あらすじ
宝飾店強盗事件の容疑者である穆偉（ムー・ウェイ）は行方不明になっていた。杜城が穆偉の妻である賀虹（ホー・ホン）に聞き取りを行う中、沈翊は穆偉の娘の小安（シャオアン）を連れ出し、小安が食べたアイスの棒を入手して持ち帰る。DNA鑑定の結果と、沈翊が遺伝的要素を踏まえて描いた似顔絵から、この家族に複数な秘密が隠されていることが明らかになる。
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ネタバレ感想
捜査は原点に戻り、穆偉(ムーウェイ)の家族から。
妻の賀虹(ホーホン)を調べ、小安のDNA採取を試すことに。
で、誰が子供の相手を…で、みんなの視線を一手に受ける沈翊(笑)
子供好きって感じにも見えないけど、ま、一番警戒はされなさそうかもしれない(^m^)
沈翊が小安を外に連れ出している間に、杜城(ドゥーチョン)と蒋峰(ジャンフォン)は賀虹に聞き込み。
賀虹と穆偉は幼馴染で、2014年に北江市に来たらしい。
家に銃は？と杜城に聞かれて驚く賀虹だけど、重ねて蒋峰に、宝飾店の強盗事件の件でご主人を疑っていますと言われ。
驚いてはいるんでしょうが、意外と冷静だよね、この人。
ふっと自嘲気味に笑って、夫婦は理解できるようで理解できない関係なんだと言いました。
沈翊はおじさんと呼ばれながら、小安と遊んでましたよ。
銃で風船を割るゲームをしていた小安、かなり上手で、おっきな熊を景品に貰ってました。その絵を描いていた沈翊。小安は、この熊さんも絵に入れて、ママもと言います。
沈翊がパパは？と聞くと、いらない、と。子供は正直ね。
失踪時、穆偉は機嫌が悪く、クッキー缶くらいの大きさの箱を持って出て行ったと賀虹は言いました。
やっぱり杜城は、賀虹が妙に冷静なのを突きます。
だからもう戻らないと思ったのか？あなたはいつも冷静で、夫を案じる妻には見えない。待っているのは人ではなく、結果なのではないか、と。
沈翊は熊さんを抱えて、棒アイスを食べる小安と一緒に歩いてました。あ、この棒ね。
てか熊さんが似合うよ、沈翊(^m^)
それから、ピザが食べたいという小安を連れて、ピザ屋さんへ。
沈翊は、小安がテーブルに置いたアイスの棒をそっとビニール袋にしまいましたよ。
賀虹は、夫はだらしない人だったと言います。
博打うちで酒癖も悪く、夫婦喧嘩も多かった。戻って欲しいかと聞かれれば、望んではいないと答えるし、小安にも父親は必要ない。いなくなるならできるだけ遠くに行って欲しい。
小安のDNAを解析した結果、やっぱり穆偉の子ではないと判明。
でも父親のデータも公安にはありませんでした。
杜城は、犯人は穆偉を疑うよう、パソコンに逃亡を疑わせる切符購入の記録を残している、穆偉の身近な人物が怪しいと言います。穆偉と賀虹の夫婦仲は悪いから、小安の実の父親が怪しいと。
そこで沈翊は、実の父親の顔を描いてみることに。
娘と母親の顔から、実父の顔を割り出すってか。どんだけ神かがった天才なんだ。
遺伝には規則性があるので、小安の成人後の顔を描き、賀虹の特徴を取り除いて、骨格等々男女差を加味すると父親の顔が分かるらしいよ。意味分からないよっ(^m^)
穆偉を探すこと、賀虹を局に呼んで話を聞くこと、実の父親の顔を割り出すこと。
ひとまず捜査は３方向から。
取調室で、小安の実の父親は穆偉ではないと分かったと言われた賀虹は、さすがに動揺したっぽい。
涙ながらに語る賀虹の言い分。
レイプされ自殺を考えていたら、面倒を見るから産めと言ってくれたのが穆偉だった。でも、小安が成長するにつれ、穆偉の態度は変わっていった。
レイプされた相手の顔は覚えていない、今会っても分からない。
自分はこの件を穆偉以外に話したことはないが、穆偉が誰かに話しているかは分からない。
うーん。賀虹が誰かと共謀して、全て計画したってこともあり得るよね？
だってそれが一番できそうな場所にいる人だもの。
絵を描いていた沈翊の部屋に、李晗(リーハン)に連れられて賀虹が入ってきます。
壁一面の似顔絵を眺めた賀虹は、あの女の絵に目を留めたよね。
隣に自分の絵があって、私にそっくりと言ってるんだけど、カメラは、隣のあの女の絵にも焦点が合ってます。んー？
沈翊の描いた本当の父親の絵を見ても、賀虹は自信はないけど知らないと言いました。
父親の絵も壁に貼った沈翊。この顔には見覚えがあると言うんだけど、私もどこかで見たことあるような顔なの。今までに見たことのある俳優さんの顔に似ている(笑)
沈翊は記憶を辿り、それが小安と一緒に行ったピザ屋の、楚天啓(チューティエンチー)という人物だと気付きました。
あ、私も気付いた。
「長安二十四時」に出てた周一囲(ジョウイーウェイ)さんに似てるんだ。別人だったけど。
この楚天啓の中の人は「成化十四年」の陛下でしたわよー。年上嫁大好き陛下(^m^)
だけどあの店は賀虹の家にも近いらしいし、小安が楚さんと呼んでもいたのに、賀虹が知らないと言うのはおかしいよね。
そこで蒋峰(ジャンフォン)が動画配信者のふりで店に入り、店内の動画を撮りながら喋りまくり、バイクで戻って来た楚天啓のことも動画に収めます。蒋峰、１人喋りがめっちゃうまいんだけどー(笑)
近くの車の中でモニターを見ながら待機している杜城達は、以前の目撃者のおっちゃんにも映像を見せるんだけど、まあ、おっちゃんの記憶はアテにならないよねえ。
楚天啓は、蒋峰の行動に明らかに苛ついてました。店の外に出てタバコを吸い始めた時。
車内でモニターを見ていた目撃者のおっちゃん。杜城の、銃という言葉にパニックになり、止めるのも聞かずに外に飛び出して、楚天啓に向かってコイツだと叫んでしまいましたわよ。
ほんっとにもー、このおっちゃん…役に立たないだけじゃなく…
店内に走り込んだ楚天啓を、蒋峰が捕まえようとするものの、カウンターの下に隠してあった拳銃を二発発砲して、楚天啓は逃走。
アンタ、店のカウンターの下に拳銃貼り付けとくとか、ないわー。
迷路のような裏路地の中を逃げる楚天啓。杜城も沈翊も拳銃を持って追っていきます。
掴みかかった杜城が胸を撃たれてしまったものの、楚天啓は後ろから蒋峰ともう１人に取り押さえられました。沈翊が杜城に駆け寄るけど、杜城も下に防弾チョッキ着てたよね、確かね。
それでも至近距離から撃たれれば、衝撃と痛みは強いんだねえ。
痛くて死ぬかとーって杜城。ほっとして座り込む沈翊です。
局に戻ると、杜城の前に楚天啓と対峙していた李俊輝(リージュンフイ)という刑事が、蒋峰からめっちゃ叱責されていました。銃を向けられた瞬間、怖気づいて引いちゃったのね。そのせいで楚天啓を止められず、隊長が撃たれた、おまえも防弾チョッキは着てただろうと。
杜城が来て、騒ぐな、オレは生きてるって、彼を庇います。新人なのね、李俊輝。
恐怖を克服するのって、難しいよなあ。でもちょっと蒋峰、怒鳴り過ぎじゃね？
杜城に、これも経験、大丈夫、気にするな、でも忘れるな、俺たちは人々を守る最後の防衛線だ、何があろうと突破されるなと言われた李俊輝は、ずっと俯いてるけど。
うーん、この感じ、危険じゃない？この人が今度こそと発奮して、危険に突っ込んで犠牲になる、とか。ありがちよねえ。
楚天啓は、7年前のものも含め、２件の宝飾店強盗を自供しました。
でも罪を決めてくれ、全部認めるって、なんか投げやり。
拳銃は、昔国境近くで商売をしていた時、外国人から買ったとスラスラ答えるけど、穆偉の血痕について聞かれると、黙り込みます。
杜城は似顔絵を見せ、小安のためかと聞きました。DNAを調べている、おまえが小安の実父だろう、と。
妊娠した賀虹と結婚するのにお金がなかった楚天啓は、賀虹に内緒で宝飾店強盗を計画し、成功したら一緒に逃げるつもり、失敗したら賀虹とは関係ないことを貫こうと、連絡を絶って決行。
でも家に戻ってみると、賀虹は消えていた。
7年間探し続けて、やっと見つけた賀虹には穆偉がいた。
更に賀虹は、自分を見ても全く知らない人のように振舞った。でも名前は同じ、小安もあの時の子のはず。
賀虹には何か事情があるのだろうと見守るつもりだったが、穆偉が２人を虐待しているのを知り、楚天啓は自分の家族と失われた７年を取り戻そうとした。
穆偉を殴って気を失わせ、スーツケースに入れて郊外に運び、林の中で銃で一発頭を撃って殺した。
杜城が額に撃ったという傷の形状を聞くと、丸い穴だと言う楚天啓。
杜城は笑って、あの銃は至近距離で打つと傷口は放射状で丸くはならないと言います。
朱正乾(ジュージョンチエン)の頬のように、と。
あの目撃者のおっちゃん、朱正乾って名前だったのか。頬の傷は確かに星型でしたわね。
賀虹は何も知らないと楚天啓は言うけど、杜城は、穆偉が死んでいるなら誰がパソコンで切符を買ったのか、楚天啓は誰を守っているんだと。
そうね、一番怪しいのはやっぱり賀虹ってことか。
その頃、DNAの検査結果を持ってきた何溶月(ホーロンユエ)が、驚くべき事実を沈翊と李晗(リーハン)に告げていました。楚天啓は間違いなく小安の実父だけど、賀虹と小安は実の親子ではないと。
でも、楚天啓は顔を見て賀虹だと認識してました。
ということは、賀虹は元は別人で、整形かなんか？
だから、楚天啓を見ても誰だか分からなかった？
と考えると、あの時、沈翊の部屋で「私にそっくり」と言ったのは、並んでた似顔絵、まさか両方？
だとしたら、最初から賀虹は沈翊を見て、あら、あの時のって気付いてるはずってことかぁ？
待って、まだ10話よ、あの女がもう出て来る？
穆偉を探すこと。
賀虹が誰なのか調べること。
もし別人が成りすましているのなら、楚天啓の賀虹に関する供述は真実だと沈翊。
でも、本当の子ではなくとも、賀虹は小安を大事に育ててるよね。なんでだ？
賀虹の家の窓を、外から見ているフードの男がいますね。誰？
そんな賀虹を車の中で監視していたのは、あの李俊輝でした。
失敗しちゃったから必死みたいね。眠らずにずっと。いやあ、こりゃやっぱりフラグだろーよー。
杜城のところには賀虹の資料が。
高校を卒業してから、親戚も連絡が取れなくなっていたらしい。出稼ぎに行って行方不明になるというのは、よくあることなんですってよ。そうなのぅ？
資料の写真と現在の写真を見比べて、沈翊は違和感を持ったみたいよ。
7年前、妊婦検診をした時と、賀虹、全く変わっていない。
カルテの写真は20才。人は25才で骨格の発育が止まり、20～27才くらいまで骨相は変化するものなのに、賀虹は何も変わっていない。可能性はひとつ、美容整形だ、と。
今の賀虹は、20才の賀虹の写真を元に美容整形をした、別人。
やっぱりか。
小安が眠ってしまった後。
賀虹は昼間のママスタイルとはちょっと違う恰好に、ばっちりルージュを引いて外に出ました。
車の中からそれを見た李俊輝は、単独で動くなと同僚に言われたにも関わらず、一人で外へ。
あーあーあー、もーテンプレじゃんこれー。
でも、歩きつつ、ひとりで後をつけていると杜城に電話連絡だけはしてるけど。
角を曲がったところで、賀虹を見失った李俊輝。
背後から出て来たバタフライナイフ持った手に、やられたな、これなー(>_<)
それにしても、やっぱり賀虹でしたねえ。なんなんだろ、この人。
顔は同じなのに、全然表情が違います。女優さん、演じ分けるの楽しかったのでは？
だけど賀虹が例えばあの女だったのだとしたら。
どうして他人の子を育ててたんだろ。
いずれにしろ、この人も駒なんだろうから、7年前に雷一斐(レイイーフェイ)が叩いてしまった組織みたいなところと決別して、全くの別人になって違う生き方をしたかったんでしょうか。
でも、結局見つかって、こんな事件に関わらざるを得なくなった、とか？
次回、どこまで解明するんでしょう。
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