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陳情令 第21話「変化」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

江厭離との再会を果たした魏無羨。江澄と3人で再び家族が集ったことを心から喜ぶが、魏無羨の帰還を祝う宴席では、剣を身につけていないことや奇妙な術を使ったことなどから非難の目にさらされる。しかし、魏無羨が自ら釈明しないため、世家の仙師たちからの反感は増していく。そんな中、江厭離は魏無羨が笛を吹き黒い気を放っているところを目撃する。魏無羨の変化に不安を覚えた江厭離は藍忘機に疑問を打ち明け…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

不浄世で再会した魏嬰(ウェイイン)と江厭離(ジャンイエンリー)。
師姐はもう涙で、阿羨ってあちこち撫でます。江澄(ジャンチョン)さえも涙ぐんでる。
この三月、どこにいたのと聞かれて答えられず、魏嬰は師姐をハグしました。

陳情令
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うるうる

どこだろうと、ずっと一緒だ。約束しただろ。
師姐と江澄、そして俺は、一生離れないと。

師姐は、だったら突然消えてはダメよって言います。
二度と消えないって魏嬰は答えたんだけどね…

そこに、うぇいしょ~ん!(魏兄)と大声で呼びながら、聶懐桑(ニエホワイサン)が駆け込んで来ました。慌てて涙を拭う3人(^m^)
ほわいたんは、ものすごく純粋に魏嬰が戻ったことを喜んで来てくれたんだけど、ぱっと肩に手を置こうとしたところを、するっと避けられて、瞬間真顔。

金丹ないからね…今までのようにドンと小突かれたりすると、よろっとしてしまうからか、分かる人にはバレてしまうからか、人に触れられるってことには、かなり敏感になってる魏嬰。
でも師姐は大丈夫なんだね、仙師じゃないから?そういえば江澄もハグしてたけど、気付いてなかったわよ。それならほわいたんだってさー。

はっとした魏嬰に、愛想笑いで、久しぶりだなと言われたほわいたん。みんな血眼で探してたんだぞ、特に藍二公子や江兄はって言いかけると、気まずくなった江澄が、無理矢理ほわいたんを引っ張って、連れ出してしまいました。もういい、話が終わったら帰れって、まだ何も話してないんですがー(笑)

今晩は宴なんだそうで、師姐も料理の用意をするからゆっくり休んでと出て行きます。
1人になって、笛を手に物思いに耽る魏嬰。それを扉の外から藍湛(ランジャン)が気遣わしげに見ていました。怪しんで心配して拒絶されちゃってるからね。ずかずかと行かないのか藍忘機(ランワンジー)らしい。

さて、温若寒(ウェンルオハン)の元には、温晁(ウェンチャオ)の形見の剣が届けられます。剣を抜き、何が射日だ、天の太陽を射られて堪るか!と叫ぶ、中二病オヤジ(違)
結構冷たくしてたけど、デキは良くなかったけど、それでも息子は可愛かったと見える。だけど、長男温旭(ウェンシュー)の存在感の薄さよ。

清河聶氏の宴は、室内の色合いのせいか、地味。会議で並んでるのかと思った(^m^)
聶明玦(ニエミンジュエ)が盃を持ち、魏公子が無事だったのは幸いだ、魏公子のために乾杯しようって言ってくれてるのに、魏嬰は全然聞いてなくて、盃も持っていません。
ただ、江澄の後ろに作られた誰も座っていない席を見てました。藍湛の場所だよね。
江澄に声を掛けられて、ようやく盃を持って乾杯したものの。

ここでさ、大哥が気付いてしまうんだな。あれ、魏公子、どうして剣を佩いていないんだ?って。
魏嬰の答えは、嫌だから。

あのさー。いきなりコレはないでしょー。どうせ聞かれるの分かってただろうに。誤魔化し方なんて、いくらでもあったんじゃない?ここで周囲に不快感を与えて、自ら火種を蒔く意味ってあったんでしょうか。いわゆる異端として、仙門の集団から自ら離れていくことを画策したんでないならば。

その返答に、みんなが瞬間固まります。
そして、出た出た、おっさんコンビ。ほわいたんの後ろに座っている2人。この2人は覚えておかなくてもいいです。イヤでも覚えるから。小者の癖に、声だけはデカイから世論を操ってしまうコンビ。ちょいっちょい出て来ます。
仲川家の礼二氏風の人が、平陽姚氏の姚(ヤオ)宗主、もう1人は欧陽(オウヤン)宗主。姚宗主は一度出て来ましたね。温氏に襲撃されて、へろへろになって蓮花塢に逃げて来た人。

姚宗主が言いました。
世家の子弟にとって剣を佩くのは栄誉。魏公子はこれまでも自由闊達だったが、さすがに怠慢過ぎるのでは?

更にもう1人。蘭陵金氏(らんりょうじんし)の金子勲(ジンズーシュン)。19話で一度出てます。金子軒(ジンズーシュエン)の従兄で、コイツは間違いなくクズ。
剣の腕前も見事だと聞いたゆえ、手合わせしたいと思っていたのだが、剣も佩いていない、随分とバカにされたものだ、だとさ。

陳情令
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ふん、オマエ、誰だよ?

ほわいたんが慌てて話を逸らそうと、どうやって温晁を殺したのだ?と聞きました。
魏嬰は、悪事が祟って自滅したって。

おっさんコンビのひそひそ。
魏嬰が法術だか呪符だかを使っていたことは、既に噂になってたんだね。あの温晁の異様な様子も。
金丹を失った魏嬰が代わりに身に付けたものは、刀剣を持って正道派を標榜する人達とは相容れないもの、正しい認識もされず、誤解され蔑まれるもの。それが分かっていたからの、敢えての態度だったんでしょうか?
多分今の魏嬰は、座学時代、藍啓仁(ランチーレン)と言い合いになってしまった時の、自論の方向に進んでいるもんね。そうせざるを得なかったから。

宴にも参加しなかった藍湛は、ひとり部屋で琴を奏でていました。
琴の音は、宴の会場にも響いてるみたい。
この曲は、ここで初出だったと思うんだけど「清心音」という姑蘇藍氏に伝わる技のひとつで、精神を安定させる効果のあるもの。既に藍湛は魏嬰の様子を見て、心身を蝕まれる危険性を指摘してたから、だからこその選曲でしょう。

師姐が魏嬰に、藍二公子はどうしたの、ずっと仲良かったでしょ?って聞くんだけど、魏嬰はさあな、そうかなって返事。
魏嬰の変化を描くのに、仕方ないとは言っても、ヒネ方が分かり易過ぎるぞー。

姚宗主が立ち上がって、温氏を滅ぼすぞ、かんぱーい♪なんてやったのをスルーして、魏嬰は徳利を持って出て行きました。
こうして徐々に居場所を失くしていくのを描いてるんだろうけど、魏嬰、いちいち下策過ぎるぞー(笑)

琴を弾く藍湛のシルエットを眺めて、魏嬰は自嘲するみたいに笑い、橋の欄干みたいなところに座りました。この場所、以前、薛洋(シュエヤン)を連れて不浄世に来た時、孟瑶(モンヤオ)と挨拶したところだよね。

魏嬰は藍湛の、邪道を修めれば代償を伴うって言葉を思い出して、藍湛は自分を見限ったのかも、だから宴も欠席だし、避けられてるって思ってるみたいだけど、逆じゃないのかなあ。藍湛は、まともに顔を合わせれば心配で強く注意してしまうから、すると反発拒絶されるから、遠くからそっと様子を窺ったり、清心音を弾いたりしてるんじゃないの?
あ、魏嬰、それもあって自暴自棄風なのか。清心音がそういう物だとは知らないし。
でもさ?あの時アナタ、自分から藍二公子なんて言って、距離取ろうとしましたよね?結果、思ったよりも精神的打撃が大きかったって、身に染みてるのかな。

そこに心配した江澄がやって来ました。
江澄は、魏嬰の態度は、藍忘機に避けられてるせいか?とか聞くのよ。ふふ、ライバル?だからね。大事な魏嬰を取ってくヤツだからね、会う必要もないだろうとか言っちゃうのよね。

随便(スイビェン)を取り戻したのに、なぜ佩かぬと江澄に聞かれた魏嬰はまた、嫌なのさと言いました。江澄に、公の場では身に着けろ、揶揄されるのが落ちだと言われても、強要されるほどやりたくなくなる、剣を持たないからなんだとか言っちゃう。
江澄にしちゃ、随分と譲歩した言い方だったのにな。ただのフリでも、剣を持ち歩くのは苦痛なんだろか。もう使えないからこそ大切なものだったからこそ、辛いんだろうけど。
そう考えると、辛いから嫌なんだってことで、嫌だからさ、も、嘘じゃない訳だ。

なんだかんだ誤魔化そうとした魏嬰の言い訳を聞いて、剣術が自慢だっただろと答えた江澄は、剣が使えない何かがあった?とか、多少は察したのかなあ。
魏嬰は、子供だったのさと言ってますが、今でも充分子供よ、このやり方では。
覚悟をした筈だったけど、周囲との軋轢に直面して、取り繕うことも出来ずに、孤高ぶってヒネるという対処しかできていないように見えるもん。藍湛のウェイトのほうが大きいのかもしれないけど。
おっさんコンビはどうでもいいけど、今、聶明玦の心証を悪くするのだけは得策とは思えないんだけど、ま、そんな処世術が身についてる人なら、この先、ああはなるまいってことか。藍湛ですらあの反応ならば他の人なら猶更、理解しては貰えないだろうし、真実は絶対に語れない訳だけど。

あ、ちなみに、この回、何度かある大哥のびっくり顔がカワイイです(^m^)コワモテ役なんだけど、魏嬰の反応に、怒りはまだ出て来なくて、きょとん顔になるのよっ。これは中の人、王翌舟(ワンイージョウ)さんの可愛らしさだと思うわー♪

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部屋で瞑想していた魏嬰。やっぱり邪気の浸食は免れないってシーンなんだろか。自分の物にするために、制御しようとしてるんだろか。
まだ三か月ですもんね。落ち着かせるのはもう少し先ってとこかな。

人の気配に、陳情を持って構えたところ、入って来たのは師姐でした。
その竹笛、前は持っていなかったと言った師姐に、陳情を差し出してみると、陳情は師姐を弾きました。師姐は、あなたを主と認めているのよって、優しく言ってくれますが、明らかに魏嬰の様子がおかしいのを心配してるよね。
それでも、あなたの霊器なのね、母上の紫電と同じと続けた師姐は、一品の霊器なら、ちゃんと名前をつけないと失礼よ、隋便のように適当に扱うつもり?って。
魏嬰は、笛に「陳情(チェンチン)」と名付けました。

あ、ここで初めて名前を付けたんでしたね。私、今まで既に陳情って書いてたかも(^m^)
この「陳情」は「言葉にできない情を訴えること」と字幕が入りました。

藍湛は藍湛で、自分の避塵(ビチェン)を手にして、座学の時の魏嬰の言葉を思い返していました。上でリンク貼ったあれね。藍啓仁と言い合いになった。化度できないこともあるなら、利用すべきっていう。魏嬰は丹田に霊気を溜めて金丹として使う代わりに、怨念を利用している。だから怨霊を呼び寄せて温晁を痛めつけることができた。それに気付いているのはこの人だけかな。金丹がないことまでは、さすがに気付いてはいないけど。

蓮根と骨付き肉のスープを口にする魏嬰を、師姐はじいっと見ていました。
やっぱり変わったわ、あなたを見て来た私を誤魔化せると思う?
だけど追い詰めないのが師姐よね。それでも帰ってきてくれて良かった、3人でいることが何より大切、それ以外は、話したくなったら打ち明けてって。
これできっと、少しは楽になったんじゃないかなあ、魏嬰。

さて、岐山。陰鉄が3つ、ぐるぐるしています。
温若寒が何やら仰々しくやると、異形にされた者達が立ち上がりました。

黒いもやもやを飛ばしながら朝まで瞑想していた魏嬰。突然うわあーっと叫びますが、その渾身の大声に、誰も気付かないっておかしくね?(笑)
ベルトの辺りを押さえて取り出した乾坤袋からも、もやもやがいっぱい。この中には屠戮玄武(とりくげんぶ)の中で見つけた、暗黒の剣が入ってるんでしたっけね。

陳情令
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え、これ、なんで反応しとるん?みたいな。

以前はあたくし、陳情が、暗黒の剣から作られたのかと思ってたんですが、違うよね。あれはあくまでも竹笛。どこで手に入れたんだってのは疑問ですが、それは本当に乱葬崗で拾ったのかもしれない。

翌日、魏嬰がいないと江澄が慌ててます。
藍曦臣(ランシーチェン)もやって来て、みんなで大事な話し合いだっていうのに。
魏嬰の異常に気付いている師姐は、自分が捜すからと江澄をひとりで会議に行かせました。

会議の場には、聶氏の兄弟と、藍氏の兄弟と、金氏の嫡男と従兄が揃ってます。
そしてやっぱり、金氏のクズ男が、魏無羨の態度は目に余ると言い出しました。それを聞いてる藍湛の顔が怖い(笑)
更に江澄も、宗主となったからには、魏無羨は配下なのにとか言われちゃう訳よ。この場では、江氏のことだ、金氏には関係ないって毅然として言い返したものの、こういうことを今後あちこちでずーっと言われる江澄も、気の毒っちゃー気の毒。そういう鬱屈した感情は、溜まってくよねえ。

聶明玦の一喝で、クズ男も引き下がりましたが、この人、直接知りもしないのに、昨夜と今日でもう、魏嬰をめっちくちゃ気に入らないヤツ認定しちゃいましたな。直接知っている人達は、昨日も今日も、何一つ、口を開いてはいないのに。兄上も大哥も、何かあるなと感じているっぽいのに。

そんな渦中の人、魏嬰は、荒野をフラフラと歩いていました。
邪気に侵食されちゃってるのかなあ、黒いもやもやを放つ心臓辺りを抑えて蹲ります。
ああ、それで会議には出られなかったってことか、これは。

崖の下の道では、たくさんの人達が連行されていくところでした。逃げ出そうとした人はムチで叩かれ蹴られ、瀕死の状態になったところを、鴉達に襲われています。
その中に、温情(ウェンチン)がいました。温氏傍系のあのおばあさんも一緒。
どうやら温氏の生き残りが、どこかに収容されていくみたい。

それを目にしてしまった魏嬰は、自分もフラフラながら、陳情を吹きます。黒いもやもやを思いっきり発しながら。
強い風が吹き、崖からは崩れた岩が落ちて来て、耳を抑えて座り込むみんなの顔には、黒いひび割れ模様が。

笛を吹いたら魏嬰自身も落ち着いたみたい。もやもやは消えています。なぜ?
音が止まると、温情達の黒いヒビ模様も消えました。
立ち上がって見下ろした魏嬰は、一行の中に温情がいることに気付き、温情も魏嬰を認めて慌てて顔を隠します。

そこに魏嬰を捜しに来た師姐が歩み寄りました。
沢蕪君(たくぶくん)が来て会合をすることを告げた師姐は、さっきのは何?と聞きます。見ちゃったかぁ、黒いもやもやを放つ魏嬰を。
答えに窮した魏嬰は、なんだかトンチンカンなことを言い、師姐もそれ以上聞きませんでした。というか、あの状況、当人ですら訳が分かってないみたいだもんね。

さて、こちらは会議中のみなさん。
温若寒は息子2人を失って、軍を指揮する人がいないらしい。でも、問題となるのは陰鉄と傀儡達。それにどう対抗するかの知恵を出し合うために、大哥はみんなを呼んだんですって。
そこに、魏嬰が帰ってきました。ドーンっと扉を開けて、ぶわーっと風を吹かせて。

聶宗主。温若寒の陰鉄は恐れるに足らず。
陰鉄にも相克するものがあるはずだ。
もったいぶっている訳じゃない。
そう言って、魏嬰はまたベルトの辺りを押さえました。みんなの視線がそこに。
一月も経てば分かるはず。

出て行こうとした魏嬰を呼び止めた藍曦臣は、なぜ剣を佩いていない?と、やっぱり聞いちゃいましたよ。
嫌だからさ。
うーん、嫌だからさの3連発っ(笑)
大哥と兄上は、顔を見合わせてるね。安易なことを言わない2人。クズ男とは真逆よ。

このシーンも、なかなか分かり難かったのですが。
先に部屋で瞑想していた時、ベルトの辺りを手で押さえて、あれ、何か反応してるぞ?的に、乾坤袋を取り出しました。あの袋、腰に下げてたんじゃなくて、袋自体もちっちゃくしてベルトに挟むとかできるんでしょう、多分。そこに手をやった訳ですね、この時も。
で、魏嬰の力で、あの暗黒の剣を、陰鉄を相克する物として作り変えてみるってことだったんだと思う。一か月もあればできるってことだったんだと思う。

兄上は藍湛に、魏公子は随分自信ありげだったけど、一月余りで対抗する物が見つかると思うか?って聞いてます。藍湛は分かりませんと。兄上も、魏嬰は自信過剰だって思っちゃったねえ。
もひとつ兄上は藍湛に聞きます。
夷陵の監察寮のこと。陰鉄と関係があるのかと。
藍湛は、彼はそのようなことはしませんと答えました。

ああ、そっか。最後のひとつを手に入れた魏嬰が、陰鉄を使って惨殺したのかと疑ってたのね。あの雰囲気の変わり方等々考えると、そこに行き着くのが自然かもなあ。

夷陵に着いた時、何か異変はなかったかと聞かれたのに、ここで藍湛は、自身の迷いを兄上にぶつけます。
世の出来事は、全て定法に則るのでしょうか。
兄上は、かつては自分も藍氏の書を読み尽くして精進すれば悟れると思っていたけど、それは違った、天下の書に目を通そうと、世の中には理解できないことが余りに多過ぎると言いました。
世に定法なし。事の真理は是非だけでは決められぬ。

是非が尺度にできないのなら、どうやって心を測るのでしょう。
そう聞いた藍湛に、なんだか兄上、穏やかに嬉しそうだなあ。昔の藍湛なら、こんな迷いなんて持たなかったはずだもの。是非一択!みたいな人だったもの。

人が人であるのは、是非だけで語れるほど単純ではないからだ。
判断するにも、白黒だけで断じるのではなく、心の標に従え。

いやー、いいですねぇ、兄上♪
藍湛もこれで、信じようと決めたかなー。心身の心配はしちゃうかもしれないけど。

そこに、江澄と魏嬰が歩いて来ました。
一瞬の緊張が走る魏嬰と藍湛。
江澄は魏嬰を見、兄上は藍湛を見ます。お、オマイラ、何があった?てか(笑)

陳情令
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ん?わんじー?固まってるよ?

視線を送りつつ、挨拶だけして会話もなく行ってしまった魏嬰に、江澄ですら驚いてる。
兄上も、忘機、魏公子のことを案じているのならと言いかけると、藍湛は、いいえと言って、こちらも去っていきます。

江澄の前では、今までみたいなぐだぐだ魏嬰でいられるのかなあ。だらりーんと江澄に寄りかかって払われてる魏嬰(笑)
でも江澄、2人がいつまでも変なのを、一応気にしてくれてるみたいね。説明しろ、絶縁するつもりか?だって。持ってかれちゃうのはイヤだけど、ギクシャクしてるのもイヤなのか?
魏嬰は、藍湛が俺を無視してるんだと言って、藍湛のこと嫌いだったのに、なんで庇うと逆に聞きました。
江澄は、みんなが力を合わせる時に仲違いしてる場合か、それに夷陵では、と言いかけてやめます。そうね、夷陵では仲良く一緒に行動できてましたもんね。魏嬰を捜すって目的のために、普通に協力し合えてましたしねぇ。それなりに見直したんだろね。

変なものは使うな、剣こそ正道なんだぞと江澄に言われた魏嬰。じっと江澄のお腹の辺りを眺めます。丹田でしょうねえ、金丹の場所よね。
宗主の風格が出て来たと思ってさーなんて口では言ってるけども。

その頃、藍湛は魏嬰の部屋を訪ねようとして、扉を叩かずに帰ろうとしてます(笑)
そこに師姐がやって来ました。挨拶だけして去って行こうとした藍湛を、師姐が止めました。

部屋の前で、師姐は魏嬰の様子がおかしいことを尋ねたのね。藍湛がそれに答えているところに、魏嬰が来てしまったよー。身も心もむしばむって言葉を耳にしてしまったよー。
こりゃ、誤解するなあと思ったら、案の定だよー。
剣を尊ぶのが正道、呪符は補足であり修めてはなりませんと言ったところで、魏嬰が姿を現します。
藍湛、師姐に何を吹き込んでる?

違うよ、違うよ、師姐から心配して聞いたんだよぅ。
でも、江氏のことに首を突っ込まないでくれと言われた藍湛は、何も言わずに去って行きました。

陳情令
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あまり変わらない藍湛だけど、ちゃんと傷付いた表情に見えるのよー。

いやーん、師姐、説明が遅いー(笑)
ただ、夷陵の監察寮でのことは、何も聞いていないと知り、誤解だったと気付いた魏嬰は藍湛を追いかけます。

話を聞いてくれと走って来た魏嬰に、いきなり剣を抜く藍湛。魏嬰は身軽に飛んで避けますが、喉元ギリギリに剣先を突き付けられました。
数月合わない間に、また腕を上げたな。
おまえは進歩がない、隋便は?

やっと藍湛に笑顔を見せることができたけど。
そう言われて、一瞬話しちゃおうかなって思ったかなあ。でも軽く首を横に振ったねえ、いやいや、ダメだダメだみたいな内心の葛藤かなあ、これ。

次回はいよいよ、不夜天城の決戦が始まります。
あ、一応のところ、魏嬰と藍湛は仲直りできるよ~。
あ、もひとつ、孔雀の若様のおバカな大誤解事件があったー(笑)

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