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山河令 第33話「選択の機会」あらすじとネタバレ感想

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山河令
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目次

あらすじ

蝎(さそり)王は段鵬挙(ドワン・ポンジュー)に扮装して趙敬(ジャオ・ジン)の本音を聞き出した柳千巧(リウ・チエンチャオ)に二人分の解毒薬を渡す。そして、いよいよ武林の盟主を決める英雄大会の日が訪れる。すると、莫懐陽(モー・ホワイヤン)が推挙された者の腕比べを提案し趙敬と対戦。趙敬の腕が立つことに皆が驚いていると、周子舒(ジョウ・ズーシュー)が割って入り趙敬の悪事を告発する。そこに死んだはずの温客行(ウェン・コーシン)が姿を現し…。

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ネタバレ感想

山河令 登場人物 登場順一覧(21話~最終話)はこちらから。

8/8のWPバージョンアップ以降、画像の設定が変わってしまい、PCでご覧の方には写真が大きく表示されますm(_ _)m それがいいのか悪いのか分かりませんが。縮小表示にすると、写真とキャプションの位置が離ーれてしまってマヌケなのよぅ。

段鵬舉(ドワンポンジュー)に化けて、趙敬(ジャオジン)の話を聞いてきた柳千巧(リウチェンチャオ)と蠍王の会話が続いています。

五湖盟の名誉のために、手抜かりなく片を付けるからご安心をと趙敬は言ったらしい。
「片を付ける」は、蠍王を葬るってことよ。

義父は、何の迷いもなくそう言ったのか?それとも嘆いていた?と呟く蠍王。
柳千巧にさえも、この期に及んで、それを聞いて何になると言われてしまいます。
人の心を探るなど、余りに度を越していますって柳千巧は言うけど、これは仕方ないかもしれないなあ。分かるでしょうに、あなたも。

愚か者よ、いい度胸だなと、蠍王は呟きました。
口が過ぎました、お許しをと跪いた柳千巧。蠍王は、博打で負け込んだ者は、必死に口実を作り、夢でも逆転を狙う、私も俗人だったようだと言いました。
以前、柳千巧が口にしていた例えですねえ。

私は義父に機会を与えたかっただけ、自分にも機会が欲しかった。
まあいい、諦めよう。更に度を越したことを。
そう言って、蠍王は柳千巧の両手を持って立たせ、蟲毒を完全に消す解毒剤が2粒入った瓶を渡しました。そして、毎月飲む抑制薬の処方箋も。蟲毒じゃなくて奴蟲(どこ)って名前のようだけど。
于丘烽(ユーチウフォン)を自由の身にして欲しいのだろう?了承したと蠍王は言います。

ああ、そっか、于丘烽はあれから、蠍王に奴蟲付けにされてたんですね。
このシーンの蠍ちゃんは可愛かったなあ。柳千巧との関係性も、いいんですよねえ。

于丘烽が、掌門の座を捨ててお前と駆け落ちするなら、その2つは私からの祝儀になるな。ただし、解毒剤を与えるか、抑制剤で永遠に服従させるかは、お前次第だ。お前は不運過ぎる。捨て置けない。
だから選択の機会を与えてやろう。大切にせよ。

山河令
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こみあげてくるものがある笑顔です。

多分、その足で、柳千巧は于丘烽の元に向かったんだねえ。
丘烽様、私と駆け落ちしない?

いや、分からないでもない。でも、いきなりコレを言われて、少なくとも掌門という立場にあって、即座にYESが言える人は少ないと思う。
蠍王に言った、人の心を探るなど、余りに度を越していますの言葉を、そっくりそのままお返ししたい。それは、探りでしょう?試してますもんね。

于丘烽は、解毒剤を口に突っ込まれて、すぐ出して、1粒だけか?おまえのは?って言うくらいには、確かに柳千巧を愛していたんだろうと思う。だけど同時に、お前が逃げたら、蠍王は私を許さないって言葉が出ちゃうくらい小者な訳でねえ。
てか、極々ふっつーの人だったのよね、考えたら。英雄でもなんでもない、普通の人。

柳千巧は、自分を気遣ってくれた言葉が聞けただけで報われたと、これでお別れよ、あなたを忘れると言って出て行きました。

さて、翌日。白鹿鎮に作られた、英雄大会会場には、たくさんの人が集まっています。

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主催として並ぶみなさん。

少林寺の慈穆(ツームー)大師が、様々な流派の集まる中、一丸となって鬼谷を倒すために、統率する頭領を選ぼうと言いました。
沈慎(シェンシェン)が慈穆大師を推挙すると、大師は仏門の身で殺生の主導はできないと辞退。てか、主導はダメでも、参加するのはいいのね?

趙敬(ジャオジン)は莫懐陽(モーホワイヤン)を推挙し、莫懐陽は趙敬を推挙するという、ヤらしい流れ。みんなが趙敬賛成を口にする中、だけど莫懐陽は言いました。
趙敬が自分を推挙した時の「武林の盟主を選ぶのだから、武芸の腕前を重視すべきだ」という言葉を使い、趙盟主の発言は要点をついていた、頭領を選ぶに際しては武芸の腕前を考慮すべきと言い出します。推挙された者達での腕比べをし、勝者を武林の盟主とするのが、単純明快な決め方だと。

センターの4人それぞれ、おや?コイツは…みたいな顔になる(笑)趙敬は、武芸はイマイチで通ってますもんね。その趙敬が一番、憎々しさを抑えてる感じ。腹の中、やっぱりソレかよ、みたいな。
それに、最初慈穆大師は、鬼谷討伐の頭領を決めると言ってたんだけど、趙敬と莫懐陽は、微妙に武林の盟主って言葉を折り込んでるんですよね。お互い、野心ダダ漏れよ。

趙敬と莫懐陽の腕比べ。
簡単に勝って、誰に咎められることもなく盟主になってやろうとした莫懐陽ですが、意外にも趙敬、頑張る(笑)周囲も驚いています。

そこへ、笑わすなと言いながら、阿絮が登場。
古より武林の盟主は、人徳と実力を兼ね備える。趙敬、お前には分不相応だ。
元を正せばお前は下働きの息子、一人息子を暗殺された太湖派の前掌門を義父と仰いだことで、五湖盟の一員に成り上がった。その後、容炫(ロンシュエン)と交流を持ち、武庫を作った。

沙(シャー)幇主が、虚言を並べて趙盟主を陥れる気か、さっさと捕えろとか言いますが、そこらへんの兵隊は阿絮の敵ではありません。だけどその間に、尚も趙敬に剣を向ける莫懐陽。

それを見ながら、阿絮は話し続けます。
お前は武庫の完成後、義兄弟と容炫の腕比べに乗じて、高崇(ガオチョン)の剣に毒を塗った。高崇に事実を誤認させ、容炫を害して正気を失わせた。高崇は終生後悔に苛まれ、義兄弟の絆も途絶えてしまった。全てはお前のせいだ。こんな不義不忠の輩を、武林の盟主に据えると?皆の者、趙敬に敬服できるのか?

蠍王ですら、目が泳ぐ。
戦っていた2人ですが、一瞬の隙を突き、趙敬から毒蠍の暗器が放たれます。莫懐陽の腕を掠めたそれは、柱に突き刺さりました。毒塗ってあるんだよね?確かその蠍尾刺(かつびし)。

范懐空(ファンホワイコン)と莫蔚虚(モーウェイシュー)に支えられて莫懐陽はその場を離れ、呆然とした顔の趙敬が残されました。
一気に、趙敬を見る周囲の人々の目が変わります。

いつも思うんだけど、江湖の人達ってさ、簡単に右往左往するよね。阿絮がどこの誰で、その話は信用できるのかなんて、確認しようともしないで話に乗って罵るよね。烏合の衆。この場では趙敬が、焦って蠍尾刺を使っちゃったから、なんだコイツ!?もあったのでしょうが。

趙敬は、あの男は自分を陥れようとしている、あいつは鬼谷の一味だ、白鹿崖では命を賭して温客行を守った、皆もその目で見た筈だと言います。
阿絮は笑い、趙敬の前に立って言いました。
手合わせを願おう。俺は四季山荘の荘主、周子舒(ジョウズーシュウ)だ。

そこに、私も四季山荘の者だと声がします。
きたぞぅ、老温です♪まーた高いところに立って。←
でもね。阿絮の顔。

みんながざわつく中、師兄、その一戦、私に譲ってくれと言って、降りて来た老温。
さすがに驚いてる阿絮を目の前にして、少し気まずそうな申し訳なさそうな顔はしています。当たり前だよ。いくら意図があったとはいえ、ちょっとこれはね、さすがに程があると思うの。
阿絮、固まっちゃってるじゃん。

老温は、私は確かに温客行だが、四季山荘に属しており、同姓同名なだけと言います。
いやいや、だいぶ無理があるけど(笑)
趙敬と周囲が、侮るなとか、群鬼冊の谷主で間違いないだとか言い合っている間の、阿絮の顔よ。
生きていたんだっていうのと、なぜ自分に教えておいてくれなかったのかっていうのと、いろいろ混じるよねえ。これはさ、どれだけデキた人でも、恨みがましく思っちゃうとは思うんだよなあ。お陰で、しなくていいことしちゃったじゃんかー。

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さすがに阿絮がかわいそ。

群鬼冊は趙敬が作ったもの、不義不忠の趙敬が、私を陥れたという可能性は?
老温の言葉に沈慎が反応。寝返った3人の悪鬼達に確かめさせると言って連れて来られたのは、無常鬼、黒無常、開心鬼。蠍王が、舞台の上にいるのはかつての主かと聞くと、3人は、見知らぬ男ですー(笑)

老温は、鬼谷の温客行は白鹿崖で成敗され、亡骸は五湖盟の拠点にある、まさか趙敬は故意に天下の英雄を欺いたのかと言います。
老温が話している間、蠍王はじいっと義父を見てましたねえ。
趙敬に、蠍よ、貴様…と言われた蠍王、目を逸らして手を振り、悪鬼達を下がらせました。

老温は続けます。
私は四季山荘に属しており、師匠は秦懐章(チンホワイジャン)、こちらは大師兄に当たると阿絮を見ます。私の父母だがと言って、阿絮に向き直り、手を出して、剣を貸してくれと言いました。戸惑っている阿絮に、後で説明すると言うと、阿絮は手渡さず、差し出します。
そして阿絮、とぼとぼ舞台を降りていくんだよー(涙)

老温は、皆の者、秋名十八式(しゅうめいじゅうはちしき)を覚えているかと言います。
そうして始まる、老温の剣技。秋名十八式は、父親、甄如玉(ジェンルーユー)が得意とした剣法だったらしい。

甄如玉との関係はと問い質したのは、峨眉(がび)派の掌門、智音(ジーイン)尼僧。
覚えていたのかと少々、皮肉交じりの老温。甄如玉は青崖山で体を張り、人々に脅迫されて武芸を廃され、悪鬼に虐殺された。なぜ見殺しにした?

智音尼僧が尚も強気で、関係を答えろと言うと、憤りを抑え私の父だと老温。あなたは温姓だと言う智音尼僧に、父は温姓だったが神医谷の谷主に甄姓を賜った、一門を追放されたからには、姓を戻して温客行と名乗るのが妥当だ。
でもおばちゃん、引かねーのよ(笑)甄恩人を侮辱しないでとか言って。その恩人を救わなかった癖に。

老温は言います。
峨眉派の掌門だな。かつて私の満一か月の祝いに手製の百家衣を贈ってくれた。今に至るまで、ご挨拶に伺わずに申し訳ない。

怯んだ智音尼僧を見て、趙敬。
公明正大な甄如玉から妖魔が生まれるか。悪鬼はお前が仕込んだな?とかなんとか言い募り、これは離間策だと言い出しました。
見ていた沈慎が、さすがに我慢できなくなってきているよ(笑)
高崇の名前を出したり、瑠璃甲は4つ、コイツの手に落ちたとか言ったりの嘘八百。

沈慎が怒った。閉嘴っ!←よく出て来る言葉です。黙れ。ビーズイ。
長兄の名前を持ち出すな、恥知らずめ。

趙敬もようやく、周りを固められていたことに気付きました。
でも今度は、沈慎を裏切り者に仕立て上げようと言葉を繋ぎます。
呆れて、薄ら笑いで聞いている老温。
蠍王ですら、あーもー、聞いてられない…って顔になってる。

そこに、デタラメよと言いながら、高小怜(ガオシアオリエン)が入ってきます。
傍らには顔を隠した鄧寛(ドンクワン)、阿湘とこちらも顔を隠した曹蔚寧(ツァオウェイニン)もいます。高小怜の横に、沈慎と成嶺も立ちました。

30年前、太湖派の趙聞遠(ジャオウェンダー)は、子を失い臥せった。看病に精を出した趙敬は、養子に収まって成り上がった。往時を持ち出したのは、英雄達の前で尋ねるため、なぜ父を憎んだの?父の命と盟主の座を奪っただけでなく、声望を地に落とし、死に至るまで冤罪で苦しめたのは、卑しかった頃の姿を知られていたからでは?
あなたの過去を知る者は皆、惨殺された。それがただの偶然だと言うのか。

成嶺も話します。
私は鏡湖派掌門、張玉森(ジャンユーセン)の息子。父は亡くなる前、葉殿に宛てた文を残した。20年前、容炫殿が正気を失ったのは趙敬のせい、容殿が腕比べで負傷すると踏み、高崇殿の剣に毒を塗った。青崖山には今も無数の魂が彷徨う。趙敬に償わせろ。

それでもなんとか言い返している趙敬に、返す言葉もなく、さぞかし辛いだろう?と老温が言います。

かつてみんなは、父を一方的な主張で陥れたと言いながら、高小怜は、鄧寛の笠を外しました。
ざわつく皆さん。
岳陽派の一番弟子、大師兄の鄧寛よ。英雄大会で大師兄は父を告発した。父は弁解も出来ず、死ぬしかなかった。その後、大師兄は失踪した。妙だと思わない?

趙敬が私を陥れたと鄧寛。師匠に申し訳ないことをと泣き怒ります。

大師兄は趙敬に捕えられ、精神を操られて父を告発した。私はなんとか大師兄を助け出し、必死で治療したけど快復には程遠い。全て趙敬が仕組んだことよ。
子として親の敵を討たなければ、獣と変わらない。女子だけど命がけで趙敬の化けの皮を剥いだ。英雄の皆さん、私のため、正義を全うしてください。

高小怜の言葉に周囲は、趙敬を始末しろと、いつものヤイノヤイノになりました。
笑い出した趙敬は、高小怜に向かっていきますが、高小怜は沈慎と阿湘に守られ、趙敬の剣は老温に弾かれます。

趙敬、老温には全く歯が立たない。でしょうなー。
返す言葉もないか。
皆に見捨てられたな。
孤立無援だ。

ちょいっちょい切りながら、言葉をかける余裕の老温。
一刺し、脇腹辺りに深く入れて、髷を切り、髪飾りを飛ばしました。

最初の頃こそ、複雑そうな表情だった阿絮も、今は老温の復讐を見届けようって顔になってますね。
片や、蠍王の顔には悲痛さが増してる。

仰向けに倒れても、負けを認めようとは言っても、笑いながら、無実の罪を認めると思うのかと言う趙敬。
鬼谷の谷主よ、お前は正邪を逆転させた。
それは違う、逆転していたものを元に戻すのだ。

それでも剣を掴み、立ち上がって切り込んでくる趙敬。だけど老温は一歩も動かず、余裕綽々でその喉元に剣を突き付けました。
小怜さんの言う通りだ、子として、親の敵を討たなければ獣と変わらない。
天下の英雄に尋ねる、血を持って償わせるのが当然の道理では?
父母は医術で無数の者達を救ったが、趙敬の裏切りにより虐殺された。
天地が証人となる。温客行は今日この場で、父母が経験した苦痛を趙敬に味わわせる。

それでも趙敬、自分は打つ手を誤ったが負けてはいないって言うんだわ。20年以上も私に翻弄された、滑稽なのはお前たちだ、だってよ。ま、確かにな。当事者以外の、今、やいやい言ってる連中は、間違いなく滑稽ですけどね。
とことん続く趙敬の最後っ屁(笑 失礼)に、老温の顔も歪みます。趙敬は殺せと言うけど、老温は生き地獄を味わわせると言って、腕や脚の腱を切ってったんでしょうね。
多分なんだけど、殺さないっていうのは、蠍王と密約してたんじゃないのかな。こうなっては、趙敬にとっては死んだ方が楽かもしれないからねえ。だからこその、殺さずの生き地獄。

山河令
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美しい舞を見てるみたいだったわ、老温。

蠍王は思わず顔を逸らし、阿絮は息を飲んで見つめます。
父上、母上、師匠、高盟主、阿絮。私が選んだ道は正しいか?

大の字に倒れ、動けなくなった趙敬。
沈慎は目を閉じ、蠍王は顔を逸らして涙を流します。
自業自得だと呟いた老温は、阿絮を見ます。
阿絮は、ほっと溜息をつき、笑顔に。

尚も笑う趙敬に、静かに歩み寄ったのは蠍王。
義父上、お飲みください、薬ですと、手にしていたデカイ丸薬を口元に。
チョコボールっくらいデカイんだよね、こういうドラマに出て来る中国の丸薬(笑)
素直に飲み込んだ趙敬。
嚥下した後、蠍王は言いました。
あなたは弁が立ちます。あなたの言葉にほだされてしまう。
だから今後は、喋らぬように。にこ。
既に趙敬は、話せなくなっていました。
これも中国ドラマあるある。丸薬の効き目が早いっ。

阿絮、剣を返す、家に帰ろう♪
そう言った老温を、睨む阿絮は、まんまお兄ちゃんが弟を咎めるみたいな顔だ。
気まずい弟は、戻ったらちゃんと説明する、私を煮ようが焼こうがご自由にって。
うん、でもね、そこじゃないんだ、弟よ…

阿絮は、老温の頬に手をやり、ぽんぽん。
老温はその手を外して、今が人生で一番幸せなんだ、ここで罰するなって言うんだけど、きっと違うよ。罰じゃないよ。顔は厳しかったけどさ。生きてて良かった、やり遂げられて良かった、よくやった♪が籠ってたんじゃないかと思うよ。

でも阿絮は、いいだろう、たっぷり懲らしめるからなって言います。
そこに、成嶺がぴょこぴょこ駆け寄ってきます。
バカ成嶺、家に帰るぞって、笑顔の老温と笑顔の成嶺の間で、阿絮の表情が硬いままなのに、2人とも気付かないんだよね。その本当のところにはね。

夕飯は何がいい?なんて言いながら歩く3人を呼び止めたのは、莫懐陽でした。
かー、コイツがいたよ、既に妖怪になってる古狐。
谷主よ、どこへ行く?
阿絮が、師弟を何と言った?って言うんだけど、莫懐陽は、悪事を重ねた趙敬は当然の報いを受けた、だが我々が集結したのは趙敬ではなく、鬼谷を討伐するためだってさ。我々の怒りを引き受けろ、だってよ。
智音尼僧が、甄恩人の息子は谷主ではないって言うんだけど、莫懐陽は笑って、だとしても、清流剣派は峨眉派と違って、甄如玉には何の恩義もない、だそうで。
白鹿崖でどんな小細工をした、鬼谷の谷主ともあろう者が正体を隠すのか。
そう言われた老温は、あっさりと認めます。
詰め寄る慈穆大師と智音尼僧。仏門の2人が、そもそも迫害された清廉潔白の士に手を差し伸べることもしないで、その結果だけを見て糾弾するってね。どこかおかしいわな。

甄恩人と呼ぶのは皮肉かと、老温は言いました。
恩人が落ちぶれた際、峨眉派はどこにいた?今も分からぬ。父には大勢の友がいたのに、なぜ誰も手を差し伸べなかった?
ほんそれ。秦懐章だけだったんだもんね。
言葉も出ないみなさんの中で、ひとり、莫懐陽は言いました。
父君が落ちぶれたのは、迫害されたからではない。魔王、容炫の片棒を担ぎ、武庫の秘密を隠したからだ。だからおまえを成敗する。

かー、ふざけんなっ。老温パパは何もしてないぞ。必死でそれをしていたのは五湖盟だぞっ。五湖盟への信頼を失くした容炫の妻、岳鳳児(ユエフォンアル)から信用されて、鍵を頼まれちゃっただけよ。
確かに味方はしてしまったかもしれないけど。

師弟を成敗したいなら、まず俺を倒せと阿絮が言った時、出しゃばるなと葉白衣登場です。
いいところに来ました、我々を率いて鬼谷の討伐をと言う莫懐陽に、パイセンは、無論だ、鬼谷を潰すと言います。それはずっと言ってますからね。パイセンにとっては、容長青(ロンチャンチン)の尻ぬぐいですからね。
鬼谷は全滅させねばならぬ。

とはいえ、白鹿崖での出来事は、パイセンの協力があってのことでしょ?
さて、パイセンはこのメンドクサイ莫懐陽をどう黙らせるのでしょう。

ってことで、次回。
山河令も残り3話となりましたー(寂)

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