あらすじ
聖器にむしばまれて視力を失ってしまった趙雲瀾（チャオ･ユンラン）。だが診察を受けても目には何の異常もなかった。沈巍（シェン･ウェイ）は趙雲瀾のことが心配で講義もうわの空。そんな中、趙雲瀾は父親の趙（チャオ）局長が事故に遭う幻を見て、慌てて駆け出していた。その頃、祝紅（ジュー･ホン）は亜獣（あじゅう）族の聖地に忍び込んで、趙雲瀾の目を治す薬を探し出そうとしていた。そこに鴉青（ヤーチン）が現れて…。
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ネタバレ感想
目が見えないことには触れず、殊更に明るく振舞う所長と、それで無言で見ている特調所のみなさん。所長と教授がいなくなった後、祝紅は何があったかをみんなに話します。
えっ、教授=黒袍使と知った楚のリアクションはナシですかー！
所長は目の診察を受けますが、機能は全て異常なし、見えない原因は不明らしい。
成(チョン)先生と呼ばれた女医さんは、教授の大学の同期なんですって。教授がものすごく所長のことを心配しているのを、微笑ましーく見てる様子。いい人そうね。
中秋節で家族団欒、祝紅は蛇族の族長の元で、小郭と楚は郭長城の叔父の郭副部長の家で、それぞれ過ごしているんですが、林静だけは一人みたい。家族はどうなってるんだろ、この子。
所長は大慶と病室で和んでいます。この２人はいつも好き勝手言い合ってるけど、仲良しですよねえ。お互い全く遠慮してないしね。
大慶が所長宛てのみんなの音声を流すのですが、祝紅はなぜかあの「古代秘聞録」を朗読するの。黒袍使も出てくる、１万年前の出来事を昔話として記してある本だそうで。所長パパ、趙心慈(チャオシンツー)が特調所の書庫に忍ばせてたけど、普通に昔話として出版されてるなら、あれは資料として読めっていう行動でしたか。
大慶もそういえば大事件があった気がするって。大慶の記憶や猫語を話す能力が薄れてたり消えてたりするのは少し語られてたけど、こんな大事なこともすっかり忘れてたんかー。
北西に傾く天を四柱が支える
封印時に崑崙は言った
聖器により、天と地は守られる
封印が続く限り、世の平穏は守られるだろう
封印された4つの聖器が、世界の平和を維持していたことを知ると共に、所長も大慶も「また崑崙」とそれぞれ思っています。
所長は、聖器を封印して世を救い、黒袍使と並んで語られる崑崙のことを、なぜ教授が口にしないのかを訝しみ、大慶は崑崙という名前に何か大切なことを忘れていると。
思い出そうとする大慶、頭痛がきちゃってますね。
丁度そこにやって来た成先生に大慶を託してますが、所長はひとりで動けるんかなあ。
と思ったら、廊下で転んだ所長を助けたのは趙パパでした。
成先生は神経科のお医者さんなんだね。これでなんとか大慶の記憶が戻るかな。きっと重大な何かを知ってるだろうから。
その頃、後ろ髪引かれる思いで病院から大学に戻った授業中の教授、うわの空です(^m^)
ベルと共に、めっちゃ急いで教室を出ていくー♪
一方、ひとりぼっちの林静は、アンプみたいな機材をいじっていた女の子に多分、一目惚れ。彼女の忘れた楽譜を持って追いかけます。沙雅(シャーヤー)って名前なのね。
林静はすぐに去りましたが、その場面を鴉青が見ていました。沙雅は鴉青を知ってる？
パパの車で送って貰った所長、パパに沈巍とは距離を置けと言われています。
んー、これはどっちのパパだー。この人が出てくるといつも考えるよねえ。
瞬間、パパの目が黄色くなりました。↑人間↓地星人、かな。
永遠、是非、善悪、生死の４つは、人間が執着すべきではない事柄なのだそうな。
覚悟を決めたなら、是非を問わずに行動しろ。
おかしいな、人が変わったようだって言う所長。
見えないから鋭いな。変わってますよー。
心配ない、私の息子だからなって、こういうこと言うのは黄色い目のパパか。
表情とか見ても、そう悪人には見えないんだよねえ。
部屋に戻ろうとした所長は、パパの車が事故に遭っている場面を見てしまいます。眠ってないのに予知夢。急いで通りかかった住人に外に連れ出して貰いますが、そこで事故は起きていませんでした。車道に向かって歩き出し、危うく轢かれそうになったのを、教授が助けます。
叔父さんのところで、蛇族の若者から婿プレゼンされている祝紅(笑)怒ったところで叔父さんから、亜獣族の市場を見て行けと言われます。目を治せる何かが見つかるかもしれないと。
報われなくても一生懸命なんだけど、その時々の表情が野心家っぽいから、これだけ尽くせば自分を意識するのでは？って下心に見えちゃうのが玉に瑕なんだよねえ
所長の部屋で甲斐甲斐しい教授ですが、思わず君は昔っと言ってしまい、何を隠していると突っ込まれて、誤魔化します。自分に関することを、これでもかっと隠されて嬉しい人はいませんよ、教授。
所長は特調所から自宅に持ち帰った、古代秘聞録の本を探してました。タイトルを聞いた途端、ぴくっとする教授ですが。なんでなくなってるんだろう。教授が隠したシーンとかありましたっけ？
所長は祝紅の朗読を聞かせます。慌てて奪い取る教授。おいおーい(笑)
そこへ祝紅からの電話で、2人は亜獣族の市場に行くことに。
ボイスレコーダーをこっそりポッケに入れてしまった教授です。
大慶は解離性健忘とやらで、人生の大半の記憶を失くしているよう。とても大切な記憶だということは分かっている大慶。治そうと必死になります。
そこへ看護師が、白素霞(バイスーシア)という妊婦の書類を持ってきました。突如入るフルネームはきっと今後に繋がる人。中秋節の夜に胎児共々亡くなった女性。
叔父さんの家から帰って来た郭長城と楚。特調所の下の果物屋さんが閉まっていて、誰かが困っているところに遭遇。中秋節の夜に大変なことがあったと聞きます。
わ、亡くなったのはここの奥さんかっ。
あのう、ここの店主、場違いな感じの筆持ってましたよね。あれ、アレなんじゃ？
祝紅は亜獣族の聖地を見張る蛇族の兄さんを誑かして、中に入ろうとしてますね。中には鍵の閉まった扉がありました。
でも外の甲(ジア)兄さん、鴉青に殴られて昏倒。と思ったら、うそ、殺されちゃったんかっ。
亜獣族の市場に向かう所長と教授、転びそうになった所長を助けたのは、花族長老の迎春(インチュン)でした。その時カラスの鳴き声。慌てて向かうと、鴉青が祝紅を攻撃しているところ。
教授が跳ねのけ、鴉青に刀を突き付けた時、所長の口から、小巍(シャオウェイ)と。
無意識に出ちゃったみたいなんだけど、教授の驚きっぷりを見ると、過去、あの古装の所長がそう呼んでたんだなあ。
教授の力で飛ばされた祝紅が所長に抱き留められて、それを堪能してるのが可笑しかった。このシチュで堪能かぃって。何度かあるよね、そういうとこ。
小魏と呼ばれちゃってもう一点集中の人。
鴉青、放免しちゃったねえ。三か月後の亜獣族の族長選で決着っていうけど。甲兄さん、かわいそ過ぎない？
でもさあ、これで鴉青が改心するとして、この程度で改心するとして、だったら今までのアレはなんだったんだ。そもそもアンタの野心ってなんなんだ。
叔父さんは祝紅に聖地の鍵を託しました。１万年も枯れてる木片なんですが、これに花を咲かせられたら鍵が開くんだって。どう見ても研磨してニス塗った木片なんで、とても咲くとは(笑)
特調所で寂しがってた汪徴に、桑赞のサプライズ。
あのう、尺取って踊ってるんですけど、まさかと思いますが、そのー。
でも２人、そもそもがほぼ霊体だもんね。
特調所に戻ってきた所長と教授。勢揃いしているメンバーが口を揃えて「黒袍使様っ」
今まで通りに接してくれと言いながら、真っ先に教授は楚の元に向かいます。こういうとろが好きさ。黙っていてすまなかったねっていう教授に、何があろうとついていきますっていう楚。上司は俺だーと混ぜっ返す所長。
そこへ小郭が腕のいい医者の情報を持ってきました。同時に叢波(ツォンボー)からも同じ情報。
とりあえず行ってみると、どうにも胡散臭い馮(フォン)医師です。帰ろうとした時、教授はそこに欧陽教授が入っていくのを見て、大慶に偵察を頼みました。
欧陽教授に対する態度は別に変じゃないですよね。野心をくすぐられるような勧誘も、まずは藪医者っていう汚名を返上したいって断ってますし。
外に出た欧陽教授を沈巍教授が待っていました。
この人、ベンチに座る時もいつも、ぴしぃっと背筋伸ばして、綺麗な姿勢なんすよねえ。クソ真面目っぷりが炸裂してて、面白可愛いの(^m^)
欧陽教授はまた、海星鑑の研究所にスカウトしつつ、なんか妙なコトを言いましたわ。
でも馮医師の腕は確かだと、自分のリューマチを瞬時に治したと言うんですよね。
リューマチ？眼科じゃないの？しかも瞬時に？
そりゃアナタ、普通の人間じゃーございませんの証拠ですコトよ？
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