を、いったいどうやって御することができた?って興味はあるんですよねえ(^m^)

そしてやっぱり、飛流は可愛かった。呉磊(ウーレイ)くん、14、15才くらいですよね。もう少し子供にも見えるけど。
落ち込むと、壁にデコぶつけてじっとしてるのとか、膝抱えちゃうとか、もー、カワイイかわいい。

ドラマでは語られてはいませんでしたが、飛流のバックグラウンド話もあるらしいですね。原作には。
幼い頃、東瀛(とうえい 日本のこと)の秘密組織に攫われ、薬や霊力で操られて暗殺者として育てられてたんだけど、その組織の壊滅で行き場を失くしてた。たまたま薬剤探しで行ってた琅琊閣の閣主、藺晨(らんしん)に救われて、連れ帰って貰った。でも小さい頃から薬漬けだったために、脳の損傷までは治せなかったって話だったはず。
東瀛で暗殺者にってのは、つい先日見た別のドラマでもあったなあ。

恩人なんだけどさ、あの性格だからね、閣主。あの調子で、洗脳を解くためとかのイロイロがあったのかと思うと、飛流が逃げ回るのも分かる(^m^)でも、医者とか薬師って、薬剤探しのためなら、どこまでも行くのね。遣隋使とか遣唐使とか、鑑真とか、大変な思いをして海を渡ったはずだけど。それよりも多分、古い時代の話だよね、これ。

そういえば、今年また、呉磊と梅長蘇役の胡歌(フーゴー)が映画で共演したらしく、上海国際映画祭のレッドカーペットで、胡歌が呉磊を抱き上げた写真がネットを駆け回ってましたね。
彼らはこの映画での共演が3回目で、6才、15才、そして現在の23才と、抱っこ写真は3回目なんだそう(笑)そりゃ、胡歌兄さんも、残しておきたくなるってもんかもしれないわー。おっきくなったねえ的な。

あ、そうそう、カワイイと言えば忘れちゃならないのは、禁軍大統領の蒙挚(もうし)将軍です。
飛流でさえも叶わない強い人なんだけど、まー、かわいいんですよっ(^ー^)m
過去、赤焔軍に1年くらい在籍してたことがあるらしいんだけど、そんな短い期間でも、赤焔軍や林燮、林殊が、謀反など起こすものかって、その冤罪を信じてるとことん真っ直ぐな武人。
キャラクターの立ち位置的には脳筋扱いで(笑)、この人が毎度キョトンとして説明を求めてくれるお陰で、視聴者にも、込み入った敵の謀略だのこちらの計略だのの意味が分かったりします(^m^)

でも、ただのおバカな脳筋では禁軍大統領は務まりませんからね。細やかな策略の裏側を読むのは苦手でも、偉い人達のめんどくさい心模様は測れます。この人が禁軍大統領っていう立場にいてくれたことが、どれだけ助けになったか分かりません。

梅長蘇も、都に出て来る前にこの人にだけは手紙を送って、やり取りをしています。
で、梅長蘇の姿で会った時、一目でこれは林殊だと気付き、でも顔には出さず、もしや?みたいな探りも一切ナシで、二度目にはもう確信して、12年もだぞ?っていきなり言うんですよ。
手紙を貰って、生き延びているのを知っていたからかもしれないけど、鋭いよねえ。

婚約者だった霓凰(げいおう)も、何も知らされずに自ら気付くんだけど、女性の場合はさ、恋人だった訳だから、隠そうとしてもきっと無理って話ではあるんだけど。
あ、靖王ママの静妃も、本の書き込みだけで気付きましたね。女性の勘の鋭さよ。

なのに、林殊と一番の仲良しだった靖王は、ちょいちょいもしやとは思いつつ、林殊は死んだって頭が強くて柔軟さに欠けるので、最後まで分からずじまい。んで、分かった時の後悔たるや…だもんなー。
静妃が、どうしてあんなにもそんなに繋がりのない梅長蘇を信じ切っていたのか、それだけでも随分なヒントだったってのに。静妃に、あの人がそんなことするもんですかって、結構強めに言われたりしてたのに。
でもまあ、だからこそ、自分を優先させないために、靖王には最後まで明かさないというのは、確かに正しい判断だったんでしょうが、蒙挚将軍同様、焦れた焦れた。

2では、この蒙挚将軍の孫が、赤焔軍同様、謀反の罪で処刑されてしまった皇帝の嫡男、祁王の息子で、靖王の養子になった庭生の、長男の嫁になっていたのも嬉しい。
そういえば、祁王を演じられていたのは、紳士探偵Lのベンジャミン、季晨(ジーチェン)さんなんですよ。全然雰囲気違ってて、びっくりです。

ふと思ったのですが。
梅長蘇は自分の体を考え、霓凰の将来を考え、自ら離れていく道を選んだけど、有翡の謝允は、短命な夫でもいいかなって、残された時間を周翡と共に過ごす道を選びます。
勿論、どちらが正しいはありません。でも、霓凰や周翡の立場だったらと考えると、私個人は謝允の選択のほうが嬉しい。一分一秒でも時間があるならと、そう思うよなあ。

とまあ、ぐたぐたと思ったことを書き連ねてみました。
まだ続きそうな気もするー(^m^)

そして「琅琊榜2」

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琅琊榜2は、主人公、蕭平旌(しょうへいせい)の成長譚だとは思うんですが、写真を見ると、お兄ちゃんの蕭平章(しょうへいしょう)も主人公扱いなのかなってくらい、どーんとセンターに入っています。
中の人のキャリアと貫禄のせいかもしれないけど。

2人は、靖王の養子になり長林王となった庭生の子供達です。
そもそも庭生は、靖王の異母兄で前皇帝の嫡男、祁王の息子だから、本来ならば皇帝となっていた立場の人ですが、義兄弟として、現皇帝を傍らでしっかりと支える、素晴らしい人格者となっています。
ドラマ中、決して名前は出さないんだけど、庭生に「先生」と呼ばれていた梅長蘇の教育の賜物でしょうかね…あ、きっとそれを引き継いだであろう靖王もね。

で、実はこのお兄ちゃんは出自に訳アリの人。だけど、本当の息子の平旌よりもずっとしっかりしていて(年齢的なことじゃなくて、性質的にも)、非の打ちどころのない跡取りです。

ここも無印琅琊榜との繋がりの部分。
無印では、かなり早い時点で、梅長蘇が子供時代の庭生に会います。その時に、庭生と共に掖幽庭(えきゆうてい 罪人家族の収容所)から救い出された子供2人、路原(ろげん)と林深(りんしん ここんちの娘が平旌の許嫁)がいたんだけど、本当はその路原の子なんだよね。その路原は、余りいい亡くなり方をしていません。
だからずっと、兄ちゃんは世子として立派に役目は果たしていても、どこか家督は平旌が…みたいなところが見え隠れしてる。庭生パパは、2人を分け隔てなく育てていて、その資質を見て、兄ちゃんに継がせると決めているのに。
そして、だからこその決断をしてしまいます。わーん(涙)
これはさあ、グレたくもなる平旌の気持ちも分かるけどねえ。なかなか復活しなかったわね。

という、長林府の兄弟2人をメイン扱いにしているためか、ラスボスも前半と後半とで2人います。
前半のあの方はもう、登場時から、どう見ても悪役でしょーよという造りなので、どうしてみんながコロリと騙されているのかが、全く理解できませんでしたよ。皇后がおバカにしか見えませんでしたよ。
キャラクター的には、は?中二病?みたいな、うっかり笑っちゃうところも多々あるんですが、それを吹き飛ばすほどの、毒蛇みたいな悪役っぷりはお見事でした。

後半の方もね、登場時から、個性的なビジュアルの人だなあと思っていて、この人はきっとこういう立場だけで終わらないだろうという予感はありましたが、見事に鮮やかに、黒化していきます。

実は今「ミステリー IN 上海 Miss Sの探偵ファイル」というドラマを見ている途中なんですけど、この呉昊宸(ウーハオチェン)さんが、とってもコミカルな癒し系の役で出ておられましてね。なんだかホッとしています。←なぜ
この方、もしかしたら古装のヅラが余り似合わないのかもしれない。だって現代劇の恰好だと、全然「個性的なビジュアル」とは思わないの。すっと溶け込んでるの。三波豊和さんに似ているの(笑)
あ、このドラマには、蒙挚将軍役の陳龍(チェンロン)さんもちょこっと出ておられて、おおお、ヒゲ面じゃない将軍!と思いました。こちらは古装ドラマだと馴染んでましたが、現代劇で見ると、かなり濃いぃお顔ですよねえ。ギョロ目が非常に印象的。

こちらの禁軍大統領の荀飛盞(じゅんひさん)も、とっても良かったな。こちらは可愛げというより、カッコイイ。荀氏は皇后とその兄、内閣首輔の荀白水がいて、反長林王派なんですが、この人は幼い頃に蒙氏の門下に入って、武術を叩き込まれている人。兄ちゃんの蕭平章の妻、蒙浅雪の兄弟子に当たり、実はずっと蒙浅雪が好きだったりして。なので、叔父の荀白水が長林王府が力を持ち過ぎることを恐れて、いろいろと画策しているのを知って反発します。いやー、この人はホント、生きててくれて良かった♪

終盤で大活躍する岳銀川(がくぎんせん)も、いい仕事をしてくれました。正義感があって、行動力があって。田舎者だから~みたいな感じで出て来てましたけど、すんごく頭も切れるんですよ。平旌の行動の意図やその心情も、かなり正しく読んでいたりします。
最後に平旌に、将軍ほど賢ければ、利害は計算できるはず、なのになぜ孤立を覚悟で簫元啓(しょうげんけい)を告発したのか、陛下が危機の時も、勝算もないのに大軍を相手にするような賭けに出たのかと聞かれて、それは私が賢くないからですって、さらっと答えるとかねぇ。カッコよ過ぎよ。

2は2として、単独でみればとても面白いドラマなんですけど、琅琊榜2となると、どうしても無印と比べられてしまうから、そこが気の毒と言えば気の毒。
うーん、やっぱり数話ずつでも詳細書こうかなあ、双方。

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