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三国志 Secret of Three Kingdoms 9話 守りきれなかった命 あらすじとネタバレ感想

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三国志 Secret of Three Kingdoms
目次

あらすじ

兄・劉協(りゅうきょう)の子を身ごもっていた董妃(とうひ)の死を知った劉平(りゅうへい)は、助けることができなかった責任を感じていた。自分が無能であるがゆえ犠牲が生まれ、弱すぎる自分が憎いと涙する劉平を伏寿(ふくじゅ)は慰める。ようやく癒やされた劉平だったが、それも束の間。実は伏寿や楊修(ようしゅう)たちが董承(とうしょう)を利用していたのだと気付き…。

三国志 Secret of Three Kingdoms 公式サイトより引用
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ネタバレ感想

賈詡(かく)と張繡(ちょうしゅう)に劉平が怒りをぶつけているのを、外で見ていたのは曹丕と曹節。2人にとっても、張繡は兄の仇なんですよね。

荀彧が宥めようとしますが、劉平は朕も董承の身内だがどう処罰する?と。
伏寿がとりなし、ひとまず収めますが、怒ったまま外に出た劉平、そこにいた曹丕に、兄、曹昂(そうこう)について話しかけます。曹丕も、めちゃくちゃ張繡を恨んでます。例え曹操が張繡を引き入れたとしても、曹丕の代ではどうなることやらって感じですね。

董妃の遺体を屋敷に入れた劉平は、劉協の子を守れなかったこと、無意味な犠牲を出してしまったことを悔いていました。
でもさ、董承が挙兵したとなれば、董妃が危険なことは伏寿も分かっていたのでは?しかもあの計画なら、猶更。そこまで頭が回らなかったとは、とても思えないんだけどな。漢王朝、漢王朝言う割に、正当な跡継ぎをみすみす失うような真似をねえ。
予めどこかに避難させておくことくらい可能だったはずなので、むしろ入れ替わりを一番見抜ける人間として、いなくなるならそれもよしと、そう判断されたと思ったほうが納得はできますね。

庭先にいた楊修の元に、伏寿がやって来ました。
楊修は、董妃の死は計算外だったと言ってますけど、張繡と曹操が手を組んだのも計算外か。それでもまだ策があるのだそうな。そのためには、劉平に今日のような目立つ真似は避けて貰いたいらしい。

賈詡と語りながら帰る張繡、ちょびっと頭が弱い感じ?賈詡の言いなりかな?

満寵の元にやって来た荀彧も、世継ぎを妊娠中だった董妃の件には物申したい様子。でもこちらも、董妃の死は王子服のせい、プラス不幸な偶然として片付けています。
やっぱり張繡を引き入れる案は郭嘉のもので、郭嘉と賈詡が進めた話だったんですね。
ただ、その辺りの事情を何一つ知らされていなかった荀彧、結果的には上手くいったとしても、恨み言のひとつも言いたくはなるでしょうよ。
ただ劉平のした事に関しては、前代未聞だと言いながら、2人ともぬるーい微笑みでした。

落ち込みながら考え事をしていた劉平の元に、伏寿がやって来ました。
董承の反乱に関する報告書は、一晩で届いたようです。最初から分かっていなければあり得ない早さだということに、さすがに劉平も気が付いてました。
曹操は狡猾、董承には初めから勝ち目などなかったという伏寿。この掌返しは、劉平でなくとも、おやおや?と思いますよ、そりゃあ。

劉平は、曹操同様、あなた達も私を皇帝だとは思っていないと言います。
まあそうでしょうよ。
身代わりとして、ついこの間連れて来られたばかりの、何も知らない子なんだもの。感情的になってすぐ自分の家族のことばかり庇いたてる、皇帝としての心構えも何もかも、分からない子なんだもの。

もし兄上だったら董妃を助けに行ったと劉平は言いますが、違うな。これは伏寿の言う通りじゃないかと思いますよ。劉協なら行かなかった。
劉平は自分のせいだ自分のせいだと言うけど、そんな甘い心構えで、それらを自分が背負えると思っていることのほうが、傲慢なんじゃないかな。過剰な自責の念というのは、一見正しく見えるんだけど、ある種、逃げでもあり。目の前にある小さな世界だけを見て苦しむ自分を作り出し、大きな視点での、本当の意味での責任を負おうとしてはいない訳で。要するに、まだまだ甘いんじゃないのかな。劉協の策や伏寿達のやり方が絶対正しいとも、思わないけど。

でもまあ確かに、漢王朝は人材不足ですよね。しかも参謀が楊修じゃなあ。
曹操の配下の揃い方を見ると、やっぱりもう歴史の大きな流れは漢王朝にはないってことがよく分かりますよね。悲しいけど、それが事実ってことだよね。

伏寿に慰められてうっかり流されそうになった劉平ですが、なんとか我に返り、問い詰めます。
自分の秘密を知っているのは、伏寿、唐瑛、楊修、楊彪、楊俊、全員が董承の挙兵には関わっていない。これは偶然か。隠された企てがどれだけあるのか。

一方、満寵の元には、王子服の最期を報告に孫儀が来ていました。満寵は唐瑛の秘密にも、王子服の死は自害だったことにも気付いてしまいます。
本当に素晴らしい洞察力で厄介な敵だわ。

朝議に出てこない劉平。部屋の中で劉平は楊平時代の服を着て、司馬懿に会いに出て行こうとしています。荀彧が迎えに来ますが、体調不良で朝議は中止だと伏寿が伝えました。

他の臣下達が解散した中、残った孔融(こうゆう)は満寵に苦言を呈していました。
うーん、満寵にこんなに強く出て、おじいちゃんの身が心配になってしまうよー。

伏寿を乗せた馬車を楊修が警備し、曹操の屋敷を出ようとするところ、張繡を連れた満寵が止めます。以前満寵は唐瑛にやられてますから、馬車の中からお付きの宦官の顔まで確認していますが、特に変わりはなく。そのまま伏寿一行は出かけていきます。劉平は警備の兵に紛れ込んでいました。
でも楊修は、謀反の話を聞きたいと満寵に呼ばれてそのまま役所へ同行です。

伏寿と劉平は弘農王祠の唐瑛の元へ。
狸寝入りの司馬懿の後ろから、劉平が謝ります。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司
やけに嬉しそうな狸寝入り

一発殴ってから司馬懿、温県を出た時から間違いは始まっていたが、本当の間違いはこの女達の言いなりになったことだと。

やっぱりあの火事で身代わりを図ったことから満寵達の目を逸らさせるため、董承に決起させてそれを売り、楊修があちら側とのコネを作って潜り込む、更に漢王朝の力は削がれたと思い込ませる、でしたか。
それらを一言も聞かされていなかったことで、さすがに劉平も嫌気がさした模様です。
自分はただの傀儡であり、皇帝を演じる役者に過ぎない。そして3人の義士とその兵達を見殺しにしたばかりか、劉協の子供まで、助けようとはしなかった。自分もいずれ董承のようになる。

劉平、ひとまずホントに河内に帰っちゃうのかな。
皇帝の不在をどう誤魔化すのだろうか。

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