27話から。
皇帝は、太子を試したり教育したり、地道に続けてた。
一応太子も、宋墨を糾弾した時より成長はしてる。でも、融通が利かなくて立ち回りが下手。高潔なのはいいけど、それだけじゃ務まらないもんなー。皇帝サマも大変だ。
それにしても34話のドラマでこんなに記事を重ねちゃうとは最初、予想もしてなかった。
でももうじき終わるので、このままいってみよう。
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所感 ネタバレです
皇太子がギラついてないのは、戸部尚書の梁継芳(リャンジーファン)が先生だったからとか?ま、あの人の下には、のほほん竇世英(ドウシーイン)もいるわね(笑)
硯堂(イエンタン)という宝剣の握り方を知るべきと皇帝が言ってるから、後継は太子の腹づもりなんでしょね。
そして皇帝、でっかい丸薬を飲む。今度は「皇后さまの丹薬」って言葉だけじゃなくて、飲んでるシーン。この薬、怪しいなー。
頤志堂(いしどう)でも、夫の髪を染めながら後継争いについて話し合う夫婦。
裏工作の苦手な太子は、ただ即位に向けて国を強固にしたいだけ。
慶王が帝位を狙うなら、竇世柩(ドウシーシュー)を筆頭に兵権を持つ臣下を掌握し、文官の支持も得ようと、あちこちに配下を散りばめてるはず。って、まんまそれしてるよ、慶王。
工部尚書 沐川(ムーチュワン)も万皇后の推薦らしいし、都の守兵もだいぶ入れ替え済らしい。

でも最終的な宮中の守りは金吾衛。宋墨や竇昭にまだまだちょっかいかけてきそうね。
慶王優勢の中、簒奪者に組したくない宋墨は、真意不明な太子を探ろうとしてる。
竇昭は、以前の宋墨は慶王側について、あの結末を迎えたことを思い出してます。
竇家はどう見ても巻き込まれる。皇后が宋墨の婚姻の後押しをしたのは、捜査に躊躇させるための策。でももう竇昭は、伯父との対決も辞さない決意をしてるね。
そんな中、竇昭は長公主に呼び出される。そこには万皇后と太子妃もいて、麻雀だって。
あれ、蘇琰(スーイエン)がいるよ。司正って宮中の職種でしたっけ。
陸記補歯舗に蘇琰がいたってことは、息子の野望を母が積極的にバックアップしてる訳だ。
誰の機嫌も損ねられない竇昭は、まず全員に負けてみる。太子妃にわざと?なんて言われつつ。
この太子妃、肝の据わった人ね。慶王の母の万皇后と、竇世柩に近い長公主を前にして堂々と、勝者と敗者が入れ替わることだってある、だって。麻雀の話じゃないだろよー、怖い怖い。
万皇后は、蒋氏の遼東護送時、宋墨は慶王と仲良くなったとか、慶王は12才で辺境の遼東に送られたけど、国と陛下に尽くす姿が評価されて、朝臣に尊敬されているとか言うよ。わざとらしい。
竇昭は当たり障りなく言葉少なく切り抜けようとしたのに、帰りがけ、直接皇后に呼び出されちゃう。
皇后は竇昭に、皇帝の節約政策の一環として何種類か作った紙を見せ、意見を聞きます。さらりと支出軽減策を提案した竇昭に、皇后は満足そう。
そして、遼東の雪霊芝を混ぜた雪元丹って薬を宋墨に試してみては?と。でもこれ、以前宋墨が見もせずに断ってたらしい。竇昭、どうする?
長公主は竇世柩を呼び出してた。竇昭を気に入ってる長公主が、切れ者の竇昭を助けてやりたいと言うのに、竇世柩は姪を、朝廷に関わりのない者すら争いに巻き込む有能さだと嫌味を言う。
でも長公主に、私を巻き込んだのはあなたよと言い返されちゃう。
長公主の推薦を受けながら慶王に擦り寄れば、長公主も慶王派と見做される。中立を保ちたい長公主が、これ以上加担するのはやめてと言っても、無理だと竇世柩。
人は重要でないものを手放してこそ、急流を登れるのだと殿下に教わったと言う。
覚えのない長公主。あー、これは若い頃の恨みだな?コイツもかよ。
若い頃、実家の位が低く、有力な師門の出でもない竇世柩は、周囲から見下されていて、科挙を受けて出直そうと辞職を願い出ても却下されてた。そんな時、高齢の夫を亡くした長公主と知り合い、祝詞を書かせられたことで吏部に推薦状を出して貰い、出世していった。
なるほど、長公主が未亡人になった後の交流だったんだ。
次輔に上り詰めても、まだ足りぬのかと言う長公主だけど。
竇世柩は一応、自分の力で出世したかった。でも近道は恥ではないと長公主からの推薦でいきなり長官になり、今度は恥知らずと後ろ指をさされたんですと。それでタガが外れちゃった訳ね。
尊厳と信念を捨てて得た近道で、どこまで高みに登れるのか試したいとさ。
長公主は、あなたの道は危険、自分は誰の邪魔もしていないけど、あなたは己も私も害する、と。
殿下が望まれること全てを、いつか叶えてみせると言って、竇世柩は去ります。
これさあ、長公主の厚意に感謝はしても、代わりに自分は尊厳と信念を捨てさらせれたと、恨みに近い思いも抱えてたかねえ。誰の邪魔もしていない?そうか?みたいに。
うーん、単純な愛情問題じゃなかったわー。
丸薬を前にして、謀反に組する気はないって宋墨だけど、これは皇后に貰ったものじゃなく盗んだんだって。今日、慶王が皇后に雪元丹を送る情報を得ていたから、その荷物を襲ったと。
皇后の雪元丹は断ったけど、新たに運ばれてきたのを盗んだのね。
だけど巻き戻り前は慶王に組していたから、この薬も飲んでいたはず。それでも宋墨は治ってなかった。急いで血を入れて調べると、器の色は明るく代わり、解毒作用はありそうだったんだけど。
突然訪ねて来た趙璋如(チャオジャンルー)に邪魔されて、一旦飲むのをやめてその場を離れたら、器の色は黒っぽく変わっちゃったよ。
その頃皇后は、荷物が襲われたのは竇昭の仕業だとあたりをつけ、敵認定してたわ。
陳嘉(チェンジア)と一緒に中秋節の街に出た趙璋如を、こっそり尾行する夫婦。宋墨は尾行する妻に付き合って笑ってるけど、陳嘉は誰かに付けられてると警戒してる。ほっといてやりなさいよっ。
ほーら、足をくじいた趙璋如をおぶってる陳嘉と、鉢合わせしちゃったじゃないのっ。
一旦は急いで双方とも、くるっと向き変えたけど、陳嘉、真面目で誠実だ。わざわざ夫婦を探して、ちゃんと送り届けるから心配なくって言う。ようやく竇昭も安心したみたい。
でも家に戻った竇昭は、雪元丹はひと時症状を抑える程度の解毒作用しかないことに気付いちゃった。うん、泣いちゃうよね。
宋翰(ソンハン)と苗安素(ミャオアンスー)も近付いてましたね。
苗安素に励まされた宋翰は、家を出てこれからは前向きに生きようとしてるんだけど。
家を出てどこに行くのかと思ったら、びっくり遼東だった。
しかも、自分は役に立つ、宋墨よりも上に立つと、めっちゃ強気で自分を売り込んでた。
だけどそれは慶王も既に予測してたよ。紀詠(ジーヨン)の入れ知恵で。
紀詠、宋翰の心理状態から、こう出ると踏んでた。自分の感情は希薄でも、人のは読めるのね。
慶王は礼を尽くしてるけど、飄々としてる紀詠はちょっと胡散臭いなと思ったら。
貢ぎ物には目もくれず、未だ慶王は本当のことを話さないから、手を貸すのやーめた!と言って、慌てた慶王に定国公の件を白状させようとしてるわ。やっぱりかな?
だって朝廷の改革を標榜してたこの人が、簒奪者に心から味方するかな。竇昭と敵対するのもないと思うし。宋墨を紹介せず、宋翰を引き入れて家騒動にしろなんて言ってるのも、宋翰じゃ宋墨には歯が立たないと分かってるからじゃない?
てか遼東でも酥山食べてるー(^m^)
武挙が行われるそうで。宋翰は、会試に進めれば重用すると慶王に餌をぶら下げられた。
沐川(ムーチュワン)は、私生児如きが仲間に加わるなどと、面白くなさそうだけど、卑しい地位にあって野心に満ちている者は、使われるのを好むって言う竇世柩、自分のことですか?
武挙には、沐友明(ムーヨウミン)も出るらしく、沐川は竇世柩に頼み込んでた。息子、筆記がやばいらしい(笑)
最終試験で沐友明の足を折り、一位となった宋翰は、兄と勝負したいと言い出します。
宋墨も毒のせいで万全じゃないとはいえ、宋翰もだいぶ強くなってた。ま、背水の陣だしなー。
いっそ陛下の前で殺してくれなんて言って、宋墨の油断を誘ったりして。
ひとまず、官位と宝剣を賜ったんだけど、宋翰は、父母を亡くして孤独だから、公主との婚姻を賜りたいと言い出した。

にーちゃん、弟、強くなったなーなんて笑ってる場合じゃない。
ただなあ、宋墨はまだ宋翰がかなり黒化してるのに気付いてないっぽい。宋翰が結婚して屋敷を持てば、関係は断てる程度に思ってるけど。アイツ、兄貴の全てを狙ってると思うよ。
皇帝の一人娘の公主は高慢なので、宋翰との結婚など了承するはずもないって宋墨の予測通り。急にチヤホヤされ出した宋翰は、太鼓持ち達の前で、公主からの強烈な拒絶を受けます。案内された部屋の衝立に、あなたには嫁がないとデカデカ書かれてた(笑)
更に、息子が足を折られた沐川も、竇世柩と仲違いしてたよ。慶王派、内部瓦解しないかなあ。
皇帝もどうしたもんかと頭を抱えていて、真っ向から反対した顧玉(グーユー)は叱られちゃう。
そこに万皇后が、代わりの公主を作ればいいと言い出したー。
苗家は苗太貴妃の傍系だったんですってよ。太貴妃が亡くなった後、仕官を辞して商人になってたらしい。知らんがなーってな後出しだな。
万皇后は、蘇琰を苗安素(ミャオアンスー)付きとして屋敷に潜入させることに。
竇昭、敵認定されちゃってるからねえ、離間策取られるんだろうなあ。
宋翰に会いに行った安素は、上手いこと操られちゃったね。
安素に感謝してたはずの宋翰だけど、今となってはどこまで本音だったんだか。何より安素は自分のことが好きだから、思うように動かせるってか。
慌てて竇昭と趙璋如が来たけど、宋翰の本性を知らない安素は、逆に2人を説得しちゃいます。
愛に夢見てた子だったしなあ。竇昭も何も言えなくなっちゃった。
その頃、宋翰の元には汪格(ワンゴー)が来てた。だー、婚姻を強請ったのも最初から計略か。万皇后が安素を持ち出したのも含めて。宋翰は英国公の爵位も狙ってましたわ。
そして、巻き戻り前、宋墨と竇昭に矢を射かけた、入れ墨の男。
汪格だったじゃないのー。そういえば、あの時、寺にいたっけ。すっかり忘れてた。
あっという間に宋翰と安素の結婚式。
以前不安視した通り、安素の家族はダメだ。特に弟の安平(アンピン)。
商人一家に降って湧いたような娘の公主話で舞い上がったとしても、自分まで偉ぶるのは人間性の問題。宋翰ありきの公主話だってことすら、親も理解してない。宋翰は非嫡子云々言ってたのは親父だぜ。
安平は、無礼者と蘇琰に平手打ちされたけど、逆にすっきりだったわよ。
出自がまともじゃない庶子と商籍の公主の結婚だと、周囲の言葉が本人達にも聞こえる中の結婚式。
でもそこに、宋墨と竇昭が大量のお祝い財宝を持って来たから、なんとか形にはなりました。
紀詠も来たけど、お祝いの席には顔を出さず。竇昭に向かって、宋家は嘘くさい兄弟愛を演じていると。
遼東での宋翰の言動を知ってるもんねえ。
で、宋墨は命を狙われているから、離れろと言う。恐らく陛下ですら駒に過ぎないって、紀詠、黒幕は慶王だけじゃなく万皇后もだと言ってる?
それでも竇昭は退かないだろうとは思ってたみたいたけど、忠告はしたぞ?ってさ。
以前紀詠が、宋翰は疑い深いから狼になって牙を剥かないと、恐怖と疚しさに苛まれると遼東で言ってたけど。ここでも案の定な宋翰。確かに、父親の次は嫁に頼る気だと、言ってる人はいたけど。
こうしてどんどんコイツは勝手に孤独になって、勝手に闇落ちしてく訳だ。
安素のことも信じられず、安素が注いでおいた固めの盃も、毒入りかもと飲まずに捨てる宋翰。
贈り物があると後ろを向かせられたら、短刀で襲ってくるのではと、振り返りざま、安素の首を絞め上げるっていうなあ。異様に疑心暗鬼になってる。こんなヤバイ男、やだわ。
安素は、初めて会った時に借りた手巾を渡そうとしただけなんだけどね。
さすがに慌てて手を放し、部屋を出て行く宋翰。
初夜だってのにこんなことされても、安素の熱は冷めないんだよなー。
翌朝の親族顔合わせでは、蘇琰が英国公夫妻よりも公主のほうが上だと竇昭に跪かせようとして、安素と竇昭に気まずい思いをさせる。宋家の親族と宋翰はほくそ笑んでるわ。
安素は竇昭に跪かせず、これがしきたりに反するなら、公主はやめると蘇琰を退けます。
日常に戻っても、侍女としてくっついてる蘇琰は、ちょいっちょい安素に余計なことを囁く。安素はこれがいつも通りだと、最初は相手にしないんだけど。
でも、一緒に育っている素心(スーシン)や素蘭(スーラン)からは、突然安素は公主だからと線引きをしてくる宋翰や蘇琰の文句が出るし、奥様のお陰で今があるクセになんて続けちゃって、それを安素含めた3人に聞かれてしまう。竇昭は、黙りなさいと窘めてたけども。
きっとそれが宋翰や蘇琰の狙いよね。宋翰は花嫁の首を絞め上げて別の部屋に逃げるなんてコトしでかしたクセに、安素のための研究部屋を作ってやったり、竇昭はつい習慣で君をこき使うとか言ったり。
ふ、着々と離間策、仕掛けております。
更に宋翰は、父は罪人だから祠堂に位牌を置けないと、可哀そうな息子を演出。
安素はこっそり置けば大丈夫なんて無責任なことを言う。この子、あの親父が外に息子を作って嫡子だと誤魔化してた、くらいしか知らないのかね。
その上、非嫡子に後を継がせようとして、正妻と嫡男の殺害を企てたんすけどね。そんなヤツ祠堂におけないのは当たり前なんですが。
慶王が着実に動き出してることを危険視していた宋墨と竇昭のところには、陳嘉から、慶王が私腹を肥やしている知らせ。
でも慎重に動かないと、誤魔化されるよね。
そんなこんなで頭の痛い時に、宋翰と安素が祠堂でやらかし、素蘭や陳曲水(チェンチューシュイ)達と揉めてました。
皇帝が処断した重罪人を祭れば、勅命への反抗。この道理を司正も公主も分からぬはずがないと陳先生。
や、安素は分からないよ、目が眩んでるんで(笑)蘇琰はわざとだし。
侍女が歯向かってくるのに頭に来た素蘭は、この不義の子は父親と一緒に奥様の命を狙ったんだと言う。
安素がやめてと叫ぶと、素蘭は半笑いで、今や公主ですもんね、あなたに背くなど恐れ多いと。
蘇琰は皇后の名前を出し、素蘭に罰を受けさせようとする。
陳先生は、元は罪人を祭ろうとしたせいだと安素に取りなしを頼むものの。
慕予(ムーヨー)は自分の親を弔いたいだけ、て。正常な判断の出来ない安素。
そんなもんは、どのドラマでもみーんな一緒。大概こっそり自室に祭ってますわな。バレたら身の破滅と知りつつ。冤罪でもそうなのに、冤罪じゃない奴にそんな「お気持ち」が許されるもんか。
素蘭が蘇琰から下された頬打ち20回の罰を、目の前で見ていて安素は止めないんだよ。
竇昭が飛び込んで来て止めたけど。
蘇琰の嫌味に、竇昭はどの口が尊卑を語ってるのと言う。ホントよね。罪人を祠堂に祭れってのは、当主が罪に問われる暴挙。普通の司正が止めないはずがない。
そこで宋翰も、公主は悪くない、素蘭は口を開けば私を貶める、だとさ。
ここからの蘇琰・宋翰劇場は、バカらしくって見てられなかったわ。
それにコロリと騙されて、竇昭に強い言葉を投げつける安素。
日々の仕事で疲れていた竇昭は、その場で気を失ってしまい、宋墨が助けに来たよ。
宋墨を見る宋翰の目ったらなかったわね。
頭を冷やしていた安素にまた、嘘ばっか囁き続ける宋翰。
あーもう、この顔がどんどん気持ち悪くなってきたし(ゴメン 笑)、そんな男に騙されて、悲劇のヒロインぶってる安素にも呆れるよー。
そして竇昭は懐妊でしたー。おおお。
竇昭はもう名前まで考えてた(笑)男の子なら知意(ジーイー)、女の子なら憐君(リエンジュン)。
日本人でも漢字を見れば、子に託す願いが分かる名前ですな。
でも英国公の世継ぎができるかもしれないとなると、今度ははっきりと竇昭が狙われる?
宋翰は親父の位牌を燃やしてました。さっき素蘭に向かってった侍女が、亡き国公を祭りたかったのでは?と聞くと、まさか私が父を弔うとでも?祭られる資格のない人だって宋翰。驚く侍女(笑)
ほら見ろ、こういうヤツなんだってば。
旧英国公府の使用人だった栖霞(チーシア)への紀詠の治療は、今日で最後らしい。
そんな話をしながら竇昭がやって来たこの庭は、以前ひとりでいる宋墨を竇昭が見つけに来たところだった。万仏寺かな。そこには先客がいて、蘇琰を伴った安素が、竇昭との和解を祈ってました。
ちょこっと和解したかなって感じで、だけど竇昭が話しておきたいことがあると、何か打ち明けようとした時、それをさせまいとでもするかのように宋翰が来たよ。全くコイツの鼻の利くコト。
安素を先に帰らせた宋翰。
竇昭は、あなたの手口はお見通し、だけど、よすがのない安素のために我慢していたと言います。
でもよく分かった、安素の愛と兄の中に残る弟への情を利用して、道義に反する行いをしようとしてるのね?手を引かなければ報いを受けるし、私も許さない。
宋翰は笑って、義姉上はいつも正義感を盾に人を見下す、己が基準だとでも?と。
私は自分のものを取り戻したいだけだと、逆に竇昭を脅して去る。素心も素蘭もいる前で。
「自分のもの」なんて何もない人が、何を言ってるんだ。「祭られる資格のない人」が、無理矢理持たせようとして破滅してるじゃん。
父親の犠牲者なのは間違いないけど、こうなってしまっては、もう同情の余地なしだなあ。
そこに、馬強(マーチアン)が、妻が回復したと飛んで来たぞ。
紀詠によれば、心の病は治癒したけど知性はすぐには戻らないだろうから、負担をかけないようにと。
すっかり背筋の伸びた栖霞は、夫の馬強のことも認識できるようになってました。
お礼を言う竇昭に紀詠は突然、鬼門十三針を教えると。
舌には海泉って経穴があって、そこに鍼を打つ鬼封術は謎も多いけど、瀕死の者には驚くほどの効果があるんだってさ。これ、あとで大事になるんだろなあ。誰に施すんだ?
他に私に話すことはない?と聞く竇昭。慶王との関係のことでしょうね。
でも紀詠は、ふっと溜息をついて、医術による師弟関係はこれで最後だと言う。
竇昭は、その医術の腕と才なら慶王は手放さない、都に来たのも私に会いに来たのも、計画のうちかと。
君を騙したくないし隠しきれぬと言った紀詠は、竇昭を寺の裏山のあの洞窟に誘います。
鏡の亀裂もあの時のまま。あの日の天象は覚えていると紀詠。
凶に吉潜み、互いに因果を成す。私達のことかと読み違えていた。
竇昭も、動乱のこととはねと。最も信頼する友が動乱の要因だったなんて。

うん、でも2人とも違う気がする。
巻き戻り前の紀詠が言ったみたいに、それは宋墨と竇昭のことじゃないの?
政権を握り、国を立て直したい、信頼する人を皇位に据える。
紀詠の言葉は、謀反に加担しているとも取れるけど、違うとも取れる。
竇昭はすっかり、紀詠は慶王派になったと思い込んで話してるけど。
慶王を煽って謀反を実行させ、その中で暗躍すれば、不穏分子を一斉打破する機会にもなる。
だって慶王派は、腐った朝廷の象徴たる面々で、どう考えても紀詠の目指す理想とは相容れない。
紀詠に期待し過ぎでしょうか。野心は持ってる人だけど。
んー、でもなあ、天象読んでるんだよ?慶王の星だって読んでるはず。
宋墨と生きたければ金吾衛を辞めさせろだとか、雪霊芝は実在するんだとか、私を選べば良かったのに、愚かにも宋墨を選んだとか。この辺りは本音だった気はしますな。
ただ竇昭は守る対象だけど、宋墨はそうではないってのも確かだ、これ(笑)
宋宜春(ソンイーチェン)が慶王に組したのは、刑部のツテで黎窈娘(リーヤオニャン)を救い出した時。
苗家の船を売るのに、沐川に接触したところから既に紀詠の計略だった。
都に流賊を入れた時も、宋宜春と竇家を使って、紀詠が宋墨の邪魔をしたんだって。そういう献策を慶王にしたってことよね。あの時、太子の軍は壊滅状態になったらしいけど、そういうことはこの人は気にしない気がするんだよな(笑)
でも、竇世柩、宋宜春、沐川以外の名前は口に出さなかったなあ。今のところ、汪格もだよね。
竇昭は簪で袖を切り、これで袂を分かつと言います。
太子を選ぶのかと紀詠は言ってたけど、太子と慶王以外の候補を見繕ってるんだろうか。
去ろうとした竇昭がふらついた時、咄嗟に手を差し伸べようとした紀詠は間に合わなかった。
一足先に宋墨が竇昭を抱き留め、紀詠に刀を向けます。
周囲を囲んだ伏兵は、宋墨がくるだろうことを見越して紀詠が配置してた。
だけど、紀詠は2人を行かせます。
いつか私の真意を理解する。
だがお前の死期が来る前に離縁書を記せ。竇昭を巻き込むな。
だーかーらー、真意ってなんだよっ。
ったく、分かり難い男だなっ。ただ結構な粘着質だってのは分かった(^m^)
一方、就寝中は誰も近付くなと言ってた宋翰に、毛布をかけに行った安素は、首に刀を突き付けられた。しかも切られてるよ。これでも安素はこの男を庇うかね。
これっほど小心者だってのに。分不相応な野心に自分が呑み込まれてくわな。
それでも安素の膝でぐっすり眠れた宋翰、母上とか呟いてたなあ。全く。
更に、安素のアホ弟が商売で損したとかで、3千両を姉に無心してきた。
その商売にも安素は苦言を言ってたらしいのに。更に必死で家業を支えてきた娘の稼いだ金も、アホ息子のもんだと言うクズ親は、何も間違ったことを言ってない安素を叩くんだよ。
それを見ていた宋翰は、安平に復讐する気だね。
酒楼に安平を呼んで、テキトーにうまいこと言って飲ませ、紫姝(ズーシュー)という女性をあてがいます。紫姝に予約の客がいると聞いて、怒って飛び出した安平。予約の客って董其(ドンチー)だわ。
ま、ふっつーに腕っぷしでも敵わない安平は、殴られて階段から転げ落ち、亡くなっちゃった。
その後、宋翰は何食わぬ顔で董其を捕まえたとな。
ってな訳で、自分を蔑む下品な義弟を葬り、更に安素を依存させる作戦かね。
父親は卒中を起こして倒れ、母親も何度か気絶したけど、体調に異常はないそうだ。
私ひとりになっても、君に寄り添い続けるとか言ってるのが怖いわ。
自分同様、寄る辺のない安素に依存させることで、逆に縋り付いてるんだな。
こういう人ってどうしてこう、ぬめっとしてるんだろう(笑)
29話まででした。
宋墨は解毒できるのか。竇昭は無事に出産できるのか。これはセットだよね。
宋翰は、慶王派は、いつどんなふうに破滅するのか。
紀詠も気になるけど、この人、慶王と一蓮托生とはならない気がするんだ、どうしても。
安素はいつ目覚めるのか、は、なんかどうでも良くなってきたー(笑)
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作品情報
- 制作 2024年発表 34話 腾讯视频
- 原題 「九重紫」
- 原作 「九重紫」吱吱
- 監督 曾庆杰、郭锋
- 脚本 贾彬彬、迟晚、蓝天雨、李昱萱、王佳绮





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