鎮魂 20話　天柱の封印　あらすじとネタバレ感想

あらすじ

燭九（ジュージウ）と対峙する沈巍（シェン･ウェイ）。若き日に邪悪な天柱の罪人に心酔した燭九は、黒袍使（こくほうし）から罰を受けたことを根に持ち報復の日を待っていた。だがそんな燭九もついに捕らえられ、楚恕之（チュー･シュージー）と郭長城（グオ･チャンチョン）も無事に助け出される。特調所に連行された燭九は聖器を盗もうとするが叶わず、自分を犠牲にして天柱の封印を解いてしまう。こうして地上に夜尊（やそん）が現れる。

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ネタバレ感想

しょーがない、燭九の言い分も聞いてやろーかってターン(^m^)
地君殿の下っ端だった燭九。まあ、隊長もちょっとパワハラ味はありましたけど。
でも、それまであった黒袍使への信頼が、あんな天柱からの言葉で揺らぐってことは、元々たいした信念じゃないよね。ちゃんと歴史も知らなかったのでしょう。
その上、野心だけは強いから、そこに付け入られて洗脳されたのね。

燭九は「あの方」の元に走り、地界の英雄にしてやろう、なんてぇ調子のいいことを吹き込まれて、隊長を刺殺してしまいます。
そこに黒袍使が現れ、ヤツに利用される前に火種は消すと。
それでついた頬の傷でした。

特調所に捕まっている燭九、もう余り長くは持たない様子。
林静(リンジン)がいても救えないだろうなって所長は言ってますが、何、林静、地星人の命を救える技術なんて持ってたの？

その林静は叢波(ツォンボー)と共に、始末書みたいなの書いてますね。
電気消しちゃったから怒られてる？(^m^)

燭九の回想に戻りましたが。
えー、ちょっと待て、顔に傷つけたくらいで逃しちゃったんすか？顔以外無事で天柱の元に行っちゃってるじゃんか。こりゃ甘い、黒袍使が甘いわー、お陰ですっかり天柱の信奉者になってるよ。

祝紅が、蛇族の毒を持って来ました。毒なんだけど命を引き延ばせるもののよう。そして容赦なく燭九の左胸にブスリ(笑)

燭九の送って来た動画を見直すメンバー、桑赞の野生の五感が微かな爆発音をキャッチします。龍城市内では禁止されている爆竹の音のよう。そこから、楚、小郭、野火の監禁場所を割り出しました。
林静達の元にも、星督局の趙局長の指示だと騙った大慶が現れて、２人を引き取るんですが、もー誰かと思ったよー、猫ちゃんのスーツ姿っ！

そういえば、楚が背中を向けている時に教授、力を使って野火と小郭にエネルギー送りましたね。楚は気付いたのか気付いてないのか。

海星艦にはいろいろバレているらしく、高部長はカンカンです。郭副部長にも当たってたところへ来たのは、趙パパ、星督局の趙局長。偉いさんにはヘコヘコなんだよな、部長。
パパは、燭九は強敵、特調所は未来を守っている、意識が低いぞと高部長を諫めます。高部長って現場経験あるんですかねえ。こんなんじゃ、地星人になんて対抗できないと思うけど。

趙パパ、趙心慈(チャオシンツー)は実験部門の成果を見に来たと、欧陽教授達の元へ。
焦りは禁物という欧陽教授に、民衆を守るために一刻を争うと、成果を急がせます。
でも背中を向けた途端、目が黄色になって、着実に進めなければと口にしました。

欧陽教授達の怪しげな研究は、星督局の趙局長の方針でやっていて、寄生している地星人は反対してるって感じなんでしょうか。うーん、ここよく分からないな。

特調所では、燭九が起きる前に中秋節のパーティです。
お誕生席に並ぶふたりが可愛い。

でも無粋な海星鑑からの呼び出しで、所長と教授は退席でした。
迎えの車に乗り込む時、所長の頭の中に趙雲瀾と呼ぶ声が。アイツだわね、天柱の。地界で一度接触してしまったから、繋がり易くなってるんだろうか。教授はそれに気が付きません。

蠢き出している天柱は、黒袍使の命で呉天恩(ウーティエンエン)が見張っています。
天柱からの呼びかけに燭九が目を覚まし、それを小郭が見つけました。
天柱の声を、所長もどうも拾っちゃってるみたいね。

楚がよりにもよって郭長城に、燭九を連れて来いって言って消えるんだよね。トラブるに決まっておろーが。でもそうしないドラマにはならないしなー。

車中の所長は、また予知夢を見て飛び起きます。教授だけを行かせて、ひとり戻る所長。
トイレに行きたいと燭九に言われて、ビクつきながら連れていく小郭。

所長は祝紅に電話をして、聖器をどこかに移せと告げ、特調所に急ぎます。
トイレでは予知夢の通り、小郭が倒されています。
燭九が聖器の部屋に行くと、聖器は移動された後でした。そこに楚、林静、大慶。

追い詰められた燭九は、瀕死の自分でも最後に全うできる使命を思いつきましたよ。
んもー、どんだけ郭長城の言葉が身に沁みちゃったんだぃっ。
奪ったビリビリ棒を投げつけ、窓から脱出した燭九。
やれることはもうひとつだけです。自らの命で、天柱の「あの方」を解放召喚すること。

燭九の命が小瓶の中に吸収されると、鴉青がやってきて、中身を転送します。
鴉青、なんかウルウルしてたけど、そんな関係性じゃなかったよね？助けてやってるのに、いつも小バカにされてたのに。そんな情が持てる人なら、馴染み深い蛇族や、小さい頃から姉妹みたいに育ってる花族の長老達のほうを大切に思わないんでしょうか。まあ、近しい人達だからこそ、反抗する気持ちも分かるけども。

燭九の命を食った天柱、どうやら力を蓄えて復活を果たしそう。
まだ完全ではなく、半透明ですが。で、それを摂政官と部下が見ていました。
コイツ…要するに、めっちゃ日和見で生き延びてきたのかな。本人には保身以外の理念や理想はないんだ、多分。部下は結構分かり易く天柱派でしょうか。

聖器を持ってタクシーで走る祝紅の前に、走って戻ってきたヘロヘロ所長。祝紅は慌てて車から降り聖器を渡すと、鴉青が現れ、２人を公園みたいなところに誘いました。

そこにいたのは、白い衣装に金色仮面の白髪の男。まだホログラムみたいな半透明です。
「夜尊と申す」って拱手でのご挨拶に、ヒラヒラッと手を振る現代っ子所長(^m^)
黒袍使のオセロの反面みたいな夜尊ですからね、所長はなんでうちの黒袍使の真似を？って言ってるよ。うちの黒袍使っ！

いっやあ、禍々しい笑顔ですねぇ。←褒めてる。アイキャッチの最初の画像ね。
黒袍使の時ってほぼ笑わないんだけど、夜尊は笑うんだなあ。

夜尊の建て前は、海星人も地星人も同じ種の人間。まあ、地星人は能力が使えますけど。
だから地上に戻るべきだ。そのために、地星人のために動いている、らしい。
所長は、それは詭弁、自分のためだけに地星人も海星人も多くの命を奪っていると言います。
夜尊は燭九の命を吸収したことを、光明の中で永遠に私の中に自分の血が流れることは、忠臣にとっての幸せだとさ。んもー、ありがちー。それ、身勝手な独裁者がよく言うヤツー。

一方海星鑑に着いた教授は、エネルギーの乱れからでしょうか、気付いてしまいます。
郭副部長の目の前で、瞬間、消えたわ。大胆ー。副部長、目を白黒だわ。

んっ、聖器は闇の力の磁場に対する保護膜を作る。ほう。そうなのか。特調所のバリアもそれなんですって。林静、天才だ。聖器と同じ構造を、聖器を知らないうちから作ってたってコトでしょう？

そして今、まだ夜尊はエネルギーが不安定で地上では姿を保てない。だから夜尊の攻撃は、長命時計が阻止できちゃったんですね。聖器はもともと隕石のエネルギーから、地星人を退けるために作られたものだし。夜尊の野望に聖器は一番邪魔なんだな。

夜尊の闇の力を長命時計で受ける所長。でもさすがにかなり体に来てるみたいです。
教授、おそーいっ!!!
と思ったら、来たわ、やっとだよー。

めっちゃカッコよく登場したんですけど、コメカミに白髪？を見つけちゃった罰当たりなアタクシ。許して。

こらえ切れずに夜尊は去り、倒れた所長に駆け寄る教授。
所長が、夜尊の声に聞き覚えがあると言った時の教授ね。誤魔化す。ふふ。

だがしかしっ。
左右を祝紅と教授に支えられた所長、また停電か？真っ暗だ、って。
聖器を思いっきり握ってましたからね。その効果を使って、夜尊の力に対抗して。
かなーりダイレクトに影響を受けてしまったのでしょう。
目が見えなくなっていました。うわーんっ！治るー？
いや、意地でも治すよ、うちの黒袍使、沈巍がっ。

　 　
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