そして、それぞれの選択。
少商は皇后さまへの恩義を全うし、いろいろと間違えた霍無傷(フオウーシャン)はやさぐれる。
でもね、それくらいの後悔はしてくれよと思っちゃったわ。
お互いに、ある程度の時間は必要だったってことでしょう。
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所感 ネタバレです
さて、虎符の件で、子晟と、お前も知ってたなと三皇子も、皇帝の部屋で叱責されるんだけど。
三皇子は、子晟は決して皇太子を廃そうとする意図を持っていた訳ではない、必要に駆られただけだと、少商に話したのと同じことを言います。でもやっぱり皇帝は、これで三皇子が有利になるじゃないかの疑念は持っている。状況的には仕方ないよね。
だけど三皇子はいさぎよかった。
そうです、兄上は本来太子の器ではなく、この国を担えません。
君主とは情義に基づき判断するもの、兄上が正しく賞罰せぬゆえ、楼犇(ロウベン)の事件が起きた。そのような博愛が喜ばしいのか。
だけどさ、皇帝は自分が皇太子を任命しているから、自分のミスを認めたくないんでしょね。皇后のことも思い遣ってはいるんだろうけど。
それで毎度毎度、内心、こっちのが鋭いな、失敗したかなとは思っても、それを否定したくて三皇子にきつく当たってる感じがする。まあ、よく三皇子が腐らずに成長してくれたわ。
皇帝に聞かれた子晟も答えます。
自分は、太子の側にいた数か月で、東宮の全てを掌握できてしまった。大使が即位後、望めばすぐにでも政を乗っ取れ、専横ができる。そんな場面を見たいですか?
二心はないからそれはしない、国のためにも忘恩の汚名は着る、でも太子は重責を担えません。
そこによく言ったわと皇后サマが。聞いてたんかーい。
だけど皇后さま、上手い言い方したねえ。
子晟の言葉は理に適う。立太子を誤った陛下も、凡庸で才のない太子も、志を抱く三郎と深い恨みを持つ子晟も、息子を溺愛した私も、皆、関係があった。
皇帝だって立太子を間違えた、皇太子も自分も悪い、なのに国に対して二心のない2人を責めるのはおかしいと言ってる。
でも少商には何の関係があると、皇后さまは問い質します。
なぜ巻き込んだ?まさかそれも国のためだと言うのか。城陽侯府赴いた時、少商を捨てると決意していたのか?後悔しないのか?
子晟の返事を待つ三皇子と皇帝が、めっちゃ気が気じゃないって顔してる。
子晟が苦しそうに肯定すると、皇后は少商を呼び込みました。
子晟は許しを求める気はないが、分かってくれると信じている、ですってよ。
少商は、程家と自分を巻き込まないため、でもどうにも復讐の機会を捨てられなかったのだと分かっていると言います。でもあなたは、私を分かっていたのか?
ぼろぼろ涙を流す男と、もうこの期に及んでは涙も枯れた女。
私は出自も低く浅知恵で、性格は傲慢、霍将軍の妻に値しない。どうか縁談は白紙に。
少商の言葉を聞いてさあ、自分から振り切った癖に、聞いてくれと言うアンタはなんなんだ?
少商はそれを遮り、あなたが聞く番よと(笑)ここ、ちょっと笑っちゃった。
私は昔から運が悪く、真心なんて信じなかった。
でもあなたに言われるまま好きになり、頼れと言うから頼った。信じろと言うから信じた。
でもあなたは?
伝えたはずよ。私を捨てたら一生許さないと。無情な人には私も有言実行する。
どうか霍将軍、旧情に免じて私を解放して。
回廊を歩く少商を待っていたのは袁慎(ユエンシェン)。
以前とは違う、明らかに気遣うふう。でも皇后が廃されるかもしれないと聞いて、心身共に疲れ果ててる少商は、廃されるとすればそれは皇后さまが願ったのよと、言葉少なに帰っていきます。
袁慎もさ、最初からこういう気遣いのうかがえる態度で接していたら、人生変わってただろね。
皇帝の元に残った皇后は、皇后の証なのかな、何かの玉を差し出し、どうか太子を廃し、皇后である私もと、願い出てました。
ずっと頭にはあったんでしょう。ただ過去の例とか考えれば、廃太子の運命はロクでもなかっただろうから、怯むよね。この皇帝や新太子は気遣ってくれそうだけど、朝臣達がどう出るか分からんもんなあ。
皇后は、自分は流されるまま生きてきた。太子も太子でなければ、自分の父のように書や学説で名を馳せられただろうと言います。更に越妃が皇后でなければ、三皇子の立太子が承服されにくいからと、太子に罪を着せるのではなく、自分が被るのだと。
皇帝が何を言っても、皇后の決意も固かった。
ついでに皇后は、長年の寂しさも吐露。こういうのは、オトコは気付かないもんでしょうね。
これ以上苦しめないでくれと言われれば、もう皇帝には何も言えない。
さて程家に戻って静かに読書する少商を、兄達とパパが覗き見。
凌家は取り潰し、皇后も廃后、太子も東海王に降格になったそうな。
霍無傷(フオウーシャン)は、不疑の分も生きると、霍不疑(フオブーイー)と名を変え、北西で7年、駐留することになったんですってさ。

覗いてるの少商に見つかって、コレ(笑)
梁邱起(リャンチウチー)から、霍不疑が今日旅立つから一目会いたいと伝言を貰った少商は、占い兄に、代わりに見送ってきてと布袋を差し出し、もう会うこともない、過去は断ち切ると静かに言いました。
少商の余りの変わりように、男達だけじゃなく、元漪(ユァンイー)も心配そう。
あんなに落ち着け落ち着けと叱り飛ばしていたのに、いざ落ち着いたら不安になるってね。
初めから私の間違いだったのって、青蓯(チンツォン)に聞いてたりする。青蓯は優しいけど。
城門前で少商を待ち続ける霍不疑。梁邱飛(リャンチウフェイ)にも言われてるけど、来ないわよ。
占い兄が馬を飛ばして来て、馬から降りもせず霍不疑に袋を投げましたよ。
それくらいしたくなるわね、兄なら。
縁は切れた以上、強引に求めないで欲しい。少商の言葉は、もう会うことはない。
中身は以前少商に渡した、家の差配を任せる印でした。
その頃、少商は皇宮に向かうところ。皇后と、長秋宮での軟禁生活を共にするつもりね。
親としては複雑でしょうが、少商にしてみれば、あれだけ恩のある人を見捨てる選択肢はない。
父上と母上が孤城の救援に私を置いていったのと同じ、忠孝は2つ全う出来ぬと言われちゃ、母親に返す言葉はないな。
でも元漪は、娘が永遠に戻らない気だと気付き、急いで馬車で追いかけるんだけど、少商の入った司馬門は閉ざされてしまいました。
母が間違っていたわ、謝るからと泣き叫んでも、自分が娘にした行き過ぎた仕打ちを思い出して後悔しても、今更だなあ。
霍不疑は北西で、命も顧みず戦い、少商は静かに長秋宮での日々を過ごしていた頃。
程家では、何組だね、合同結婚式が行われてましたよ。
侍女の蓮房(リエンファン)と家僕の符登(フードン)、程姎(チョンヤン)と班嘉(バンジア)、万萋萋(ワンチーチー)と程頌(チョンソン)、青蓯と、あれ、出て来たの?って程承(チョンチョン)。
てか、程承、娘の程姎と一緒に結婚式かいっ。いつの間に青蓯とそんなことになったんだ(笑)
軍営で倒れた霍不疑の元に、駆け寄った女がいたなと思ったら、こっちもびっくり、駱済通(ルオジートン)だよ。退場してなかったー。
嬉しそうに霍不疑の看病してたけど、するりとインサートされた映像では、どうやら嫁いだ旦那を毒殺したんではあるまいか?
いやあ、この人が闇落ちしたかぁ。確かにしそうだったけどなー。
万萋萋が双子を産み、五公主もどこぞに嫁に行き、会議してる霍不疑の天幕の前では、なぜか駱済通が跪いてたり。
5年が経ち、少商は長秋宮の宮令となってきびきび働き、宣皇后に寄り添ってました。お正月でも家には帰らないんだって。萋萋だけじゃなく、青蓯も程姎も子供産んで、うちは賑やかだから居場所がないと。
宣皇后の願い事は、嫁いだ少商の子供を見ることだって言うんだけど、少商は一生嫁ぎませんて。
まだ少商は霍不疑を許してはいませんでしたよ。
でも、この優しい宣皇后の心残りが、後は自分だけと聞いて、何か感じてたらいいんだけど。
と思ったら、宣皇后が倒れてしまいました。
皇帝と越皇后の元に報告にいく少商。早くて一月、もって春までですって。
宣皇后は未だ、越皇后に気兼ねしてるけど、越皇后はそんなの全部、気にしてないのにね。
回廊にはまた袁慎が立ってました。
この5年、長秋宮から皇帝に報告への行き帰り、こうしてちょいちょい会話してたっぽいね。
人との交流を断たれた生活の中で、間違いなく袁慎との時間は気晴らしになってたでしょうに、あなたがここで待ってるから、仕方なく話しに来てやってるて(笑)
でも5年こうして待ち続けた袁慎が、ようやくプロポーズしたわ。宣皇后をダシにした、ちょっと搦め手だったけど。
少商に想いには応えられないと言われた後のは、プロポーズというより、プレゼンだったな(^m^)
霍不疑が呼び戻されるのを皇帝から聞いていた少商は、まだ心に彼がいても私を娶れるかと聞きます。
即座に待とうと言う袁慎。振り向いてくれるまで。
霍不疑が戻ってくることや、自分の結婚が宣皇后の最後の願いだっていうのも一緒に、天秤にかけたんだろうな。少商は袁慎と婚約しようと決めたっぽい。
霍不疑が戻って来て、泣いて喜ぶ皇帝サマ。
霍不疑は、別に死んでもいいと思って戦ってたんでしょね。袁慎の父親や程頌を、命がけで助けたりもしてたみたいね。
そういえば、戦場のシーンに梁邱起(リャンチウチー)がいないなと思ったら、少商のために都に残して密かに守らせてたんですと。皇帝に、自分の側には役立たずしか置かないと言われちゃった梁邱飛が可哀そうよ。頑張って生き残って来たのにぃ。
ここで皇帝から、少商は袁慎と結婚すると聞かされるけど、袁慎なら少商の一生の支えになる、だって。
続く三皇子の言葉にはびっくりだ。駱済通が軍営に入り込んで日々世話してたらしいよ。
その上、以前の控え目な態度とは一変して、子晟と結婚すると言いふらしてるらしいよ。
ただそれは相手が勝手に言ってることみたいで、子晟は完全否定し、屋敷に戻ったら駱済通に嫁荷を送って婿探しをさせよと梁邱飛に命じました。
帰りがけ、祖先に妻は娶らず子もなさぬと報告すると言う主人に、それって明らかに吹っ切れてないーって言う梁邱飛が好き(笑)
でもそこで袁慎と、馬車から降りた少商に会ってしまうんだなあ。
いやあ、これは袁慎が可哀そうだ。
でも少商は、向かい合う直前で踵を返して馬に乗ります。
子晟は咄嗟に少商の足を取って、鐙を締め直すんだけど。少商は自分も昔とは違う、鐙がなくとも馬には乗れると行ってしまったよ。
袁慎もね、少商の中で自分はおまえに及ばぬが、少商の性分では必ずしもお前を選ぶとは限らぬというんだけど、子晟は何も答えずに去っていきました。
こりゃ、不安だろねえ、袁慎。ただ、子晟が帰ってくると知って、急いで袁慎に応えたみたいなもんだからなあ。
駱済通ってば、何食わぬ顔で長秋宮に来てたっ。
夫に先立たれた後も舅姑に尽くした自分は不幸だと言いながら、子晟という名前を出して、にんまり。自分だけ天幕に入れて貰って、子晟に大事にされたと自慢話が始まるんだけど。
外で跪いてたじゃん。あれ、懇願しても入れて貰えなかったんとちゃうんかい。あ、意識のない時に勝手に入ってきたから、後はシャットアウトしたんだね、子晟(^m^)
いやあ、しっかし、随分と嫌味な女になりました。よくもまあ、気にされてもいないのに、あの人はワタシに求婚するわなんて言えるね。後で赤っ恥かくわよ?
さすがの皇后も怒って、早く帰れって言ったわよ(^m^)
そこに駱家に子晟から嫁荷が贈られて、駱済通の嫁ぎ先を物色せよと長老に命じたと知らせが入る。
なるほどね、宣家の麾下にあった駱家は、娘を使って東宮に取り入ろうとしたけど皇太子の失脚で失敗、慌てて子晟に嫁にやろうとしたら完全に拒否され、翌日、駱済通は家から追い出されたんですと。
だって軍営を追い出された後は、勝手に忍び込んで勝手に洗濯してたけど、子晟は顔も見てないし話もしてなかったらしいよ。それでなんで結婚するとか言えるんだろ。
しかも子晟は、この女が夫を殺したのを知ってるんだぜ?
毎度思うんだ。こっちがこれだけ思ってるんだから、アンタも少しは心を寄せなさいよって理屈は一体なんなんでしょう。本当にキモチワルイ。
少商がいなくても、オマエになんか少しも興味はないと言われたわよ。あー、逆恨みしそう。
宣皇后を見舞った子晟も、皇后から諭されてました。
あなたの決断を理解させるのではなく、相談し合って初めて、肩を並べて歩けるのだと。
少商がまだ自分に想いを残していることも分かってる子晟は、一生をかけて贖罪するつもりらしい。
でもちょっとびっくりした。少商と袁慎は婚約してなかったよ。もしかして袁家に挨拶に行くって皇后に話した時に、止められたのかも。

更にびっくり、駱済通は皇后のためのいい薬があるとか言って、少商を連れ出し、殺そうとしてた。
なんでこんなのについてったかね。
皇后と涙で語り合ってた子晟は、少商が駱済通に連れ出されたのを知り、急いで追いかけます。
2人の乗った馬車が崖から落ちそうになり、子晟は少商だけを助けて崖にぶら下がる。
てかさ、中で短刀持ってもみ合ってたんだから仕方ないけど、子晟が御者を落っことさなければ、馬車は崖落ちしなかったのでは?
梁邱飛がすぐに助けに来てくれましたとさ。
余談だけど、こういうシーンを見ると、馬が可哀そう過ぎて見ていられないんですよ。馬の扱いには慣れてる中国ドラマだから危険はないんでしょうし、今なら結構CGなんだろうけど、あの巨体がジタバタしたり、どーっと倒れたりするのは、本当に怖い。
こんな状況の後でも、しらっと離れていこうとした2人だけど、そこに皇后危篤の知らせ。
2人が駆けつけると、既にみんな集まっていて、皇后の寝台には皇帝が付き添ってました。
人のために生きて、最後まで人のために何かを願うのはつまらないといいながら、越妃を気遣う人。
所謂、ライバルみたいな訳だけど、お互い内心にはいろいろあっても性格は良いから、互いを疑うことなく並び立ってた素晴らしい2人だったのね。珍しいよね、こういうの。
東海王にも五公主にも子晟にも少商にも、言葉を残す皇后。
でも陛下には、あなたに嫁げて幸せでした、どうか来世ではあなたと会うこともないように、て。
いやあ、これ言われた旦那、どうなんだろうー(笑)
雨の中、倒れてしまった少商を、慌てて抱き上げて程家に運ぶ子晟。
ただ送ってきただけだからと、そのまま去ろうとした子晟は、少商の両親からまともに責められる。あの時少商もショックで死にかけて、作りかけの棺があるんだそうな。
まあ、土下座するしかありませんわね。
てかさ、あの騒ぎの後、初めて会って、そのまま何も言わずに帰ろうとするってアンタ。そっちのほうにびっくりだ。自分と話なんかしたくないだろうと思ったのかもしれないけど。謝って済むことじゃないってか?いやいや、本当に悪いことしたと思ってないなコイツ、に、見えるわよ。
でもまあ、お陰で、本人も相当な悔恨の中にいて、死んでもいいやと思いながら戦場にいたけど死ねなかった話もできましたね。
そう言われたところで、親としては、だとしても、決定権はあくまでも少商にあるとしか言えんわな。
ってところで53話まで。
ようやく次の記事でラストです。
とりあえず2人は、改めて別れを告げて別々の道を歩き出すところから。
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作品情報
- 制作 2022年発表 56話 腾讯视频
- 原題 「星汉灿烂」27話「月升沧海」29話
- 原作 「星汉灿烂,幸甚至哉」关心则乱
- 監督 费振翔
- 脚本 邹越、安以陌
- 撮影期間 2021年7月26日 ~ 2021年12月17日

人物相関図





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