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三国志 Secret of Three Kingdoms 46話 窮地に立つ忠臣 あらすじとネタバレ感想

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三国志 Secret of Three Kingdoms
目次

あらすじ

劉平(りゅうへい)の素性を曹操(そうそう)が知ったことにより、楊(よう)家をはじめ漢王朝の臣下も焦りを隠せずにいた。そんな中、伏寿(ふくじゅ)は荀彧(じゅんいく)を呼び出し、先帝の詔を見せ真実を伝える。さらに、自らは漢王朝のために命を絶つと言い、荀彧に遺言と詔で劉平(りゅうへい)を守るよう命ずる。それを陰で聞いていた劉平は2人の前に立ち…。

三国志 Secret of Three Kingdoms 公式サイトより引用
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楊彪(ようひょう)の元に、自分のご飯をぶら下げて楊修(ようしゅう)が来ました。
楊彪が待っていたのは伏完(ふくかん)みたいですが、伏完は見張られていて動けませんと楊修。更に、他の者にも楊彪の家には近づかないよう伝えてあるんだって。
こんな時に人を集めたら、反曹操派は楊彪の家に集うと知られてしまうと。

楊修は、司馬懿はすぐには吐かない、曹操には証がない、司馬防と司馬朗が着くのは3日後、まずは落ち着いて食事をと言います。
楊彪はまた、儒学生達を使うつもりのようですが、楊修は今回は儒学生ごときでは役に立たない、曹操は儒学生など気にしないって。それはそうだろうよと思うわ。

楊修は、楊彪が食べている米は曹操が作らせた物だと言います。
ムッとする楊彪に、楊修は、私は楊家が生き残ることだけを考えていますと。
陛下が操り人形でいてくれたら、我らはとうに勝っていた。だが陛下は我を通し、父上はそれを助けた。自分勝手な優しさで好機を潰してきた。今更どうしようもない。

これはさあ、楊修の言い分もある意味、もっともだとは思うよなあ。
この人の野心とプライドは鼻持ちならないけど、それなりに挫折もしてきましたしね。もう漢王朝を見限って、楊家だけのためにと思っても何も不思議ではないと思う。劉平の無駄な優しさで我を通してきたというのも、間違いない話だし。

でも楊彪は激高します。楊家は漢に仕える名門、漢王朝に恩がある、漢王朝の栄華を取り戻したいと言うんですが、楊修は、私は漢王朝の栄華など知らぬと。
後漢最末期の人達ですもんね、誰も知らないよ。漢王朝400年の歴史。
楊彪は楊修の軟禁を命じ、楊修は、生き残る道はないと言って出て行きました。

荀彧を呼び出していたのは伏寿。
伏寿は、楊平はまだ生きていると言って、先帝の詔を受けよと言います。
え、先帝?ってなってる荀彧に、劉協の血の詔を見せると、荀彧、驚愕。
へたり込んでしまいます。

建安4年(199年)、先帝は崩御したと言ってました。赤壁の戦いが208年ですから、あれからもう10年も経ったってことかっ。
ショックから立ち直れない荀彧に、これを受け取った時の私は、今の荀令君より複雑だったと言う伏寿です。何気に、しっかりしやがれ!が入ってませんかぃ?(^m^)
あの時の情勢を知る荀令君なら、先帝がなぜこの奇策を用いたか分かるはず、陛下の即位は正当なもの、漢王朝のため、陛下と先帝はこの屈辱にも耐えた。

荀彧はハッとして、曹操は知っているのかと聞き、知っていますと言われて、目がまん丸。
曹操は、司馬家の者を捕えに温県に人を送った、どうすればいいと伏寿は荀彧に聞くのですが、荀彧は、劉平の素性を知れば人はいろいろと言うだろうことと、何よりも、劉平と伏寿が兄嫁と義弟だというところに引っかかってしまってるみたい。
伏寿は、証となる詔があり、あの差し迫った形勢を知っていれば、人は陛下を認めるだろうと言いました。問題は2点目のほう。陛下が兄嫁を奪ったと疑われれば、漢王朝に傷がつく。今、陛下を救う手立てはひとつだけ、私は死にます。その遺言と先帝の詔で、陛下を守って。

慌てる荀彧は止めますが、伏寿はもうそれしかないと覚悟を決めていたのね。
膝をつく荀彧。陛下は1000年に一人の名君、私は陛下のために、死んでも臣下として全力を尽くしましょう。
あああ、こうしてこの人も追い詰められていくのです(涙)

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

伏寿は、人望のある荀令君と高潔な崔琰にお願いがある、私の死後、陛下の即位は正当なものだと民心を導いて欲しい、陛下を助け、曹操から守ってと言って、頭を下げました。

でもそこに、劉平が。
聞いてたんでしょうねえ。

曹操の傍らでは、曹丕が荀彧についてヤなこと言ってますよ。
荀彧は今でも漢王朝を思っている、今、陛下と会っている、油断大敵。
曹操は荀彧のことは今の今まで信じてたっぽいんですが、この曹丕の進言で、ちょいと疑い始めてしまうんだよなあ。

荀彧が皇帝の素性を知れば、漢王朝の血統を守るため、最初に立ち上がると曹操。
知ったから、逆に守ろうとしてるんですけどね、荀彧は。
そもそも、あの詔と劉平の血統を信じていないのは、曹操と曹仁だけなんだよ。

郭祭酒と比べたならどうですと曹丕。
ここがよく分からなかったんですよね。郭嘉と荀彧を比べて、どうだっていうんだろう。
郭嘉だって、劉平が劉協の弟だと知っても尚、劉平を希望の光だと認めていたし、だからこそ、曹操にそれを伝えなかったんだけど。
あっ、そうか。信じ切っていた郭嘉でさえ、そうだった。なら荀彧は?荀彧だってそうなってるんじゃないかってことか。曹丕のヤツめー。

曹操は、その言葉で、荀彧に会いに行くことに。
そこへ唐瑛が来たとの知らせ。曹丕は急いで、自分が司馬懿のことを説得すように頼んでみると、唐瑛と会うことにします。

司馬懿に会わせてと言う唐瑛を案内しながら、曹丕は説得してくれないかと言います。できないと唐瑛は言うんですが、曹丕は、何をこだわっているのです、私は仲達を救いたいって。

さて劉平。
今の皇后の話に忸怩たる思いだ、私と皇后は共に苦難を乗り越えてきた、間違いなく朕の皇后だと言う劉平。荀彧も、分かりましたと答えます。
劉平は18で伏寿に会って、劉協の弟だと告げられた時、それを信じたのは伏寿がいたからだと言いました。荀彧や天下の全ての人々、そしてあの世の兄上に伝えたい、何年もの間、二重の身分で死と紙一重の苦難の中、生きて来た、支え合わなければ、とうに投げ捨てていた。皇后は天下の民のため、そして朕のために苦しみ続けてきた、許されるべきだ。
ずっとお側にいたい、でも我らには手がないと言った伏寿に、劉平は、朕には手がある、と。

劉平は荀彧に、皇帝の地位を曹操に明け渡すと言いました。
司馬懿と伏寿を犠牲にするよりいいと。
漢王朝が終わると言う伏寿に劉平は、中原は平定される、我らの務めは、帝位を守る事より天下の民を救うことだと言います。曹操と揉めて中原を不安定にするより、天下統一を曹操に託したいと。

これを見せられちゃー、荀彧は劉平に頭を下げる以外にないよね。ああ、板挟み板挟み。
漢王朝が終わってしまうという重大な案件を抱えて、とぼとぼと回廊を歩く荀彧の前には、曹操が立っていました。
陛下は何を言っていたと聞かれて、曹操との仲を取り持って欲しいと言われたと言う荀彧ですが、あれを聞いた後なので、少しだけ、曹操に非難めいたことを言ってしまいます。自分の口から、皇帝の覚悟をペラペラしゃべる訳にはいかないしなあ。楊修なら、我が身可愛さに口走ってたんだろうけど、荀彧だもんなあ。それを聞いた曹操は、曹丕の言葉に傾いてしまいましたね。あああ。

曹操は尚も、素性のわからぬ皇帝のために動いて、余を失望させるなと言い、荀彧は詔を受けて即位された正当な皇帝ですと言う。
劉協を迎えて、逆賊を討つよう進言したのは自分、それが帝位を奪ったと言われるようになるのは心外、身分の高い者は、広い心を持つべきだ、司馬懿を解放して陛下と手を握ってくださいと荀彧は言いました。帝位について辛うじて言えるのは、これくらいだったんでしょうね…

曹操はまだ、偽りの天子と手を結べと言うのかと言ってるぞ。
かー、ったく、しつこいな、アンタもっ。
この完全なる誤解と思い込みは、劉平が正統であると分かった時に、自らに返って来るんだけどさ、DNA鑑定とかないしねえ。
荀彧もそこで、なんで黙っちゃうかな。コイツには何言ってもダメだと思っちゃったのかな。
曹操は、荀彧を見捨てる言葉を残して去っていきます。
んもー、気の毒過ぎて、荀彧が。曹丕のヤツめー!二回目。

司馬懿の牢では、目覚めたら説得してくださいと言って、曹丕が唐瑛に傷薬を渡しました。
曹丕を下がらせて、中に入る唐瑛です。

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画像出典 天津唐人影視股份有限公司

司馬家と楊俊は、ちゃんと曹丕が逃がしてはくれたんですね。
司馬懿はひとつ手伝ってくれと言いました。
唐瑛と一緒に住むために、用意しておいた家に、家具を買っておいてくれ、だって。
その家に住む夢を語る司馬懿に、愛しているわと言った唐瑛もまた、何か覚悟してるんじゃないでしょうかねえ。このドラマは女性の覚悟が半端ないからなあ。

無人の弘農王祠にいたのは伏完と楊彪でした。
こちらはこちらで、それぞれ覚悟を決めていて、思い出を語り合っています。
董卓を討った頃、伏完や楊彪、逆賊に対抗するための集まりに、若い曹操も参加していたんですね。悔し涙にくれている漢王朝の臣下達に、泣いていれば董卓は死ぬのかと怒って、董卓を討ちに行ったんですって。義に燃えていたあの頃の曹操はもういない。そう、人は変わる。
背水の陣で兵を挙げるという伏完を止めた楊彪は、太尉の座を退くのに際して開く別れの宴で、曹操を道ずれにして死ぬと。

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画像出典 天津唐人影視股份有限公司
漢王朝、最後の忠臣ズ。

そこに来たのは唐瑛。王妃仕様ではありません。覚悟のほどが見えるよ。
それはダメです。私がやる。

この場で描かれているのはこれだけですが、多分この後ここで3人が企んだであろうことは、唐瑛が命を張るってのが前提なんだよね。伏完も楊彪も、自分が命を賭けるつもりでいたんだけど。

そして楊彪は、曹操の元に向かい、司馬家への寛大な処置を願うと共に、自らの退官の宴に誘いました。曹操は辞職するという楊彪に驚きますが、丞相という地位が復活したので、司徒、太尉、司空の三公は無用の地位になったっぽいね。
結局、曹操の口から司馬家を許すとは出ませんでしたが、楊家が何か企んでいるのは分かっていても、曹操は楊彪のことは、尊敬している、だから楊家は関係ないとするって言うんだわ。
退官の宴も、多分罠かもしれないと思っても、行くみたいですよ。

次回は息の詰まる曲水の宴。

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