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三国志 Secret of Three Kingdoms 4話 老宦官の願い あらすじとネタバレ感想

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三国志 Secret of Three Kingdoms
目次

あらすじ

夜遅く謁見に訪れた宦官の張宇(ちょうう)は、本物の皇帝はどこにいるのかと劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)に問う。初めは2人に否定をされていたが、結局真実を打ち明けられた張宇は、劉協(りゅうきょう)の供養をするために帰郷させてほしいと懇願する。そんな中、楊俊(ようしゅん)が襲撃に遭った日と同じ日に火事が起きたことを怪しんだ満寵が動き出し…。

三国志 Secret of Three Kingdoms 公式サイトより引用
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ネタバレ感想

陛下はどこに。

いきなり来ましたね。でもやっぱり、18年側に仕えてきた張宇の目は誤魔化されませんでした。しかも、曹操サイドの人間に気付かれないよう、わざわざ人気のない夜を選んで来たのです。あくまでも、漢王朝のためを思って。

伏寿は命を受けよと言って、平伏させ短剣を構えましたが、劉平がそれを止めました。その腕に伏寿、がっつり噛みつきましたねえ、歯型が残るほど。これ周囲もちゃんと赤くなっているので、本当に噛んだのではなかろうか。いたたた。

全てを知って泣き崩れる張宇。
劉協の遺体を取り戻し、火葬して弔うため職を辞して故郷に帰ることを許してくれと。
でも満寵のところですからねえ、大丈夫だろうか。

張宇はこのほんのわずかの時間で、劉協と劉平との根本の違いに気付き、劉平の優しさは漢王朝にとってよくないと置き土産のような言葉を残しました。でも顔は微笑んでいたんですよ。人としては劉平の優しさは好ましいもののってところかな。劉協であれば、長年仕えた自分であろうとも、この場で命はなかったと張宇には分かっているから。
伏寿同様、同じ顔をした双子でも、育った環境が違えばこんなに違うのかって、感じ入ってたかもしれません。そうすると、張りつめ続けていた劉協の痛ましさが際立ちますよねえ。亡くなってようやく楽になれたのだろうな。

でも伏寿は未だ修羅の中

劉協の遺体を調べていた満寵、遺体が薬を服用していたことが分かり、皇帝の趙侍医を呼ぶことに。これはまずいですよね、薬の成分が分かれば、侍医にはバレてしまいます。
でもそこへ董承の元に送っていた部下が5人行方不明の知らせも入り、董承が動き出したかと、満寵はその場を部下に任せて荀彧の元へ。
よかったー、ギリギリ満寵がその場を離れました。

遺体の元に向かった張宇は、満寵の部下の抵抗にあいますが、董承派の校尉、种輯(ちゅうしゅう)が駆けつけ、なんとか遺体を火葬できました。
たださ、仕方ないとは思うんですが、張宇の嘆きが分かり易過ぎて、どう見てもこれ何かあるってバレるじゃないよーっていうね。もしかしたら何か分かっているはずの种輯の態度と比べると、ちょっとアレ。

満寵は荀彧の元に向かい、楊俊が怪しい、今手を出せるのは楊俊だけと説いていました。
そこへ、張宇の宦官遺体火葬の件、徐州からの報告が立て続けに入ります。
徐州を劉備に落とされたとなると、皇帝を擁して曹操が設置した許都は取り囲まれた状態。内部のもめ事や火種を放っておく余裕はなくなり、荀彧は楊俊と張宇を捕える命を出します。

伏寿の言っていた、むやみに人に関わればその者を追い込むというのは本当ですよね。劉平も分かったとは言うけど、この人はどうしてもそれが出来ないんだわ。裏で画策するとしても、少なくとも、表立って名前を出したり庇いだてしたりしないようになるといいんだけど。

冷寿光も劉平も、伏寿をひとまずちゃんと眠らせようと働きかけます。

キミがもう少ししっかりすれば、伏寿も少しは気が休まると思うぞ?

ずっとずっと、相当気を張り続けていたのでしょう。
簪を抜いて貰ってぐったりする姿が、とっても美しかったですねえ。

三国志 Secret of Three Kingdoms
画像出典 天津唐人影視股份有限公司

翌日、弘農王祠で寝ていた司馬懿の元に、楊修が顔を出しました。

この人がまたかなりの曲者なんですよ。
笑い方がまた、絵に描いたような悪役っぷりでさー

初対面で相手を楊修と見抜く司馬懿です。今回のことで唐瑛と関係している楊家、父じゃないなら息子だろうよってさ。唐瑛は既に感じているでしょうが、楊修も、コイツは侮れんと思った感じ。
だけど話は平行線。
宮中にいるとだけは言えるが、漢王朝のために弟のことは忘れろと楊修。
居場所と安否を知りたいだけ、漢王朝のことなど知るかと司馬懿。
あくまでも教えないなら、漢王朝なんか潰してやるとまで言う司馬懿に、楊修は1日で事の真相を当てたら、楊平に会わせると言いました。

楊修は、司馬懿は生かしてはおけないと。ま、手強いもんね。
でも自分達は手を下さず、曹操にやらせて司馬家を漢王朝側につかせ、劉平にも曹操を憎ませるという筋書きを描いています。確かにそれなら一石二鳥。悪いヤツだよ、楊修。
でも、そう簡単にはやられないんですがねー。なんたって後に、孫が晋の初代皇帝になる人ですから、この人。

銅駝街の張家穀物店というのは、司馬家が争いに巻き込まれないよう、宮中の監視をするために司馬防が作ったものだったんですね。だから司馬懿パパは、自身の腰抜けみたいな風評も意に介さず、じっと身を引いてるんだな。

そこで司馬懿は宮中の配置換えの情報や許都の詳しい地図を借り、楊彪や楊修、尚書台の動きの監視を指示します。劉備が徐州を手に入れたと知り、許都の状況が見えてきたみたい。

火事を理由に罷免された形で、遺灰を持って許都を離れる張宇を王子服(おうしふく)が護衛します。趙彦(ちょうげん)も見送りにやって来て、一緒に街はずれまでやって来た時、そこには満寵が待ち構えていました。ああ、遅かったか。

火事の件で聞きたいことがあるという満寵に、もう張宇は自分の運命を悟ったのでしょう。その場で遺灰を埋葬したいと申し出ました。

うわあ、何か入ってないか調べるのは分かるけど、満寵、遺灰をかき回したよー

素手で土を掘り起こす張宇。悲しいシーンでした。ちょっともうねえ…
さすがの満寵も見かねて、掘るのに剣を差し出しますが、満寵の剣で掘った穴になど、劉協の遺灰は埋められない張宇です。趙彦も手伝い、なんとか埋葬用の穴が掘れたかな。
このまま満寵に連れ戻されたら、多分拷問にでもかけられて、そのまま亡くなってしまうのでしょうね。そういう時代だとはいえ、これだけ切ないところを見せられたら、たまらんねえ。

 

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