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三国志 Secret of Three Kingdoms 42話 囚われた司馬懿 あらすじとネタバレ感想

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三国志 Secret of Three Kingdoms
目次

あらすじ

劉平(りゅうへい)や曹操(そうそう)たち一行は許都(きょと)に戻る。出仕を拒むために負傷したと偽っていたことが知られた司馬懿(しばい)は、曹操(そうそう)に牢に閉じ込められる。そんな司馬懿を救い出したい劉平は、評定を開く。司馬懿の処分について、臣下たちから様々な意見が飛び交う中,弘農(こうのう)王の位牌を持った唐瑛(とうえい)が現れ…。

三国志 Secret of Three Kingdoms 公式サイトより引用
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ネタバレ感想

郭嘉の墓前に跪く曹操。
精神的な打撃もかなりのもののようです。それだけ大事な参謀だったのよね。
それにしても、曹節が郭嘉が書き残した竹簡を持ってたんですが、それをひったくって曹操より先に目を通す曹丕よ。
余にとって奉孝は、単なる軍師ではなかったと泣く曹操は、曹丕から差し出された竹簡は手に取らず、奉孝は何か言っていたかと、曹植、曹節に聞きます。
曹植が、陛下と手を組むべきだと答えます。
曹節は、袋を渡されたことを話します。
ひくっとする曹丕。王越との件をバラされるかと思ってるんだろうね、中身はと聞きます。
曹節は、廬龍(ろりゅう)を守る策だと。

悲しいかな、奉孝
惜しいかな、奉孝
痛ましいかな、奉孝

これは確か有名な曹操の嘆きの言葉だったはず。

許都に戻った劉平達。
許都には、劉平が指揮を執って直接戦った噂が流れていて、皇帝と漢王朝を見直す声が多いみたい。それを曹操も耳にしています。ここで皇帝を排除するのは、自分にとって得策ではないことには気付いているでしょう。馬車の中の劉平と伏寿も満足そう。

弘農王妃の部屋では、唐瑛が帰りを待っていました。
無事に戻ったぞーのラブラブっぷりなんですが、こういうのを見せられれば見せられるほど、この人達の後の悲劇がずっしりと来る訳よ…
戦に行って、大勢の者が死ぬのを見て、こうして生きる素晴らしさが分かったって言う司馬懿。今まではあなたが待っていてくれたけど、逆の立場になってやっと、心配しながら人を待つ気持ちが分かったって言う唐瑛。んもう、全てがフラグだよ、ホント。

着替えて、宮中で人に会う、待っていてくれと言う司馬懿なんですが、そのまましばらく帰って来られないんじゃないの?

唐瑛にも潘揚(はんよう)の死は伝わってたんですね。兄弟子の死を悲しんではいないと言います。ずっと恨みを抱き続けてきたけど、あのように死ねたのは私達、武を学ぶ者にとって本望だろうと。
司馬懿は、死に急ぐなと唐瑛に釘を刺します、が。この人はそういうとこ、非情に危うい人なんでねえ。

壇上の席でめっちゃ食べてる劉平を、下で向かい合う司馬懿と賈詡が、半分呆れつつほのぼのと見ています。

劉平は下におりて、賈詡に二度礼を取りました。慌てる賈詡。
一度目は司馬懿が率いる兵に西涼の馬を用意してくれたことに、二度目は秘密を守ってくれたことに。いつから気付いていたと聞く劉平。
驚く司馬懿に劉平は、賈詡は全てを知っている、郭祭酒の誤解も解いてくれたと言います。

賈詡は、皇帝が霊帝と王夫人の子であるのはみんなが知っている、私は陛下を生まれた時から知っていると言います。双子の片割れが司馬家に預けられたことも、承知の上だったんでしょう。だから劉平が許都に来てすぐに気付いたみたいね。
董卓にも曹操にも伝えなかったのは、自らが汚名を着ても漢王朝を守るためだったのだろうと、劉平と司馬懿に言われて、恐縮する賈詡。劉平は、いつか賈詡の本当の姿を史書に記そうと言います。

己の思いが正しいかどうか、自分でも分からぬ時代。
ふるいにかけられて、古き者は乱世に葬り去られる。振り返ることはない。
将来は若者のもの。この先どうなるかは、あなたたち次第です。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司
じ、じいちゃん…

賈詡の言葉に劉平と司馬懿が感じ入って、礼を取った時、外から兵達が入ってきました。
曹司空の命で、偽って出仕せぬ司馬懿を捕える。
ほら、来た。司馬懿も予測済だったようです。

劉平はここで勝手は許さぬと言うんですが、曹操はそれも承知の上で、陛下に咎められても仕方がないと言っていたと、兵達、強行。
だけど劉平は、曹操に騙されたって思ってる。どこまでも甘いとこ抜けないな。そう思ってたの、劉平だけと違うかな。司馬懿は覚悟してたもの。
賈詡は、曹司空はただ刀を振り上げただけです、振り下ろすかどうかは、陛下の対応にかかっていると言いました。冷静なじいちゃんが、この場にいてくれてよかったな。

伏寿は伏完パパと揉めています。
陛下が廬龍(ろりゅう)を見捨てれば、曹操を葬れるはずだったと。
楊修に誑かされてたからねえ。鮮卑への密告を知っていたからねえ。
漢王朝存続を考えれば、一つの町の滅亡などたいしたことではないと言う伏完。伏寿も最初はそう思っていたけど、民のことを知り、天下とは何かを知ったと言います。
民衆の間に入って苦労してみた人と、過去にはそういうこともあったでしょうが、中央に入って世の中の現状に長いこと触れていなかった人との違いでしょうね。
今の日本でも、政府がトンチンカンな政策を打ち出して、Twitterが荒れるのに似ている(笑)

私がお前たちのために…って言いかけたな、パパ。
伏寿、そこに引っかかったかな、どうかな。

そこへ司馬懿捕縛の知らせ。
伏完は笑います。これが曹操からの返礼だと。

劉平は曹操を呼び出したみたいですが、曹操は参内せず、代わりに曹丕が来たそうな。
バカにしやがって!ってところでしょうが、実際そうなので。皇帝に呼ばれたからって、自分がほいほい行くものかってことですものね。

曹操は約束を破ったから会えぬのかと言った劉平に、曹丕は、司馬懿の罪は重く、斬首にも値するもの、何度も逆らった司馬懿を今まで許してきたのは、国のために才を惜しんだからだと言います。

父君は才は惜しむが、その才は自分のためだけに使う。
従えば厚遇するが、逆らえば許さぬ。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司
珍しい黒劉平

今は乱世、父には大勢の敵がいる。司馬懿のような者を放っておけば、諸葛孔明のように父の敵の助けになると言った曹丕は、司馬懿を助けたいので敢えて言う、陛下の執着が罪の一因だと。今までのように儒学生を使って救うことはもうできません。
司馬懿のために、執着を捨ててください。

曹丕さんよ。自分が欲しいばっかりに、離間の計に出ましたね。
劉平は笑います。
曹司空にとっては、朕こそが最大の敵なのだな。曹司空と手を組むつもりだったが、どうやら朕の独りよがりだったようだ。

曹丕は、父は和解したいから司馬懿に選ぶ機会を与えたのだと言いました。
司馬懿を解き放つにはもう一つ条件がある、と。

伏寿のところに来た唐瑛は、自分のやり方を司馬懿を救うと言ってます。自分のやり方って実力行使じゃん?良くない良くない。
その後はどうするのですか、逃げますかって伏寿に言われてるよ。自然の美しい争いのないところに行くって唐瑛は言うんだけど、それはそれで幸せなのだろうけど、この時代に才を持って生まれた司馬懿にとってそれは、あたら才能の芽を摘むことになるんだよね。

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画像出典 天津唐人影視股份有限公司
宮中の設えが非常に美しい。

でも、唐瑛の決意を知った伏寿は、賈詡と崔琰に協力を頼み、牢に忍び込んで城門から出て行く手筈を整えました。
牢の前で唐瑛が呼びかけようとした時、曹丕がやって来ます。

曹丕は曹丕なりに、司馬懿って人は乱世で才覚を発揮して生き生きするのを知ってるんだよね。そこは本当に間違いではなくて。司馬懿自身も自分の野心があって、能力を発揮したいと思ってはいるはずなんだけどね。それを聞いていた唐瑛は考え直してしまうかもしれないよなあ。自分が田舎に囲い込んで、曹操が生きている限り、逃げる人生となって、それがこの人の本当の幸せかと。

曹丕は私に教えろと言いました。
楊平はどこだ。

司馬懿は笑います。私を裏切り者にしたいのか、そんな度胸はないよ、だってさ。
溜息をつきながら、曹丕は畳みかけます。
仲達は利口なのにどうしてそこまで抗うのか。陛下の助けを待っているのか。
また儒学生を使うか、それとも牢を襲わせるか。それでおまえを救えるのなら、父に背いてでもそうしよう。だがそれは死んだも同然だ。志を捨て事を成さず、それでいいのか。

司馬懿は厳しい表情になります。
この人にとっても、それはかなり厳しい生活な訳よ。そんなこと望んでいない訳よ。これが劉平なら、伏寿と2人なら、その生活もきっと苦にならないと思うんだけど、司馬懿は、例え唐瑛がそこにいたとしても、無理だろうなあ。
でも、私を怒らせるなと言って、司馬懿は曹丕を帰しました。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

だけどこれは司馬懿にとっても究極の選択ですよね。だからもう、きっかけさえあればってところに近付いてるんだけど、そのキッカケになるのがさあ(涙)
そして司馬懿の才と志を思えばこそ、ただ助ける訳にはいかなくなった唐瑛も、物陰で涙を流します。

唐瑛が牢に入り込む計画を伏寿から聞いた、劉平はウロウロウロウロ。
でも町に騒ぎは起きておらず、静かなもののよう。
唐瑛に助けられれば、司馬懿は姿を消します。私にはもうあなたしかいないと言う劉平。

でも翌朝、昨夜は何も起きなかったと宦官が報告に来ました。
驚いて唐瑛を呼ぼうとする伏寿。
龍平は皇帝のやり方で司馬懿を救うと言い、評定を開くことに。

重臣達を集め、司馬懿の件を出す劉平。
出仕から逃げた罪で牢に入っている、罪は罰するべきだが、あの者は朕を助けた功績がある。どうするべきか。

満寵や曹仁、曹丕に曹植。曹操派も多数いる中、真っ先に意見したのは孔融。
賢者は礼を尽くして朝廷に招くもの。それを罰するなどあり得ない。
皇帝の招きに応じなかった古の賢者は、罰せられなかった。
出仕しなかったものを殺したと史書に書かれれば、末代までの笑い者となる。

曹仁が笑います。
司馬懿は足が動かぬと偽り、曹司空、つまり朝廷を欺いた。
君主を欺いた罪は軽くない。

「曹司空、つまり朝廷」?
その上に皇帝がいるんだけどな、朝廷ってのは。

のしのし出て来たのは崔琰。
司馬懿は大功を立てたが大罪を犯した。
褒美も罰も与えぬのはいかがでしょう。

戦の功は将兵たちのもの、無位無官の司馬懿にはなんの功もないと曹仁。
司馬懿に命を助けられたようなものの曹植が、たまらず出て来ます。
廬龍は司馬懿のお陰で危機を脱したのですと。言ってやれ言ってやれ。でなければ自分は死んでた、くらい言ってやれよぅ。

そこへ、弘農王の位牌を携えた唐瑛が現れました。
曹仁がチャチャを入れる中、唐瑛は、弟を守れというのが弘農王の遺言だった、確かに自分は司馬懿に肩入れして見送った、でもそれはもう、漢王朝の皇帝が死ぬのを見たくはなかったからだと、滔々と語りました。
孔融が泣きながら伏して訴え、荀彧も司馬懿の罪は功で軽減が可能、解き放ってくださいと言い、重臣達は次々に跪き、司馬懿をお許しくださいと言いました。曹操派のみなさんを除いて。
曹植は早々に跪いてたのね、曹丕も渋々。
曹仁、満寵他、立ったまま残っているのは数人。

劉平は、曹仁と曹丕の名を呼び、曹操に伝えて欲しいと言いました。
司馬懿の助命を願う皆の声と共に伝えよ。

帰ろうとする唐瑛の元に、楊修。
え、楊修って曹操の配下だったの?あれ、いつから?
漢王朝の評定にも出られないんですって。楊彪パパに怒られてからかな。うーん、忘れてしまった。ま、いっか。
でも唐王妃様に一言忠告しておきます、だって。
唐王妃様は弘農王との夫婦の情を用いて、みんなの涙を誘った。
この先、唐王妃様を娶る者は、皆に八つ裂きにされる。利用したつもりの者が足枷になる。
唐瑛はくだらないと言って、死ぬまで弘農王の霊廟を守り続けますと去って行きます。

司馬懿の足枷になりたくないって思いが、芽生えてしまったかもしれませんねえ。実力行使で脱獄しなくても、自分の存在が司馬懿の羽根を折るならって、きっと思っちゃうと思うもの。だからこそ、こっちの手段に出たんでしょうしね。

曹操の元には、劉平から、丞相へ任命するとの勅書が届きます。
丞相って位は、皇帝に匹敵する権力を持つので、長らく置かれていなかったのだそうで。
曹操はなぜ司馬懿を助けるために皇帝はそこまでするのかと、訝しがります。
曹丕は、司馬懿が助かれば自分にもチャンスが巡ってきますからね。辺境を平定したのだから、丞相への任命は当然だと言い、陛下は誠意を見せ、唐瑛に煽られた者の声もある、司馬懿に情けをかけては?と言いました。

もしかしてこれが、曹丕が劉平に言った、司馬懿を解き放つためのもう一つの条件でしょうか。父親に更に権威を与えること。上手く跡継ぎに収まれば、その権威は自分のものになりますしね。

奴が欲しいのか?
おおう、ダイレクトに言われちったね。
曹丕は拝礼をし、私を信じてください、必ず乗りこなしますと言いました。

あれ、いつの間にか曹操と曹丕との間に、以前あったような刺々しさがなくなっています。曹操が曹丕の話を聞くようなったってことかな。
郭嘉の墓前ではまだ、曹丕の差し出した竹簡を無視して、曹植と曹節に声をかけたように見えて、お陰で曹丕は竹簡携えたまま、固まってたけども。
一番自分に似た息子、それは即ち、一番油断のならない息子ってワケですが、この父親の後を継がせるのに、曹植ではやっぱり表裏がなさすぎると思うしなあ。息子に寝首をかかれるかもしれない危険と隣り合わせで、曹丕を認めなくちゃいけないんじゃないかね、曹操パパも。

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