Wordpressテーマ変更後作業中 まだまだ修正箇所がいっぱい

三国志 Secret of Three Kingdoms 33話 楊平はどこだ あらすじとネタバレ感想

当ページのリンクには広告が含まれています。
三国志 Secret of Three Kingdoms
目次

あらすじ

司馬懿(しばい)は唐瑛(とうえい)を連れて温(おん)県に帰郷する。父の司馬防(しばほう)は、王妃を連れてきて司馬(しば)家を滅ぼす気かと怒るが、そこへ唐瑛が現れ婚姻を認めてほしいと懇願する。その頃、許都(きょと)では郭嘉(かくか)が曹操(そうそう)の元を訪れていた。曹操は司馬懿の気持ちを試すために、“楊平はどこだ”と尋ねるよう郭嘉に命じる。

三国志 Secret of Three Kingdoms 公式サイトより引用
あわせて読みたい
「三国志 Secret of Three Kingdoms」始めました 作品情報、主な登場人物、あらすじ感想一覧 全54話(完) 作品情報、主な登場人物、あらすじ感想一覧。中国ドラマはヒゲへのイザナイ。

「三国志 Secret of Three Kingdoms」視聴はこちらから(U-NEXT) 23.12.1現在のリンクです

U-NEXT

ネタバレ感想

サブタイが非常に不穏です。再度持ち上がる「楊平」問題。
そして今回は、それが曹操の口から出てくるんだから。

袁紹夫人の部屋で、あの時ここに忍び込むのに皇后は琴まで弾きましたねーなんて、語り合っている子劉平と伏寿。伏寿は以前、劉平が送った簪をつけてくれていました。以前、ご機嫌取りとか言われてたやつでしたっけ。

袁紹のことは自分の過ちだったと認める伏寿に、あなたが過ちを認めるなんて珍しい、文書で残してくれと笑う劉平。でも先の問題は山積みなので、これ、束の間の平和って感じだなあ。

王越と曹丕。
これは回想なのかな、今もちょいちょい抜け出して指導を受けているのかな。
一緒に許都へ行きましょう、敵討ちを手伝いますという曹丕です。
んー、一緒に皇帝を討ちましょうって言ってるってことだよね、これねえ?
我らの関係を知られてもいいのかと言う王越に、構いませんと。父親に認めて貰おうとしてきたが、間違いだった、自分は自らの手で事を成さねばならない。そう言って、王越に挑む曹丕ですが、まだ勝てそうにはないですねえ。

許都に戻る馬車の中で、曹操の剣は皇帝のものより立派だった、袁紹と同じ野心があると言う伏寿なんですが、そういうことも、この時代は重要だったのでしょうか。
自ら剣を持って戦場に立つ武将と、多分剣は象徴である皇帝と、それを同じ物差しで計れるものなのかな。

別の馬車には、郭嘉と賈詡がいました。なんだかんだこの2人はよく一緒に馬車に乗って、まわりくどーい会話をしてますよね(^m^)

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

賈詡は、諸侯間ではあっちについたりこっちについたりしてた人みたいなんだけど、漢王朝に対する気持ちはしっかりしているんでしょうか。なら、以前張繡を連れて来て董承の反乱が鎮圧され、董妃も亡くなって劉平が怒っちゃった事件は、単なるとばっちり感が強かったのかもねえ。本人、本当にきょとんとしてたし、そんな目にあっても怒ったり、皇帝を悪く言ったりしなかったですもんね。
そだよなあ、劉協と伏寿達の計画なんて知らないもんな。あの頃は劉平も訳も分からず流されて、気付いたら唆された董承はスケープゴート。それを自分には全て明かさずに進めていた、伏寿達への怒りも含めて、賈詡にぶつけちゃいましたからね。

途中、生々しい戦の後もそのままになっている場所を馬車は通ります。
劉平は馬車を止め、降りてその光景をしっかりと目にしました。そこには、23話で鄴(ぎょう)に向かう途中、曹丕が短剣を与え、無邪気に曹操軍に行けと言ってしまった、あの少年の亡骸もありました。救えなかったと、傍らに跪く劉平。
やっぱりこうなるんだよ。いうても曹丕は曹操の息子。武術の訓練も受けていない一般人が兵隊になるという意味が、全然分かっていなかった。その時の短剣が腹に刺さって亡くなっているのを、曹丕も目撃しています。それを持って敵に向かって、取られて逆に刺されたんでしょうね。

民が可哀そうでなりませんと言った曹植に、ならば私が天下泰平にしてみせると拳を強く握った曹丕。

許都に到着した劉平達を、荀彧も、儒学生の柳毅(りゅうき)も盧毓(ろいく)も出迎えています。

自宅に戻った曹操の元には、早速満寵が、董承の反乱と司馬懿の動きをまとめたものを持参してきました。不在にしていた数年で許都が変わり、皇帝も大きく変わっていたことを実感した曹操、今度はそこに手を入れるつもりなんでしょうね。

さて、温県司馬家の前に、司馬懿の馬車が到着しました。
司馬朗にいちゃんと、下の子達が揃って元気お出迎えです。
でも、馬車から出て来た唐瑛を見て、にいちゃん固まる(笑)おま、ちょっと来い!なにーちゃんをテキトーにいなして、司馬懿は弟たちに、この人は兄嫁だぞーって紹介しちゃってます。わいわいする子供達に、唐瑛も嬉しそう。

そしてパパ司馬防もまた、この罰当たりめがぁ!ってなってたところに、唐瑛が助け舟。
それにしたってさあ、普段あれだけ口が達者な人が、肝心な説明は端折るってどうなんだ?ちゃんと言えばいいじゃん、曹操や郭嘉との取り引きも含めて。無駄に年寄りの頭に血上らせなくたっていいものを。
あ、言っても聞いて貰えなかったんだろうか(^m^)

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

劉平の元には崔琰が来ました。
崔琰さん、許都に来て思っていたよりも漢王朝が衰退しているのに驚いたみたいですね。曹操の元で働くよう誘われているらしいのですが、どうも断るつもりのよう。漢王朝には降ったが曹操には降っていないと。漢のために尽くせないなら、官を辞して郷里に帰ると言った崔琰を、劉平は止め、民のために、敢えて曹操の元で働いて欲しいと頼みました。そして曹操に見張られている自分の代わりに、盧毓や柳毅達儒学生を守って欲しい、もうひとつ自分のために、曹操の元で耳目になってくれと。
公明正大な崔琰に、スパイ紛いのことを頼むのは気が引けるかもしれないけど、他にいないよね、これだけ信用できる人は。頭を下げた劉平に、崔琰は、漢王朝のためならばと引き受けてくれました。

この忠誠心と男気。実際の崔琰も、そういう人だったみたいですよね。しかも容姿にも威厳があって、実際はそう見た目のよくなかった曹操の身代わりに、外国の使者の前に立ったこともあったとか。

劉平が崔琰に、そなたがいれば漢王朝にも望みがあると言っていた頃、曹操は満寵からの報告書を見て、このような者がいれば漢王朝に望みがあると呟いていました。司馬懿のことだな。
そこに郭嘉。
満寵の報告に目を通したという曹操に、敵ながら見事ですと言いつつ、陛下は驚くほど聡明になったが、未だ我々の掌の上だと言いました。

これ、そう主張したかったんじゃないかなあ。少しでも曹操の追及の手が緩むように。皇帝には何かあるというのは、郭嘉も満寵も感じていたこと。でも、たとえそこに何があったとしても、劉平という人間をだいぶ知ってしまった郭嘉だから。ある程度庇えるのならと思ってくれてないかい?
でも曹操は、そうかなって。
曹操は司馬家全体が劉平と関わっていたのだなと言います。郭嘉の顔が緊張気味。

曹操は、司馬家を試そうとしていました。
司馬懿も帰郷した頃だろう、自分に応じる気があるかどうか、一言聞いてくれと。

楊平はどこだ。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

郭嘉の表情。やっぱりそこは突っ込みたくない謎だと思ってくれてる感じよね。
鄧展を温県に送って似顔絵を描かせた時、邪魔したのは多分司馬家だと気付いているだろうし。司馬家にいた楊平が皇帝と関わりがあるだろうことは、郭嘉に分からないはずもなく。
楊平=劉平≒劉協 とまでは気付いていなくても、例えば史書には残されていない霊帝の落し種がいて、楊俊の子、楊平として秘密裏に司馬家に引き取られて育てられ、長じたら異母兄弟、偶然とても良く似ていたから、献帝劉協の使者や影武者として暗躍しているって可能性もあるとか、その程度までは考えが及んでいるんじゃないかな。

任紅昌と子供達の村には、呂姫もいました。
そこに郭嘉も現れます。
任紅昌はもう郭嘉の傍らについてはいないけど、ここに来れば会えるよってことなのかな。

任紅昌は、飄々としている郭嘉が悩んでいることが分かるんですねえ。
郭嘉は、ここに来る前に温県の司馬家に文を送ったと言いました。
それを陛下に伝えてくれと。

楊平はどこだ。

郭嘉は間違いなく曹操の信頼篤い軍師なんだけど、やっぱりほんの少しだけ、劉平と繋がっている心の糸を切れない人なんだな。命の恩人であるのも確かだしね。

そういえば司馬家では、いつ楊平が劉平だって分かったんでしょね。司馬防は最初から分かっていて、黙っていたのかもしれないけども。司馬懿の報告で、司馬朗にーちゃんにも全てが伝わりました。
司馬懿は、憂いのなくなった曹操は、今度は漢王朝に手出しをしてくるでしょうと言います。
司馬防も腹をくくったようです。
物事には、していいこと、いけないこと、せざるを得ないことがある。今がその、せざるを得ない時、その時が来たのだ、何を言おうと私は漢の臣だと。
これで郭嘉からの手紙が来ても、ひとまず司馬家は一丸となって考えて動けるね。

ちょいちょい、司馬懿と唐瑛の幸せシーンが入るんですけど、これはもう絶対にフラグですからねえ。用意された日常的な女性らしいカラフルな着物なんて、着たことがないらしい唐瑛。喜んでいる唐瑛。うーん、笑顔が辛いわ。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

再建の終わった宮殿では、劉平と伏寿も、これからの話をしていました。お酒を用意していたので、飲んだ伏寿はあっと言う間に酔って、とても素直に話します。
この人も難しい立場だから、最初から覚悟して、完全に死ぬ気でいたんだね。最初の頃のあの感情を抑え切った顔は、それだったんですね。
なんとか禅譲まで無事でいられれば、2人の幸せはその先にあるんだけど、まだまだ先なんだよなあ。220年ですから。それ前に、手強い曹操との様々がまだまだ控えています。

翌朝早く、任紅昌が急いで現れました。
楊平はどこだ、といきなり言った任紅昌に固まる2人ですが、任紅昌は警戒しないで、私には興味のないことだと言います。でも、郭嘉に知らせるよう頼まれたと。郭嘉はこの言葉を曹操の命で、司馬家に伝えたと教えてくれました。

やっぱり曹操は見逃さなかったと慄く伏寿。劉平は急いで司馬懿宛てに伝書鳩を飛ばし、郭嘉に会おうとします。任紅昌を使って知らせてきたということは、郭嘉には劉平と争う気がないからだ、と。
ぬあー、郭嘉はどういう態度をとるのでしょうか。
これはめっちゃ楽しみです。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次