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陳情令 第10話「清河の雄」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
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あらすじ

櫟陽の仙門、常氏の屋敷を訪れた魏無羨、藍忘機、江澄だったが、なんと常氏一族は薛洋の手で惨殺されていた。そこに薛洋を追う暁星塵と暁星塵の友 宋嵐も加わり薛洋を捕らえる。だが薛洋は陰鉄を持っていなかった。暁星塵たちと別れた魏無羨たちは、聶懐桑、孟瑶と清河聶氏の不浄世に到着、薛洋は聶宗主の命令で地下牢に入れられることに。一方の藍忘機は雲深不知処へ戻るため不浄世をあとにするが、そこへ陰鉄を探す温晁が乗り込み…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

さて、重要人物がいっぱい出てくる第10話です。ここは後から、ちょっとした確認のために、見返したりもしたなあ。そんな回。

常(チャン)氏屋敷の惨状を調べる、魏嬰(ウェイイン)、藍湛(ランジャン)、江澄(ジャンチョン)は、被害者達が傀儡となって、亡くなったことが分かります。

藍湛の持つ陰鉄の袋が光り、振り向くと屋根の上にいたのは薛洋(シュエヤン)。

陳情令
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人を食ったような笑顔ってんでしょうかね。邪悪に見えるのも含めて、よく笑顔を見せる人。

ちなみに、若手のみなさん、薛洋役でオーディションを受けた子が多かったとか。インタビューでも、やってみたい役として大人気でした。確かに演者さん達にはやりがいのある役だと思うわー。

この3人はお初なので、誰だ?って見上げてる時、空から白い人が飛んで来た。白いけど藍湛じゃないぞ(笑)
薛洋に向かって、今日は逃がさぬぞと言ったのは、暁星塵(シャオシンチェン)。

この人も美しいよねえ、ノーブルな感じで。イボくんくらい若かったはず。
公式のメイキング映像で、暁星塵役の宋継揚(ソンジーヤン)が剣をくるくるくるっと回してるところがあるんですが、え、なんの仕掛けもなく、これ素で回してるの?と思って何度も見直してしまいました。そしたら、そこ一番リプレイが多くなってた。みんな思うことはおんなじなのね(^m^)

ひとりで退屈してたけど、みんなが来て賑やかになったなー、なんて笑顔で言う薛洋。
岐山を降りてから惨殺を重ねていた薛洋を、暁星塵は半月も追い続けていたようです。そのうちに、ここで常氏を滅ぼしてしまったと。

罪なら認めるが、罰を受けるかどうかはお前の腕次第なんて、フザケタことを言って屋根の向こうに飛んだ薛洋に向けて、魏嬰は呪符を飛ばします。あの、糸ね、以前藍湛に結んだやつ。
糸は薛洋の腕に巻き付き、魏嬰が引っ張ると、薛洋が釣れて落ちて来ました。

魏嬰達は、霊力の高い暁星塵がどれだけ薛洋より上手かと、手を出さずに見ています。
薛洋もかなり強いんだけど、魏嬰の糸に体勢を崩されてしまい、結局、暁星塵に追い詰められました。
それでも、魏嬰の糸を、すごいな、これ♪なんて言う妙な余裕のある薛洋は、乾坤袖(けんこんしゅう)という煙が出る何かを仕込んでました。全員がそれを避けようとする間に、暁星塵に攻撃しようとした薛洋ですが、いーいところで飛んできた宋嵐(ソンラン 宋子琛ソンズーチェン)に阻止されます。

祠堂に捕まえた薛洋を縛り付け、ご挨拶する暁星塵達と魏嬰達。
清風名月の暁星塵、霜雪も恐れぬ宋子琛という二つ名を持つ2人は、有名なんだね。
暁星塵から、残忍で狡猾な薛洋が、このところ続いている仙家が滅ぼされた事件の犯人だと知らされるみなさん。

陰鉄袋が反応していたので、藍湛は薛洋に出せと言うのですが、薛洋はとぼけます。
魏嬰が、体を触って確かめるものの、陰鉄は見つかりません。
祠堂に入ってから、藍湛の陰鉄も反応しなくなっているらしく、ならばと、屋敷中を探すんですが、見つからず。てか、今、光ってたのは、なんなの?

ここがずっと疑問なんですよねえ。後からわかるんですが、明らかに薛洋はひとつ持っているはずなんです。でも、ここでどこに隠したのかというのは結局分からずじまい。最初は、あの欠損した指のカバーの中に、どうやったのか分からないけど圧縮とかして隠してるのでは?と思ったんだけど。

そこへ、聶懐桑(ニエホワイサン)が、合流した孟瑶(モンヤオ)達を連れて入ってきました。
孟瑶は、聶宗主がみんなを心配して自分を遣わした、藍宗主からの密書も届いていると言います。雲深不知処に何があったのかと、訝る藍湛ですが、大事はないが、やはり同行くださいと。

魏嬰は暁星塵に、薛洋を不浄世につれて行って、聶明玦(ニエミンジュエ)の処断を仰いでもいいかと尋ねます。聶宗主は義侠心に篤い、公正に判断されようと承諾した暁星塵ですが、一緒には行かないつもりらしい。陰鉄のことは知らないし、血縁より志を大切にしているため、仙門とは距離を置いているのだそう。

それを聞いた魏嬰は、ちょっと羨ましくなったんじゃないかな。仙門など関係なく、志が同じ2人が知己となって旅をする。俺と藍湛も~なんて言ったら、藍湛が黙って間にいた江澄越しに、こっちを見る。そんなこと言ったら、この間にいるヤツが黙っちゃいないダロって視線だった(大笑)
案の定「だったら、蓮花塢には戻るな!」頂きました(^m^)

藍湛が、どちらに師事を?と2人に聞くと、宋嵐は白雪閣、暁星塵は抱山散人(ほうざんさんじん)だと言います。出たわ、暁星塵は魏嬰ママの弟弟子だわ。

だけど暁星塵は、入門が一番遅かったために、魏嬰ママ、蔵色散人(ぞうしきさんじん)のことは、抱山散人の秘蔵っ子だったという噂しか知らないみたい。魏嬰は抱山散人に会いたいと願っているんだけど、抱山散人は隠遁してから居場所を定めてなく、また、山を下りた弟子はもう戻れないのが慣例なんですって。
でも、会えたならきっと、抱山散人は喜ぶはずだよと言って、暁星塵と宋嵐は去って行きました。

この時にねえ、薛洋を見る孟瑶の目が映ります。なんとなく意味深な感じにも見える視線。
薛洋は暁星塵に、自分のことを忘れるなと叫びました。
懐桑が言うように、暁星塵と宋嵐の2人は、気品があるんですよね。仙門間のいざこざからは一線を画して、志のみに従って生きる高潔さ。なんちゅーか薛洋、そこにロックオンしちゃった感じなんだよねえ。こういう人の執着は怖いよな。泥をすすって生きて来た薛洋が、羨望と共に汚したい対象としてのロックオンってなるから。
このシーン、魏嬰の落胆のほうに最初は注目しちゃって、孟瑶や薛洋の様子はスルーしちゃってたんですけど、でもこの感じは、ちょっと心に留めておくと吉。

陳情令
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いいなあ、あんな生き方♪

そして、2人を見送る藍湛も、これは憧れの目なんじゃないでしょうかねえ。魏嬰の言うように、自分もあんなふうに生きられたらと、きっと思ったんじゃないだろうか。次男だしな←

清河はもう、建物からして勇壮。そびえ立つ質実剛健的な城門は一切の飾りっけなし。
藍湛ですら、ほえ~みたいな見上げ方。ほわいたんには似合わない場所だなー(^m^)
この門もあちこちのドラマで見たことがある気がしますが、中の両脇に壁のそびえ立つ通路も、いろんな作品で使われてますよね。

中庭では、新しい護衛が訓練の真っ最中。
温氏の使者が来てから、聶宗主が警備を強化してるんだとか。どうやら、温氏は各仙門世家から、家主の血縁の弟子を選んで、岐山に訓学に来るようにと連絡しているらしい。藍氏の座学はみんな競って参加したがるけど、温氏のは人質だろうと魏嬰。
懐桑があわあわしてるところ、聶明玦(ニエミンジュエ)登場。大哥はこの建物にぴったり(笑)
ほわいたんは、兄ちゃんを尊敬しつつ怖がってる感じ。このムードの聶氏では、ほわいたんはかなり異質でしょうからねえ。兄ちゃんもこの風流人を、聶家の息子としてなんとかしたいと思ってるっぽい厳しさなんだけど、でも当人の資質ってもんは、どうしようもないよなあ。

この2人の関係は、本編終了後にぜひスピンオフ映画「乱魄」を見て頂きたい。
そうだったのかー!となるので、本編見た後で見てね♪
あ、それと、ほわいたん役の紀李(ジーリー)くんが、普段でも聶明玦役の王翌舟(ワンイージョウ)さんを大哥と呼んでるので、ドラマでもこの人見ると、大哥と書きたくなるんですよ。大哥=聶明玦=赤鋒尊。

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薛洋を前に、怒り心頭の聶明玦。今にも殺しそうになるのを、魏嬰が一旦止め、孟瑶が理詰めで説得します。陰鉄の件は各世家の未来に関わる、まず隕鉄のありかを聞き出し、手に入れてから始末しても遅くはないと。
聶明玦は、薛洋を地下牢に入れて、厳重に見張るよう、孟瑶に指示しました。

この時、江澄が、孟瑶は侮れないと魏嬰に囁き、懐桑も兄上も一目置いてると囁き、魏嬰は、金光善(ジングアンシャン)は見る目がないなあと呟いてます。孟瑶と金氏の関係は、後で出て来ますよー。

孟瑶は中庭で訓練している総領に、宗主の命を伝えて協力を仰ぐのですが、コイツが全く孟瑶の言うことを聞いてくれません。完全に蔑んでいます。でも宗主の命令なのに、それを無視して大丈夫なのかなあと思うんですが、そこら辺が、聶明玦って人の手落ちなんですよねえ。
出自など関係なく、実力本位で孟瑶を引き立てるのはいい。とてもいい。
だけどそのことを面白くないと思う部下が、自分の命であったとしても、孟瑶を通せば無視するってところまでは、全く頭が回っていないのです。それくらい自力でなんとかできないようではと、そう思っていたのかもしれませんが、まあ、そういう細やかさはないんだと思う、大哥って人は。

でもこういうのはさあ、周囲には蔑まれつつ、トップには引き立てられた人って、理不尽な嫉妬ベースで恨まれる訳だから、どんなに頑張っても、なかなか難しいのだよね。事実孟瑶は、驕ることなくとても下出に出て、丁寧にお願いしてるし、これは宗主の命ですよ?って言ってるんだけど、総領は、おまえなど下働きでもしてればいいんだ、兵の指揮にまで口を出すなとか言う訳よ。兵を使って厳重に監視しろと言ったのは、孟瑶ではなく宗主だ、この馬鹿者が。
この時、ほんの少しでも、大哥が上から様子を見ていてくれたなら…と、後になっても思ってしまうシーンです。

命を無視したことを赤鋒尊(せきほうそん 聶明玦)が知り、咎められた場合、責任は負えませんと孟瑶が言うと、では、赤鋒尊に言うんだなと答えた総領は、去り際の孟瑶に向けて、妓女の子の癖にと言いました。これがこの人最大のキーワードです。

その赤鋒尊は、中で陰鉄について話し合っていました。
陰鉄は全て世に現れたと言う聶明玦に、薛洋のはまだ誰も見ていないと言う魏嬰。

陳情令
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薛洋の陰鉄はまだ誰も見てないよ?そういえば、あの人も薛だね?

薛洋の素性は誰も知らないものの、陰鉄を作った薛重亥(シュエチョンハイ)のことは、勿論、聶明玦も知っていました。ただ子孫かどうかの確証はないってまま、お話しは進むのね。
江澄が、誰だそれって言いながら、出し抜いたなって言うんだよ。出し抜くかあ。らしい台詞ですけどねえ、なんでこの人は、いちいちこうなんだろうか。

いずれにしろ、温若寒(ウェンルオハン)の元には既に2つあり、温晁(ウェンチャオ)が失敗したとはいえ、藍湛の持つ陰鉄を、温若寒は諦めないだろうと、大哥。
魏嬰は、この陰鉄で宝玉を作ってしまえば、温氏に対抗できると言うんですが、藍翼(ランイー)しかり、過去、どんなに力のある仙師でも制御できなかったものを、師弟なら猶更だ、邪道な考えは起こすなと言われてしまいます。

温晁はしつこく尾行していたから、きっと薛洋を捕えたことも知っているはずと聞いて、不浄世が危険なのでは?と慌てる懐桑。
聶明玦は藍湛に、藍曦臣(ランシーチェン)が禁書に、陰鉄に関する記載を見つけたそうだと言います。直ちに姑蘇に持ち帰り、災いを除く策を講じてくれと。

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夜。酒飲んで、ぐでんぐでんに酔っ払って、吐いてる総領。孟瑶が通りかかります。きちんと挨拶したのに、わざと肩にどんっとぶつかりながら、妓女の子の癖にと、呪いの台詞を吐いて去って行く総領。
そこに魏嬰が来ました。酒を貰ってきたら、道を間違えてさーって言う魏嬰ですが、これ、ホントかな?なんとなく、何か探りに来たってことではないの?
宴には出ないのか?と魏嬰が聞くと、孟瑶は、薛洋の見張りです、と。

上の方で、孟瑶の環境には同情的なことを書きましたけど、それはそれとして。
藍氏の座学でのシーンでも、この人には何かあるかもなあと思わせる演技でしたが、この不浄世では、それが更に強調されているように見えます。目だけはいつも笑っていないからね。そもそも中の人、朱賛錦(チューザンジン)くん、目力が異様に強いからなー。

部屋で瞑想していた藍湛、外の気配にぱっと避塵(ビチェン)を握るのですが、屋根の上にいたのは魏嬰でした。清河の瓦は姑蘇よりも作りが粗末なんだとっ(笑)
ほんの気持ーち、口元を緩ませて(や、確かに緩んだからっ、これでもっ)、外に出た藍湛。
藍湛、屋根を借りるぞ~、なんて言いながら、屋根の上で居眠りを始める魏嬰に、今度はさっきよりも、もう少しだけ口元を緩ませて、藍湛は、魏嬰、私は去ると呟き、屋根の上を見上げました。
姑蘇で何かが起きている、もしくは起きるだろうと、予想していたんだろな。

翌朝、慌てて魏嬰を探す江澄。魏嬰、屋根で朝まで寝てたのかな、よく落ちなかったね。
部屋に戻った魏嬰は、温氏が乗り込んで来たことを知り、急いで外へ。
門の外には、ちゃおくんが来ていました。
この子、イヤ~な敵役には違いないんですけど、どーも、ちゃおくんと呼びたくなったりするのです、時々(^m^)だってところどころ、残念なとこが垣間見えるんだもん(笑)

温晁は、聶氏を小馬鹿にしながら難癖をつけ、陰鉄と薛洋を渡せと言います。
聶明玦は当然の如く、怒る。大哥の刀、覇下(バーシア)は迫力だよね。
温晁は目の前に刺さった覇下にビビリつつ、清河聶氏は姑蘇藍氏に味方するのだな、上等だ、私が仙督に代わり、粛清してくれようって言うんだけど、大哥が飛んで来たら、下がる。下がります。
私が、じゃないだろう、アンタ、温逐流(ウェンジューリウ)が、だろう(大笑)

その間に、孟瑶は薛洋の様子を見て来ますと言って、戻っていきました。
温晁の配下、温逐流も強いんだよねえ。そしてこの人、後で分かりますがとんでもない技を持っている厄介なヤツです。なんで、ちょいと残念なちゃおくんなんかについてるんだか。

あの両脇高い壁の通路でも、戦闘になっていました。
温逐流と戦っていた聶明玦は、薛洋が逃げたとの叫び声を聞き、急いで向かおうとしたところで、総領を刺し殺す孟瑶を見てしまいました。
違う、私じゃない、薛洋が殺したんですって言う孟瑶ですが、いやいや、それは無理。
その時、温逐流の剣が大哥を狙い、孟瑶は身を挺して大哥を守り、刺されてしまいます。
驚く聶明玦に何か気の攻撃をした温晁、膝をついた大哥の元にようやく来た魏嬰、江澄、懐桑。

余り調子に乗るなと言った魏嬰に、おせっかいが過ぎると言う温晁。
どうしても首を突っ込むと言うなら教えてやろう、兄の温旭(ウェンシュー)が姑蘇に行ったぞ。藍忘機が無事に戻れたとしても、目にするのは一面廃墟となった雲深不知処だ。

それを聞いて、倒れている孟瑶も藍曦臣(ランシーチェン)を案じています。自分にも、心から配慮してくれた優しい藍宗主。この人のこの思いは、ずうっと続きます。

陰鉄は温氏のもの、お前は陰鉄を隠す輩を助けて温氏に背いた、今日は許すが、以降同じことがあれば、清河不浄世は第二の雲深不知処となる。
温晁の言葉には、ちょいちょい、温氏の慈悲だとかって言葉が入ってくるんですが、全くどの口が言うんだかなあ。
温晁は魏嬰に、温氏の訓学に来たら、たっぷりと遊んでやるって言うんだけどさ。呼んでるのは血縁の弟子じゃなかったっけ?魏嬰は血縁じゃないけどな?

祭刀堂の外で、扇子を手にうろうろうろうろしてる懐桑。
中には、聶明玦と孟瑶がいました。
私の釈明を聞いてくださいと言う孟瑶ですが、聶明玦は現場をばっちり見ちゃってますからねえ。

私は副将に抜擢されるも、普段から総領に見下され、幾度も辱められた。どれだけ辱められようとも耐えてきた。いつもそうだ、私の母が卑しいからと。手柄を奪うだけなら許せるが、薛洋を逃がすのをこの目で見た。

全て事実ですと言う孟瑶ですが、大哥は信じません。功名心だと言い捨てちゃった。
いちいち報告せず、ただ我慢していた孟瑶の行動も分かるけど、今まで聞いたこともない思いもよらなかったことを、この状況でいきなり言われても、信じられないという大哥も分かる。何しろ、自分の部下を殺してるのを見てますから。
小出しに言っとけば良かったのかもしれないねえ。孟瑶は、信じて貰えないって呆然としてますけど。だけど、ここでひとつ、真実にでっかい嘘を交えてますけどね。

赤鋒尊に巡り合えて、悔いはありませんと言って、殺されるのを待つように目を閉じた孟瑶。
これは賭けだったんでしょうか、本音だったんでしょうか。
引き立てて貰った恩は、間違いなく感じていたと思う。身を挺して大哥を守った時も、演技ではなかったんじゃないかとは思う。下手すりゃ自分が死んでたし。この時点では、自分をいじめまくっていた総領を、どさくさに紛れて亡き者にしてしまえと、そう思った、くらいだったのではないかと、思ってもやりたいのだけど、でもひとつ、でかい嘘ついてるからなあ。命を救った自分を、この人は殺せないとまで計算していたんだとしたら。

聶明玦は、立ち去れ、金氏にいくなり好きにせよ、二度と戻るなと言いました。
宗主の恩に感謝しますと言って、出て行く孟瑶。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
正面にはこの顔。でもね…

だけどね、背を向けた途端、表情が変わります。引きの絵だから、分かり難いんだけど。
そして、すっと顎を上げて去っていくんですよ。それを、大哥は全く気付いていません。泣いてるんだけどね、大哥。孟瑶を重用して、可愛がってはいたからね。

次回は藍湛の受難。うう、いてててて。

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