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陳情令 第7話「天灯に託す願い」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
目次

あらすじ

寒潭洞で藍氏家主 藍翼に出会った魏無羨と藍忘機。藍翼は2人に陰鉄の災いを食い止めるよう託して霊識は消滅する。寒潭洞から戻った魏無羨だったが、天灯を揚げる際、江厭離に対する金子軒の態度に激怒、取っ組み合いのケンカとなる。蘭氏の宗主、江氏の宗主も集まり協議する中、江宗主は娘と金子軒の婚約解消を申し出るのだった。そして座学も終わり江氏一行も雲夢への帰途につこうとするが、魏無羨は藍忘機が陰鉄を探しに行くのではないかと踏み…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

本日5/31、イボくんが日本に来ましたぁ\( ̄▽ ̄)/
明日行われる予定の、Chanelのショーのためみたいですよっ。先日それでロスにも行ってましたしね。
空港で日本語の看板の前を歩く動画が流れてきて、思わず声が出たっ(笑)
楽しく過ごしてくれますように~。


藍翼(ランイー)の霊識が、長年この姑蘇藍氏の禁地を守り続けたために、ここには誰も足を踏み入れることはなかったんだそうです。藍湛(ランジャン)が5話で兄上に、裏山の結界を厳重にしては?って言った時に、いずれ話そうと言ってたのは、このことだったんだね。

魏嬰(ウェイイン)が、自分の母は抱山散人(ほうざんさんじん)の弟子の蔵色散人(ぞうしきさんじん)、だから抱山散人は始祖だと告げると、藍翼は、その巡り合わせに驚きます。
でも、藍翼が災いを起こしたことで、親友を止められなかった抱山散人は隠遁してしまったらしい。探したところで顔向けは出来ないって。

藍湛も質問します。あなたが我々をここに導いたのかと。
違うと言う藍翼に、顔を見合わせる2人ですよ。んじゃ、何に引きずり込まれたんだ?
この100年、霊識で陰鉄を抑え結界を守ってきたが、ここ10年、陰鉄に動きがみられ、自分の霊識も弱まった。おそらくそれで、陰鉄の怨念が水中に浸透したのかもと、藍翼は言います。
その原因は、多分他の陰鉄が世に現れたから。陰鉄同士は呼応し合う。

摂霊は、温若寒(ウェンルオハン)のところの陰鉄で、人体実験をした結果。碧霊湖(へきれいこ)の水行淵(すいこうえん)は、藍翼の霊識が抑える力が弱まったところに、妓山温氏(ぎざんうぇんし)の陰鉄と呼応した、この姑蘇保管の陰鉄の仕業。
だから、碧霊湖の報告を受けた温若寒は、藍氏の陰鉄は水の中だと理解したんですね。
2人が引きずり込まれたのも、冷泉に溶け込んだ陰鉄の影響ってこと?

陰鉄が災いを起こさないための方法は?と聞いた魏嬰。
陰鉄は天地の霊ゆえ、消し去れない。しかも砕かれて怨念を発しているから、周囲には妖邪が出現する。唯一の方法は、全てを集めて寒潭(かんたん)で鎮めること。
ただ残念ね、もう自分で過ちを償えなくなった。そう言いながら、薄く透けていく藍翼。
だけど、2人が現れた今こそ、後事を託す時ねと。

2人はさ、聞いた時からもう、それ、自分がやろうって、決めた顔だったよね?
末裔、藍湛はすかさず跪き、必ず意志を引き継ぎ、寒潭で陰鉄を鎮めますと。
魏嬰も誓うって言うんだけど、部外者は関係ないって藍湛。
魏嬰は、俺だって大義のためなら戦う、しかも始祖は陰鉄が原因で隠遁してる、放っておけないって。それでこそ抱山の弟子だと藍翼に言われて、得意げ(そーゆートコだぞ? 笑)
陰鉄には数々の試練が伴う、何があっても自分と同じ轍は踏まないでと言い残し、藍翼は消えていきます。

同時に、雲深不知処の結界に変化が起きたみたい。瞬間、温情(ウェンチン)が気付き、温寧(ウェンニン)は抑えを失った陰鉄の影響を受けてしまった模様。

消えちゃってから、他の陰鉄はどこにーって叫ぶ魏嬰ですが、時既に遅し。欠片がいくつあるのかも分からないんだよねえ。

裏山をひとりで歩き回っている温情を、魏嬰達を探していた江澄が見つけます。君も魏無羨達を探しに?と言われて、温情が気まずそーに頷いた時、遠くから、藍湛って叫ぶ声。
抹額で繋がったまま、何もない岩肌から、弾き出されたみたいに転がり出て来た2人ですよ。魏嬰が上に乗っかっちゃって、藍湛、憮然としてるよ。わざとじゃないんだって言われて、めっさ怒った顔で、どけってさー(笑)
潔癖藍湛が、こういう予想外のアクシデントで、人に触れるのに慣れてっちゃう訳ですね、そーですね(^m^)

陳情令
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わざとじゃないんだっ、あれ?江澄? なにっ(-”-)こっち見んなっ。

江澄から、一晩中どこにいたって聞かれて、驚く2人。寒潭洞の中は、時間の流れが違ってたんだ。
温情が、2人から強い寒気が漂っている、この中には何かあるのと言います。温氏には言えない話だからなあ。藍湛の目も試案中って感じ。
魏嬰が、冷泉で治療してたら、渦に巻き込まれて極寒の地に流された、出口を探してあちこち泳ぎ回り、ようやく脱出できたと言いました。後ろで聞いてる藍湛の真剣な目は、魏嬰の後頭部を見てるんでしょうかねえ。おまえ、言うなよ?ペラペラ喋るんじゃないぞ?かな。

中には何がと聞く温情に、藍湛が口を開こうとするより先に、魏嬰は、氷と水に決まってるだろ、もう少しで凍え死ぬところだったよって。そして藍湛はまた、魏嬰の後頭部を睨む(大笑)更に振り返って、藍湛だけに見えるように、上手く誤魔化したろ?的に笑った魏嬰から目を逸らす(^m^)
んもー、らんあごんず、コミュ障なんだからあ。←

寒潭洞から持って来た陰鉄を取り囲む、藍啓仁(ランチーレン)、藍曦臣(ランシーチェン)と藍湛、魏嬰。兄上が裂氷(リエピン)を吹いて抑えようとしてるんでしょうか。
そして叔父上が、姑蘇藍氏紋の刺繍の入った巾着袋に、陰鉄を収めました。藍氏の法術で、ある程度は抑えられるってことかしらん。
あ、このシーンの藍湛、また眉が太い。シーンによって印象変えてるのかな?

ご存じでしたかと聞く藍湛に、兄上は、藍翼殿が禁忌を破ってから裏山を封印したのは、陰鉄の怨念を広めぬため、五大世家でも藍氏の家主だけが、陰鉄の存在を知っていると言います。
叔父上と兄上は、これを危惧していて、結界が弱まっていることも調べていて、兄上は2人に聞かれても誤魔化すしかなかったんですね。藍啓仁が清河聶氏に行って相談してきたのも、この話なんだって。聶氏宗主には伝えたってことか。
でもまさか2人が寒潭洞に入っていて、陰鉄も出現していたとはって。

そんな雲深不知処の上空を、あの妓山温氏の黒い梟が飛んでいました。陰鉄の匂いを嗅ぎつけたかな。
温氏が座学に参加してきたのも、陰鉄を探るためだろう。温若寒(ウェンルオハン)は欠片を既に持っていて、雲深不知処にもあると知っていたかと兄上。
でもなぜ温若寒がそれを知り得たのか、藍湛は聞きます。

陰鉄の欠片が各地に封印されて100年、封印場所は誰も知らない。温若寒が欠片を手に入れたのは協力者がいるからだろうと叔父上。
温若寒に吊り上げられてた、薛洋(シュエヤン)ね。陰鉄を作ったのは、薛重亥(シュエチョンハイ)って人だったから、子孫なのでしょうかね。
ただ、全部見てもそこに言及はされてないんですよね。陰鉄はドラマオリジナルなんだけど。姓が同じだなあってのみ。

陰鉄は呼応し合うそうだ、欠片があるなら残りは辿れると魏嬰。藍湛もその気。
でも叔父上は慎重です。野心ある者の手に渡れば血の雨が降る、寒潭洞に戻して結界を強めるって。温若寒が狙う以上、隠しようがないと藍湛も言うんだけど、叔父上に、この件には二度と触れるなと言われてしまいます。魏嬰も口止めされました。

外に出た2人に、聶懐桑(ニエホワイサン)が飛んできます。うぇいしょーん!無事だと思ってたよぉ~って来て、うわわ、藍忘機もいるぅってなってるのが可愛い。どんだけ苦手なん?
2人のわちゃわちゃを、藍湛も、バラすなよ?状態で聞いているところ、後ろには江澄。

陳情令
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よぉく聞け~、触手がな~、蛇がな~  うわわわわ  …あ、ほ、か。

んー、これは面白くないんでしょうね。自分の兄弟分が、世界を広げてしまうのが。自分よりも仲良しを作ってしまいそうで。だけどそこに、自ら入って来ようとはしない人。
懐桑は、魏嬰に脅されて、聞きたくない聞きたくないって逃げながら、今夜は天灯を揚げるぞーって去っていきました。

あーあー、江澄、言葉にしてるよ。急に藍忘機と親しくなったな、いっそ藍氏の門下に入れば、だってさ。どうしてこう、口を開くと嫌味になっちゃうんでしょうね、この人。
んで、何言ってんだよー、蓮花塢(れんかう)が一番だよー、3000条の家規なんて息が詰まると言われて、口元だけで少しだけニヤリとして、安心しておる。素直じゃねーなあ。分かってるけどさ。

そしてそれを、通路の向こう側で、藍湛もじっと見ているよ。眉が太めに描かれてるから、ちょっと幼い感じで、切なげに見える。羨ましいのかなあ。なんとなくね。
でも、一旦目を伏せて、このドラマで藍湛がよくやる、ぽっと唇を開けて、目を上げた瞬間、表情の印象が変わってるんですよ。一瞬で、きりっと。で、引き返すんです。叔父上達のところに。
これさあ、もしかしたら、魏嬰と一緒に探しに行けたら、きっと上手くいくかもって思ったけど、アイツには蓮花塢がある、ひとりで行くって決意した顔じゃなかったか。
これ、当時若干ハタチの王一博が演じてるんだよねえ。「有翡」の謝允とはまったく違う。当たり前だけど、役者さんってすごいねえ。

さて、不夜天城。
温若寒への謁見待ち?扉の前で、温晁(ウェンチャオ)と薛洋が、お互いそっぽ向きながら立っています。仲悪いんだ。だろうな(^m^)

お喜びを、雲深不知処に陰鉄が現れましたと報告した温晁は、手に入れてもないのにお喜びだと?と叱られちゃう。
片や、薛洋は、櫟陽(れきよう)へ行けと言われて喜びます。どうやら薛洋は、櫟陽常(チャン)氏に因縁があり、復讐を狙ってる。たまたま陰鉄もそこにあると分かって、陰鉄さえ持ってくれば、ついでに何してきてもいいぞって言われて、喜んでるってことのよう。

薛洋が去ってから、あんなならず者を信じては的な進言をする温晁に、温若寒は薛洋の監視を命じます。雲深不知処の陰鉄はと聞くと、姑蘇藍氏に何ができると、そっちは静観の構え。温晁は、早く一個手に入れて手柄にしたい、それには今出て来た藍氏のを狙いたかったんでしょうが。
うん、こりゃあ、勝手に動いちゃうわね。
そして、藍啓仁や温若寒の代ならば「姑蘇藍氏に何ができる」だったかもしれないけど、若い世代は違うんだよな、温晁同様にさ。その上、藍湛の近くには、魏嬰という不確定要素がいるんだよ~(笑)

夕方。座学のみんなが外で天灯を作ってます。ほのぼの。
金子軒(ジンズーシュエン)の傍らに、江厭離(ジャンイエンリー)が近付いたけど、金子軒、とくに師姐を避けることもなく、一緒に作ってますね。
魏嬰は藍湛の隣で、絵を描いてました。生死を共にしたんだから、一緒に天灯を揚げて祈ろうって言う魏嬰に、一人が性に合うと答える藍湛。ああ、さっきの視線を思い出す。
2人にも慣れるさ、しかも特別にらんあごんずに作った天灯だぞって魏嬰が見せた絵は、ウサギちゃん。思わず目を奪われて、軽く口元をほころばせる藍湛です。かっ、かわいっ。

陳情令
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これが、らんあごんずの笑顔です。笑顔だったら笑顔なんですぅっ。

うひ~笑ったな♪って笑われちゃって、即、避塵(ビチェン)を手にする藍湛と、逃げる魏嬰。後ろにいた懐桑にぶつかっちゃって、懐桑の天灯、燃える(笑)極上品の紙を使っていたらしく、懐桑のグチグチがかわいそ可笑しい。そういう役回りねえ。

叔父上と兄上も見学に来て、みんなの天灯は揚がっていきます。
聶氏の家紋?も揚がってたので、ほわいたん、急いで作り直したのかな。
花は牡丹かな、金氏のでしょうか。藍湛のが分からなかったなー。でも藍湛も、いい顔をして見上げています。そんな横顔をちらりと見る魏嬰。
みんなで手を組んで、天灯に祈ります。
ほわいたんは、来年は座学に来なくて済みますように(笑)何回目だっけ?ベテランだし?(^m^)
温情は、温寧が一生平穏で暮らせるように。
魏嬰は、この魏無羨が、一生悪をくじき、弱きを救えるように。
それを藍湛がじっと見ていました。ぽふっと唇を動かして。この動作は藍湛の心の動きですよねえ。ウサギの絵を見た時もそう。言葉は発しない、でもぽっと動く。その藍湛の手には、あの藍氏の家紋刺繍の入った巾着袋がありました。誰も気付いてないけど。それを探してた温情なんて、さっさと帰ってっちゃうけど。

たださ、ここで魏嬰が師姐に話しかけたところから、綿綿(ミェンミェン)をはじめとした金氏のみんなに冷やかされちゃうんですよ、師姐と若様。
若様、プライドの高いおぼったまだから、そういうのが殊の外イヤみたい。天灯を揚げた時は、顔を見合わせてテレ合ってたのになあ。だから周囲が放っておいてくれれば、そこそこ素直にもなれるんだろうけど、でもこういう冷やかしの中にいるのが耐えられないらしく、さっさと帰っていきます。
魏嬰も、若様大ッ嫌いだから、みるみる顔が不満そうになってく。で、若様を追って行っちゃった。江澄が慌てて声をかけるんだけど、遅かった。師姐が俯いて、ちょっと傷付いてるみたいなのをちゃんと見てやれよー。だからこそ怒ってるんだろうけど、そこで騒ぎを大きくしてどーすんだよ。師姐が更にいたたまれなくなるでしょーよっ。

綿綿もさあ、自分が冷やかしといて、若様、江厭離さんは許婚なんですよ、そんな態度とったらーなんて言ってるけど、元はと言えば、余計なコト言いだしたの、アナタよ?その言葉がトドメとなって、お陰で若様、私の望む婚姻ではない、二度と言うなって言い放っちゃった。そしてそれを悪いコトに、魏嬰が聞いちゃった。

ンなこと口走ったのは、間違いなく若様が悪い。
だけど、とっちめてやるとか懲らしめてやるとかって、この人のこの感情の暴走って、ものすごく危険だなと思わされる。相手が悪いと思えば、即、この俺が成敗してくれるっていうのは、自分を正義と信じて疑わないからなんでしょうけど、見方によっては限りなく傲慢に見えるんですよ。この俺が、俺様が。そして得意そうな顔になる。お前は何か、神か何かか?天罰を下すのはおまえなのか?自分が正しいと思えば、何をしてもいいと思うのか?でも視点を変えれば、おまえだって決して正しいとは言い切れないんだぞ?
っていうさあ、今後への布石になってるんでしょうねえ。

魏嬰を「英雄病」と称する言葉は、確か、肖戦もどこかのインタビューで答えてましたが、最初はピンと来なかったんですよね。だけど、座学時代をじっくり見るとよく分かるようになりました。

そもそも魏嬰、若様が嫌いだから、仲良くても、仲悪くてもムカついてるよね。判断のベースにそういう個人的な感情があるんだから、そのジャッジは既に偏ってるってのにな。師姐を貶めたって言い分は分かるけど、師姐の本当の気持ちを慮ろうとしていないのは、あなたも同じ。

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金子軒も売り言葉に買い言葉、結局殴り合いのケンカになっちまいましたね。
藍湛が慌ててやってきて、騒ぎの真ん中に入って、魏嬰を止めるんだよぅ、今までの藍湛だったらきっと、人の揉め事なんて我関せずだったと思うの。すんごい変化じゃありませんか?
師姐も間に入ってきた時、聶氏の門弟が、金子軒が江厭離との婚姻を不服だと言い、魏無羨が怒ったと、そこで話してくれました。他家の門弟の証言があって良かったわね。
でもここでの戦犯は魏嬰だけじゃなくて、綿綿もですけどね。

陳情令
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アンタも、も少し素直になりなはれや。

雲深不知処の白い玉砂利の上で跪いている魏嬰。見かけた藍湛が、さすがに反省してるかと声をかけると、魏嬰、蟻んこで遊んでました。呆れる藍湛。でもここ、藍湛から話しかけて、その上、台詞長かったですねえ(^m^)
次に、江澄と江楓眠(ジャンフォンミエン)が通りかかります。江おじさん、来てたの?じゃないわ、なんで自分のせいで呼ばれたって思い至らないのかね?
江澄に誰のせいでと言われても、ヤツをとっちめなきゃ、この俺様じゃないって豪語します。コレなんだよ。

本当は別件もあったから、丁度いいと呼ばれてるんだけど、この時代の魏嬰、自分が起こした騒ぎに対しての責任感が、異様なくらい薄いんですよね。自分の行動で周囲を引っ掻き回すってことに対して。周囲の思惑も迷惑も、どうでもいい、だって自分が正しいんだから。いやあ、危険だわ。

藍啓仁の元には、江楓眠だけでなく、金光善(ジングアンシャン)も呼ばれていました。
2人共、別々の場所で跪かせられてたんですね。まあ、隣じゃまたやらかすわな(笑)
でも、ことは婚姻の話だからってことに進んじゃってますね。
江楓眠は、婚約話は、江厭離の母親が決めたこと、本人達の気が進まなければ強要はしたくないと言い出しました。
金光善は、子供達の誤解なんだから、真に受けずによく考えようって言うんだけど、江楓眠は当人の気持ちを無視してまで進めたくないと言います。
「私の望む婚姻ではない」と言った金子軒の言葉は、確かに親にしてみれば、そんなヤツにうちの娘はやれんわ!ではありますけどね。それをやんわりと抗議するなら、こういう感じになるか。
ただなあ、師姐は好きなんだよなあ。とはいえ、相手から嫌われてるのに無理矢理結婚させても、幸せにはなれませんからね。まったく、充分意識してる癖して、ぼったんもアホや。

話を白紙に戻そうと言った江楓眠に、金光善は、これも愚息のせいだなと言って承諾しました。聞いてる江澄、もーどうしようーになってる。慌てて魏嬰のところに飛んで来て、姉上の婚約が破談になったと言うんですけど、それを聞いた魏嬰、金子軒め、制裁が足りなかったかって言うんだよ。は?ですよね。でも言いだしたのは江楓眠だと聞き、魏嬰は師姐の元に走ります。

藍啓仁のところに残っていた江楓眠。そこに藍曦臣もやって来ました。あの件ね。
兄上が結界を張り、異象について話し出します。雲夢でも摂霊事件は起きているんだそうな。陰鉄の話を始める兄上。んーと、金光善のことは帰しましたよね。蘭陵金氏は蚊帳の外ってこと?藍氏はより、雲夢江氏の方を信頼してるってこと?

宿舎に走った魏嬰は窓の外から、明らかに沈んだ顔で師姐が小さな袋を手にしているのを見ます。それが何なのかは分からなかったけど、うっすらクリーム色地だから、金氏の匂い袋みたいなものかな。
魏嬰の顔、さすがに少しは責任を感じてるかなあ。こんなことにならなければ、若様の意地っ張りも、少しずつでも和らいだかもしれないのに。一気に婚約破棄にまで進めちゃったのは、魏嬰が騒ぎを大きくしたせいですよー。

魏嬰は人形の形代を使って、師姐の元に送り、形代がぺこりと頭を下げます。動きが可愛いからさあ、師姐も微笑んで、阿羨、あなたでしょって。
お姉ちゃんはどこまでも優しいのよねえ。そのまま逃げようとした魏嬰を追って、ずっと跪いてたんでしょ、足は大丈夫?って言うの。
魏嬰は、俺が悪かった、怒ってくれ、気が楽になるって言ったよ。

…おっまえ。自分が楽になればいいのか?傷付いてる師姐に怒らせて、自分は楽になったとして、師姐の心は?これは翻訳のせいじゃないですよね?魏嬰がガキんちょだからってだけじゃないですよね?今後の布石布石と思って見ていても、本当にどんどん座学時代の魏嬰ってヤツはー、になってくーるー。むしろこっちが成敗してくれるわって気に(大笑)

あなたは関係ないから気にしないで、縁がなかったの。仕方ないわ。
師姐…(涙)
どうも座学もこれで終わりのようです。え、もう終わり?って魏嬰、まだ暴れたい?と言われてしまったよ。ホントに暴れてるだけでしたもんねえ。

陰鉄について聞かされた江楓眠。道中で聞いた噂話をします。櫟陽の仙門が次々に襲われ、命を落としているらしい。背後に誰がいるかは分からないが、手を下したのは温氏の客卿、薛だと。
先に世に現れて、妓山温氏が摂霊の人体実験までしてる陰鉄。そして今度の狙いは櫟陽。
そこまで、藍氏と江氏は掴みましたよ。

そこに、ご挨拶に来た雲夢江氏の3人です。
兄上が、ここでの罰は既に与えたから、功績については江宗主が評価してくれるよって言います。でも叔父上は本人の前で、魏嬰はしつけないとって言ったよ(大笑)魏嬰がいなければ、子弟たちも羽目は外さないのに、魏嬰がいると、行動に移す度胸のなかった者までも触発されてしまう。
だけどさあ、江楓眠は一応、金光善がいる時に、私の指導が足りなかったせいで魏嬰が問題を起こしてすみませんとは言ってるんだけど、ここでは、嬰はこのような性分なのですって言っちゃうの。それは分かるよ、分かるけども、だからと言って放任するだけでは、この子は危ないんですよ。

まだその辺りは出てきてませんが、この人は江澄には厳しいんだよね。江澄の性格もたいがいなんだけど(笑)それを考えると、まだ、時々苦言を呈していた江澄のほうに、親として、きちんと欠点を克服させて成長させたいってのが、垣間見えるんです。魏嬰のことは、どんな騒ぎを起こしても、この子はこういう子なんですと、自分が謝っても庇ってしまうのは、ある種、教育と躾の放棄なんだよなあ。江楓眠が、導く人ではないと以前言ったのはこれ。江氏の家訓はよく言い聞かせてたけど。
江澄は自分だけいつも怒られる、どうせ俺は嫌われてる、魏嬰は好かれてるって僻んでるんだけど、一見そう見えて、逆のような気がする。江楓眠が昔から、自由奔放だった蔵色散人の性質を好んでいたんだろうってのは、間違いなく根本にはあるのでしょうけど。だからこそ、その性質を小さくまとめずに伸ばしてやりたいと思っていたのかもしれませんが。蓮花塢以外では、それは通用しないんだよ。最低限のルールがあることくらい、教えなさいよねえ。
そしてここら辺の感情のもつれは、江澄母子がずうっと抱えている心の煮凝り。

ただ、藍先生には手をお掛けしたと頭を下げた江楓眠。一応魏嬰も、自分のせいで師匠に頭を下げさせてしまったってところだけは、ソワソワするんですねえ。
叔父上の顔が可笑しかった。
あー、ダメだ、こりゃ…って吹き出し入れたかった(^m^)

そこへ、藍湛が入って来ました。
ちょっとみんなの前では言えない話っぽい。
察した江楓眠が暇を告げ、雲夢江氏退場。魏嬰は残って藍湛に陰鉄の件はと話しかけるのですが、藍湛、無の表情で無視です。江澄に引っ張られて出て行く魏嬰。
兄上が、忘機、気を付けよって。もう話はついてるんだね、天灯の日に。

廊下を話しながら歩く魏嬰達。まーったくこの子は、図に乗ってるよなあ。自分はみんなの人気者ってかあ。これ、本気で言ってますよね?
廊下でわちゃわちゃしながら去っていく江氏一行を、藍湛がじいっと見ていました。名残惜しそうだなあ。顔はムッとしたままだけども。どうでもいい相手なら見送ってないよね。
魏嬰が好敵手と認めているのと同様、藍湛もそうなんだろうね。そんな同世代には初めて出会ったんだろう。厄介なヤツには違いないけど、その根底に流れている信念にも、共感できているのでしょう。悪をくじき、弱きを救いたい。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
高性能過ぎる忘機翻訳機な兄上。

忘機翻訳機の兄上が、すっと来て、彼が去れば雲深不知処にも静けさが戻ると言います。
忘機、陰鉄を探す件を、彼に知らせなくていいのか?
うふふふっ、兄上ったら(^ー^)m
無用ですと言って、歩いていく藍湛です。

魏嬰は、裏山でうさぎちゃん達にも別れを告げていました。かわいいもふもふ。
寒潭洞から逃げ出した子達だよね、雲深不知処では動物は飼えないから、ここに隠してやるってさ。いつ見つけて集めたんだいっ。
蓮花塢に連れて帰るか、でも藍湛が退屈な時に、うさぎと遊びたがるかも、だって。うはあ、想像するだけで可愛い♪
だけど魏嬰は、兄上の「忘機、気を付けよ」が気になっています。
あ~、察しちゃったな。

次回は、魏嬰が藍湛を追い、大梵山に行きますよー。
2話が「再びの大梵山」だった、アレです。藍湛と旅を続けるうちに、座学時代の魏嬰の厄介さは忘れていけるので、ここからが楽しい♪

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