Wordpressテーマ変更後作業中 まだまだ修正箇所がいっぱい

慶余年 第25話「鑑査院の後継者」あらすじとネタバレ感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
目次

あらすじ

陳萍萍(チェン・ピンピン)が狙われていると聞かされた范閑(ファン・シエン)は、急ぎ鑑査院へと向かう。陳萍萍を付け狙うのは、鑑査院内の対北斉(ほくせい)強硬論者たちだった。陳萍萍は襲われるのを知ったうえで、不穏な連中を一網打尽にしようとしていた。六処主務の影子(インズ)によって一掃される不穏分子たち。この後、陳萍萍は各主務たちを集め、范閑を自分の後継者にすると告げる。

(c)Tencent Pictures Culture Media Company Limited/(c)New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

「慶余年」視聴はこちらから(U-NEXT) 23.5.27現在のリンクですU-NEXT

U-NEXTU-NEXT

ネタバレ感想

辛其物(シンチーウー)との打ち合わせを終えて、鴻臚寺(こうろじ)を出た范閑は、荘墨韓(ジュアンモーハン)について、王啓年(ワンチーニエン)に尋ねます。
文壇の巨匠、生きた聖人、だそうな。北斉の人物ですが、超有名で慶国の文人達にも大人気なのだとか。こりゃ、范閑との対峙は必至ですわね。

そこへ鑑査院の影子(インズ)がひょっこり。
院長が半時以内に襲われるって、何その妙に正確っぽい情報。
院長は鑑査院にいるらしいんだけど、荘墨韓が来ていて、鑑査院から人がいなくなっているらしいよ。

で、映ったのは、鑑査院内強硬派のリーダーとして仲間に話す言若海(イエンルオハイ)。
ああそっか。やっぱりこれ、言若海はスパイだね。まあ、それが四処の本業ですもんね。強硬派を率いて院長襲撃を計画し、同時に院長に情報を流して、鑑査院内の強硬派を一網打尽ってことでは?
その計画は朱格(チューゴー)にも知らされていないから、前回、朱格は言若海が裏切っていると思ってたんだな。

范閑達が鑑査院に着くと、院長は呑気に碁を打ってましたが、既に鑑査院内の人達は言若海の指示で外の警備に出払っているから、強硬派しか残っていません。
車椅子を押して移動していったら、もう取り囲まれてますわ。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
わらわらわらわら。こんな時でも剣持って、えいえいおー的な動きをする中国ドラマ。

范閑、王啓年、影子、院長の4人は、地下牢の隠し扉から最深部へ。そこには、天下を害する魔物を捕えているらしいよ。最深部を知っている人達は、鑑査院内部にも多いらしいし、行き止まりだけど、通路が狭いので、大勢が襲って来ても対抗できると。
ま、最強の影子がいるしねえ。范閑だって、そこらの兵には負けませんし。

でも范閑は、途中の地下牢にいた司理理(スーリーリー)の身を案じて、影子から鍵を貰い、助けに行きます。その間、最深部の天井近くに張られた鎖がジャラジャラ。多分これが「天下を害する魔物」を拘束してる鎖なんでしょね。
司理理を連れて来た范閑は、壁に飛び乗って、その鎖の張られた小窓から中を覗いてる。
今にも敵が乱入してくるってのに、余裕だな(笑)

中には男がひとり、立ったまま鎖に繋がれていました。
肖恩(シャオエン)というらしい。院長の脚はこの人が原因なんだとか。

隠し扉は見つかり、強硬派が乱入。結構な人数です。言若海はさっと消えたよね(^m^)
通路の前に立った范閑と王啓年のところに、影子が近付き、言いました。

生きる道はひとつある。
標的は院長のみ、先に院長を殺し、首と引き換えに自分達の命を守る。
ほう。だけどこれも、お試しじゃないのう?

影子の言葉を無視して、王啓年、暴れるぞ!と言った范閑の短剣を奪い取り、影子はひとり先に出て行きました。待ってろと言い残して。
あは、カッコいいね。范閑の覚悟を試して、よし、ブレないなと分かったら、自分がひとりで片付けてくるわ♪ってことでしょ?

案の定、ほぼ一瞬のうちに、静かになっちゃいましたわね(^m^)

院長がぽつんと、私の考えではないと言いました。
影子が独断で范閑を試したのね。影子は忠実な院長の懐刀だからね。
そして同時に、司理理も試されていたようです。
影子が離れ、范閑達の注意もそれれば、院長を人質にして逃げる算段もできたはず、あの瞬間が最後のチャンスだったと。司理理は迷ったらしい。北斉で陳萍萍(チェンピンピン)と言えば、鬼神も同様だから。

外に出ようとした時、牢の中から肖恩の声がしました。
陳萍萍、死ぬなよ、俺が外に出るまでな。
こんな状況でも、生きて外に出て、院長を殺そうとしてるって、すんごい精神力。

強硬派は、純粋な鑑査院内部の人達だけじゃなく、各部からの内偵も混じってたみたいね。だから言若海が先頭に立って計画を煽り、不穏分子を一掃したと。

司理理は大人しく、自分から牢の中に戻っていきました。

地下から戻ると、影子に向かって剣を構えた朱格達一処が。
後ろから現れた院長に驚いて剣を収めた朱格は、外から戻ると、影子が仲間達を殺していたからと言います。ま、そうか、何も知らなければ。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
わざと反乱を煽って殺してる訳だけど、私は残酷か?って聞かれてもなー。

私の手はずだと院長に言われ、はあ…みたいな返事をした朱格。一処は、荘墨韓を監視していたんだけど、鴻臚寺の用意した宿にいるはずの荘墨韓が、消えてしまったんですって。
荘墨韓を尋ねた人物の名簿を見せろ、あとは放っておけって院長に言われて、頭の中ハテナハテナの朱格。そこはたいしたコトないんだ。裏で何が起きてるか把握してるのかな?

院長は、都の主務を集めろと言います。何か話があるらしい。
そしてそれには、范閑も同席しろと。

ああ、やっぱりね。言若海、朱格と並んでそこに座ってるわ。
ほう、院長が范閑に各主務の紹介をしている。
一処、朱格、四処、言若海。
二処の主務は辺境で任務に。
五処の黒騎は普段、都にいない。

あっ、五処が黒騎で、六処が影子か。
黒騎はあの部隊全部の名前じゃないんだ、主務の名前なんだっ。
あの部隊、影子が率いてるんじゃなかったのかっ。←今(笑)
そして紹介された影子は、范閑にヒラヒラと手を振ってるぞ(^m^)

七処の主務は今、江南にいる。
八処は宣九(シュエンジウ)、書籍の印刷を司るのですって。書店の管轄らしいよ。お世話になるかもね。

で、三処は師匠の費介(フェイジエ)。
でも不在だからって代理の冷(ロン)さんが来てるんだけど、簡易ベッドに横たわったままです。
紹介されて挨拶した范閑に、弟分だなって、寝ながら微笑む。
毒の管轄だからね、新しい毒を研究して服毒して、解毒剤失敗中なんだって(大笑)仲良くなれそうです。

院長は、今日誰かが私を殺そうと罠を張って、范閑が救ったと言いました。
朱格が、影子の仕業では?見ましたよ?って言うんだけど、影子、勘違いだ、だって。
無理があるなー(^m^)

ほんで、院長の爆弾発言です。
私も老いた。今後は范閑が後を継ぐ。

寝耳に水っ!(笑)

案の定、朱格が異を唱えました。だよねえ。言若海は21話で聞いてたけど。
だけど院長は、意見を求めてはいない、これは通達だと言います。不服ならば私を殺せ。

朱格と言若海が語り合いながら歩いてるんだけど。
これさあ、言若海、朱格のことも試してないか?
院長の決定には失望した、次期院長はおまえだと思っていたのにって。
さっきの今だし。ホント、この人はタヌキだ。

でも、朱格はひっかかりませんでした。
私に能力はない、院長の座は争わない。
朱格は、今回の反乱分子達と言若海が親しくしていたのを知ってるから。
言若海は、おまえと同じ、全ては慶国のためだと言いました。
これだけで、今回の騒ぎは院長主導で、言若海が不穏分子一掃のために動いたと、朱格にも分かったんでしょう。むかついた顔で去っていったよ。内偵がいたとしても、仲間内を嵌めた形だしね。

院長は、鑑査院はおまえの母が創設し、私が代わりに守ってきた、いつかはお前に返さないとと范閑に言います。
歳月が過ぎても、初心は変わらず、と。

この院長の、葉軽眉(イエチンメイ)への強い思いはなんなんでしょうねえ。
1話の、赤ちゃん范閑を見てた時から、なぁんかぐいぐいくるものを持っている。
范閑にも、なんでもかんでもサポートするって宣言してるもんなあ。自分は咳をしながら范閑には、今日は冷えるから厚めの布団を使え、なんてお母さんかい!みたいなコトまでいうよ。范閑もまるで孝行息子みたいに、戻って薬を用意するよって言うと、院長は嬉しそうに笑いました。
そしてそれを、物陰からこっそりと影子が聞いてるというね。

さて、夜。
若若(ルオルオ)の描いた皇宮の地図を前に、座っていた范閑のもとに、五竹(ウージュー)。
心が乱れている、だそうな。
乱れもするわな、牛欄街の首謀者は長公主だと知り、鴻臚寺の任務を言いつかり、更に鑑査院を任せると言われてんだから。てんこ盛りよ。

そっか、范閑は院長に長公主の名前を言いそうになったのか。
殺しに関しては俺の方が上だ、長公主を殺すか?って五竹兄さん。
でも、婉児(ワンアル)の母親だと范閑。

長公主は何よりも権勢を重んじているから、失脚して都を追放となれば、死ぬ以上の苦しみだなって、范閑は、そっちにターゲットを絞ったのね。五竹は、それは俺では無理だ、だって。
皇太后の寝所から鍵を盗むのも、もう少し時期を見る模様。

影子の強さを知った范閑が五竹に聞いてみると、大宗師ではないものの、九品の上なんですと。
慶国に九品は数人らしいけど、五竹も影子の素顔は知らないんだそう。
皇帝に近い場所にいるからでしょうけど、范閑の周り、強者ばっかだわね。

さて、鴻臚寺でのお仕事。
初の公的お仕事に、さすがの范閑も緊張してますが、おちゃらけ辛其物(シンチーウー)がいてくれて、有難いかもね。これが真面目一辺倒の人だと、緊張感は更に増しますし。
大国の雅量を示すため、礼儀正しく丁寧な言葉遣いをとか言ってたこの人が、ふたを開ければ、怒鳴り合い、罵り合いっていうね(大笑)
だけど、命を懸けて戦った将兵達のために、勝利したのだから強気でいかないと申し訳ないんだそうな。それもある意味納得ですがねえ。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.
え、マジか。大国の雅量は?

だけど午後、北斉に新たな情報が入ったらしく、その内容と条件の書かれた書類を残し、絶対に譲歩しないと言って使節団は退出していきました。
その情報は、皇帝の元にも。大変なことみたいなんだけど、陛下はその密奏を燃やしてしまったよ。

陳萍萍の元には言若海が呼ばれていました。
ああ、息子、言氷雲(イエンビンユン)が捕まったらしいと。北斉の錦衣衛、沈重(シェンジョン)に。コレか、大変な情報とは。人質として取られたんだ。

北斉からの条件は、遼州の領地、捕虜を返す、北斉で戦死した兵への慰問金、肖恩と司理理の返還ですって。随分だね、負けたクセに。
ただ今回の勝利は、言氷雲からの情報が大きかったらしく、見捨てられないって話よねえ。

だけど、言若海はお断りをと言ってます。
院長は、北斉の本当の狙いは肖恩と司理理だから、交換条件とするって言うんだけど、パパ言若海は、自ら潜入しても息子を助けると言い出した。無理だよって、院長。
これをどうするか決定できるのは、皇帝だけだと。

その皇帝は、言氷雲の命を守ろうとしていました。
肖恩と司理理は釈放、領地は返せないが、他は協議する、言氷雲は必ず生かして戻せと。
その勅命を侯(ホウ)公公が、鑑査院に伝えます。

いろいろと理屈も裏事情もあるのでしょうが、密偵ってさ、大事にしないと、その後、諸々支障をきたすみたいよね。簡単に見捨てたら、次の成り手はいなくなるし、大事にして貰ってるんだから命も賭けるっていう、根本的な信頼も崩れる訳だ。
と、只今「長安二十四時」を見ているので(^m^)
仕方なく、元部下の密偵を売った主人公の張小敬は、次の瞬間から元部下達に面と向かって別れを告げられてましたよ。

-スポンサーリンク-

北斉との話し合いは、乱れに乱れ、范閑は、ひとり離れて座り込む図(笑)
澹州から上京する時に、ちょいとすれ違った言氷雲のことを思い出していました。
アイツ、いきなり剣を向けてきたよなあ。誤情報を鵜呑みにしてさあ。それもどーなの、そんな簡単に嘘に振り回されて、真偽を見定めるのも難しそうな密偵が務まるのかいな?

そうこうするうち、交渉はまとまったと侯公公が皇帝に報告に。
アレでまとまったのかっ(大笑)
皇帝は内容を見て、満足そうです。鴻臚寺は上手くやったと。
人質は交換でOKになったのかな。
東夷と北斉の使節団も同席させて、明日、宴席を設けるんだそうな。

そして鑑査院。
うーん、院長と言若海、こりゃ完全に朱格をターゲットにしてないかい?
まず、都に来て一度消え、その後は何もせず書物を読んでいた荘墨韓が、宴席には参加する、きっとそこで何かをしでかすだろうと。すぐ調べないと後手に回ると言った朱格を止め、何をするか分からないからやらかすまで放置だと院長は言う。
言氷雲が捕まったのは、身元が漏れたせい、そしてそれは慶国のほうからとパパ言若海は伝える。言氷雲の件は陛下と鑑査院しか知らない機密、鑑査院の中に国賊がいる、徹底的に調査すべきという朱格を強い言葉で止める院長。
そして、いつものように言若海は朱格と2人で歩きながら、古い物は変える時期だと呟く。

慶余年
画像出典 Tencent Pictures Culture Media Company Limited/New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

こわい怖い。朱格はまんまと嵌りますね。

そして次回は宴席で、荘墨韓が范閑に難癖をつけるよー。
操ってんのは、まぁたアイツだ…メンドクセ…

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次